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今週のテーマは、体組成計最前線、池澤彩香と家電ライターの倉本春さんでお送りします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。これね、私実はこのワードを口に出すのが初めてなんですけれども、体組成計って体に組体操の組って書いて、なる、成金のなるって書いて、測る、計算の計って書く。
こちらでは見たことある方が多いかなと思うんですけれども。
体が何でできているかを計測する機械、いわゆる体組成計となります。
体組成計っていうのは、その名の通り、体の重さを測るしかしないんですが、体脂肪とかですね、骨の割合とか内臓脂肪の多さとか、そういったものもちゃんと調べられるようになっているんですね。
確かに、私も体重計だと思って使ってたんですけれども、体重だけじゃなくて、体脂肪率なんかも出してくれる体重計なんですけれども、それってもしかして体組成計ですか?
そうです。体組成計を使ってらっしゃいます。
うわ、お家にもあった。
本当ですか。体脂肪以外に何を測るかっていうのはわかりますか?
体脂肪しか見てませんでした。
なるほど。昔は体組成計も体重とそれこそ体脂肪だけだったんですけれども、最近は高機能な体組成計は体重、体脂肪率はもちろん内臓脂肪レベルとか、あと基礎代謝量、これダイエットする人はかなり重要ですよね。
要は寝てる間も人間っていうのは脂肪を消費してるんですけれども、運動してない時に1日でどれくらいのカロリーを消費するかっていうのがこの基礎代謝量になります。
なるほど、確かに。
だからダイエットしたい場合は、この基礎代謝量よりも少ない量のご飯を食べれば、普通に考えれば痩せられるはずなんです。
そうですね。
そういう意味でも、この基礎代謝すごいわかるといいものになっております。
あとですね、もちろん筋肉量もお知らせしてくれます。筋肉量もやっぱり増えれば増えるほど基礎代謝が上がってダイエット向きなので、個人的にはダイエットしているんだったら絶対体組成計、しかもいろんなものをちゃんとチェックしてくれるものを買っていただければいいんじゃないかなと思っておりますね。
で、その他ですと、たいてい最近のものは体の年齢っていうのを教えてくれます。
あー、確かに出てくる。
この体の年齢っていうのは、基本的には体重とか再種膨率とか、あと筋肉量とかから、そのメーカーさんがいろいろ調査して、この年代はだいたいこれぐらいみたいなものを割り出して出してくれるものなんですが、
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結構ですね、ダイエットすると太めの方がダイエットすると痩せると若くなる傾向にあるんですよ。
へー、なるほど。
まあ標準体重より太い方がっていうことですけれども、なのでなんかダイエットしているときにこれが表示されると、なんかちょっと嬉しくなる。
あ、若くなったみたいな。
ちょっとモチベーションアップに、個人的には意外とこの体年齢気に入っている機能になります。
確かに実年齢と比較してね、いろいろね、一遊できますもんね。
そう、実年齢より若くなったって思いながら毎日乗るのが楽しくなったりします。
あとはですね、だいたいBMIも表示されるものも増えてますね。
BMIっていうのは、自分の体が痩せてるか、標準か、あるいはちょっと太すぎるかっていうのを数字に出すものなんですけれども、
よくBMI18以下だと痩せすぎとかそういうのがお医者さんとかで言われるので、
まあこれに関しては体重と自分の身長がわかれば自分で計算できるものなので、
表示されてもされなくてもどっちでもいいんですけれども、まあ目安として表示されると思ってください。
そうですね、わかりやすいですよね。BMIよく言われますもんね。
そうなんですよ。
池谷さんは使ってる体組成系はどちらのメーカーになっているでしょうか?
私、IoT系のメーカーだったと思うんですけど、
ウィジングスだ、ウィジングス。
はいはいはい、じゃあスマホ連動している。
そうですね。
なるほど。
僕たまにしか乗らないです。
そうなんですね、もったいない。
基本的にはですね、日本では今主流となっているのがタニタとオムロンの2大メーカーなんですよ。
確かによく聞きますね、体重系とか体組成系のメーカーとして。
あと多分池谷さんも好きなエレコムさんとかがちょこちょこと参戦してたりしてる程度なんですけれども、
実はですね、体脂肪率っていうのはこれこれこういう風にすればこう出るっていうちゃんとした計算式っていうのは意外となくてですね、
各メーカーさんが独自の計測方法とか、あるいはこの体重でこの身長で、
体脂肪率っていうのは体の中に電流を流してその抵抗値でだいたいこう計測するんですけれども、
この体重この身長でこの抵抗値だとだいたいこれぐらいの体脂肪率みたいな過去のデータの蓄積とかから体脂肪率っていうのを出してたりするんです。
結構推定に近いですかね。
推定に近いものもあるんです。なので結構メーカーによって体脂肪率の出方って同じ時間に測っても変わってくるんですね。
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比較的これ個人的な意見ですけれども、医療用の体組成計を使って家庭用の同じように使ってみたときに比較的近い数値を出しやすいかなって思うのもこのタニタとオムロンさんの2大メーカーなんですね。
なるほど。
いろんなメーカーのを集めて医療用のと比較するっていう実験を昔したんですけれども、意外と本当に体脂肪率に関してはばらつきが多くてですね。
中でもタニタオムロンさんっていうのは比較的いい感じのデータが出てたんですけど、中でも個人的にはタニタさんが実測に近いかなと思いました。
日本にいて高機能体組成計を買おうっていうとき、多分タニタかオムロンかの二択になる人が多いと思うんですけど、もちろんIKEA屋さんのようにIOT系で買うとか、あるいはさっき言ってたエレコムなんかは見た目がかわいいので見た目重視でエレコム買うとかいろいろ買い方あるんですが、
フィットネスジムとかに置いてあるのがタニタオムロンが多いので、そのどっちかっていう場合は体脂肪率重視だったら個人的にはタニタ。計測時間が体組成計ってちょっと時間かかるんですけれども、それが短い方がいいっていう場合はオムロンさんが個人的にお勧めかなと思っております。
どれぐらい計測に時間かかるんですか?
そうですね、これ各メーカーいろんな製品出してるのに一概には言えないんですけれど、一般的に体組成計って10秒以上はかかると思ってください。
タニタさんだと一番高いラインナップだと、だいたい12秒から14秒ぐらいかかるものが多いかなという印象です。
オムロンさんだと10秒以下で終わることが多いです。
製品によっては5秒とかそれぐらいで終わるものもあるので、待ち時間が嫌だっていう場合はオムロンさんを候補に入れてみるのもいいんじゃないでしょうか。
確かに結構毎日計測しますし、あと家族みんなが使うものだったりすると思うので、この速さっていうのも意外と重要なポイントになってくるかもしれないですね。
体重を測るときって基本的には同じ時間帯がいいんですよ。
私のおすすめとしては、起き抜けお手洗い行ってご飯食べる前に測ることをおすすめしているんですけれども、日中とか寝る前とかって夜ご飯食べたものでかなり体重変わるんですよ。
確かにそうですよね。
私特に水をよく飲むので、夜ご飯の後って朝起きてから1.5キロぐらい変わってきちゃうんです。重くなります。
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ので個人的には朝起き抜けが一番体何も残ってなくって、フラットに体重が測れるんじゃないかなと思っております。
確かに結構測る時間帯によって変わるので、細かい体重の違いに一気に注意することがちょこちょこあると思うんですけど。
そうなんです。夜とかだと食べたものに応じて体重変わってくるので、特にグラフにしたときに、ここで上がってるのが食べたものなのか、それとも基本的な体重が上がってるのか下がってるかっていうのがわからないんですよね。
確かに。
ので朝起き抜けに体重を測ってほしいんですけど、そうすると家族が例えば5人いると、5人が1人10秒待たなきゃいけない。
朝、時間ないですからね。
そうそう、朝ご飯食べたいのに食べる前に測らなきゃいけないの、これ待ってなきゃいけないの、みたいなことになると思いますので、計測時間短いっていうのは意外とメリットあります。
なるほど。ちなみになんですけれども、体脂肪率ってこの足裏から測るということなんですか?
はいはい。
どんなメカニズムになっているんですか?
体脂肪率っていうのは、体に電気を通して、その抵抗値、要は電気って油を通りにくいので、体の中は水分が一番多いんですけど、水分だと電気がよく通る。
で、油はあんまり電気を通さないので、その割合からだいたいここら辺の脂肪はこれぐらいのパーセントあるんじゃないですかっていう値を出してくれるのが体脂肪率になります。
で、足裏から計測するとですね、例えば右の足から電気通して左から出すようにすると、基本的には下半身の脂肪の割合を割り出すことになるんですね。
確かにそうですよね。
そういうところまではなんとなくわかっていただけるでしょうか。
はい、想像できます。
足裏の何がいいかっていうと、足裏タイプのほかにはグリップタイプっていって、両手で持つタイプもあるんですよ。
確かにありますよね。すごい手で持つ部分が、引っ張って持ち上げるみたいな、ハンドル引っ張って持ち上げるタイプのやつありますよね。
そうなんですよ。
ただ、このグリップタイプって基本的に前にならえみたいな形で体勢でとるんですけれども、どうしても体のバランスが毎回同じじゃないじゃないですか。
確かに。
ちょっと右手が下がっちゃったりとか、それだけで結構変わってきちゃうんですよ、体脂肪率に出てくる値が。
なので、一定の数値を昨日より上がった、昨日より下がったみたいなのをグラフとして残す場合は、足裏タイプの方が安定した数値が出ると思ってます。
なるほど。ただ、こっちのグリップタイプの方がやっぱり上半身の値っていうのは取りやすい。
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そうなんです。グリップタイプっていうのは足裏タイプと違って、体のどこを計測するっていうのができるんです。
なるほど。
足もチェックできますし、足裏からも計測すれば、胸のあたりの計測結果を別で出したりとかですね、いろんな部位ごとの計測ができるのがグリップタイプのメリットですね。
あと谷田さんとかだと、例えば胸肩とかだけではなく、左側右側とかで別で出すこともできます。
これ、筋トレをする人とかだったら、結構グリップタイプを選ぶ人がいます。
谷田さんもこのグリップタイプ?
谷田さんもオムロンさんもどっちもあります。
なるほど。
谷田さんもオムロンさんも上位機種の中の1ジャンルとしてグリップタイプはどちらも用意しているので、
グリップタイプの場合は筋肉の計測も各部位でできるようになってたりするので、体をちゃんと管理したいという人はグリップタイプがいいですね。
ただ、さっき言ったように、一日体操成系からグリップを引き出して、その前ならえの体制でということで、足裏から計測するタイプより毎日計測するにはワンアクション、ツーアクション必要になる。
より面倒くさい。
そうなんですよ。続かないっていう人もいるので、すごく筋トレしたいとか体を厳密に管理したいとか、そういうものがないんだったら個人的には足裏でもいいんじゃないかなと思いますね。
なるほど。
あと、谷田さんの場合はこれとは別にアスリートモードっていうものを搭載した製品もあります。
どんなモードなんですか?
例えば、競技としてしっかり運動しているアスリート体系の人っていうのは、実は筋肉に含まれる水分量が普通の人と違うらしいんですよ。
なるほど。
ので、アスリート用に調整した結果が出るように計算するアスリートモード付きの製品っていうのがついてます。
じゃあ、もう自分は結構筋肉鍛えてるぞっていう方は、こっちのモードで計測した方が正確な数値が出る可能性が高い。
そうですね。正確な数値が出やすいです。
なるほど。
結構ね、筋トレする人って数値で結果がわかると楽しいところがあると思うので、そういうのが好きっていう場合はこのアスリートモードとかグリップタイプのものを選ぶのがいいんじゃないかなと思いますね。
ありがとうございます。
で、さっきから谷田さんの話をしてるんですけれども、もちろんオムロンにはオムロンのいいところがあります。
オムロンさんはカラダスキャンっていうシリーズを出してるんですけれども、この上位機種になると、例えば皮下脂肪率とか、あと骨格筋率とか、そのあたりを自分の同世代と比較して自分がどのあたりにいるかわかるようになります。
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これはモチベーション上がりそう。
そうなんです。自分の年代を最初に入れるんですけれども、自分で測った時に自分は平均よりちょっと脂肪が多いなとか、筋肉私普通の人より多いんじゃないとか、そういうのがわかるようになってるので、そういう点で毎日乗るのが楽しくなるっていうところはありますね。
なるほど。
ただこちら、さっきも言ってたように、体組成っていうのは測るのに年齢とか身長とかをまず最初に登録する必要があるんですよ。
確かにそうですよね。計算式に身長を考慮するものとか年齢を考慮するものがあったりしますもんね。
はい。そのために家族分のメモリーを全部入れなきゃいけないんですね。体組成計って基本的にメモリーを複数分入れられるようになってるんですけど、製品によって最高2人までしか入れられないものとか、10人前後まで入れられるようになってるものとかあるので、家族が多い場合はメモリー数の最大人数についてはちゃんとチェックしてほしいですね。
確かにこれ重要ですね。私登録できないんだけどっていうの結構喧嘩の火種になったりしますからね。
そうなんです。あと昔は結構ですね、この登録人数に合わせてボタンがあって、自分のボタンを押してから乗らなきゃいけなかったんですけれども、最近のものの多くは自分が乗ると勝手に体組成計がこれはあなたですねって言って判断してくれるようになってたりするんですよ。
要は乗るだけで自動的にスイッチがオンになって、自動的に乗ってる人を判断するので、乗れば結果が出るっていう。
確かにこういうほうが便利。
そう、スイッチ入れるのってかがまなきゃいけないのが面倒とか結構あるじゃないですか。
ありますあります。なるべくね、毎日のプロテインだから。なるべくなるべくシンプルしたいですよね。
めんどくさがりの人はちゃんと自動判別機能がついてるかとか、そのあたりもチェックして買ってほしいです。
あと家庭によってこれいらない人もいるかもしれませんが、我が家犬がいるので、最近はペットモードっていうモードがついてる製品を使ってます。
あー確かにペットの体重ですよね。ペットの体重測るのって結構大変なんですよね。
そうなんです。これですね、最初に飼い主とペットが一緒に乗って、ペットモードっていうボタンを押した後に飼い主だけが乗ると、ペットの体重を最終的に計算して出してくれるっていうモードです。
あー地味にありがたい。
引き算しなくていいんですよ。自分の体重これだからっていう引き算をしなくていいので。
地味にありがたい。
あと特にペットを飼っている人にはチェックしてほしいんですけれども、最小計測単位っていうのが体重計にはあります。
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大体は100g単位で選んでくれるんですけれども、小型犬とか猫ちゃんの体重を測りたい場合は50g単位ぐらいの少ない容量をちゃんとチェックしてくれるものを選ぶのがおすすめですね。
確かにそうですよね。あまり小さすぎると変動ないじゃんってなっちゃいますもんね。
そうなんですよ。でも結構小さい子によっては小さな変動が大変なことになったりするので、そういうところもぜひチェックしてほしいですね。
わかりました。
あとそうですね、ダイエットをしている人には絶対入れてほしいと思っているのがスマホ連動機能です。
そうですよね。スマホでログが確認できたりとかするタイプ。
そうなんですよ。
結構ありますよね最近は。
体重の変化ってやっぱり何ヶ月単位で見ていかないと自分がじわじわ上がっているのか下がっているのか、あるいはすごく上がったり下がったりしやすいタイプなのか、では自分の体質っていうのがわからないので、
そういうのをグラフ化して長いスパンでも見れるようにできるように、BluetoothとかWi-Fiで計測結果をスマホに送ってちゃんとグラフ化してくれるそういった製品をダイエット中の方なら特に選んでほしいと思います。
自分のログだけじゃなくて、例えばお医者さんに見せたいとか、ジムのトレーナーさんに見せたいっていう時も結構こういった機能便利ですよね。
確かに、さすが目の付けどころが素晴らしい。ジムのトレーナーっていうのは確かにいいかもしれませんね。
そうですね、ぜひぜひ体素整形買う際はこういったところに意識しながらご購入を検討してみてください。ありがとうございました。
今回は体素整形最前線をお送りしてきました。
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よろしくお願いします。
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