導入と自己反省
おはようございます。
5月29日木曜日、加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は易占で解消することができましょうとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いやちょっとした悩みを感じた時、この配信があなたの言葉を見つける時間になれば嬉しいです。
配信中、実際に筮竹を使って占っています。
筮竹の音の部分は飛ばして聞いてもらったら構いません。
タイムスタンプをつけてありますので、お好きなところからお聞きください。
それではどうぞよろしくお願いします。
はい、今日の占的です。占的と占う内容のことを言います。
私毎朝このスタイルとは別で、自分自身のことを占っているんですよね。
日筮って言うんですけども、いつも通り朝自分のために日筮を立てていて、
その時にふっと思ったんですよ。
なんか私すごい形?形式?そんなことばっかり気にしてるなって。
やり方とか順序とか、こういう公式に当てはめるみたいな感じ?
こういう型決めみたいな。
そういう形にこだわってばっかり。
大事なことっていうのをすごく見落としてるのかなって。
そんな気がしまして。
今日はちょっとスタエフでの占的を選んでみました。
このスタエフでお話しする中っていうのは、
いつも私は自分で自分のことを占う形でお話をしております。
占いっていうのは人から頼まれてもいないことを勝手に占うということは
やってはいけないことだと私は思っているので、
自分自身のことを占う形でお話をしているのですが、
だけどもし同じような気持ちでいらっしゃる方がいたら、
何か気づきのきっかけになるかなと思って、
今日の占的はこのようにしました。
占いの解説
はい、では今日の占的。
形にとだわれすぎているとき、何に気をつければよいでしょうか。
占います。
り、ないかは火です。
しん、外卦は雷です。
上爻です。
はい、解説の一つ目、示された経過全体の説明です。
ないかが火、外卦が雷。
こちらは雷火法。
意味は、盛大な極みに限りが生じる。
この雷火法、この財布の中でもつい先日、先日もないな、
いや間違いなく出ていたこの雷火法の上爻について。
はい、ただこの雷の下に火がある姿、
これは火って太陽のことを示しているんですけども、
太陽がとても元気に輝いている状態を示しているんですね。
この雷っていうのは、易では動くっていう意味があるんです。
太陽が一番動いている状態、一番高く動いている状態なんで、
天井に上がっているんですよね。お昼ですよね。
だけども、太陽がお昼に上がったら、
今度必ず沈んでいくわけなんですよね。
一番上まで来ても、そしたら逆に下がっていくっていうことは、
これはどうしても避けられないことなんですよね。
この易占の考え方っていうのは、
陰と陽が全て循環しているよっていう考え方なんですね。
常にずっとポジティブの陽ばっかりではないよと、
ネガティブの陰も必要なものなんだよと、
どちらも対等のものだ、どっちが良い悪いってものではないんですけども、
そういった考え方で、
太陽が上った一番良い時でも、その後にも必ず下がっていく状態があるんだよと、
今の良い状態に感謝して、
今度は下がっていく状態に備えて用意をしておきなさいねと示している。
しっかりと自分の足元を見ていきなさいねと警告している卦でございます。
解説の2つ目、今度は爻のお話です。
1個の卦に爻は6個あります。
この雷化法を一冊の物語の本だとイメージしてください。
第1章から第6章まで話が続いています。
易の世界では、第1章を処方と言います。
そこから時間が経って話が進んでいき、
2爻、3爻、4爻、5爻と続いて、一番最終段階を上爻と言います。
今日の上爻の意味は、屋根を大きく日焼けをめぐらせた暗い卦、
人の気配がない3年間の引きこもり。
そうですね、このままいいか悪いかって言い方するとあれだけども、
自分のことからズバッと言っちゃうんですけども、
これは悪いことですよね、はっきり言って。
良くないから気を付けなさいという警告を示しているんですよ。
大きな屋根で囲まれている暗い卦というのは孤立を示しているんですよね、孤立。
その意味の中で3年間の引きこもりということは、長いこと長期的に、
これはずっと停滞というか、孤立とか孤独を示しているものなんですね。
これは、原点に戻ることが大事だと示しているんです。
この3年間というのですけども、実際に3年間という意味ではなくて、
例えば3日とか3週間、また3ヶ月、物によっては3年。
3にまつわる期間が節目になりますよと。
この爻が示しているのは、孤立もそうなんですけども、
自分自身で自分を閉じ込めてしまうみたいなことを示しているんですよね。
なので、今はここは原点に戻って見直す時期が来てますよと、
示している爻でございます。
はい、解説の3つ目、読み取った結果です。
今日の占的は、形にとらわれすぎている時、何に気を付ければよいでしょうか。
最近、今朝の自分の日常でも思ったんですよね。
自分でも気づかない間に、やり方とか形、形式、そこばっかり意識が向いてしまって、
こうしなきゃいけないとか、こうやるべきだ、みたいな考え方があったんですよね。
その分、こういった形にはめてやっていきたいな、みたいな気持ちはあったんだけども、
でもそれは、裏を返せば自分自身は、こうやるべきって押し込めていた部分がやっぱりあったんだろうなと。
この放送を聞いてくださっている方の中にも、もしかしたらちゃんとやらなきゃって思う。
あまりに力が入りすぎてしまったり、そんなことってあるのではないのでしょうか。
今朝は、そんな形にとらわれてしまっていた自分を見たいなと思って、このように卦を立てました。
今日示された卦は、雷火豊の上爻。
雷火豊というのは、光り輝く真昼の太陽のような状態なんですよね。
明るく勢いがあって、例えば元気に溢れているよと。
だけど、今日出たのは、一番最後の最終段階の上爻なんですよね。
その上爻には、大きな屋根で日焼けを使って光を遮っている暗い卦、人の気配がない卦ということが示されているんですよね。
これを今回の占的に当てはめてみると、形とかやり方、またきちんと見えることっていうのをそこばっかり大事にしすぎて、そこしか意識が向かなくなっていた状態。
それが結果として、自分が本当にやりたいなって思っていたこととか、自分の気持ちっていうのが、そこが陰に隠れてしまっている状態を示しているんですよね。
行動の指針
大きく広げていたつもりが、かえって逆に屋根になって隠れていたっていう。
そこにこの光が気づかせてくれたんだなと、読み取ることができますね。
今朝も対策を3つ挙げます。
まず1つ目は、自分がやろうとしていることに対してどうしてやるんだろうって、それをもう一度ちょっと振り返ること。
目的とか手段とか、手段ばっかりにこだわりすぎているなと、自分の目的は何?ってしっかりと確認して見返ること。
そして2つ目、このスタエフにしてもそうですし、Xにしてもそうですし、一遍自分の言葉でざっくりと思っていることを書いてみること。
人様に届ける形、見せる形にする前に、自分のその気持ち、そのままの気持ち、それもそのまま一遍言葉とか形にする、こういう練習をしてみること。
そして3つ目、自分が話した卦なく、他の方の発信とかポストとか、それを見聞きしたときに自分はどう感じたかなってメモっておくこと。
これも昨日のことともつながりますけれども、自分が表現するというよりも、自分が他の方の配信を見聞きしたときにどう感じたかっていう、
その感じることの意識を曲げてみること。
この雷火豊のほう、豊かという字ですけれども、豊かさの最上級、上高だから最上級とかが一番上っていうところなんですけれども、
そこでやっぱりどうしても衰退があるんですよね。
それが今回の雷火豊が示しているところなんですけれども、
いくら形とか結果とかがどんだけ整っていたとしても、それが逆に日焼けになって本当にやりたいこと、言いたいことを隠してしまっているんだったら、
それはもうそのまま続いてもいいことはないよと、結果的に孤独になってしまうよということを示しております。
なので、今はもう一遍原点回帰というか、原点に帰ること。
どんな形で始めたのかな?何を大切にしていたのかな?どうしてしようと思ったのかな?
そこをあえて思い出すこと。
今回の爻辞のように屋根が大きすぎたので、少し屋根を小さくすること。
そういった見直すタイミング。
今はそんな時期だと思います。
形にこだわってしまう時って、一遍振り返ってきっかけは何だったかなって見返ること。
大事なのは形じゃなくて、形を変えたり形を崩したりしても、本当の思いというのは変わらないところにあるんですよね。
そこに気づくことができたので、今日はまたこうして気を立ててみてよかったなと思っております。
ここまでお聞き下さいましてありがとうございました。
易占は行動の指針となるもの。
あなたの心が少しでも軽くなりますようにと祈っております。
木曜日、あなたはいかがお過ごしですか?
今日もあなたが大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございます。いってらっしゃい。