占いの概要
おはようございます。4月25日金曜日、加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は易占で解消することができますよとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いやちょっとした悩みを感じた時、何か考え方のヒントが欲しい時、この放送があなたの心を照らすきっかけになれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
この放送は筮竹を使って占っています。筮竹の音の部分は飛ばしても大丈夫です。
タイムスタンプをつけているので、気になるところ、お好きなところから聞いていただければ嬉しいです。改めてよろしくお願いいたします。
はい、今日の占的です。占的とは占う内容のことを言います。占う的と言います。
今日の占的、昨日に引き続きちょっとシンプルに。
今日大切にすべきことは何でしょうか。占います。
内卦は沢です。外卦は天です。
五爻です。解説の一つ目、示された結果全体の説明です。
内卦が沢、外卦が天。こちらは天沢履。
天沢履の意味は慎重に踏み行う。
この天沢履の履は人として踏むべき正しい道を示しているんですね。履修の履。
天と沢なんですけれども、易というのは一個一個の物事に色々な意味があるんですよね。
今回はそれを人物でお話ししますと、天沢履の天は立派な男性を示しているんですね。
大人の色々なことをすべて知っている男性。目上の方というところですね。
この下にある沢は若い少女を示しているんです。
まだ世間知らずというか、知らないことがたくさんあるよというところなんですね。
未熟さとか、若いけども未熟だということを示しているんですよ。
この天沢履は若い未熟なものが天の上の方との向き合い方とか、緊張感を持った関係性なんですよね。
緊張感を持ってどうすればいいかというと、しっかりと礼儀正しくしなさいよということを示しているんです。
よく虎の尾を踏むという言い方がありますよね。
一歩間違えればすごく危険だよという状態を示しているんです。
この卦自体が慎重に踏み行うというところは、虎の尾を踏むような危険な状態だから注意しなさいねと。
では注意するためにはどうすればいいかというと、自分が未熟なもので、相手は上の人だからというところで、
謙虚であることとか、決まり事だったらルールとか手順とかそういったものをしっかりと守ること、
敬意を払うこと、また自信過剰とか油断は禁物ですよと示している。
そんな卦でございます。
解説の二つ目、示された爻のお話です。
1個の卦に爻は6個あります。
この天たくりを1つの物語、1冊の本だとしたら、第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
絵記の世界では第1章にあたるところを書爻と言います。
そこから時間が経って話が進んだものを二爻、また同様に進んだものを三爻、四爻、五爻と進み、一番最終段階を上爻と言います。
1個1個の爻にも意味がついております。その意味を爻辞と言います。
今日示されたのは五爻、五爻の爻辞。
確固として踏む。正しい態度であるが危ない。
これは真が強くてもブレずに進もうとしている状態なんですよね。
この正しい行動であるが危ないと言うんだけども、自分一人で進めすぎると危ないですよって話なんですね。
例えるならば会社とかで言うと社長がワンマンで一人で全部取り仕切ってやっちゃってまーすみたいな感じですね。
その周囲を引っ張る力はあるんだけど、裏を返されたとしても一人よがりにワンマンになってしまうよっていうところ。
立場的に自信を持ってもいいけれども、過信してはいけないよと周りの人にもちゃんと声をかけて、声を聞いてですね。
進むべき道はこれどうかというふうに独断になっていないかというところをしっかりと確認していきなさいねと示している爻でございます。
はい、解説の三つ目。
今日の占的は、今日大切にすべきことは何でしょうか。
示されたのは、天沢履の五爻。
これは正しく進もうとしているけれども、進むにしても危ないよって気をつけてってことを示しているんですよね。
進むべき道の確認
やるべきことというか進む方向としては別に間違ってはないけれども、だからこそ気をつけてっていうことを読み取れますね。
なので、進むぞ進むぞというのは気持ちだけども、慎重さを持つこと、その両方が大事だよと。
ではどうすればというところですね。
そうですね、まず計画とか手順とかそういったものを一遍見直すことですね。
何かもう今日はこれをしますみたいに決まっていることでもう一遍確認すること。
何か小さなミスとか出てくる恐れがあるんじゃないかなというところ。
その前に、実際に動く前に他の人の視点でも見てみる。
実際に他の客観的な視点で見るのが難しい場合は誰かに聞いてみる。
自分ではこれOKと思っていても人から見ると何かちょっと気になる点があるかもしれないので、
何か他の周りの方にも意見を聞いてみること。
その中でもう一つ、今日の進むというところでいきますと、
何か進むにしてもこれは全部自分がなにからなにまでやらなきゃいけないのかというところを確認するところですかね。
何かいろんなことを抱え込みすぎて、よし今日は進むぞというふうに
何か自分の独断でやっていることはないかというところ。
例えば今日だけでも何か他の人にお願いすることができるかなとか、
そういった視点を持つことですね。
この天沢履自体は人が進むべき道ということなので、
決して悪くはないというか、天沢履は正しい道なんですよね。
ただやり方を間違えれば危険だよということなので、
何か周りの人にしっかりと今日は意見を聞いていくことですね。
一人で何でもやっちゃうとやっぱりどうしてもそうですね。
独断でもあるし、周りからもかえって何も言ってもらえないような状況になってしまうので、
きちんと周りに聞くことですね。
今日大事なのはそれにつきますね。
周りに聞くにしても、
礼節と言いますか礼儀と言いますか、
礼を尽くすというか敬う気持ちですね。
沢の未熟さが天の上の人に対してというところなので、
自分の未熟さを知って、
敬って聞いていくところですね。
そこに今日はそれを大切にしなさいよと、
そのように読み取りました。
まとめます。
今日は決まっていることでも一度見直すこと、
進む前に他の人にも聞いてみること、
全部自分がやらなきゃって思うんじゃなくて、
これは本当に自分がこのまま進めるべきか、
誰かにお願いしてもいいのかなと考え直すことですね。
それでは気を付けてまいります。
ここまでお聞きくださりありがとうございました。
易占は行動の指針となるもの。
あなたの心が少しでも軽くなりますようにと祈っております。
金曜日週末ですね。
あなたはおやかがお過ごしですか?
今日もあなたが大切な人と一緒に美味しいご飯が食べられますように。
ありがとうございます。行ってらっしゃい。
