易占の基礎と現状の認識
おはようございます。6月2日月曜日、加賀小松と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は易占で解消することができますよとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いやちょっとした悩みを感じた時、この配信があなたの言葉を見つける時間になれば嬉しいです。
配信中、実際に筮竹を使って占っています。筮竹の音の部分は飛ばして聞いていただいて構いません。
タイムスタンプを付けてあるので、お好きなところからお聞きください。それではどうぞよろしくお願いします。
はい、今日の占的です。占的とは占う内容のことを言います。
何か誰かと比べて焦ったり、周りのスピードに飲まれそうになることってありますよね。
特にこのスタエフもそうですし、このSNSで周りの方を見ていると。
そんな時、どんな視点を持てばいいのかと、今日の問いに挙げてみました。
はい、では今日の占的です。自分のペースを守るにはどうすれば良いでしょうか。
読みます。
内卦は雷です。
根外卦は地です。
書工です。
解説の一つ目、示された卦のお話です。
内卦が雷、外卦が地。
こちら、地雷吹く。
意味は陰極まって陽に転じる。
易の形って陰と陽の組み合わせで表すことができるんですね。
この地雷吹くっていうのは、陰が五爻で陽が1個の形なんですよね。
作り方の流れとしては、もともと陰が全部で6個あったと。
陰が6個あるうちの一番最初の部分、一番下の部分が、そこだけが陽に変わりましたよっていう流れでできているんですね。
易の世界は陰陽が巡り巡って繰り返されて物事でも人生でも動いていくよっていう考え方なんですけれども、
言ってみれば陰は夜、陽は昼間、そう捉えていただければ、この話の中では。
全部が陰になっているところに一つ陽が入ってきたよっていうのが、この地雷吹くの形。
これが今度また時間が経つにすれて、今度陽が2つに増えて、陽が3つに増えて、陽が4つに増えてっていって、
だんだんだんだんと陽が増えていく、そういった姿を表しているんです。
ここらへん易の話、図解で示した方がわかりやすいんで、スタイルだけだったら何なんだろうと思うかもしれないですけど、
ここは軽く流してもらって大丈夫です。
この地雷吹くの吹くは、また繰り返すという意味があるんですよね。
何度でも何度でもやり直すことができるよというもの。
季節、春、夏、秋、冬、春夏、秋冬が巡り巡ってきますよね。
毎年春は来る。
そういう意味の繰り返しってことを思ってもらえれば大丈夫です。
ただ繰り返すにしても、全く同じ繰り返しではないんですよね。
去年の春と今年の春が違うように繰り返すにしても、
全く同じではなくて、以前に経験したものを活かして、さらに成長したのを繰り返すというか、
リトライ、リスタート、再挑戦というところですかね。
やり直しをすることに遅すぎるってことはないよって。
幸運の解説と実践
最初の一歩が変化の始まりになる。
そのような気でございます。
解説の2つ目、今度は幸運のお話です。
1個の卦に幸運は6個あります。
この地雷福が1冊の物語で、1つの本だとしたら、第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
易の世界では第1章のことを初爻と言います。
そこから時間がたって話が進んだものを、二爻、三爻、四爻、五爻と進み、一番最終段階を上爻と言います。
今日の初爻の意味は、遠く行かないうちに帰る、後悔することもない大吉。
この易の世界というか、全部陰と陽で表すことができるって話をさっきほどちょびっとしたんですけれども、
その中でもこの地雷福は陰が五爻、陽が1個だけなんですね。
この初爻が陽なんですけれども、この物語で言うと一番最終段階とお話なんですよね。
間違いに気づいたら、すぐに立ち止まって方向転換すればいいですよということを示しているんですね。
ずっと進み続けることが正しいとは限らない。
もし一歩進んでしまって、やっぱり違ったなって気づいたら、またそこで引き返して戻ること、
それが結果としてこの大吉に繋がりますよと示しているんですね。
特にこの行が示しているのは、そこで間違えたって気づいて立ち止まったりするのに、
遅すぎたとか失敗したら情けないなって思う必要はないってことなんですね。
失敗したこととか迷ったりすること、これは正しい方向に進むための通過点、
それ自体が必要なことだったんだよという考え方なんですよね。
特にこの行は人と比べたりするものではないですよと、
焦らずよく進みなさいねということを示しているんです。
無理に周りと歩調を合わせるよりも、自分自身のことから出てくる気持ちとか感情とか、
それに従って戻ることが大事だよと。
そうすることによって、この意味でいうこの大吉というのが、後悔のない本当の最終発というところなんですよね。
それが大事ですよと示している行でございます。
はい、解説の3つ目、読み取った結果です。
今日の占的は、自分のペースを守るには何を大切にすればよいでしょうかというところ。
何か今日ちょっと朝バタバタすごくしてたんですね。朝というか夜明け前というか。
そこでちょっと自分のペースがずれてきてるなっていう、ちょっと悶々というかそんな気持ちがあったんですよね。
本当はもうちょっと落ち着いてこれをしてあれをしてみたいなものがあったんですけれども、
やっぱりその中で自分のリズムがちょっとなくなってしまった。
そんな時に自分にとって、自分のリズムというか自分がやりやすい流れというか、
それってどうだったんだろうという気持ちになってしまうんですよね。
ちゃんとしなきゃとか、遅れてやっちゃいけないなみたいな。
そんな気持ちはあるけど、そこで焦れば焦るほど良くないなと。
本当に朝から一日が始まる前からちょっとそんなので使えてしまって。そんなことありますよね。
その中で今日示されたのがこの白い服の書庫。
これは行き過ぎる前に一旦ちょっと止まりなさいねと。
そこで引き返すことで後悔しなくていいですよということを示しているんです。
この卦は本当に一番最初の説明のところでも軽くお話ししたんですけれども、
陰が揃っている中に一番最初の夜が入ってきたよというところなんで、
ちょうど今から始まりますよというところなんですよね。
自分のペースを乱したこと自体というのは別に悪いことでもないし責めることでもないと。
それに気付いた時点でまたもう一回やり直せばいいですよということを示しているんです。
焦って突き進むよりも今ちょっと違ったなと思った時点で一回止まること。
それが自分のペースを守るためやっぱり大事なことなのかなと。
あと周りと比べるとか周りにペースを合わせるとか、
そんなことはする必要はないんですよと言っているんですねこの卦は。
今のこの結果というかこの卦は自分のペースを守れないことが問題ではないよと。
自分のペースが守れない、乱れてるよって気付いていてそのまま進むことが問題だと示しております。
それでは今日もちょっと取り組みを3つ言います。
自分のペースを取り戻す方法
まず卦を出る前にちょっとでいいからしっかりと深呼吸する。
そうすることで自分自身のリズムというかペースというかそれを取り戻すのに落ち着けるために必要なことだなと。
2つ目、その日にやらなくても困らないこと、それを1つ決める。
それをあえてやらないこと。
あれもやらなきゃこれもやらなきゃっていろいろあるじゃないですか。
だけどもその中で1個だけ急いで今日やらなくてもいいやってことを決める。
それをあえてやらないこと。
そうすることによって時間にゆとりができて自分のペースを取り戻すことができるかなと。
そして3つ目、取り掛かるときにちょっとこれは途中でやめてもいいやって一言。
自分の心の中でつぶやいてから元々の予定とか始めること。
なんかその最後まで絶対にしっかりやらなきゃ意味がないよみたいな。
そういう固定概念というか何とかしなければならないって言った。
そういった気持ちを1分ちょっと置いとくこと。
途中でやっぱりこれなんか違ったなって思ったらやり直したり、
いっぺん手を止めてまた落ち着いて考え直したり、
そうすることもできるよって自分自身で心に留めておくこと。
この辛い服の処方っていうのは早めに戻れば大吉っていう風に示されているんですよね。
長い視点で見ると何か取り掛かった一歩踏み出した。
だけども間違ってたらそれはやり直すことができるよっていうそういう大前提。
それをしっかりと意識しなさいねって意識しなさいねって言い方と
この言い方がまたしなければなりませんねって繋がってしまうんですけれども、
そういう風にしてもいいんだよってことを教えてくれてる候補なんですね。
なんか周りと比べて焦ったり自分の予定通りにいかないことで
自分自身をダメだなとかって責める必要はないんですよね。
今ちょっと違ったなってそういう風に思ったらまたそこで繰り返してやり直せばいいんです。
それを続けていくことによって道に繋がっていきますよということを示しております。
大切なことは最初から正しく進むことではなくて
間違えたなとかちょっと違ったなって思った時に
また一遍戻ってやること。
それが大事なんですよね。
今現在自分がどんな状態であっても
そこからまた軌道を修正していけばいいんですよってことを
この地材服が教えてくれてるんですよね。
自分のリズムってものはその周りがどうのこうのってよりも
自分自身が戻ってくる場所なので
もし今日この後何かペースが乱れることがあっても大丈夫です。
そこに気づいた時にまた一遍戻ってやり直せばいいんですから。
そのように読み取りました。
易占は行動の指針となるもの。
あなたの心が少しでも軽くなりますようにと祈っております。
はい、月が変わりました。
週の始まり月曜日。
あなたはいかがお過ごしですか?
今日もあなたが大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございます。
いってらっしゃい。
