関わりの重要性
おはようございます。4月8日、火曜日、加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は易占で解消することができますよとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いや、ちょっとした悩みを感じた時、何か考え方のヒントが欲しい時、この放送があなたの心を照らすきっかけになれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
このチャンネルは、筮竹を使って実際に占っています。
筮竹の音の部分は飛ばしていただいても大丈夫です。
タイムスタンプをつけてあるので、気になるところ、お好きなところからご自由にお聞きいただければ嬉しいです。
はい、では今日の占的です。占的とは占う的と書きます。占う内容のことを言います。
火曜日、一週間始まりまして、ちょっと気持ちも落ち着いてきたかなというところ。
周りの人たちとの関わりについて、今日は誰とどのように関わればよいでしょうか。占います。
兌、内卦は沢です。
坎、外卦は水です。
二爻です。
はい、解説の一つ目、示された結果全体の解説をします。
内卦が沢、外卦は水。
こちらは水沢節。水沢節の意味は、適切な節度を保つ。
沢の上に水がある。
例えば、大雨で水が増えすぎたら、沢からあふれ出てしまうよと。
でも逆に日照りが続いて、水が足りなかったら、今度は沢が枯れてしまうよと。
沢がちょうどいい状態になるためには、水の量、これも水沢節の節度の節なんですけれども、
この節度ある水の量が必要だよというところ、ちょうどいいというところが一番大切ですねと示しているんですね。
でも、このちょうどいいというのが一番難しい。大切だから。
何でもかんでも節制とか節約とかしすぎたら苦しくなってしまう。
だけどかといって、ゆるすぎたら流されてしまうよというところなので、
何事も決まりを区切って、どこまでやるか、あるいはどこで止めるかというのを、
自分の中でしっかりと決めておきなさいねと。
苦しすぎてもダメ。ゆるすぎてもダメ。そんなことを示している卦でございます。
解説の2つ目、示された爻のお話です。1個の卦に爻は6個あります。
この水沢節を1つの物語、1冊の本だとしたら、第1章から第6章まである感じをイメージしてください。
易では第1章にあたる最初の部分を初爻と言います。
そこから時間が経って話が進んだところを二爻、またさらに進んだところを三爻、
そして四爻、五爻と進んでいき、この卦の一番最終段階を上爻と言います。
1個1個の爻にも意味がついています。タイトルみたいなもんですからね。
それを爻辞と言います。では今日は二爻の爻辞。
門に囲まれた庭にも出ない。
易でも占いでも何でもそうですけど、吉とか凶とか。
やっぱり凶って出たら良くないなというふうに一般的に思われがちなんですけれども、
ただしそんなような、吉だからいいよ、凶だからダメだよとか、
陰陽でもそうですけども、陽だからプラスでポジティブでいいよとか、
陰はネガティブでマイナスだからダメだよとか、そういった善悪ではないんですね。
はい、でこの二爻の説明。
今は行動を起こすタイミングだよと。
だけどそれを何かという理由をつけて先延ばしにしていたらダメですよってところ。
この節度ある行動というふうに、節度の節、水沢節は節度を示しているんですけれども、
それは守るだけじゃないよと、踏み出すためにあるんだよということを示しているんですね。
これ以上はちょっと、とか、ここから先は嫌だなみたいにしていると、
それはダメですよといったことを示しているんですよね。
せっかくのチャンスは無駄にしてしまうよというところ。
小さなことでいいのでまず行動を起こしましょうねということを示しているんですね。
守るだけじゃなくて踏み出すことというところですけれども、
慎重にすることと臆病になることは違うよというところ。
そろそろ動いてもいいよということなんですね。
門に囲まれた庭にも出ない凶。ということは逆を言えば、外に出て行きなさいねということを示しているんですね。
多分この卦の爻が示されるということは、
そろそろ動いていいよということが分かっていながらも足を止めてしまう。
でもこれは節度を守っているのではなくて停滞しているなということですね。
なので門に囲まれた、まず門を開けましょう。
人との関係を深める
一歩外に出ましょうと。
そこで庭に戻れないので、少しでいいので、一歩でいいのでということですね。
庭ですから。
外に出て行きましょうねと。
閉じこもっているんじゃないですよと示しているそんな爻でございます。
はい、解説の3つ目読み取った結果です。
今日の占的は、今日は誰とどのように関わればよいでしょうか。
示された卦は、水沢節の二爻。
これは今は動くべき時ですよと踏み出す時なのに、
まだ門の中にも入ってしまっているんですよということを示しているんですね。
今日は人との関わりを避けたいなという気持ち。
人と関わった方がいいなという気持ちで揺れ動いているのかなというのが示されているんですね。
水沢節の節は節度の節なんですけれども、
控えめにすることではなくて、行動するべきタイミングとか行動するべき量ですかね。
ちゃんと見てそのように行動しましょうということが示されているんです。
誰と関わるべきかというところなんですけれども、
それは少し気になっている人。
例えば、最近ちょっと話できていないなと思う人とか、
上司とか部下とか、ちょっと距離を感じるようになっている人いますよね。
その気になると思っている方と今日は少し関わってみる。
そこを意識してみればよいのではないのでしょうか。
ちょっとだけ話してみたいなと思った相手の方に声をかける。
本当にささやかなこと。お疲れ様です。
今日は肌寒いですねとか、そんな一言で構わないので。
そして話すよりも聞くことを意識すること。
言葉の内容がどうのこうのというよりも、相手の話を聞くということ。
この水沢節の節というのは節度の節なんですけれども、
距離感を調整していきましょうねというところ。
関わりすぎないこと、かといって引きすぎないこと。
それがちょうどいい頃合いなのかな。
頃合い、距離感ですね。距離感なのかなと。
距離感というか関係性というか、それはたった1回の濃い会話よりも積み重ねなんですよね。
特に職場では年齢が違う方、立場が違う方。
そういった方がわりと私のところでは多いんですけれども、
ゆっくりと急ぎすぎないことですね。
ゆっくりと育てていくことですかね。
その関係といいますか、間柄といいますか。
今日はたった1人でいいんです。
たった1人、誰かとの関係を少しだけ温めてみること。
さりげない声かけて、相手の方の話を聞いてみること。
そのように読み取りました。
エキセンは行動の指針となるもの。
あなたの心が少しでも軽くなりますようにと祈っております。
火曜日、あなたはいかがお過ごしですか。
今日もあなたが大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございます。いってらっしゃい。