息づらさを抱える人への問い
おはようございます。6月3日火曜日、加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は、易占で解消することができますよ、とお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いや、ちょっとした悩みを感じた時、この配信が、あなたの言葉を見つける時間になれば嬉しいです。
配信中、実際に筮竹を使っているようになっています。
筮竹の音の部分は、飛ばして聞いていただいて構いません。
タイムスタンプをつけてありますので、お好きなところからお聞きいただければ嬉しいです。
それでは、どうぞよろしくお願いします。
今朝は、ある方のことを思いながら、一つの問いを立ててみました。
息づらさを抱えている方に、今私ができることは何だろうかと。
いつも自分にできることは何かと、そこを問い直してみたいなと思う時ってありますよね。
この問いが、この配信を聞いてくださっているあなた自身にとっても、何か光になればいいなと思って気を立てます。
はい。
卦の解説と準備の重要性
今日の占的。
息づらさを感じている人に、私ができることは何でしょうか。
占います。
かん。ないかは水です。
こん。ないかは木です。
初爻です。
はい、解説の一つ目、示された卦の説明です。
ないかが水、外卦が地。
こちら、ちすいし。
意味は、軍を統率する冷徹なリーダー。
このちすいしのしは、軍隊とか戦いを意味していて、争いとか対立をしている場面を表しているんですね。
この易ってすべて陰と陽の組み合わせで表すことができるんですけれども、
このちすいしも陰が五爻で陽が1個だけなんですよね。
陽というのは力のあるもの、陰は力のないものというふうな対立で今回見ていただければいいんですけれども、
今回は陽の位置が2番目のところにあるんです。
この陽がこのちすいしのリーダーを示しています。
このリーダー、軍士なんですけれども、
これは戦いの中でもきちんと理性とか秩序とかそういったことを保つことができるかということが試されているわけなんですよね。
自分とか周りの人たちの価値観というか正義というんですかね、
それがぶつかって争うような場面でも感情的に動くのではないよと、
冷静に自体を収集するための軍士。
その軍士としての門の視点をどうするかというところが示されている卦でございます。
解説の2つ目、今度は爻のお話です。
1個の卦に爻が6個あります。
このちすいしを1つの物語で1冊の本だとしたら、第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
一気の世界では第1章を諸爻と言います。
そこから時間が経って話が進んだものを2爻で同様に3爻、4爻、5爻と進み、1番最終段階を上爻と言います。
これを示されたのは諸爻、このちすいしの卦の物語の1番最初の段階なんですね。
その意味は、軍士は出陣の時、厳しい軍律で統制、乱れていると強。
これは起立というか、戦いの前の準備ですね。
それが結果を大きく変えていきますよということ、
勢いとか気持ちという感情論だけではダメですよということが示されているんですよね。
前もって準備すること、そして秩序を守ること、そうすることによって道が開いていきますよと。
基礎とかルールとか基盤とか。
ちすいしといったら軍隊ですけれども、組織全体もそうですし、また自分自身もそうですし、
しっかりと守るところを守っていけというところ。
感情や怒りに任せて動いたら、それはもう混乱の元になる、うまくいかないよと。
なので逆にきちんと決めて守ること。
それができれば、どんな小さな戦でも良い結果につながりますよと示している爻でございます。
はい、解説の3つ目、読み取った結果でございます。
今日の占的は、息づらさを感じている人に私ができることは何でしょうか。
私に何ができたんだろうってすごく思うことってあるんですよね。
息づらさの中でいろいろ思うことがあった方が、
やっぱりその気持ちというか、息づらさの中で、
自分でちょっと、今はこの世にいない方のお話になるんですけれども、
その人のことを思う時に、自分は何をすべきだったのかなと考えてしまうんですよね。
でも本当はそれって、ずっと無意識のうちに心の中にそういう問いっていうのは、
誰しもあるのかなって、自分には何ができると思えばいいのかなって思うんですよね。
その中で今日示された卦が、血水師の初爻、
きちんと準備をしないまま戦いを始めてはすごく危険だよと示しているんですよね。
この卦に当てはめて読み取ると、
自分が息づらさを抱えている人に何かしたいなって、
その気持ち自体が焦りとか感情の勢いだけで動こうとしていたってことを示しているのかなと。
気持ちばかり、もちろん気持ちあっての物事を始める時は気持ちあってのことなんですけれども、
その気持ちばかりに行き過ぎると、
今度正しさとか規律というのか、そういったことを忘れてしまうと、
自己の生き方と他者への影響
かえってそれは相手に届かないこともあるんですよね。
なのでまず自分自身の足元というか、自分自身をしっかりと整えること、
そしてまた責任を持てるやり方で応える準備というんですかね。
そうすることがすごく大事なことなんだと。
そして今日もこの絵柄の読み取ったポイントを3つお話しします。
まず一つ目は、ちゃんと寝てちゃんと食べること。
自分の生活の中で寝て食べることってすごく生きる上では大切なことだと思うんですよね。
自分の基本、これを崩すと人に何かをどうか自分自身が危うくなってしまうようになっていること。
そして二つ目、人と関わる時に静かに聞くことを意識すること。
そして三つ目、その人のこと。
今回は私の場合で一つの、今このようにいない方の話になるんですけれども、
その人のこと、大切な誰かのことを思い出した時にですね、
自分自身は今ここにこうしているんだということを感謝すること。
この治水師というのは争いの最中にリーダーシップを求められる卦なんですよね。
自分が軍師となって道を、戦を切り開いていくというか。
でも諸君はその戦の始まりに大事なこと、きちんと秩序を守ることを示しているんです。
生きづらさを感じている人というのは、その人その人によってものすごく苦しさを持っていらっしゃると思うんですよね。
それこそ言葉では言い尽くせないような。
他の方の苦しさというのに触れる時に、どうしてもやっぱり感情で動いてしまいますよね。
だけど感情共感だとか、寄り添うだという言葉もちょっと違う気がするんですけれども、
それだけでは支えることというか、やっぱりできるわけもないんですよ。
なのでまずはやっぱり、自分自身の中の守ること、そこをしっかりしなければいけないなと。
また、そこで自分がしっかり生きていることというのは、人に見せるためのものではないんですよね。
すごく矛盾したことを喋っているようですけれども。
自分がしっかりと生きてその姿を見せるというのは、ある意味それって奇麗事じゃないの?
自己満足じゃないの?という気持ちを持ったりもします。私自身も。
でも一人一人が意味を持って生きるということは、一人予感の自己満足とか押し付けとは違うなと。
誰か他の方が苦しんでいる姿を見た時に、何もできない自分を責めてしまう。
だけどそれよりも、自分がその分一生懸命生きるんだって、
そういう形で答えるしかない場面というのもあるんだなと。
それを自己満足というのは、それはそれでいいかもしれない。
でもそれしかない時って本当にあるんだなと。
誰かのために生きるという言い方はものすごくあやふやというか、正直やっぱり奇麗事だなって感じがするんですよね。
だけど誰かがいなくなった後に自分はどうやって生きるかって考えたら、
自分の生き方っていうのはまた変わってくると思うんですよ。
他の人が見たくても見ることができなかった景色っていったものを自分が見つめていくこと。
そうすることで、誰かの存在があったことっていうのは確かになっていくのかなと。
この生きることに答えっていうのはやっぱりもちろん、
そうに出るものではないですし、人によっても違うもの。
この生きづらさを感じている人にできることは何でしょうかという問いですね。
これをずっと持ちながら生きていくこと。
それ自体が大切なことなのかなと。
この問いには完璧な正解とかってもちろん出るものじゃないですけれども、
でもその問いを持ちながらもずっと生きていくこと。
自分で自分に問いかけながら生きていくこと。
それが大切なのかなと。
今日という日を大切に過ごすこと。
それが十分に意味のあることなのではないのでしょうか。
そのように読み取りました。
それが十分に。
それが。
それが十分意味があることじゃないでしょうか。
そのように読み取りました。
易占は行動の指針となるもの。
あなたの心が軽くなりますようにと祈っております。
はい、ここまでお聞きくださいましてありがとうございました。
今日ちょっとこういったお話をしたのも少し事情がありまして、
またそれも何か機会があれば別のお話でお話しできればなと思っております。
はい、では改めて火曜日、あなたはいかがお過ごしですか。
今日もあなたは大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございます。いってらっしゃい。