心の迷いを減らす
おはようございます。4月10日木曜日、加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は、易占で解消することができますよとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いや、ちょっとした悩みを感じた時、何か考え方のヒントが欲しい時、この配信があなたの心を照らすきっかけになれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
はい、このチャンネルは、筮竹を使って実際占っています。筮竹の音の部分は飛ばしてもらっても大丈夫です。
タイムスタンプをつけているので、お好きなところ、気になるところからどうぞご自由にお聞きいただければ嬉しいです。改めてよろしくお願いいたします。
はい、今日の占的です。占的とは占う内容のことを言います。占う的と言います。
今日の占的は、心の迷いを減らすには何が必要ですか?占います。
内卦は火です。坤。外卦は地です。四爻です。
はい、解説の一つ目、示された結果全体の説明です。内卦は火、外卦は地。
こちらは地火明夷。地火明夷の意味は、夜中の太陽。
この易では、このいろいろ、天とか地とか、火とか水とか、いろんなそういった全部で8種類の物事があるんですけども、
その中でそれぞれいろんな意味がついているんですね。この火は、易でいうとこの火というのは文化、文明とか、あるいは知恵というものを示しております。
外卦の地、地は従順とか、受け入れるという意味があるんですね。
この地火明夷の火は、知性とか、そういったものを示しているんですが、また太陽の、お日様のことでもあるんですね。
本当はお日様というのは地上の地上ですね。地の上にあるものなんですけども、それが地の下に火があるよということを、
これは太陽が傷ついているんだと、太陽の明るさを発揮できない状態というものを示しているんですね。
この知恵とか、そういったものがあっても、それを今は表に出さないよと、慎重にすること、目立たないこと、控えめにすること、
また、太陽が隠れているというのは夜でもあるので、体をぐっすり休めること、寝ることですね。
睡眠とか、体を休めることを今は大事にしましょうねと。
そしてまた、太陽が地の上に出るとき、その時期まで待ちましょうねと。
それは環境とかタイミングとかが、今は時期ではないよというもの。
それは決して力がないよと言っている卦ではないんです。
力はあるけれども、今は時期ではないよと。
今は休む時期、また目立たないようにする時期、そういった時期も自分自身のために必要ですよと示している、そんな卦でございます。
爻の解説と意味
解説の2つ目、読み取った爻の説明です。
1個の卦に爻は6個あります。
この地火明夷を1つの物語、1冊の本だとすると、第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
易の世界では、第1章、一番最初にあたる部分を初爻と言います。
そこから時間が経って話が進んだところを、二爻、また同様に進んだものを三爻、そして四爻、五爻と進み、この卦の一番最終段階を上爻と言います。
1個1個の爻にも意味がついています。
第1章、第2章のそれぞれタイトルがあるみたいな感じですね。
今日示されたのは四爻なので、四爻の爻辞。
へり下って相手の心に取り入る。
自分の家の門から出ず。
危険を回避。
これは謙虚な姿勢をとりなさいという意味なんですよね。
自分の家の門から出ずということは、余計な冒険は今はする時期ではないですよ、避けるべきですよというところですね。
この地火明夷の卦自体が地の下に隠れている。
あまり目立つなという卦なので、それをもっとさらに具体的に示しているところなんですね。
トラブルとかそういったことを避けるためには、目立たないことは慎重にすること。
へり下って相手の心に取り入るということは、敵を増やすなというところですね。
一人で突っ走ってはダメですよと周りの人たちとの連携と言いますか、そういったことが大切だよと示しているんですね。
自分の意見をあまり通し過ぎたり出し過ぎたりしない方がいいよと。
地火明夷の日の太陽には正しさ、知性、そういった意味もあるので、
その正しさがあったとしても、それをそのまま主張するよりかは、今はひっそりと隠れていなさいねと。
それが大切ですよということを示しているんです。
周囲との調和
このへり下って相手の心に取り入れるというところなんですが、
何か目立つこと、表に出ること、また周りから評価されることですね。
それが全ての良いとは限らないよということではないんですよね。
太陽というのは目立っても目立ってなくても、本質というのは変わらないじゃないですか。
それと同じで、人は誰しも自分の中に太陽ってあるんですよね。太陽の光。
その光というのは地の上に出ようが出まいが変わらないよというところ、
今はそれをしっかりと守りながら、周りの人たちにあまり目立たないように、
周りの人たちとも仲良く穏やかにすること、それが必要だよと大切だよと示している、そんな光でございます。
解説の3つ目、読み取った結果です。
今日の占的は、今日迷いを減らすには何が必要でしょうか。
示された結果、地火明夷の四爻、これは今は目立たない方がいいですよと、周りと仲良くしなさいよと示しております。
迷いというのは、地火明夷の火、自分の考えと周りの空気感というんですかね、
その間で揺れている、どうすればいいのかなと迷っている状態があるのではないのでしょうか。
その中でも、どっちが正しいとか、どっちがダメとか、そういった二択じゃないよ、しろことをつけるんじゃないよというところ、
ただ、今は地の下に隠れて目立たない方がいいですよ、今を控えた方がスムーズに進みますよと、そういうことなんですよね。
今はまだ動く時期ではないよと、地の下の太陽、今は夜ですからね、まだタイミングではないから静かに穏やかにしていること、
それが結果として迷いを減らしていくことにつながるのではないのでしょうか。
その中でどうするかというところですが、わりと何でもかんでもしろことをつけるんじゃなくて、
あえて判断しないというか、しろことをつけない時期ですね。
そういったことを意識すること、無理に答えを出すのではなくて、今はちょっと保留にして置いておく、それもいいのではないのでしょうか。
ちょっと一休みすること、結果を出さずに曖昧でのままで置いておくこと、保留でいること、それを保留でいてもいいですよと自分自身に気づかせること、
そうするだけでも少し心が穏やかになるのではないのでしょうか。
またこの地火明夷、周りの人たちとの従順さ、そういったものもあるので、周りの人に笑顔で一声かけてみることとか、
笑顔で一声なかなか簡単ではないかもしれないですけど、それが自分自身の安心感につながる。
大きなことしなくてもいい、普通に挨拶するだけでも、笑顔でお礼を言う時も笑顔で、
今日はそれを心がけてみること、そしてまた自分だけが安心できる場所って、少しでいいからその時間を作ってみるのも。
例えばそうですよね、お子さんが小さかったらなかなか一人でゆっくりとかって難しいかもしれないですけど、
自分の好きな場所、落ち着く場所、そこで少しだけ深呼吸、肩、心が落ち着かない時は周りの環境を整えると、
その中でも少し落ち着いてくる、そういったものではないでしょうか。
この四爻は目には見えないけれども、光は確実にあるんですよって、
誰の心の中にもあるんですよって示しているんですよね。
今はその光をあえて隠すこと、そーっと心の中に置いておくこと。
今は時期じゃないんです。地の下に火があるだけ。
また、地の上に火が出る時、そういったタイミングも必ずあります。
その光が必ず出てくる時期があります。
今は焦らないこと。
穏やかに目立たず、目立たずですね。
そこに集中すること。
そうすることによって心の迷いというものが減っていくのではないのでしょうか。
そのように読み取りました。
易占は行動の指針となるもの。
あなたの心が少しでも軽くなりますようにと祈っております。
木曜日、あなたはいかがお過ごしですか。
今日もあなたが大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございます。いってらっしゃい。