新しい環境への適応
4月4日金曜日、加賀小町と申します。このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は、易占で解消することができますよ、とお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いや、ちょっとした悩みを感じた時、何か考え方のヒントが欲しい時、この配信があなたの心を照らすきっかけになれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
はい、このチャンネル、実際に筮竹で占ってる部分と、結果の解説部分、すべて含めてお話しています。
タイムスタンプをつけてあります。筮竹のところは飛ばして聞いてもらっても構いません。
気になるところから、どうぞご自由にお聞きいただければ嬉しいです。
はい、では今日の占的。4月も金曜日、始まって金曜日になりました。環境が変わった方もいらっしゃるかと思います。
新しい場所とか、新しい人間関係とか、ワクワクする反面、やっぱり緊張もしてしまいますね。
ここでうまくやっていけるかなとか、そんな不安を持っていらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日は、新しい場所で心を穏やかに過ごすにはどうすればといったことを、気になって占ってみようかと思います。
環境が変わって戸惑っていらっしゃる方、また人との距離感に悩んでいらっしゃる方、もっともっとリラックスしたいなと思っていらっしゃる方も、
そんな方々が、今いる場所に安心していられるように、どうすれば運気が開けるかと。
新しい場所で安心して過ごすにはどうすればよいでしょうか。占います。
易占の解説
内卦は天です。外卦も天です。
初爻です。はい、解説の一つ目、示された結果全体の説明です。内卦が天、外卦も天。
こちらは、乾為天。乾為天の意味は、天に昇る龍。
この易というのは、八卦、当たるの八卦、当たらぬの八卦という言葉がありますけれども、
その八卦と八卦の組み合わせができていて、全部で64パターンがあるんです。
六十四卦という風に呼ぶんですけれども、その八卦のうち、天、同じ天が内卦も外卦も同じものでできている。
ということは、この天の性質がすごく強く出ている卦なんですよね。
そうやって、同じもの、内卦も外卦も同じ卦を重卦という風に呼びます。
この乾為天というのは、あと易というのは全部陰と陽で示すことができるんですね。
この乾為天は、全部が陽なんです。陰が一個もないんですね。
なので、一点の曇りもない、もう純粋な陽の力。
ポジティブ、ネガティブという言い方がよくありますけど、プラスとかマイナスとかって。
そういった言い方で、そういうのはもうプラスですね。純粋なプラス。その力強さがあるよと。
その易にも全部一個一個順番で決まっているんですね。
例えば、百人一首でも同じようにあるので、一番から百番まで。
一番目は秋の田のとか、百番目はももしきやとかと決まっているのと同じようで、
この易も6四爻ある中で全部順番決まっているんですね。
乾為天というのは、一番最初のトップバッターなんです。
それだけ力強い卦なんですよね。
この乾為天というのは、意味が天に昇る龍なんですが、龍で例えられるんですね。
今の時代でしたら、スポーツ選手とか社長を目指しているビジネスマンとか、
すごく上昇機能、そういったものを示しているんです。
龍というのは高いところにいるもので、人間は手が届かないものだというところ。
そのため、この卦自体は精神的なもの、気持ちのもので実態が伴わない、
そういったことを示すこともあるんですね。
この次の説明で、実際にどういうことかというのをお話していきます。
解説の2つ目、示された爻のお話です。
1個の卦に爻は6個あります。
この乾為天を1冊の物語の本だとしたら、第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
第1章を易では初爻、そこから時間がたって話が進んだものを二爻、
また同様に進んだものを三爻、四爻、五爻と進み、この卦の一番最終段階を上爻と言います。
1個1個の爻にも意味がついています。その意味を爻辞と言います。
今日、示されたのは初爻、初爻の爻辞、水中に潜んでいる弱い龍、まだ行動してはいけない。
爻というのは物語での1章から6章までと例えて言ったのですが、
まだ一番最初の状態なので、水中に潜んでいる弱い龍なんですね。
ここから爻が進むに従って、例えば二爻だったら龍が地上に姿を現したり、
その次、五爻まで進むと、龍が天空にいると言って空を飛んで爻ったり、
一番最後の上爻だったら龍が高く飛びすぎて、降りられなくなってしまっているということを示しているのです。
安心感の重要性
今日は一番最初の状態の初爻、水中に潜んでいる弱い龍、まだ行動してはいけないというところなんですが、
これは入社したばかりの新入社員のようなもの。
まさに今日のこの占的にぴったりだなというところなんですが、
あるいはまだ設計図とか計画を作っているような段階なんですね。
もともとの能力といったものは内面にあるのですが、
それが活躍するにはまだ今は時期ではないですよというところ、
実力があってもまだ今はそれを発揮する時ではないですよと、そんな爻でございます。
解説の3つ目、読み取った結果です。
今日の選択、新しい場所で安心して過ごすにはどうすればよいでしょうか。
示された龍は、乾為天の初爻、この乾為天は全部が陽の力、プラスの力で、
天に向かっていく龍を示しているのですが、
ただ今日は初爻、その龍もまだ水中なんですね。まだまだ出ていない。
この龍はいつか飛べる、いつか飛べると信じて準備している段階なんですが、
ただこの水の中にいるというのは、まだ世の中に出る前なんですよね。
これから大きく大きく世に出ていく、天まで登っていくといったために、
必要なエネルギーを一生懸命育てている段階なんですね。
育てることによって安心感ができますよというところなんですが、
いきなり動くのではなくて、まず見ること、観察することを優先するということですね。
例えば新しい職場でしたら、誰とどんな距離感で関わるかとか、
どのタイミングで始めるかとか、まずしっかり見ること、それが安心感につながります。
また自分だけのルールを一つ作ること、
例えば昼は必ず外の空気を吸いにちょっと出るとか、
飲み物を入れるタイミングで深呼吸をするとか、
そういった自分だけのルーティンといいますか、ルールですね。
そこが安心して進むことにつながります。
また今は無理に結果を出さない時期ですね。
龍が空を目指す前には長い間の水がそこから順番に上がっていくんですけれども、
それは焦らない、目立たなくてもそこにいること、それが価値になる。
龍はどこの場所にいても龍だということには変わりはないので、
そんな気持ちで過ごすこと。
安心して過ごすにあったところなんです卦れども、
安心というのは周りから与えられるものではないんですよね。
自分で意識して作っていくもの。
今日の初爻は自分自身で安心できる力をこれから鍛えていくんだよという読み方ができますね。
自分自身が今はこの場所にいてもいいとしっかり思えること。
そのためにしっかり周りを見て自分自身のルーティンを作ること。
この乾為天、龍、龍は必ず登ることができます。
ただ今はその準備段階だというところですね。
無理に羽ばたこうとしなくても今これひっそりと準備をしておくこと。
その姿勢が自分自身の安心感につながります。
安心は周りに求めるものではなくて、
自分自身の中で作る環境です。
そのように読み取りました。
易占は行動の指針となるもの。
あなたの心が少しでも軽くなりますようにと祈っております。
はい、ここまでお聞きくださいましてありがとうございました。
金曜日、週末ですね。
あなたはいかがお過ごしですか?
今日もあなたが大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございます。いってらっしゃい。
