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2025-05-22 11:07

【第29回】月300時間働くCTOに聞いた!〜“燃え尽きない理由“って何だ?〜

nocall.aiの開発に情熱を注ぐ森本さんに、その源泉を聞いてみました。エンジニアとして注目している最先端のAI技術や、サービスの裏側のにある面白さが皆さんにも伝われば嬉しいです!nocallならではの魅力が詰まった回になりました、ぜひお聴きください。


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サマリー

CTOの高広は、300時間働く理由やnocall AIの魅力について話します。会話AIの可能性や新しい電話サービスの開発に関する興味深い議論が展開され、テクノロジーの未来像が紹介されます。

CTOの働き方とnocall AIへの情熱
nocallのマーケット担当佐藤と、CTOの高広です。
今回は、先月の総労働時間が300時間を超えたCTO高さんに、
どうしてそこまでnocall AIに熱狂できるのか、というところをお伺いしたいと思います。
はい、よろしくお願いします。
お願いします。
そうですね、300時間も働いてたんだって感じですよね。
気づいたら働いてたってことですか?
そうですね、気づいたら。
すごい。
そうですね、私がそこまでnocall AIに熱量を持っている理由を、
今日語っていきたいかなと思っているんですけど、
nocallって特徴としては電話じゃないですか?
はい。
電話でAIと会話できるっていうところだと思うんですけど、
普段佐藤さんはChatGPT使ってますよね?
使ってます。
でもなんかこうChatGPTにプロンプト入れるのって結構難しくないですか?
難しいです。自分次第で返ってくるのも、全然精度が変わってくるので。
はい、そうですよね。
なんか普通の人がChatGPT使うってなかなか難しいことなのかなって思ってて、
エンジニアの人とかだったら、すごいAI駆動開発みたいなところで、
いろいろやってる人多いとは思うんで、
その生産性めっちゃ上がってますみたいな、
これ使わない人はいないみたいな空気感だと思うんですけど、
例えば佐藤さんはマーケだと思うんですけど、
普段どういったところで使ってます?
例えばPRタイムズ出すときもテーマ決めから、
テーマ決まったらどういう情報を載せるか、
構成とか、あとはサムネイル、画像みたいなところもGPTに作ってもらうって感じですね。
サムネイルまでやってるんですね。
それをそのまま使うことはできないんですけど、
レイアウトとか考えてもらうみたいな感じ。
っていうところで、なかなかそういう最新とこまでキャッチアップしてて、
やっとそういった文章を書くとかが、2倍3倍になるっていうぐらいじゃないですか。
確かにそうですね。
そうなると、チャットGPTを一般の人が使うっていうところは、
なかなか難しいんじゃないかなって自分の中で仮説を持ってたんですよね。
で、普段人が触れる中で、LLMとかそういった技術に触れるようになるには、
その会話っていうところがキーになるんかなっていうところを最初思ってました。
チャットだと難しいから、ただ会話だと、
せせい合い一般人の下でも使えるよねみたいな。
そうですね。今もこうやってポッドキャスト撮ってるじゃないですか。
会話のほうがやっぱ楽なんです。
楽です。それに今チャットGPT使うときも、結構音声で入れることが多いですね。
ですよね。最近音声で入れてるんですね。
そんな感じで、声とか会話っていう部分がキーになると思ってました。
で、それがやっぱりノーコールを作った最初の理由ですかね。
電話がかなり会話っていうところがメインなので、
それでノーコールが一番ベストだなっていうふうに思ってました。
会話AIの技術と実現への道
あと実際にやっぱり、会話っていうところが2025年にフィーチャーされてきてる話題になってるじゃないですか。
そうですね。
なんかセサミとか、もしっていう、本当に人間みたいに会話できるようなモデルとかも出てきてたりしてるじゃないですか。
そういうふうにAIエージェント同等並みに今後会話エージェントみたいな、会話LLMみたいなのが出てくるだろうなっていうのはすごい思ってますね。
確かに。
ただそのエンジニアとしては、電話ってなんで今更電話みたいな。
割と最初は思いましたね。
やっぱエンジニアの方は最先端のを率先してやるのがかっこいいみたいな感じなんですか。
やっぱそうじゃないですか。
そうなんですね。
それこそAIも最先端じゃないですか。
AI最先端です。
電話が開発されたのなんて1800年代。
確かに。
そういう意味ではエンジニアとしては最初はちょっと、え、電話みたいな。
へー。
思ってましたね。
逆にこれやりたかったみたいなのあるんですか。
逆に?逆に?
でもそういったさっき言ったような会話っていう部分が意外に面白そうだなっていうところは思いましたね。
電話って会話が唯一のインターフェースじゃないですか。
っていうところで会話部分に特化できるっていうところがやっぱ面白いなって思いましたし。
あとやっぱり電話でペインが深いっていうところが容易に想像できるじゃないですか。
繰り返しかける電話業務とか、あとはクレーム対応のストレスとか。
そういう意味で課題解決っていう部分でも面白そうだなっていうところがこのプロダクトをやろうと思った理由ですね。
じゃあ導入としては市場の将来性が負に落ちてのめり込んだってことですよね。
そうですね。めちゃめちゃ将来性ある業界だとは思ってます。
なるほど。じゃあ割と可能性みたいなところを感じてずっとやってるって感じですか。
そうですね。今後面白そうになってくるような領域としてはリアルタイムの会話システムっていうところがまず一つありますね。
リアルタイムの会話。
今ってノーコールは3段階の形式なんですよ。
例えば最初は文字起こししてそれをLLMに入れてLLMからの出力を合成音声にして電話で出力するみたいな。
それを高速で回してるってことですよね。
そうですそうです。でもそれでもやっぱり限界が結構あって1秒から2秒ぐらいはかかっちゃうんですよね時間が。
そこを一つのモデルで構築することでそれをその0点何秒みたいなに減らす。
同時並行でやっちゃうってことですか。
そうですそうです。
それはできてる技術があるんですか。
今も海外ではそれが研究もされてて、まだ日本で研究してるところは少ないんですけど、そこを自分たちが第一人者としてやっていきたいっていう思いがありますね。
え、それやりたいです。
やばくないですか。
それやばいやばい。
やばくないですか。
今ってキャンさんがうんうんみたいな、はいそうですよねみたいな感じで会話してるじゃないですか。
それとほぼ同じような体験ができるんですよね。
え、めっちゃいいですね。
すごいですよね。
自分の話を聞いてそれに対して今頷くかそれとも軽い返事をするのかちゃんと試行して返すのかみたいなところをモデルが判断してるんですよ。
それも海外ではやってるということですよね。
まあまあ研究段階ですけどね。
なるほど、それを技術開発して電話に落とし込む。
いやそうですそうです。
うわー激アツですね。
そうなんです。それは本当になんか面白そうだなって思ってて。
まあでもなんか電話だからこそできるっていうところはありますよね。
え、それはというと。
そうですねなんか電話ってやっぱり音声しかないじゃないですか。
はい。
音声しかないからいかにこう人間ぽく感じてもらうかめちゃめちゃ重要なんですよ。
あ、じゃあ方向性としては人間がAIとの電話になれるというよりか完全に人間の電話を再現するってことですか今後は。
そうですね。もう本当に人間ぽく振る舞えるようなモデルっていうところが一番自分たちが作りたいものですね。
すごいワクワクしてきましたね。
ですよね。
はい。
いや本当にやりたいんですよ。本当にやりたいけどちょっと今まだ人がいないっていうところが。
まあ絶賛今採用活動中ですもんね。
はいそうです。興味持ったエンジニアの方はぜひうちにコンタクトしてくださると嬉しいです。
あとですねその会話AI以外にも電話とそのAIをつないでいかに簡単にマネジメントするかみたいなCRMみたいな機能もノーコールはあってですね。
そっち側も結構面白い。エンジニアとしてやっぱり面白いなっていうところはありますね。
具体的に言うとノーコールではですねスパイク的に例えば1時間に1000件とか2000件みたいな電話トラフィックを処理しなきゃいけないみたいな要件があったりするんですけど、
それを構築するのってめちゃめちゃ難しいんですよ実は。
自分たちのプロダクトって一気に電話かけるっていうところが肝だったりするので、
全然今まではトラフィック負荷が少なかったのにいきなりバンみたいに上がるみたいなことがあったりするので、
なんかそれはクラウドの処理なんですけど、そういったクラウドのインフラ上での並列的にAIコールを効率的に処理するみたいなところはすごい今後出てきそうだなって思ってまして。
あとはそのGPUをやっぱり自分たち使用しているので、推論のサーバーの運用だったりスケーリングっていうところ。
今までのそのCPUだけのスケーリングっていうところではないので、そこは結構インフラエンジニアとかだったら面白そうだなって思ってますね。
へー、そうワクワクするんですね。
エンジニアの求めるものと次回の展望
そうなんですよ。普段、ひゃんさんってGoogle検索とかYouTubeとか使ってるじゃないですか。
はい。
でもYouTubeってめちゃめちゃ負荷かかるんですよ。
うんうん。
動画じゃないですか、あれ。
え、確かに。
動画のストリーミングでデータって一度が何メガバイトみたいなのあるじゃないですか。
で、ギガがなくなったみたいなこと言うじゃないですか。
うんうん。
あれってでもGoogleのその天才エンジニアたちがそういった大規模なトラフィックを処理してるからめっちゃ落ちないんですよ、絶対。
あー。え、じゃあ常時ずっと処理してくれてるってことですか。
そうですそうです。
へー。
それと同じことをノーコールで。
電話で。
電話でやるっていう感じですね。
うーん。
目立たないけど重要なとこですね。
うーん。
ちょっとまあこれ聞いてる人にはその面白さみたいなところがまあ伝わってたらいいなと思います。
じゃあもし刺さった人がいたら応募してもらって、そして私にもその何が楽しいのか教えていただきたいですね、将来。
確かに。
ここがすごいんだぞって。
え、でも理解はできました。
うん。
とてつもない技術。
技術。
いること。
はい。いるんです。
肝ですもんね。
肝なんです。
何千件もかけるって。
いやそうなんです。
うん。じゃあ次回は。
そうです。次回は求めるエンジニア像と私たちが提供できる環境みたいなところを深掘っていけたらなと思います。
はい。じゃあ今日もお聞きいただきありがとうございました。また次回もお会いしましょう。
11:07

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