不安を感じる瞬間
おはようございます。4月19日土曜日、加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は、易占で解消することができますよとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いや、ちょっとした悩みを感じた時、何か考え方のヒントが欲しい時、この放送があなたの心を照らすきっかけになれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
この配信、筮竹を使って占っています。筮竹の音の部分は飛ばして聞いても大丈夫です。
タイムスタンプをつけているので、気になるところ、お好きなところから聞いていただければ嬉しいです。改めてよろしくお願いいたします。
今日の占的です。占的とは占う内容のことを言います。占う的と言います。
昨夜、長野県で地震のニュースを私が見まして、驚かれた方も多いかと思います。
もし今、この配信を聞いてくださっている方の中で、怖かったり不安な思いをされていらっしゃる方が、その方のことを思って、今日は卦を立てさせてください。
私自身、石川県に住んでおります。
昨年、元旦の能登半島地震が石川県でありまして、私が住んでいるところは能登よりも遠い加賀地方の方なので、大きな被害は何も特段なかったんですけれども、
元旦の地震が実際に起こった日は、家族みんなで避難して、すごく不安な思いをしていたんですね。
どうしても地震のニュースを見てしまうと、その時の気持ち、緊張感というか、緊張した思い、怖かった思いというのが今でも残っているんですね。
なので、実際に経験された方というのは、ものすごく不安なんだろうなと、私は思っております。
今日はそんな不安な気持ち、ザワザワしたり怖いなと思った気持ち、そういった気持ち、どうすれば少しでも落ち着くことができるか、
これは息の言葉を使って、その方法を見ていきたいなと思います。
風地観の解説
では、改めて、今日の占的。心が不安な時、どうしたら落ち着けますか。占います。
解説の一つ目、示された結果全体の説明です。
内卦が地、外卦が風。こちらは風知観。風地観の意味は、仰ぎみて自省
この風地観の観は観察の観なんですよね。
これは誰が見るのかというと、自分が見つめることと自分が見つめられること、この両方を示している卦なんですね。
自分の立ち位置、自分は今どこに立って何をどう見ているのか。
自分が見ているのは、実際は何を映し出して見ているのか。
もう一つの意味が、自分自身は周りからどう見られているのか。
自分が見ていると言いながらも、逆に外の世界から自分がどのように見られているかということを考えながら、
自分の内面を見つめるという鏡のような卦なんですよね。
例えば、何か物事がうまく進まないことがあったとしても、どこかにあるものを見つめて、
立ち止まって、今自分が見えているもの、これは自分に何を教えてくれているんだろうということを見直すことなんですね。
外を見ていながらも、自分自身の内面をしっかりと見ること。
それは次、自分が進むために何が必要なんだろうと考えさせられる、そのような卦でございます。
解説の2つ目、示された爻のお話です。
1個の卦に爻は6個あります。
この風地観を1つの物語、1冊の本だとしたら、第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
易の世界では、本の第1章にあたる序章ですね。
そこにあたるところで、本の第1章から第6章まであるのをイメージしてください。
易の世界では、本の第1章にあたる序章ですね。
そこにあたるところを易では初爻と言います。
そこから時間がたって話が進んだところを二爻、また同様に進んだものを三爻、そして四爻、五爻と進んでいき、一番最終段階を上爻と言います。
1個1個の爻にも意味がついております。
この第1章のタイトルなんとかって感じですね。
心を落ち着ける方法
その爻の意味を爻辞と言います。
二爻の爻辞、隙間からこっそり見る。女性ならよろしい。
この二爻というのは、まだ始まった最初の段階ですね。
これは視点も、見るときの視点や視野も低いよというところ。
世界を見るのではなくて、個人的なことにまだ留まっているよというところですね。
この隙間からこっそり見るというところなんですが、すごく中もうかがっているという、
ことなんですよね。これは、見るということで興味はあるけど、まだ本格的にはしっかりと見ていない。
一部だけを見て判断している状態だったところなんですね。
個人的なことにはよく気づいているんだけれども、まだまだ全体像には至っていないよというところ。
この中で女性ならよろしいというところなんですけれども、
これは実際に男性はダメで女性ならいいという意味ではなくて、
易の世界では柔らかさとか控えめさとか慎重さ、そういったものを持って見るならいいですよという意味なんですね。
風地観の観は観察の観なんですけれども、この二爻はまだ最初の段階。
観察の入り口ですね、言ってみれば、裏を返せば裏を返せばというか、これはもうストレートに言うと視野が狭いよという意味なんですね。
SNSとか個人的なこととか、友人知人、そういった身近なことだけではなく、もっと広く社会とか世界に目を向けることが必要ですよと。
もっと今見えているものは全体のほんの一部でしかないよと身近なことだけを見て、安心したり不安になったりしているのではないのでしょうかと。
もっともっと大きく広く世界を見ていきましょうねという、そのような声でございます。
はい、解説の3つ目、読み取った結果です。
今日の占的は心が不安なときどうしたら落ち着けますか?
示されたのは風地観の二爻。
今日は不安というところに私は視点を置いて見て卦を立てたんですけれども、
この不安というのはただ怖いというだけではない。
怖いから不安、そうなんですけど、それだけじゃないんですよね。
この視野が必要以上に偏ってしまっているから怖いという気持ちを感じるのではないのでしょうか。
この二爻が示しているのは隙間からこっそり覗いているよというようなことを言っているんですけれども、
限られた視野の中で自分の見えている範囲だけ、そこだけを基準に見てしまっている。
そんな状態ではなおさら不安に思わなくてもいいことも不安に思ってしまったりとかっていって、
心が不安になりやすくなってしまうのは仕方のない状況なのではないかと。
どうすればというところですけれども、風地観の観は広く見るということなので、
例えばニュースにしてもSNSにしても見る時間帯と量を先に決めておくこと。
例えば1日、テレビのニュースとかでしたら朝と夜2回とかで時間を何分間ターゲットに制限すること。
いろんな不安だなと思う情報があるときに情報を取るのは距離を取ること。
それがすごく必要なことだなと。
その中でも特に情報は信頼できるもの。広い視点のものですね。
例えば地元の話だけではなく、広い視野というと国内外、国際ニュースまでという話が飛びすぎますかね。
そういったことにも目を向けることで視野が広がる。
その中でも自分の不安な気持ちが客観的になりやすいのではないかというところ。
SNSとかですごく見てしまいがちですけれども、
そういうときは個人のポストよりも専門卦の意見だとかニュースだとか、
そういったところを意識してみるところ。
個人のことって感情が大きいですよね、ベースとしては。
感情に引き継がれるというポストを見るよりはちょっと離れるところ。
もうちょっと客観的な情報を選ぶ方が良いですよというところ。
この2号が示しているのは自分の立ち位置から世界を見ようとし始めたばかり。
本当まだ最初の段階なんですよね。
こういった卦を立てるということは、私自身が不安な気持ちになったからこういった卦を立てたってももちろんあるんですけれども、
今の大事なことは自分が見えているものの奥にある意味、
いろんな情報がある。
その情報を受け取るのではなく、この情報は何を伝えているんだろう、
この情報を見ることによって私はどのように受け止めて、
どのように考えていったところを一歩引いた視点で見ること。
そうすることによって不安な気持ちというのは少し落ち着くのではないのでしょうか。
人ってどうしても不安で感じてしまう。
これは心のセンサーがあるからなんですよね。
例えば体が傷ついたり怪我をしたら痛いって感じる。
痛いって感じなかったら傷や怪我に気づけないということで、心もそれと同じなんですよね。
不安だと思うのは心のセンサーが、その感覚器がちゃんと動いているということなんです。
ただその気持ちを無理に消そうとしないこと。
少しずつ、もっと周りを見ることによって、
心が少しずつ安定していくのではないのでしょうか。
落ち着くということは、外のあれやこれやで落ち着くというものではなくて、
自分の中で気持ちの変化ですかね。
そうする中で落ち着くという気持ちができていくもの。
今日1日がこのような気持ちで、
そうする中で落ち着くという気持ちができていくもの。
今日1日がこの放送をお聞きのあなたが安心して過ごせるようにと祈っております。
はい、すいません。今日私自身がまとめでは何でも言えない状態ですけど、すいません。
はい、ここまで聞いていただきありがとうございました。
易占炎は行動の神となるもの。
あなたの心が少しでも軽くなりますようにと祈っております。
はい、土曜日、あなたはいかがお過ごしですか。
今日もあなたが大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございます。いってらっしゃい。