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家電ライターが語る家電最前線、進行役は私池澤彩香です。
そして今回の担当は、家電ライターのまくりんさん。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回の配信は、ベンキュージャパン株式会社の提供でお送りします。ご提供ありがとうございます。
はい、ということでですね、以前も特集したベンキューから、先月新しい個性派プロジェクターが2つ発売されましたので、今回はそちらをご紹介したいと思います。まくりんさん。
はい、そうですね、なんかどっちも結構それぞれの特徴があって、なんか面白いプロジェクターでしたね。
前回も、シャープ88の回で4Kプロジェクターを紹介していただきましたよね。
そうですね、あちらもすごくいいプロジェクターでしたね。
はい、今回はどんなプロジェクターなんですか?
今回はどちらもモバイルプロジェクターということで、電源をつながなくても本体内蔵のバッテリーで駆動できるタイプのプロジェクターなんですけど、結構方向性の違う2モデルでして、
1つがGV30っていうプロジェクターですね。まずちょっとこっちから紹介したいなと思うんですけど、他にはないフォルムをしているというか、もうパッと見で。
はい、私の手元にも今実は現物があるんですけど、しずくみたいな形をしていて、大体大きさは手を開いたぐらいの。
手のヒラーを開いたぐらいが直径って感じですよね。
そうですね。比較的どこでも置きやすいかなみたいな形状をしているんですけど、このドロップ型であるがゆえに、下に台座みたいなのがついてるんですけど、そこを滑らして当社の角度を変えられるっていう。
そうそう、これすごいんですよね。よく考えられたデザインだなと思うんですけど、プロジェクターってほとんどが直方体形状、割と角張ってるものが多いんですけど、
そういった中で、このドラム型っていうのは結構珍しいですし、今池谷さんおっしゃった投影角度を下の台座上で滑らして滑らかに変えられるっていうのはかなり変わった構造なので、かなり使いやすいしユニークなポイントだなというふうに思いました。
プロジェクターってどこに置こうか迷われる方もすごい多いと思うんですけど、キュートな形状なので、どこでも置けそうな感じのデザインになってますよね。
台座自体は結構ちっちゃいですからね。意外と見た目以上に置き場所を選ばないなって感じましたね。
そうですね。置き場所に困らなそうだなっていうのがすごく感じたところです。
あとはその投影角度を変えられるっていうのは僕的に一番のポイントだと思っていて、マグネットベースって呼ばれてるんですけど台座の部分は。
要はマグネットで台座と本体がガッチャンコしてるような状態なんですけど、マグネットベース上で滑らせることで135度変えられるんですよ。
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あ、これ全部で135度。
135度なんです。
すごい。
すごくて、これ普通のプロジェクターって15度とかしか変えられないモデルが多かったりする中で、外付けの三脚レベルでこれだけ角度変えられるっていうのはあんまりないですね。今まで僕もレビューした中では。
しかもあれですよね、これ。角度変えた時に自動でピントがあったりとか、縦方向に台形補正してくれる機能がついてて。
そうです。垂直方向の台形自動補正とオートフォーカスが瞬時に働くので。
あとこれ中に入ってるソフトが賢いのか、投影角度変えても割とクイックに変わるんですよね。パッと補正されるんですよ。
確かに。ベッドサイドでしばらく使わせていただいてたんですけど、壁からよし寝るぞってタイミングで天井に投影を変えたい時に、クイッて角度を変えるだけで自動補正してくれてすごく便利でした。
それ最高の使い方してますね。本当にベッドに寝ながら天井に投影するっていうのは、多分メーカーさん的にも推奨してる使い方というか、寝転びプロジェクトだとおっしゃってるんで。
そうなんですね。
なかなかそれできるモデルって少ないから面白いですよね。
そうですね。しかも軽いから結構どこでも持っていけそう。人がいっぱい来たら子供部屋に持っていくみたいな使い方もできそうで、すごくいろいろ可能性があるモデルだなと。
確かに。プロジェクター僕も使って何気に便利なのが、大人数で遊びに来られて、友人のご家族がお子さんとか連れて来られた時もプロジェクター一台こう置けば、それで結構時間を潰してくださるというか。
それはいいですよね。
あとですね、なんかデザイン面のところで一個ちょっと触れたいのが、専用のケース、タッシュケースかキャリーケースみたいなのがついてるんですけど、
これ結構大柄なので、本体だけ持ち運びたい時にもレザーストラップが黄色いレザーストラップついてるので、こっちでピュッて持ち運びできるんですよね。
そうですね。このストラップも何気に便利だなと思いました。
で、何か万が一落としても大丈夫なように一応70センチの落下衝撃耐性がついているので、
そうなんですね。
意外と頑丈みたいな。
よく言えば横の台形補正も入れてほしかったなーって。
あー、横の台形補正って。
感じました。
すごい、でも細かいポイント見てらっしゃいますね。
結構縦はスムーズに自動で変わってくれるんですけど、斜めに投影したいみたいな時にちょっと歪んじゃうので、ここがあれば完璧だったなみたいな。
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僕も唯一あげるならそこぐらいですね、確かに。水平方向の台形自動補正。
それ以外は本当に他にない形をしてるし、他にない便利さをいっぱい兼ね備えてるので、そこに目を瞑っても結構別途サイドプロジェクターとしては候補に上がってくるかなと。
そうですね。今おっしゃった確かに水平方向の自動台形補正ついてないんですけど、基本的には垂直方向にだけ動くようなプロジェクターなので、
時折やっぱり手動で水平方向に変える場面って出てくるんですけど、それ以外は投影調整っていうユニーク性ありますし、
もう一個ね、このGV30で押さえておきたいポイントが、スピーカーやばいんですよこれ。
確かになんか側面スピーカーですもんね。
そうなんですよ。側面スピーカーなのに加えて、実は真ん中にサブウーファーついてるんですよ。
え、そうなんですか?
そうなんですそうなんです。
へー。
だから、側面のスピーカーの出力が4W、4Wで、真ん中のサブウーファーが8Wなんで、計16Wなんですよ。
16Wって後で紹介するGS50除いたら、僕が今までレビューした中ではモバイルプロジェクターでは一番の出力なんですよ。
へーそうなんだ。
だから何気にスピーカーモードで使っていただいても、いわゆるオーディオ専用機に近いぐらいの低音域の厚みとか迫力で楽しめるようなプロジェクターであるんですよ。
はー、確かにな。確かに音いいなって思いましたね。
音いいんですよ。音ね、実は前に一緒にレビューさせていただいたTK700STiよりも、なぜかいいスピーカー乗ってるんですよ。
なんかサブウーファー付きっていうのが今までなかったらしいです。
あ、そうなんですね。
いわゆる2.1チャンネルスピーカーですね。これはね、ちょっと僕的にも推したいポイントですね。
音だけ楽しむみたいなこともできるんですかね。
そうですね。Bluetoothモードっていうのが本体の電源ボタンを2回押してあげると切り替えられるので、それでスマホとかとつないであげて音流すみたいな楽しみ方もありますね。
いいですね。
僕結構ね、BGM代わりに使ってますね。そういうプロジェクターのスピーカーモードって。
意外とそういう音がいいみたいなイメージプロジェクターになかったので、すごく特色かもしれないですね。
あ、そうですね。GV30ぐらい音がいいってのはあんまりなかったです。僕も。
他にスペック的な特徴ってあります?
もう一個が明るさとか解像度っていう、いわゆるプロジェクターの投影面っていうところなんですけど、その前に投影の光源がLEDなので単純に静音性が高くて本体も厚くなりにくくて光源自体も優しいというポイントはあります。
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明るさが最大300ルーメンでして、ぶっちゃけね、めちゃくちゃ明るいっていうわけではないんですけど、
それでも実際プロジェクターって15時以降とかちょっと日が陰った時に使うと思うんですけど、そういった時の環境なら全然クッキリ見えますし、なんなら僕たちがやってるような寝転びながら天井投影する時間帯とかは全然余裕で。
そうですね。私も出力最低にしてました。
あ、そうなんですか。それでも大丈夫かな。
はい。
低電源モードかな。ありますよね。
いや、単純に起動を一番下にしてます。
ああ、そういうことですか。それでも全然見れるんだ。すごい。
全然見れて、むしろ寝る前はそれぐらいがいいかなっていう。
確かにあんまり起動高いとちょっと目冴えちゃいますからね。
そうですね。
あとは当然モバイルプロジェクターなんでバッテリー駆動もできまして、それだけで2.5時間の動画再生に対応してるっていうのと、あとここ何気にポイント高いなと思ったのが、本体充電したい時に普通だったらいわゆるDCポートっていう一般的なポートに挿して本体充電するんですけど、それ以外にUSB Type-CからでもGV30って本体充電できるので、
例えばPD対応のUSB Type-CケーブルにPD対応モバイルバッテリー組み合わせて本体充電しながら使ったりとかできるので、本体充電面は結構優秀ですし、あともう一個すごいのがUSB Type-Cケーブル、いわゆるディスプレイポート対応のUSB Type-Cケーブルをつないだらケーブル1本でPCからGV30に映像出力できるっていう点で、
これ結構他のプロジェクターだと対応しているもの少ないので、かなりのメリットかなというふうに思いました。
確かにUSB Type-Cで対応してくれているのはすごくありがたいですね。PCのコンテンツもプロジェクターで楽しめるってことなんですかね。
そうですね。だからHDMIは対応してるけどっていうモデルが多い中で、両方映像出力備えている。プラス当然ミラーキャストとかエアプレイみたいなミラーリングにも対応しているので、意外と映像出力多彩なんですよ。
すごい結構使えそうですね。
使えますね。
こちらお値段いくらぐらいになりますか。
6万9800円でして、ちょっとお値段だけ聞くと若干高いと思われるかもしれないですけど、実はモバイルプロジェクターの中では結構リーズナブルでして、スペックを踏まえるとかなり頑張って抑えられてるかなという印象ですね。
確かにプロジェクター界幅ありますもんね、値段に。
4K対応モデルとか言っちゃうと本当に普通に20万とかするので。
なので、どっちにしてもプロジェクターってちょっと奮発するときに買うアイテムだと思うので、そういったときは本当に有力候補の一つかなというふうに思いました。
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ありがとうございます。
それではBENQのおすすめプロジェクター、もう一つの方も教えてください。
もう一つがBENQさんのGS50というモデルでして、先ほどのGV30がドラム型なのに対して、GS50というのは直包帯形状でして、縦横高さどれも一応20cmに収まるサイズに抑えながら、
GV30がどちらかというと投影調整とかのギミックというか構造の面白さに振ったプロジェクターなのに対して、GS50は本当に正当派というか本当にプロジェクターのスペックを高めたようなモデルになっていて、
あとですね、結構珍しいポイントとして、いわゆるアウトドア仕様になっていて、見た目も側面がアーミーグリーンみたいなオリーブグリーンをまとっていて、
どことなくアウトドアで使える雰囲気をまとっているんですけど、実際IPX2の防滴仕様となっているので、IPX2というのは垂直から左右15度の範囲で落下する水滴からの悪影響を受けないとされる防水規格なので、
ちょっとした水場なら全然使えちゃうというプロジェクターの防滴仕様なので、本当に屋外にも使えるといったプロジェクターですね。
へー、見た目も本当にアウトドアっぽい色というか側面がグリーンで、正面から見ると結構スマートな白いプロジェクターに見えるんですけど、
外に持って歩きやすいようにとってもついてて。
そうですね、とってもついてますし、同じく落下衝撃耐性もついてますし、GV30と同じく専用のキャリーケースも用意されている。
GV30ってハードケースだったじゃないですか。
GS50ってファブリック調のソフトケースになってて、ケース自体は結構軽くて持ち運びやすいかなという印象ですね。
なるほど、これ特徴としてはどんな特徴があるんですか?
一つは先ほど言った棒的仕様であるっていう点と、もう一個はGV30が解像度HDに対してGS50はフルHDなので一応モバイル型では一番解像度高いんですよ。
だからより精細な映像が楽しめるっていうところと、明るさもGV30が300ルーメンに対して500ルーメンあるので結構明るく見れるっていうところ。
単純にプロジェクターとしてのスペックが高いというところ。
あとは投影調整面も充実していて、一つ紹介すると環境光センサーっていう明るさを自動調整してくれる機能と、
オートブランクセンサーっていう至近距離に障害物とかなんか人の顔が入ったりしたら投影を抑えてくれるっていった機能もついているので、
お子さんのいる家庭でも使いやすい。他にお子様の使用時間を制限できるペアレンタルコントロールという機能もついているので、
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割とファミリーでも使いやすい機能が入っているかなという印象ですね。
確かに吊り下げ型以外のプロジェクターって床に置いたりとかサイドデスクに置いたりとかして使うと思うんですけど、
そうなってくると投影する光が目に入ってきそうな時も多くて。
そうなんですよね。だからこういう機能があったらそういうことが起こりづらいから大人だったら単純に避ければいいですけど、
子供はなかなか目に影響があるって知らない子も多いから、機械側でそれを防いでくれるっていうのはすごくいい機能かもしれないですね。
あとはGV30と同じくスピーカーの出力もすごくて、何ならGV30よりも若干出力が高いんですね。
あちらが16Wに対してGS50は20Wなんですよ。
要は左右5Wのスピーカー2機にサブウーハーが同じくついてて10Wなんで、計20Wっていうことで、
本当にスピーカー専用機としてもかなりパワフルに使えるモデルですね。
なかなかいいですね。
映像モードもGV30よりも一個多くて、キャンプファイアーモードっていうのが付いてるので、
室内でも例えば焚き火の映像を見たりとかもできますし、屋外でキャンプファイアーモードにして見ていただくみたいなところもできるので、
投影調整モードとプロジェクター自体のスペックがかなり仕上げられているモデルだなと思いました。
キャンプファイアーモードってどういった特色があるんですか?
普通のモードよりもやや軌道明るめにしてて、屋外で投影するときってどうしても外光が少ないじゃないですか。
そういった外光が少ない環境下でもできるだけ見やすいようにプロジェクター自身で調整してくれるモードなんですよね。
確かに寝る前に焚き火眺めたりとか、下地キャンプとか簡単にできそう。
下地キャンプできますね。
普通のベランダとかでも下地キャンプを楽しむみたいなのはありかもしれないですね。
確かにベランダって火を起こしにくいから、このプロジェクターを使って下地キャンプをするのもいいかもしれないですね。
それこそね、焚き火とかせせらぎとかの映像を投影してあげるのはいいかなと思いますね。
OSにはGV30と同様にAndroid TV 9.0を搭載していまして、
だいたいのAndroidアプリは楽しめるので、アプリプレイヤーとしても使えますので、エンタメ性は両方ともかなり高いですね。
なるほど。こちらお値段いくらぐらいになりますか?
現在89,800円で、GV30に比べるとちょっと高いんですけど、
ただ同クラスのプロジェクター、割と10万円前後のものが多い中では頑張って抑えている方ですし、
あとGV30にもついていなかった映像調整面で言うと、台形補正が実は垂直自動なのは同様なんですけど、
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GS50だけは横方向も手動のプラスマイナス40度の台形補正がついているので、
そういったところですとか、明るさ解像度の面でもパワーアップしていたりするので、
そう考えると結構妥当な価格差かなというところですね。
この機能どうしても欲しいみたいな機能がある場合は、こちらの機種も考えてもいいんじゃないかなと感じました。
そうですね。プロジェクターとしてもうちょっとしっかりしたものが欲しいというなら、GS50の方がベターかなという感じですね。
ありがとうございます。
今回はBenQから先月発売されたモバイルプロジェクター、GV30、GS50を紹介してきました。
家電最前線の番組ツイッターや番組ホームページでも今回紹介した商品の写真などを載せています。
番組ホームページへのリンクはお聞きのポッドキャストアプリの番組概要欄にありますので、ぜひご覧ください。
そしてここで番組からリスナーの皆さんへのプレゼントのお知らせです。
11月のプレゼントは、シャープ99、さっぱり気持ちいいお風呂家電の回でもご紹介した、女性にも男性にもおすすめ、洗顔ブラシのフィリップスビザピュア、1名の方にプレゼントします。
応募にはキーワードが必要です。今回のキーワードは1周年です。
お聞きのポッドキャストアプリの番組概要欄、または番組ホームページやツイッターのプレゼント応募リンクからご応募ください。
締め切りは12月15日、水曜日です。
次回は家電ライターの倉本春さんが担当。
卓上調理家電最前線をお送りします。お楽しみに。
ここまでは家電ライターのマクリンさんとお送りしました。ありがとうございました。
ありがとうございました。