確かにマナベとツルって苗字だけ見たら
そうね、珍しい。
あんまりないからピンと来るかもしれないですね、確かにね。
田中と鈴木やったら多分ピンと来てないですよね、お互いがね。
そうね、来てないと思う、来てないと思う。
でもスタートアップとかベンチャーで勝負してる人たちとの飲み会とかは
定期的に参加させてもらったり開催したりとかしてるんで
その中にツル、マナベさんも入っても来てるんじゃないかっていう感じで。
速攻ですね、速攻、継続性で満たせていただいて。
あれじゃあホヤホヤの関係ってことですね、最近。
そうね、そうね、確かに。
いいですね、じゃあ今日のラジオ、いろいろ多分マナベさんご用意いただいてると思いますけど
その辺の話、新鮮にいろいろ聞きながら進めていけそうな感じしますね。
そうですね。
ちょっと僕今若干の不安が
やっぱマナベさんがすごく頭の回転が速そうっていうのと
すごく理論せずに喋られるので
僕がついていけるかどうかが不安っていうのが今あります。
さっきしもれた方向のやつ、何枚押しなかったかどうしようかなと。
まだ2時ぶり、3時ぶりあるんちゃうかなと思って。
でもマナベさん関西人やね、確かに。
ちょいちょいだから出るイントネーションが関西人なんですけど
ちゃんと標準語に戻し張るから。
ちゃんとネジ巻ける人というか、自分でボリューム合わせれる人というか。
合わせますよ。
喋りやすいようにやってください。
マナベさん、今日はちなみにどんなエピソードを持ってきていただいているのかというのを聞いてもいいですか?
そうですね。2つ大きくお話を話せればなと思っていて。
1つは仕事のこと、1つはプライベートのことで
成仏ラジオなんで、しっかりと成仏できるように
供養にしたいようなネタって何かなみたいなのを考えていて2つ持ってきています。
ちょっと仕事の話が、自分も今だからこそ結構笑いながら話せるんですけど
スタートアップの中で結構いろいろもがき苦しんできたことがいろいろあったんで
そこでの苦い経験をこの場でいい場に食い落としさせていただけるとありがたいなと。
ちょっと仕事の話を大きく2つさせていただくのと
あとはちょっとプライベートで、成仏とまでいかないんですけど
ちょっとチャレンジできるようなことをいろいろ今考えたり。
その辺がお話です。
楽しみですね。
ありがとうございます。
早速行っちゃいますか。仕事1本目。
そうね。本編行っちゃいましょうか。
俺でもちょっと若い頃のところから少しまず理解したいな。
真鍋さん。本編で。
本編でじゃあちょっとそうですね。
どういう行き方で今に至るのか。
そこはちょっと知りたいですね。確かに。
じゃあ本編行っちゃいましょう。
はい。
ということで本編ですが、真鍋会第1回の本編です。
よろしくお願いします。
真鍋さんさっきもちょろっと出ましたけど、もともと大阪の生まれ?
そうですそうです。
どこですか大阪のちなみに。
平方です。
ほぼ京都ですね。
そうですね。ここで平パーって言わないあたりがやっぱさすがですね。
同じ関西出身というのがありますね。
確かに平方イコール平パーみたいなのがありますよね。
そうですよね。
僕は天王寺なんですよ。
そうなんですね。
そうなんですよ。
平方あたりよくリクルートの時営業行ってたんで。
そうか。レビさんもリクルートの関西者?
僕と鶴は初めの配属は関西。
同期で関西で一緒なので。
そこからどんな感じかみたいなところをさらっとだけ話をするんですけど。
関西出身ですね。全員家族一同関西っていうんですけど。
親父とかの転勤の関係があって中学と高校だけこっちの方に行ってまして。
東京に?
そうです。関東の方に過ごしまして。
そこからまた大学の受験の時に関西に戻って。
そこでまた関西で過ごしてから新卒でそこからはずっと東京で過ごしてる。
そんな感じに。
だからボリュームチェンジできるわけですね。ボリュームチェンジというか注文合わせれるわけですね。
関西弁、関東弁と。
最近の方が心地いいですよね。
ラフで喋ってる分にはいいですし、飲み会の時とかは絶対そっちの方が心地いいですよね。
そうですね。ある程度失礼なこと言っても許される文化ありますしね。関西弁ってなんかね。
そうですね。近づきやすいよね。
そうかそうか。大学なんで関西に戻ってきたんですか、ちなみに。
でもあれです。家族がちょうど関西に行こうっていう話をしてたので。
これと一緒に行ったことね。
そうですそうです。
ちなみに新卒ってどこ入られたんですか。
これはですね、新卒は2012年新卒でして。
なのでお二方が多分5つ下とかの世代になるのかな。
2007年のお二方。
07です。
07ですよね。
新卒オプトっていうネット広告の代理店に当時行きました。
ここが一発目の新卒です。
そこから6年弱かな。ネット広告の代理店のオプトにおりましてっていうところでした。
当時なんですけど、広告とかマスコミとかそういったところにすごい絞って出てきて
その中でいくつかご縁があった中でオプトちょっと当時すごい今は
OBとしてすごくちょっと残念というか
結構業績としてはあんまりかんばしくない中で頑張ってほしいなというところもあるんですけど
当時は結構業界にサイバーエージェントの追い抜け追い越せみたいなときの
かなり屈強なロブシー集団みたいなのがあったのですごい面白いなと思って
それで当時オプトに入りました。
イメージ確かにありますね。僕らの世代だとオプトさん勢い悪いイメージが。
サイバーエージェントと争うぐらいだったんですね。
当時はそうでしたね。
へーそうなんだ。
これがこの前飲んでて代理店順位がついに6位とか7位ぐらいまで落ちているというのが聞きました。
そうですか。
あ、そんなに。
それはちょっとショックですね。自分の親切の会社が。
オプトでは何の仕事されてたんですか?
オプトではもうシンプルに営業です。
あ、営業。
営業の制御です。
クライアント開拓とかは既存のお客さんの報告戦略を考えてお金預かってみたいな。
先輩1個というか先輩たちといろいろ仲良くさせてもらってたんだったんで
特に07世代の先輩たちとめちゃめちゃ仲良く毎日送ってたので
必然的にこの07世代の人たちとの親近感を私は一方的に感じてます。
それ僕の友達もしかしているかもしれないですね。
07世代オプト入ったやついるんで。
あ、本当ですか。
そのままオプトから?前の不動産ベンチですか?
そうです。前の会社でハウスマートという会社に行きまして
これが当時でいうと本当に従業員一桁台とか創業員の時に行きましたというところです。
なんでそっちに移ったのかみたいなところが結構自分の中でも大きい経験体験になったんですけど
オプトにいた時に最後担当してたのが今月に行くぞって言って結構行きまいてらっしゃる
もう有名な経営者の方いらっしゃるじゃないですか。
通販のZさんですけど
もう大体わかりますね。
あそこをずっと担当を採用させていただいてて
よくマーケティングの4Pという話があるじゃないですか
そのマーケティングとはみたいなことを考えるときに
プロモーション、プライス、プロダクション
下ネタじゃないですね今の。
下ネタじゃないですね。4人出ちゃいます。
あ、違いますか。びっくりした今。
3じゃなくて4の方なんですよ。
あ、4か。
よりハードコアちゃいますよ。4Pの方ですね。
あ、ごめんなさい。そっちですね。
というところが大きく4つのレバーを動かして改善していこうみたいな話があったんですけど
広告代理店ってよくも悪くもプロモーションっていう
ここの反則のレバーしか使えないっていうジレンマがずっとあって
ずっとうすうす3年くらいやるとそういうことを感じらせるんですけど
このファッションツーハンの会社さんをずっと担当させていただくときに
最後辞める年に結構決定代になるような出来事があって
何かっていうとですね
当時2000の年辞めるとき17年だったんですけど
メルカリさんが最大級に伸びまくってた
スタートアップという風な規模でやってらっしゃったじゃないですか
そこの通販サイトさんってもう10年前とかは
本当に同じようなムーブでガーってやってたんですけど
ちょうど私たちの世代が20代だった頃に流行った通販サイトで
だんだん利用者が高齢化していってるみたいな
高齢化って言っても30代なんですけど
今の10代はもううちのサービスで使わないっていうことに結構危機感を感じていて
新品買うよりもリウス品でメルカリでブランド物買った方がいいっていうような動きが
今は結構もう本当に市民権得てると思うんですけど
その兆候が明確に出始めたのが2016年17年ぐらいだったんですよね
そこでこういう有名な創業者の方が
今のうちに10代取り込まないとうちのサービスに
今後5年後10年後やっぱないっていう危機感から
若年層取り込むマーケティングコミュニケーション戦略を考えなさい
これを当時私中心に入ってたので考えてよみたいな話で
結構いろんなものをいろんな角度でプランニングをして
若年層とか特に今の女子高生とか女子の大学生とかを取り込むために
いろんなできることみたいないろいろ話したんですよ
片っ端から社長にも含めて提案をしに全部却下されたんです
全部却下されてもう来る日も来る日も提案しても何にも採用されないみたいな状況で
これ何にも使わないみたいな話をずっと先方の担当だとも話をしている中で
いきなりこうするの一声というこれだみたいな話で
付け払いだっていうような話をいきなりポツッと言い出したんですよ
付け払いって何ですかみたいな今でこそあのサービス販売サイトの中だと
結構有名な決済券が出てるんですけど
クレジットカードを使わなくても女子高生とか女子大生でも
付け払いっていうアプローチを使うようになると後払いですよね
後払いの分割ができたりするので
福を買えるようになるといきなりポツッと言い出したんですよ
いや決済手法が全てだみたいなことをいきなりおっしゃられて
みんな反対するわけですよ何売ってんすかみたいな話だったんですけど
その中でああだこうだやってる間に協権トップダウンでもやれという話になって
当たるかどうかわかんないからプロモーションは一切やめろという話で
ある一つで何の告知もせずに決済手段のところに
クレジットカード現金の着払いの中の4番目ぐらいに付け払いっていうのが
新しくニューみたいに出たんですよ
こっそり出たんですね
その日にツイッターですね
エディックスの前のツイッターの時のトレンドっていうところ
ヤフートレンドに2つ1発でドーンと何の告知もしてないのに入ったんです
すげー
そこで私たち当時広告で言うと
彼らってとある広告メディアの媒体の日本ナンバーワンの出行額を持ってらっしゃる
お二方のリクルートさんってもちろんすごいトップスペンダーですけど
とある広告の媒体においては日本でナンバーワンの媒体ですよね
そこを私は全部扱いをさせていただいてたので
だいたい1日そこから得られる売り上げとかって結構あったんですけど
それの半年分とかを1日で売り上げちゃったんですよ
決済期間について
でそこから付け払いって2ヶ月後っていうのなんでしょうね
結構有名なクリエイティブでドカーンとテレビCMやられて
一気に若年層拡大されたみたいなところを
3ヶ月6ヶ月間のあたりで急速に意思決定をされてやってたみたいなところを見たときに
プロモーションじゃないんだ
プライスのレバーとプレイスのレバーを両方いじって
キックグロスさせるってこういうことなんだなみたいなところを全然見ていて
これは代理店にいたらもう無理だと思って
その辺のレバーも扱えるように事業会社側に行こう
なるほどね
という感じでスタートアップの方に行きましたというのが当時の背景でした
Amazonで当時買ってた
ベストセラーになってて
それを買っていろいろ勉強したんですけど
その筆者が当時のハウスマートの代表だった
なるほど
ちょっと長くなっちゃいましたそんな感じでした
ハウスマートでやってたことっていうのは
家を買うとかそういう選択をするシーンにおける何かソリューションだったんですか
ソーシャルトレーニングです
具体的に何してるんですか
そうですね
そこが1個目の失敗の入り口にもなるんですけど
いいですね
ついにですね
それが1個目で今ちょっとなくなっちゃったんですが
カウルっていう不動産購入のアプリを当日
最終的には15万人ぐらいまでご利用いただくアプリだったんで
首都圏で家を買われる方であれば
10人に1人はインストールいただいてるアプリにはなったので
最終的には結構使われるようになったんですけど
1発目の最初が不動産購入だった
最初は本当に創業段階はメルカリさんの不動産版みたいな
C to Cのプラットフォームをやろうみたいなことを当時考えてたんですけど
早々に当時2016年今よりも10年前とかだったんで
アプリで家を買うみたいなことってやっぱりあり得なくて
全然流行らずにそこからすぐキポッとしたんですよ
結果的に今家を買おうと思った時の判断軸を
いろんな観点で計量的に分析できるアプリを作ったんですよ
具体的には今住んでる家
賃貸で住んでる家の情報と賃料とか
今見ようと思っている不動産
買おうと思っている不動産の家具の情報を2つ入れると
今住んでる賃貸よりも何年後に損益分岐点を超えて
生涯は何年後から人生情報プラスになってきますみたいな話とかを
今賃貸で住んだ方がいいのか
この物件だったら買った方が何年後にお得になるのかみたいなところを
1物件ごとに全部の物件載ってるので
その物件いいなと思ったら
自分の当時入れてた賃貸情報と比較して
この物件は買いです、この物件は無しですみたいな
自動でグラグ付けてくれるみたいな
その計算根拠とかも出てたりとか
あとは不動産って一番地権のアービトラジがすごく大きい部分だったので
この物件を取らないで6000万スワみたいな
買うんですかみたいな話を言われた時に
いえいえ、これ高すぎでしょっていうのを言おうと思っても
数までに出てくる情報とかをもとに対抗するしかなくて
不動産業者なんでその物件の過去10年間の価格推定も全部わかってるので
いろんなデータを細切れに出して
いえいえ、今この価格が適正なんでみたいな
その情報間違ってますよとか言って
この価格が高くないんで買いましょうみたいなことが結構あったりするんですけど
そういったところが不公平だったりしたので
日本中の、特に首都圏ですけど
中古マンションの10年分とか20年分の売買価格の履歴とかっていうのを
全部取り集めて比較できるようにしたり
この情報アプリをもとに人を集客してきて
うちらの裏側で結構業務効率化みたいなところをIT集団が頑張ってやってたので
不動産会社も裏側でやりながら
大体一般の不動産会社が10やるところ
うち当時2くらいの工数で1物件の取引できてたんで
なんで結果的に家を買おうと思った時に
手数料って物件額の3%を不動産会社に払わなきゃいけない
結構高いんですよ
それに200万ぐらいとかかかるんですけど
これをうち半額でできますとか
物件当たりは無料でできますとか
価格体系にして
めちゃめちゃ経済合理性と価格合理性みたいなところを突き詰めた
不動産会社をアプリと一緒にやっていこうって言って
スタートしたのがこれがB2C
なるほど
素晴らしい
3%を1.5%にしてたってことですか
そうです
1.5%プラス3%みたいな
そうです
あんまり聞いたことないですね
3%から負けるところ
今のところ失敗の匂いは全然しないですか
全くしない
集客の人にもなんかすごい光明盛大で正しく
しかもなんかめっちゃ集まってきそうやし
かつ安いっていう
そうですね
ここから結構その失敗の本数字の中に入っていくんですけど
結果伸びなかったんです
伸びないんだ
ちょっと非公表なんですけど
まず一定のラインのところまでうわーっと伸びて
いいねいいね採用しようってなったんですけど
とある分岐点からはひたすら横ばいって
そこからいわゆるボラって言われるような
やっぱり不動産中介業なんでベースは
なのでボラにひたすら悩まされ続ける
2年間みたいなのを残り過ごしてたんですよね
サービススタートして2年ぐらいやって
そこから残りの2年はもうひたすらボラです
なぜかというとですね
ストックビジネスの真逆なんですよ
フロービジネスの極みみたいなので
一発上げりゃいいんですけど
その一発のを決めるのって
人からしたら消費者の方からすると
人生に一度の買い物ですよね
なのでいろんな制約があるんですよ
例えばいい物件あったってなっても
契約の直前に親からやめときなさい
あの物件みたいな話を言われたり
あとは契約した後に
謎のマレッジブル現象っていうのが起きるんですよ
あの物件買ってよかったんだっけみたいな
契約した翌日に一晩寝て覚めた時に
やっぱやめますみたいなことをやったりとか
あとはいい調子でトントン拍子で進んだんですけど
過去iPhoneの支払いとかを1回遅延して
金融機関のチェックが続いちゃってて
住宅ローンが下りなかった
本当に全てがトントン拍子で進んで
3ヶ月間道々にやって
融資が下りて決済が終わった時に
初めて手数料収入がトントン入ってくるモデルなんで
割とやる前に毎回万類ホームラン打ちに行く
みたいなビジネスモデルなんですよね
一発打つとものすごく積み上がりますし
在庫も持たないのでいいんですけど
結果そこで
私もようやく業界離れてから
このビジネスを客観視するようになって
だからあの高い手数料を取らないと
大手の不動産会社ってならないんですよね
新規参入が多いのもある
それが理由で
1人とか2人でやるにはめちゃめちゃ手堅く儲かるんですよ
逆に1万人とか1000人とか
1000人以上とかの大きい規模でやる分にもいいんですけど
間の溝のレンジに戦っていく事業者って
このボラーと常に戦い続けるビジネスモデルなんで
まずそこですごい大変でしたっていうのが1個あります
ビジネスモデルの選択ですね
もう1個はこれが一番振り返るときは大きかったなと思うのが
Who? What? How? って言われる
どこにターゲットを置いて
どんな価値を提供してどのようにそれを届けるのかって
このWho? What? How? の根本が下手くそだったなって思ってます
これ実は同期組同時期に不動産テックでスタートした会社が
僕ら以外にもう2社いたんですけど
もう2社とも上場したんですよ
それの1社がつくるばさん
家族のリノベーションブッケになったつくるばさんと
もう1つは最終的に買われる先になったGAテクノロジーっていう会社
もう今東証プライムに上がられてますけれども
この2つでしたと
同じように特に私たちGAテクノロジーさんと一緒に
不動産業界のAmazonになるとかって結構行き回ってたんですけど
結果不動産業界のAmazonに今一番最も近いのがGAテクノロジーですので
っていう話でしたので
僕らが上手く競合と比べていかなかった
間違えたフー・ワットみたいな話