家族の集まりと性別役割
nocall株式会社のCEOの林と、佐藤です。
今日は私が持ち出した企画、テーマなんですけど、まず話聞いて欲しくて。
今回、年末お正月帰って、元旦の朝食で祖父母の家に行って親戚みんなで集まったんですけど、
食事の準備も片付けも女性が、主に母親がやってて、
私も大学生なんで、結構片付けとか準備とか手伝ってて、
食事終わった後に片付けしてるときに、兄が一緒に手伝おうとしたんですよ、片付けを。
そしたら、おじいちゃんが、男は黙って座っとけ、みたいな感じのことを言ってて。
で、私大学入るまでは、当たり前だと思ってたんですよ。
男は座って、女の人は家事。
でも女の人は仕事もするし、家事もするし、みたいな感じ。
でも大学入って、結構いろいろ学んで、英語の授業とかの英語で、
あれこれおかしいんだと思って、1、2年生の時は帰った時に、そういう発言とか行動で毎回イライラしてたんですよ。
でも、今回何にも思わなくて、おじいちゃんのその発言に。
で、これ何でだろうって原因考えて、3つ考えたんですけど。
価値観の変化
おー、聞きたい。気になります。
ほんとですか。よし。
1個目は、私が完全に諦めた。
どういう意味かというと、もう無駄だな、実家。
実家との距離を置こう、みたいな。
頑張る、イライラすることすらも無駄だと思って、
犠牲の1週間くらい我慢して、さっさと帰ろうっていうマインドで帰ったのか。
で、2つ目が、兄も父も結構家事手伝ってくれてたりして。
で、社会でも一緒に家事やるよ、みたいな男性増えてるじゃないですか。
はい、そうですね。弟さんも。
最近めっちゃやってて。
それは、そういう社会が変わったっていう安心感から、
はいはいはい、みたいな感じで流せたのか、
あと最後が、私が成長した。
あの6つ目がね。
はい。世代的に価値観とか、生きてきた時代があるわけじゃないですか、おじいちゃんにも。
だから、理解しようっていう心が整ったのか、どれなんだろうって思って聞きたいっていう。
聞きたいっていう。
めちゃくちゃ難しいですね。
難しいですか。
でも、この話してた時、ハヤシさんが、僕の実家でも同じようなことがあるみたいなことをおっしゃってたんで。
はいはいはい、そうですね。
ヒャンさん出身が愛媛って。
家庭内の対話
そうですそうです。
で、自分広島なんですよね。
うん。
近いし、私の実家も、なんて言うんだろうな。
ずっと福山市っていうところで、代々生きてるんで。
そういうカルチャーというか、ありますよね。
田舎。
男はさ、みたいなのはないですけど。
究極ですよね。
ちょっと強いですけど、でもわかるっちゃわかるなっていう。
そういう価値観の人もいるだろうなっていうのもありますよね。
だから、帰省してる時に久しぶりに会った友達とかが、この人、結婚したい人なんだよねって言って、親に会わせたら、その子の出児がブラック、江戸時代で得た否認の部類だみたいなことを言って、それですごい見解になったみたいなことを言ってて。
江戸時代だよみたいな。
やば。
いやでも、うちのおばあちゃんからもちょっとそういうこと言ってるのを聞いたことあったりもしたし、そこまで行くと江戸時代から引き継がれてるっていうか、変わってないというか。
そうですね。
ヒャンさんの変化みたいなとこで言うと、結構自分の中でも、人に対する期待値みたいなのを切り替えた時期っていうのもあったんですよね。
自分の。でもそれも同じくらいかもしれない。大学生の時で。で、期待するっていうことをやめて、フラットに現象として考えるっていうことをしてると、そのイラつくって、期待値との差分でイラつくんで、もうそれはこっちが悪いなというか。
期待するべきじゃないなってところで、割と社会と気持ちの折り合いをつけれたっていう。
結構私的にクリティカルヒットかもしれないです。
でもまた予想外。確かにそれ、半分諦めたみたいな感じですか?期待しない。
そうですね。
じゃあすごい寂しい人間になってません?
いや、そうでもないと思うんですよね。期待って割と、こっちの要望の押し付けな感じもあるじゃないですか。
確かに。
期待って言うと、日本語だとホープみたいな意味はあるけど、そうじゃなくて、自分が言うここでの期待っていうのは、予測みたいな意味の期待を言っていて、こういう行動をするべきだよねというか。
で、それって自分の中でのスタンダードだし、今ヒャンさんがおっしゃってたのも、今現代の世の中のスタンダードではあるので、10年後はそれがおかしいってなることもあるわけじゃないですか。
確かに。
だからそういう期待を持つのはやめようというのが、自分も大学生の頃にそういう気持ちのチェンジがあった気がします。
それは、なんかあるんですか?こうなったから期待しなくなったみたいな。
いや、覚えてないな。でもずっとイライラはしてたんですよね。
一人暮らしですか?
そうそう。中学校、高校とかの思春期は、結構いろんなものに対して、当たり散らかしてたとかそういうことじゃないですけど、
なんていうんだろうな、どう考えてもおかしくない?みたいな感じで捉えて、でも別にそれを変えに行こうとするわけではないし、関わりをとにかく避ける感じの人間でしたね。
期待。
期待ってことは、考えます一旦。哲学すぎる。期待。
でも、おじいちゃんに会って規制する時間を減らそうとは思ったんですね。てか、思っているんですね。
うーん、なんかそれも、そうですね。減ってます。いや、減らそうとは思ってないんですけど。減ってます。
そうなんだ。それはやっぱり一緒にいると、その価値観にストレスを感じるから。
そうなんですかね。
そうではないんですか?そうなのかなと思って。
でも、毎回帰るたびに感じてるんですよ。自分の中でも。
前はイライラしてた時の方が、おじいちゃんに対する思いとか願いが強かったじゃないですか。今の話でいうと。期待みたいなところ。
それが薄くなってて、でもおじいちゃんってずっと生きてるわけじゃないんで。
このまま、すごい離れたまま終わっちゃうのかなと思ったら、毎回もうちょっと帰ろうとかって思うんですけど。
はい。
全然行動を呼んこせてなくて。でも、おじいちゃんは本当に愛強くて、孫に。
はい。
それ一旦弁明しておきたいんですけど、そこだけ。
はい。
親族で価値観が違うってなると、それは結構大変だったりしますよ。
確かに。
だからその場合って本当に、お互い傷つけまくってでも腹を割って話すしか方法はない気はしますよね。
それなんか言わないんですか?ひゃんさん。
それ、おじいちゃんが立って、女にやらせておけって言われた時にひゃんさんないし、他の家族は特に何も。
まあいつも通りかって感じなんですか。
私は今回、男は黙ってって言われたんで、クールぽこしか思い浮かばなくて。
なんか何やっちまったなって言って終わったんですよ、その会話が。
でも結構なんか、おじいちゃんのその発言になんかピリつくようにはなったんですよ。
今までは全然そうだよそうだよぐらいの流してたんですけど、なんかすっごいピリついて空気が。
へえ。
たぶんそれって私がなんていうか、私がめっちゃ怒っちゃうんじゃないかみたいなピリつきだったんですけど。
だからまあ、たぶんそれまでだったら態度に出してたんですよね。
はいはい。
人間関係とストレス
そんなとこ嫌じゃんぐらいのこと言ってたと思うんですけど。
うん。
もうそれをやめた。
ああ。
なんか言わないと。
いいです。
いいです。
え、だってそれを言うなんだろう、自分の価値観優先させるよりも、その場をなんだろう、なごやかにして誰も傷つかない方を優先したってことですもんね。
え、そうです。うん、確かに。
でもストレスは溜まると、とはいえ。
え、そうですね。え、溜まってるんですかね、溜まってると思います?
あ、でもまあ印象に残ってるってことは結構溜まってるってことなんですかね。
いや、わかんないです。それは自分の変化度が印象に残ってるだけなのかもしれないですけど。
でもそのストレスが溜まって一緒の時間過ごしにくいなって思うんだったら、まあその瞬間じゃなくて、やっぱり改めて東京でこういうことやってて、こういう価値観って言ってて、
あの時はおじいちゃんの言ってること当たり前だと思ってたんだけど、今はこう感じてるんだよねとかは、冷静な時間で喋ったほうがいいかなと思います。
確かに。それすごいいいですね。
でも結構ね、タフですけどね、メンタル的には。
まあ確かに、そこまでの両力を今学校回ってインターンもやってっていう、私がやるかっていうとこですよね、ちょっとの間帰る。
まあまあ別に帰ったタイミングでいいと思いますけどね。
でもそれは結局その、おじいちゃんだけに対して怒ることじゃなくて、これから社会でこう生きていく上で、
まあ大学の同級生もそうかもしれないですけど、なんでこいつはこうやってくれないんだっていう、なる時が来るわけですよ。
で、自分はね、会社をやってるから、いやこの価値観の人はそもそも組織に入ってきちゃダメだなって言って、
まあある意味選べる立場にはいるんですけど、
そうですね、確かに。
でもまあそうじゃない、まあ学校とか特にそうですよね。
うんうんうん。
そういう環境とかはまあ一定、普通に社会人にしてたら出てったりするんで、
うんうんうん。
まあそれに対する期待値の持ち方みたいなのはコントロールできるようになった方が人生発揮だなって思います。
でも一緒にプロジェクト進めるにあたって、何かゼミとかでやってるにあたって、
まあ多少なりともやってくるだろうなみたいな期待はあるじゃないですか。
はい。
で、まあそれは持つなってことなんですけど、
まあ課題とかってことですよね。
そうですね、まあみんなでやるにあたって、あなたはこれをやってきてくださいっていう、
あなたはこれをやってきてください、私はこれをやりますっていう中で、
誰かがやってこなかったときに、やるって思っているのにやってこなかったってなって、
それを早須さんの期待しないっていうと、もうやってこない前提で行くってことですか。
いや、そういうことではないですね。
それやってくる前提で行けますね。
さっき言ったように予測なんで、
はいはいはい。
これをやってくださいって言って、
まあ例えば初めてグループを組んで、そうやって割り振りして、
来週までこれをやってきてくださいって言って、
やらないのはもちろん期待というか予測からは外れてるんですよ。
でもそのたびに、ある意味予測っていうのを調整していって、
次回からはたぶんこれ頼んでもやってこないだろうなってわかるわけじゃないですか。
はい。
だからもうその中で調整していったり、
もしくはその人が言い合おうにでもやらないといけないことをシステム化していく。
うん。
例えばもう一緒にやる時間を設けて、その中でやらせるとか、
もしくはもうやらなかったら教授に報告するとか脅すとか、
なるほど。
罰金取るとか、わかんないけど。
で、まあシステム化していくっていうところを調整していくっていうことかな。
うん。
それってすっごい、例えば働く上でもすごいコストかかりません?
その人に対しての時間とか。
はい。
コストはかかるけど、やっぱその、感情のコストはすごい小さくするんで、
ああ。
まあなるべく生産的にハッピーには仕事ができるかなとは思いますけどね。
私は今度帰った時に、おじいちゃんとちょっと話してみます。
いいですね。それポッドキャストにしましょう。
え、結果を。
結果をね。
はい。
それめちゃくちゃいいですね。
はいはい。ということで、ありがとうございました。
協力的な環境の形成
はい、ありがとうございました。
はい。