心の安心感を求めて
おはようございます。4月17日木曜日、加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は、易占で回想することができますよとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いやちょっとした悩みを感じた時、何か考え方のヒントが欲しい時、
この配信があなたの心を照らすきっかけになれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
この配信は、筮竹を使って占っています。
筮竹の音の部分は飛ばして聞いても大丈夫です。
タイムスタンプをつけてありますので、気になるところ、お好きなところからご自由にお聞きいただければ嬉しいです。
改めてよろしくお願いいたします。
はい、今日の占的です。占的とは占う内容のことを言います。占う的と書きます。
今日の占的は、なんとなく同じ毎日から少しだけ進んでみたいな、そんな朝ってありますよね。
今日はちょっとそういった視点で、一つ何か意識を変えるだけで、いつもの一日がちょっと違って見えるっていう、
そんなことを占ってみようかと思います。
はい、では今日の占的、一つだけ意識を変えるとしたら何でしょうか。占います。
内卦は地です。外卦は山です。
二爻です。解説の一つ目、示された結果全体の説明です。内卦が地、外卦が山。
こちらは山地剥。山地剥の意味は、剥落して最後に残るもの。
この山地剥の剥は削り取るとか、削ぎ落とすという意味の漢字なんですね。
外卦の山が山々削り取られて、削ぎ落として、内卦の地に平らなところになっていくというところ。
易というのはすべて陰と陽の組み合わせで表すことができるんですけれども、
もともとの考え方としては、全部陽だったというものが陽なんですよね。
この山地剥に関しては、もともとは全部陽だった。
全部陽だった中に陰が一つ、陰が二つ、陰が三つというふうに、陰がそっと忍び込んでいるんですよね。
最終的な形としては、陽が一個だけ残って、陰が五個攻めてきているというところ。
陰というのは地を。地は陰なんですけれども、
このままだとみんな陰の勢力に追われて、
全部が陰になってしまうということを追い詰められているという状態を示しているんですね。
ただこの削ぎ落とすというのは悪いことではなくて、
例えば断捨離とかダイエットとか、そういうのをみんな不要なものを削ぎ落とすということなので、
最後に何が残るかというところが一番大事なポイントとなっております。
この山地剥というのは、単なる、何でもかんでも失うよう、捨てるようではなくて、
不要なもの、ダイエットのように、断捨離のように、
不要なものを削ぎ落としていくと、最後に大切なものが見えてくるよということを示しているわけでございます。
解説の二つ目、今度は示された爻の説明です。
一個の件の中に爻は六個あります。
この山地剥を一冊の物語の本だとしたら、
第一章から第六章までのものをイメージしてください。
生きる世界では第一章にあたる最初のところを初爻といいます。
そこから時間が経って話が進んだところを二爻、また同様に進んだものを三爻、
そして四爻、五爻と進み、この件の一番最終段階を上爻といいます。
削ぎ落とすことの重要性
一個一個の爻にも意味がついています。
本でいうと第一章のタイトルが何とか、第二章のタイトルが何とかというような感じです。
今日示されたのは二爻。
二爻の爻、一個一個の意味を講じ、その二爻の講じは、
寝台の本体まで剥落、正しい道から外れ、凶。
この山地剥というのは、削られていくものを知らない間に山が削られていくということを示しているんですけれども、
この爻は自分が気づかないうちに土台が削され続けているという危険を示している。
その教なんですね。
例えば初爻だったら一番最初は信頼の足が剥落、
二爻では信頼の本体が剥落、
またそれが今度三爻に進むと剥落の途中だけども特に問題はないよとか、
四爻まで進むと信頼はすでに形がなくなって皮膚まで剥落とか、
一番最後上爻になったら残るのは大きな木の実が一つだけ残っているというふうな、
みんな剥落して木の実だけ残っちゃったよみたいな、そういったことを示している順番なんですよね。
この寝台というのは何を示しているかというと、自分の休む場所ですよね。
休む場所というのは単なる寝る場所というのではなくて、
心身ともに休める場所ですかね、落ち着く場所といいますか、
その場所が本体まで剥落しているというのはちょっと危険な状態なんですよね。
大きな破綻が起きる前にも自分で軌道修正しなきゃいけないよというところで、
今現在が危険のいるうちに近いですよと、そこで気づけますかどうですか、気づいてますかということを示している。
ちょうど今日の占的で本当に合っているほうですね。
怖いですね。
今これはもうちょっと寝台の剥落、本体まで危険が迫っている。
だけどまだこれ耐えられないほどではないしというふうに後回しにしていると危険から抜け出せなくなります。
これはちょっと早くに手を打ちましょうねと示している爻でございます。
解説の3つ目、読み取った結果です。
今日の占的、一つだけ意識を変えるとしたら何でしょうか。
示された結果は山地剥の二爻。
この山地剥ってつい先週くらいですかね、子どもと出かける時にも山地剥が示されていて、爻は違うんですけども。
そこと違う読み取り方という観点で少し説明しますね。
この山地剥自体は、今ちょうどこの意識を、今日の占的は何かを変えたいとか、今のままじゃいけないよということを表している気持ちの表れなんですけども。
どこをどう変えればいいかわからないかということに気を立ててみたところですけども、
このすごく曖昧、アバウトですよね。ボワッとした状態。
このボワッとした状態をこの二爻が示しているんですよね。
もう寝台の本体が破壊していますよという。
まだ今のうちだったら軌道修正できるよということが読み取れるんですけども、
この二爻、まだ今なら大丈夫だな、耐えられる耐えられると思っている間に、だんだんずれって言うんですかね。
そぎ落とすべきものというか、不必要なものがだんだんだん詰め重なっていく。
今じゃ崩れているのは何かというと、寝台なので安心感、自分の心のベースキャンプ。
そして落ち着く場所がだんだん削られていくと危険だよというところで、
意識を変えないといけないので、今のままでもいいよというのはやっぱりダメなんですよね。
そんな思い込みじゃなくて、今こそ立て直すべきですよと、そこにはっきりと視点を切り替えようということが読み取れますね。
どうすれば、今土台が崩れかけているんだよと、そこをはっきりとなんとかしなさいよということですね。
今まだ大丈夫だよと思っているのは、もしかしたら人間って無意識にするのってありますよね。
だけど平気なふりというのもやめなさいよと、まだ大丈夫だなと思ったときには、ちょっと立ち止まる。
行動の指針
もしかしたら本当は心の中では限界だと思っていることってありますよね。
限界だと思っていても、そんなことは外に出せないし、自分でも言葉にしたくないし、なかなか認めたくないですよね、人間を。
ついついまだまだって思ってしまいがちなんですが、そんなときに大丈夫だと思ったときに、自分の気持ちをしっかりと見つめること。
どうしようかというと、自分で自分でまず問いかける。
今日自分はどんなことで安心したいと思っていますかって。
それを一言でもいいかとメモってみる。
自分でこれが崩れかかっているところを意識すること、意図的に。
朝それができたら今度は夜、一日の最後。
今日一番自分が力を使ったことは何かなと。
それよりも自分の、実際に身体的なことでもいいですし、感情的なこと、自分が一番力を使ったところ、裏を書いたら自分が一番無理をしているかもしれないところですね。
それをまた同じようにノートに書いてみること。
そうすることによって、自分の中で対処しなければいけないところの優先順位が気づくきっかけになるかなというところですね。
この山地剥の剥は、そぎ落とす、剥がれるという字なんですけれども、
剥がれるということは悪いことではなく、不要なもの、捨てるべきものをちゃんと見極めなさいねというタイミングを示しているんですよね。
今現在自分でまだ大丈夫だよというふうに思っている気持ち、そこをしっかりと見つめて、何気なくやってしまっているルーティンだとか、
あるいは習慣も癖も一緒ですね。
そこをちょっと意識してやめること。
それを取り入れることですね。一つだけ意識を変えるということは。
でも自分でも今までこのあやふやだったものが、今現在も崩れかけた信頼の上にも今もいるんだよということ、
それでもまだ崩れきっていないということは、自分自身がそこに早くも気づかなきゃいけないということですね。
その気づき、そこをちょっと忘れずに進んでいこうということですね。
平気なふりをやめること。
まだ大丈夫と思った時にちょこっと立ち止まることですね。
毎朝自分自身に今日は何で安心したいかということをノートにメモる。
夜は今日一番自分が力を使ったこと、一番疲れたことは何かということをメモる。
それを重ねていくこと、そうすることによって今自分が早く変わらなければいけないよということに更に気づく。気づける。
そのように読み取りました。
易占は行動の指針となるもの。
あなたの心が少しでも軽くなりますようになっております。
木曜日、ちょっとバタバタの木曜日なんですけれども、
あなたはいかがお過ごしですか。
今日もあなたが大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございます。いってらっしゃい。