1. nocallスタートアップ日記
  2. 【第38回】AIは人間の“奴隷“か..
2025-06-23 12:32

【第38回】AIは人間の“奴隷“か”支配者“か?—AIに操られる未来と人間の立ち位置を議論!

AI(人工知能)とAGI(汎用性人工知能)、皆さんは違いが分かりますか?ChatGPTのような生成AIはAGIに近いとも言われますが、その基準は曖昧な気もします。進化するAIと、変わりゆく人間の役目、未来予想を語っていたら意外な現実に気が付きました。どうぞお楽しみ下さい!


nocallスタートアップ日記は毎週月曜日と木曜日に配信中です!

サマリー

今回のエピソードでは、AIと人間の関係性が議論され、AIが人間に指示を与える未来の可能性が探求されています。特に、AGIの概念とその実現に対する見解が交わされ、AIが人間の肉体労働に与える影響が焦点となっています。このエピソードでは、AIが人間のビジネス環境にどのように影響を与えているか、特にビジネスメールやプログラミングにおける人間のAIへの依存について議論されています。さらに、AIが将来的に経営判断に関与する可能性についても考察されています。

AIと人間の関係性
nocall株式会社CTOの森本と、nocall株式会社COの阿部です。
はい、今日はですね、ツイッター界で有名なバイオショックさんという方が、
AGIは人間10億人をMCPサーバーとして使い、産業爆発のコールドスタートを成功させるというタイトルの記事を出していてですね、
それに感化されてというか、自分が普段から思ってきているAIと人間の関係性というところについて話していこうかなって思っています。
その記事はどういうことを言っているんですか?
そうですね、この記事は簡単に言うと、AIが人間に支持を出す役になって、人間はAIの手先となるということを、
かなり雑に要約するとそういうふうなことを言っています。
人間ってかなり高性能じゃないですか、いろいろ低燃費ですし、
例えば細かい作業から、重たい荷物をある程度のところまで持つみたいなところまで、
かなり汎用が効くような動物ですよね。
で、それをAIで再現するって結構難易度が高いんですよ。
20年前のアシモとかあると思うんですけど、最近だとヒューマンの色系のロボットとか作られていると思うんですけど、
人間の人型ロボットみたいなところを作ろうと思うと結構やっぱり難しくてですね、
汎用ロボットみたいなのはやはり難易度が高い状態ではあるんですよね。
なんで人間はAIからしてみれば燃費も良くて、
かつ汎用的に指示したら割と何でもやってくれるっていう存在ですね。
この記事で主張しているのはそういった最初、人間の肉体労働をAIが代替するっていう、
今後おそらく起きるでしょう。
ただ、その前に人間がめちゃめちゃAIから指示を受けて、
人間が肉体労働をするっていうフェーズにはなるでしょうっていうことを言ってましたね。
AGIの未来
人間が肉体労働をする。
でもそれはさ、あるかも。
てかもうほぼ徐々に始まってると言ってもいいのかもしれないよね。
そうですね。
最近だとホワイトカラーの仕事がかなり少なくなってきているっていうところ。
かつ逆にブルーカラーが増えている。
っていうのもニュースとかでは見えたりしますよね。
一番あるだと、例えば肉体労働というとね、
建築で働いている方々がいらっしゃいますけど、
でもその現場指示はさ、普通に現場監督みたいな人がやってるけど、
でもその人がさ、工事の管理って結構大変なんだよね。
で、それの管理を手助けするAIツールみたいなのをやってる会社、
確かあったはず、上場企業でもなんかあったような気がする。
そうするとさ、それはもう事実上、現場監督に対する指示をAIがしてて、
で、その指示に従って、その作業員の方々が働いてるってなったら、
AIがもう人を肉体労働させてると言ってもいいよね。
そうですね。
まあなんか、結構みんな反対のこと考えがちじゃないですか。
AIが仕事、肉体労働というか、そういったことをやって、
人間がそういう創作的なことをやるっていうことを結構考えがちですけど、
案外未来は反対なのかなって思ってて、
AIが創作だったり、思考、考えたり、計画とかを立てて、
それを実行するのは人間っていうふうに分かれていきそうな感じはしますね。
でも確かに、そっちの方が技術的にはその反対もできるかもしれないけど、
やっぱりさ、簡単な方向に流れるじゃん。
じゃあどっちが簡単なんだって言ったら、
今から肉体労働する人間のように肉体労働するロボットを作るのめんどくさいから、
働いてできる人間はいるわけだから、それはそのままで、
頭脳の部分の方がだんだんAIに置き換わりつつあるんだから、
どっちの方の移行が早いかって言ったらもしかしたら、
AI頭脳で人が肉体労働の方がスムーズかもしれないよね。
いやそうですね、そっちの方がよりありえそうだなって思ってますね、自分的には。
みんなAGI出てくるって言ってるとは思うんですけど、
みんなが望んでるようなAGIって多分出てこないと思うんですよね。
俺も最初からそう思ってたけど、高田さんは逆にまだ、
いずれは出てくると思ってるんじゃないかなって思ってたけど、高田さんもそうではないと。
そうですね、そもそもAGIって何なのっていうところから始まる気がするんですけど、
人間より知能的に何か超えた存在みたいな定義をすると、
もうほぼIQとかは人間超えてますし、
もうAGIって呼んでもいいのかなっていうところもあり、
じゃあそれが日常生活に染み出てきた時に、
どんな振る舞いをするのかっていうところを結構自分は考えたりするんですけど、
自分はマザーブレインってわかりますかね。
AIはマザーブレインになるんじゃないかって思ってますね。
とにかく思考をする、考えて計画だったり、
いろいろ外部の状況に対して対応したりとか、
会社だったら社長がするような判断をAIがやり始めるっていうのが自分思ってることですかね。
それも一応全く新しいことではないと思ってて、
っていうのも、今Uber Eatsとかあったりするじゃないですか。
日本だとUber Eatsとかですけど、
会社アプリだよね。
会社アプリあったりしますけど、
あれって単純なマッチングじゃないと思うんですよね、自分は。
乗車したい人と車を運転して稼ぎたい人を単純にマッチングしてるわけじゃなくて、
あれはUberのAIによって、
それらの交通整理みたいなところをコードにやってるっていうことですよね、あれは。
ちょっと言い方悪いかもしれないですけど、
AIの手先となってUberの人は運転をしてるっていうこと。
ちょっと言い方悪いかもしれないですけど、
Uberの人は運転をして給料をもらってるっていうところですよね。
なので、会社の在り方っていうところが結構今後変わってくるんじゃないかなとはすごい思ってますね。
例えば、弊社のCEOの林がやってるようなAI駆動経営っていうところも、
それの一環じゃないですか。
でも、AGIとしては出てこないけれども、
それが簡単には出てこないとしたら、
どういう形で出てくる、とはいえ頭脳になるっていうことっていう話だったじゃないですか。
けど、AGIではないと。
どういうAIっていうことを想定してる、たかさんは。
それはもうAGIって呼んでいいんじゃないかなって思ってますね、自分としては。
人々が思うAGIではないっていう。
そうですそうですそうです。
たかさんが思うAGIっていうのは、
それこそそれがまさしくUberが制御するようなものも、
もはやAGIとも呼んでもいいんじゃないかみたいな。
そうですそうですそうです。
それをもっと高度に人間を使って計画を立てたり、
いろいろ調整をしたりとかするのが、
今後のAIの姿になってくるのかなって思ってますね。
なんていうんですかね。
みんな考えるのはAGIって考える。
ちょっとフワッとしてるから言いづらいんですけど、AGIって。
人間よりも知能的に優れた存在をAGIって言うと思うんですけど。
AIとビジネスメールの影響
それって基準がないじゃないですか。
なんでちょっと語りにくくはあるんですけども、
いわゆるAI、みんなが考えるような魔法のAIって、
たぶん隣にいて、なんか語りかけたら、
それを叶えてくれるみたいなAIかなって思うんですけど、
たぶんそういうふうに、それもできることはあるかもしれないですけど、
それは別にAGIじゃないよねっていう自分の中の定義ですね。
みんなが思うようないって形ではないくて、
普通に現在の使われてるAIが進化していく方向性の先に、
普通に出てくるって感じですね。
そうですね。
まいちさんは普段AIから指示を受け取ってますか。
それはもう俺が一番は、
これがやっぱり言語になってくるけど、
俺がやっぱり一番使ってるのって、やっぱりビジネスメールなんだよね。
よくアメリカのほうが簡単なメールで、
日本のビジネスメールはすごいめんどくさいみたいな。
それは間違ってない部分は確かにあるって。
ただ逆に俺はアメリカのほうがカジュアルすぎじゃないかって思うぐらいなんだけど。
でも俺は逆に、純粋日本人である俺ですら、
ビジネスメール打つのめんどくさいわけだよね。
いちいち相手の名前があって、表現も変わって、
丁寧に言わなきゃいけなければ当然文章長くなるしみたいな。
これはもうね、AI使わなかったら今の効率めちゃくちゃ落ちるって絶対。
でもこれって思ったんだけど、言語使ってますよね。
もはや俺の仕事の大部分はビジネス言語になってるわけですよね。
普通の今のこのPodcastで使ってる会話じゃなくて、ビジネス言語。
ビジネス言語どっち上手く操ってるのって言ったら、もうAIのほうだよね。
それに欠かしてるんだから。
そうすると、少なくとも何割かもAIの指示通りやってると言っても、
もはや実はもう嘘じゃないってことになってるかもしれないって思いました。
そうですね。自分もAIにエンジニアなんで、
実装計画みたいなのを立てさせたりしてるんですけど、
それってももはやAIに指示を出してもらってる状態ですよね。
かつそうだ。単なる普通のビジネス言語だけじゃなくて、
高さだったらまさしくエンジニアのプログラミングでもいいですよね、そういう言語。
で、私のほうで言ったら、法律契約書だったら、契約書も普通の言語じゃないじゃん。
日常会話じゃないじゃん。ほぼ口語じゃなくて文語じゃねえかみたいな感じ。
かつ、あれは俺は罷工室だから、行政とかメールとか、
法務局とか税務署とかホームページとか見なきゃいけないじゃん。
それも普通の言語じゃないよね、どっちかっていうと。
それをAIに要約してみたいな感じでやってたらさ、
それももはや普段のやりとりは、
AIがやってると言っても過言じゃないってなくなっちゃってるかもしれないな。
会社の入り口と出口はAIに管理してもらったほうがいいんじゃないかっていうところはありますよね。
そういったメールのやりとりとか。
だから少なくとも、実はもう私はすでになってたっていうことに今気づいて、
大企業だとそこまでAI2使ってないかもしれないけど、
中小で若干IT系寄りだと、気づかないうちにもうなってるって。
それはもうAGIみたいなすごいAIじゃなくて、
ビジネスメール書かしてたり、行政のホームページの要約させてる時点で、
もうそれはAIに半分取って買われてるんだよとも、
哲学的には十分言えるよ、だって言語を操られてるわけだから。
って今気がつきました。
AIの経営判断への関与
そうですね。操られてますね。
すでに達成されてる。
そうなんですよね。経営とかにもそういったAIの判断って入り込んできてる。
今後もっと色濃くそれが出てくるんだろうなって思ってますね。
例えば、それこそ現在の売上げの状況とか、あとは従業員の状況とか、
そういうのを見てAIが判断して、
社長、CEO、次はこれをやりましょう、みたいな感じで試作を打つっていうのは、
本当に今後ありえそうだなって思ってます。
半分実は、少なくとも特に俺は取って買われていた後も、
言えなくもないっていうことかもしれないね。
そうですね。AIの手先になる自覚を持ちましょうってことです。
そうだね。それいい結びだわ。
では本日もお聞きくださってありがとうございます。
また次回もお聞いてください。
ありがとうございました。
12:32

コメント

スクロール