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2021-12-20 19:28

#112 かしこい暖房家電の使い方・せつやく方法

今回初登場の節約にも詳しい家電製品アドバイザー和田由貴が、この冬かしこく節約しながら上手に暖房器具を使う方法や商品をご紹介致します。 
●ご紹介した内容は番組HPで 
https://kaden.pitpa.jp/podcast/112/ 

●プレゼント企画 
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<制作>
家電ライター:和田由貴
MC:池澤あやか
プロデューサー:富山真明
制作:株式会社PitPa

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家電ライターが語る家電最前線、進行役は私池澤彩香です。そして今回の担当は、せつやくなんかにもお詳しい家電製品アドバイザーをされている和田祐樹さんです。初めまして、どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
普段どういった分野の製品をレビューされたりとかしてるんですか?どんなスタイルのレビューなのか?
生活家電全般ですね。いわゆる代物と呼ばれているような家電。それの省エネとか節約になるような使い方とか、そういったお話をさせていただいてます。
確かに、やっぱり電化製品って電気食いますから、どれぐらいコスパがいいんだろうみたいなところってすごく気になる分野ではありますよね。
そうなんですよね。やっぱり買うときのお値段もそうですけれど、ランニングコストってすごい気になるところだと思うので、そういった視点でいろいろ家電の話をしたりすることもあるので、今回は暖房の話ということですよね。
そうなんですよ。今回は、そういった節約という視点から見た暖房の話をしていきたいと思います。というわけで、今回のテーマは、暖房家電の賢い使い分けというテーマでやらせていただきます。
暖房器具は用途に合わせた使い分けというのがすごく重要なんですね。暖房器具に大きく分けて3種類あります。
まずは空気を滞留させる、そして部屋全体を温める滞留式という暖房器具ですね。これはエアコンとかファンヒーター、そういったものですね。温かい空気を吹き出して全体を温めるというもの。
これは広い範囲を全体を温めるので、暖房効率はいいんですけれど、ただ一人で部屋にいるときとかにはちょっと無駄が多いかなと思いますので、家族が揃ったリビングとかで使うのに適しているというような用途のものです。
そして2つ目が暖房器具から熱を放射して温める輻射式と呼ばれるものです。これはストーブとかハロゲンヒーターとか、その暖房器具自体から熱を放射するようなタイプのものですね。
これはですね、やっぱり広範囲を温めるのにはちょっと不向き。やっぱり直接当たってないと暖かくないですから、そういう場合には不向きなんですけれど、暖房器具から直接熱が伝わるため用途は広いんですね。コンパクトで移動も容易なので、例えば屋外とかそういった場所でも使うことも可能かなと思います。
足元だけ温めるというような感じで、家庭の中ではキッチンとかそういったところにも向いているかなと思います。
小竜なんかもここに入ってくるんですか?
そうですね、こたつはこの輻射式に当たるかなと思うんですけれど、この3番目の電動式にも近いところがあるかなと。この3番目の電動式というのはですね、電動というのは熱を伝える熱電動の電動ですね。
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これはホットカーペットとか湯たんぽとかそういったものに当たるんですけれど、直接触れていなければ暖かくないので、すごく狭い範囲を温めるような用途のものです。
ですからこたつなんかも入ってなければ暖かくないわけですから、少し電動式に近いかなというような感じのものですけれど。
ちなみに床暖房はですね、床暖房自体から熱を放射しているので、部屋全体を温める目的のものなんですね。
これ輻射式みたいな要素が入ってきているので、これは電動式ではないんですけれど、ホットカーペットとか湯たんぽとかそういったものは触っていなければ暖かくないので、これらは電動式。
そしてすごくですね、耕熱費が安いというのがポイントになります。
ただ使っているその人だけしか暖かくないので、たくさんの人で温まるというような用途のものではないわけですね。
なのでそれぞれ使い分けを上手にすることで節約になってくるかなと。
どれがいいどれが悪いというよりは、バランスよく時と場合によって使い分けるみたいなところがポイントになってくるんですね。
そうですね。結構暖房器具っていうとどれが一番ランニングコストが安いですかってご質問いただくこと多いんですけれど、一概に比較ができないですよね。
なのでやっぱり使い分けということになりますね。
いろいろ3つ違いがあると思うんですけれども、それぞれを節電しながら使うコツみたいなところもお伺いしたいなと思います。
まず対流式の暖房器具の場合ですね。ファンヒーターの場合、石油とかガスとかがあると思うんですけれど、多くのものって開放式と呼ばれる直接燃料を燃焼させてそして暖かい空気が出ますけれど、同時に空気も汚れるし、あと水蒸気が発生するわけですね。
水蒸気が発生するということは乾燥しにくいという特徴もあります。
ただエアコンの場合は同じ対流式なんですけれど、燃料を燃やして暖かい空気を出しているわけではないので、室温が上がると相対的に室度って下がってきますね。
なので非常に乾燥しやすくなります。室度が下がるとやっぱり体感温度が下がってしまって、同じ温度でも寒く感じちゃうんですね。
そうなんですね。
夏もやっぱり暑い時に室度が高いとものすごく暑く感じるのと同じで、冬場もですね、やっぱりある程度室度を保ってあげる。
それでだいたいですね目安は40%から60%ぐらいは保ったほうがいいかなと思います。
これを保つためにはですね、加湿器とか洗濯物部屋に干すとかそういったことでも対応できるかなと思うんですけれど、同時に加湿をすることができるエアコンというものも中にはあるんですね。
大均のウルサラシリーズとかがそういったものなんですけれど、待機中にある水蒸気をですね集めて、そして無給水で加湿をするというような機能を持ってますね。
なのでこういう加湿対策非常に重要なので、暖房器具を使う時にはぜひ考えていただきたいなと思います。
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大均のエアコンは加湿もできるんですね。すごい。
そうですね。
それに加えて結構換気もできるじゃないですか。
そうですね。この中で結構注目されてますよね。
そういう点でも結構注目すべき製品なのかなと感じました。
そうですね。この無給水加湿っていうのは結構前から出てるんですけれど、やっぱり暖房をした時に乾燥するからより寒く感じるっていうのはあんまり知られてないというか、
皆さん、冬乾燥するから加湿をするっていうのは肌荒れとか風邪引きにくくするためとかそういうふうに意識されてるけど、
暖かさのためっていうのはあんまり考えていらっしゃらない方が多いので、やっぱりすごく対策って必要なんですよね。
その点、エアコンでもこういう加湿ができるっていうタイプのものは結構いいかなと思います。
それでは続いて、輻射式の暖房で気をつけた方がいい点って何かありますか。
はい。輻射式のものはですね、おおむて高熱比高いんですよね。
だからあんまり長時間使うようなタイプのものではないんですけれど、でも使うんだったらより塩石効果が高いヒーターを選んだ方がいいかなと思います。
なので単純な電気ストーブとかよりも、電気ストーブとかハロゲンヒーターとかそういったものとかよりも、カーボンヒーターと呼ばれるものとか、あとシーズヒーターというようなもの。
これが遠赤外線の放射量がですね、例えばカーボンヒーターの場合にはハロゲンヒーターのおよそ2倍ぐらいあるんですね。
なのでそれですぐ暖かくなるという特徴もあります。
カーボンヒーターでおすすめの機種はですね、アラジンのグラファイトヒーターですね。
これデザインもすごく素敵でね、結構人気のものですけれど。
おじいちゃんおばあちゃん家にもありそうなクラシカルなデザインをしてるんですけど、現代風に洗練されたような部分もあって、すごくレトロ感を感じるデザイン。
そうですね。それで塩石効果もすごく強くて暖かいというものですね。
結構暖かそう。
他にはですね、シーズヒーターというのがあります。
シーズヒーターというのはですね、カーボンヒーターほど速暖性はないんですけれど、
塩石外線の放射量がすごく多くて、カーボンヒーター以上にすごく暖かさを感じやすいという特徴があります。
そして耐久性にも優れてるんですね。長持ちすると。
これのおすすめのものがですね、コロナのコアヒートシリーズですね。
コアヒートのちょっとスリムタイプ、タワータイプみたいなやつと、ちょっと面積が広いようなタイプのものとかありますけれど、
これすごく、普通はこう、輻射式の暖房器具ってかなり近くに行かないと暖かくないんですけれど、
すごく離れててもですね、じんわり熱が伝わってくるような感じで、とっても暖かいです。
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これってどのあたりに置くのがいいんですか?
そうですね。ただ、まあ本当に部屋全体を温めるということはちょっと難しいので、
例えば子供部屋で勉強をしているときにちょっと斜め後ろとかに置いて温めてあげるとか、
そういうような使い方がいいのかなというふうに思いますね。
なるほど。なんか最近オイルヒーターなんかも流行ってますけど、オイルヒーターも輻射式にあたる?
そうですね。オイルヒーターも床暖房とかと近いような感じの輻射式にあたるものだと思うんですけど、
ただですね、オイルヒーターはかなりコストがかかる。
そうですね。ランニングコストが。
そうですよね。空気が汚れなくて、風が出ないからホコリがまったりすることもないし、
あと触って火傷したりとかしないから安全性も高いというふうに言われてるんですけど、やっぱりどうしてもコストはね、結構かかりますね。
やっぱり欧米とかでセントラルヒーティングとかの暖房器具とかが発達しているようなところで、
高熱比が安いところだったらすごくいい暖房器具だと思うんですけれど、
日本だとちょっと厳しいかなという感じがありますね。
うちでも導入してて、たまに高熱比に驚くことが。
だいたいなんか赤ちゃんが生まれたりとかすると、オイルヒーターがいいっていうから買ったけど、
1ヶ月使って次の請求を見てびっくりしてもう倉庫にしまったみたいな、そういう話をよく聞きますよね。
確かにね、ホームワーク温かくてすごく体には良さそうなんですけどね、かなりコストは高いかなと。
あとこの番組の家電最前線にも出てる倉本さんも、もうコスト度返しでオイルヒーターを使っているっておっしゃってます。
もうなんか本当、金に意図面をつけないんだったら使おうかっていう感じですよね。
そうですね。なので、もしコストすごいちゃんと気にされているみたいな家庭がほとんどだと思うので、
そういった方は、副社式の中でも先ほどおすすめにあった機種を選ぶ。
家族全員でお部屋にいるときはやっぱりエアコンとかのほうがいいかなというふうに思いますね。
ありがとうございます。それでは最後に電動式はいかがですか。
電動式の暖房器具はピンポイントで自分の場所だけ温められるということが特徴ですよね。
中でも私がおすすめなのは電気膝掛け。
電気膝掛け。
電気毛布の半分ぐらいの大きさのものなんですけど、ポンチョみたいな形しているものがあったりとか、いろいろなタイプがあります。
電気膝掛けの場合はもちろん布ですから、もちろん膝掛けとして使ってもいいし、肩にかけてもいいし、
あと、下に敷いて座ればホットカフェットみたいな床が暖かくなるし、腰に巻いたりとか、いろいろな使い方ができます。
ほとんどの製品はコントローラーみたいな場所を外してしまえば洗濯機で洗えるものが多いので、
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お手入れもすごく簡単ですし、お値段も結構安いんですよね。
結構電気膝掛けって洗えないようなイメージを持ってしまっていたんですけど、洗える製品も結構あるんですね。
コードが中に入っているから洗えないなと思っている方が多いと思うんですけど、大抵は洗えますね。
おすすめ商品はどんな商品がありますか?
おすすめ商品としてはパナソニックの洗える電気膝掛けクルケットというものがありますね。
確かに。
毛布って感じなんですけど、とっても暖かいと思います。
確かに。この毛布自体も暖かそうだし。
これもマイクロファイバーですごい暖かい毛布なんですけど、それがさらに発熱するので、本当に一人でいる時にはこれで十分かなというぐらい暖かいと思います。
一人暮らしの人とかにも特におすすめですね。
確かに。
なので、こういう一人で温まる場合は電動式いいんですけれど、例えばホットカーペットとか床に敷いたりするものとかだと、
断熱シートを敷いて暖房効率を上げたりとか、そういうのもいい方法かなと思います。
そうなんですね。
そうですね。やっぱり床の方向にも熱が逃げていってしまいますので。
もう点でした。
そうですね。だから下に一枚敷くだけでも全然温かさ変わります。
あとですね、湯たんぽなんかも電動式の暖房器具の一つなんですけれど、なんかすごくエコなイメージありますよね。
確かに。お湯をやっぱり入れるっていうイメージが強いから、電気式でもエコなイメージがある。
湯たんぽって普通にわざわざ夜間とかでお湯を沸かして使うんだったら、普通の電気の暗下とかを使うよりもコストがかかっちゃうんですよ。
お湯沸かすのってものすごくコストがかかるので、例えばポットとかにお湯がいっぱいあって余ってるから湯たんぽに使うみたいな感じだったら、
まあ無駄がなくていいと思うんですけど、わざわざ沸かして湯たんぽに使うのであれば、もう電気式の、それこそ膝掛けとか電気暗下とか、そういったものを使っていただいた方がですね、無駄がないかなと思います。
なるほど。すごい目から鱗の話がたくさんありましたが。
最後に他に日頃から気をつけた方がいいポイントというのがあれば教えていただけると嬉しいです。
これ基本なんですけれど、設定温度ですね。夏は28度、冬は20度というのが目安になる温度です。
もちろんこれを絶対守らなきゃいけないというわけじゃないんですけれど、これにできるだけ近づけるように控えめな設定温度。
エアコンの場合にはですね、冷房時は1度、暖房時は2度なんて書いてありますけど、最近もっと省エネ効率が上がっているみたいで、暖房時でも1度変えただけでも10%ぐらい消費電力量が減るというふうに言われています。
ですので、少しでもですね、設定温度を控えめにする。
そしてその設定温度控えめにするために大事なのが、お部屋の環境を整えることですね。せっかく温めてもどんどん温かい空気が外に逃げていってしまっては意味がないですから、対策をするのは一番大事なのは窓ですね。開口部。
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確かにカーテン開けてる時と閉めてる時だと全然暖房の機器が違いますよね。
違うんですよね。そうね。冬場はですね、約5割の熱交換が窓で行われているというふうに言われてますので、なので窓をきちんと防寒対策をしてあげることでかなり暖かさを保つことができます。
それで夏は外側で対策、冬は内側で対策をするというふうに言われていてですね。
そうなんですね。
夏はですね、外で対策をしないと日射が部屋の中に入ってきてしまいますので、内側で対策をしても窓が温まっちゃうんですね。
なるほど。だから何だろう、すだれみたいな。
そうそう、すだれとかよしずとか。
よしずとかをかけているみたいな。
それが正しい対策ですね。
冬は逆に内側の熱が外に逃げていかないようにカーテンとか防寒シートみたいなものとかそういったものでもいいし、とにかく内側で外に逃げていかないような工夫をしていただくのがいいですね。
カーテンもですね、ちょっと厚手のカーテンに変えたりとか竹の長いものに変える。これも効果的な方法だと思います。
なるほど。カーテンね。
そうですね。あともう一点としてですね、部屋の上下の寒暖差をなくすことも大事です。
冷たい空気ってすごく重いですから床の方に溜まりますし、暖かい空気は天井の方に集まっちゃうんですね。
なので寒暖差が大きい状態だと、やっぱり人間の生活空間は床に近いところですから、すごく無駄が多くなってしまう。
なのでサーキュレーターとか扇風機とかを使って天井の方向に向けて風を送ってあげると、暖かい空気が床の方に降りてくるので、ぜひそれを使っていただくといいんですけど、
できれば置く場所はですね、窓の近くに置いて部屋の中央、天井方向ですね、に向けて風を送ってあげるとうまく暖かい空気が循環するというふうに言われています。
確かにサーキュレーターとかって夏のものっていうイメージがあったんですけど、こういった時にも活躍するんですね。
そうですね。サーキュレーターは特に冬場の方が大活躍してくれますので、しまわないでぜひ使っていただきたいなと思います。
わかりました。結構ね、私自身も誤解していたことがたくさんあったので、ちょっと今年の冬にはこういったこまめな対策をしながら、寒い冬を乗り切りたいなと思います。
というわけで、皆さんもこれから迎える本格的な冬の参考にされてください。
今回は、暖房家電の賢い使い分けというテーマでお送りしてきました。
家電最前線の番組ホームページでも今回紹介した商品の写真などを載せていますので、ぜひご覧ください。
そしてここで番組からリスナーの皆さんへのプレゼントのお知らせです。
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12月のプレゼントは、シャープ100愛用中のおすすめ家電2021年上半期の回でもご紹介した、ラドンナ、トフィーハーフホットサンドメーカー、1名の方にプレゼントします。
応募にはキーワードが必要です。今回のキーワードは、「大掃除」です。
お聞きのポッドキャストアプリの番組概要欄、または番組のホームページやツイッターのプレゼント応募リンクからご応募ください。
締め切りは2022年1月15日土曜日です。
そしてもう一つ番組からのお願いです。
家電最前線をApple Podcastでお聞きの方は、ぜひ番組評価をお願いいたします。
アプリ上で星を5段階でタップして評価できますので、ご協力よろしくお願いします。
次回の配信も和田さんが担当。
年末は節電掃除というテーマでお送りします。
和田さん、次回もよろしくお願いします。
お願いします。
19:28

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