00:06
みなさん、こんにちは。ばじるです。
10回目の放送となりました。
なんと、二桁突入です。
基本的に三日坊主が多い自分としては、大変褒めてあげたい回数となりました。
今日は、10月21日から25日までの1週間の国語の授業の振り返りを行いたいと思います。
モアイは語る地球の未来のクイズ大会が終わり、本題の論理の展開について書くという学習に入りました。
これはかなり難しいようでした。
論理の展開という言葉でまず論引きの生徒たち、しかも序論本論結論に分けて、序論でどんなふうに筆者が話を進めているのかを客観的に見た目で書こうなんて言ったもんだから、もうなんか本当に全員ついてきてくれないみたいな雰囲気でした。
やっぱりその生徒が書きたいな、やりたいな、どういうことだろうと興味を持つような言い方、授業の進め方、入り方ができなかったという大きな敗北感に包まれています。
昨年度みんなが勉強したちょっと立ち止まってで論理の展開の例を挙げて、実際私が書いたものもロイロで渡してこんなふうに書けばいいんだよっていうふうに言ったんですが、
とにかくもう分からないってなったら、もう嫌だ嫌だの気持ちが先に立つ生徒が多くて、それは分かっていたはずなのに、これは大きな失敗だったなぁとは思っています。
それでどうなったかというと、もう機関指導をして一人一人に声をかけ、こんなふうに書いたらどうかなとか、ここでどんなふうに作者はお話を進めている、どんな研究をしたなんて言いながら一人一人やるっていうその一人の数が多くて、非常に私もクタクタ、生徒もクタクタというような時間でした。
その上で他の情報も得て、モアイは実はロープで運ばれていたっていう情報とか、ラットが船に紛れ込んでいたから生態系が崩れたのだとか、そういった文章を読んだり映像を探してみたりとかそんな時間も取ったのですが、今までの生徒のようにそのナショナルジオグラフィックのモアイをロープで運んでいる映像を見て盛り上がる生徒が少なくて、
今までだったら、うわーなんだこれ、コロじゃないじゃんとかって言って、すごいこれとか言いながら何度も再生してみていたはずが、うちの子たちはなかなかそういう盛り上がりには繋がりませんでした。
03:08
今回の反省は、初めてのことをするときには一つ一つ丁寧に時間をかけて全体に指導しながらやると説明をするということをするべきだったということです。
例えば序論ではこんなような問いかけを読者にしている。本論ではその問いかけに対しての研究を根拠として答えを出しているとか、
そういったふうに一つ一つを番書しながら、全員で論理の展開とはこういうことだっていうのを追っていったほうが良かったのだな、生徒の不安が少なかったのだなと思いました。
とにかく初めてこの子たちが取り組むに違いないと思う作業に関しては、丁寧に初めの説明をしようと決意したところです。
こんな11月にもなろうというときになって、こんな失敗したって思うところがとても自分としても辛かったのですが、これはしっかりと自分の振り返りとして記憶に留めていきたいと思っています。
また次回は、なんと討論会を開くという生徒にとってはまた初めての経験をすることになるんですけれども、そちらのほうはテーマが割と短かったりもするし、
インターネットでちょっと調べられるような時間も作っているので、今回の論理の展開ほどは大きな不安はないように見えます。
討論会についてどうなったかの振り返りはまた来週行いたいと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました。