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2021-05-03 19:49

紙のノートとiPadのノートの違い|使えるノート術はどっちだ?

紙のノートとiPadのノートの違い|使えるノート術はどっちだ?

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リコー経済社会研究所「「紙」に印刷すると間違いに気づく理由
https://blog.ricoh.co.jp/RISB/new_virus/post_604.html

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皆さん、こんにちは。ジャスタアイディア!北詰至です。
このポッドキャストは、知的好奇心旺盛なマルチポテンシャライトの私、北詰至が、日々思いついたジャストアンアイディアを配信する雑談系ポッドキャストです。
今日のテーマは、紙のノートとiPadのノートの違い、使えるノート術はどっちだ、というテーマでお送りします。
皆さんは、紙のノートとiPadとかのタブレットのノート、どちらを使っていますか?
私は両方使っているんですけれども、最近はどちらかというと、iPadでノートを取ることが多くなりました。
私が今気に入って使っているノートアプリは、iPadではGoodnote5ですね。
これ多分、iPadのノートアプリでは一番有名なんじゃないかなって思います。
使っている方も多いと思いますけど、ペンの色、太さを変えたりとか、
あとは間違った時に消しゴムですぐ簡単に消すこともできますし、
ここで書いた文字を、例えば真ん中に書いてた文字を右上に移動したいな、みたいな時に、
まるで囲って切り抜いて、スススッと文字を移動することもできます。
あとは写真を挿入したりとかね、スキャン書類を差し込んだりとか、
そういったこともできますし、手書きの文字でもある程度検索もできます。
なかなかやっぱりiPadのノートって最近はすごく優れていて、使いやすくなっていると思います。
そんなすごく便利なiPadのノートなんですけど、
一方で昔からある紙のノートを使っている方も多分多くいらっしゃいますよね。
私両方使っているんですけど、何で両方紙とiPadと使い分けているかというと、
取る内容、ノートを取る内容によって、紙がいい場合とiPadみたいなデジタルがいい場合があるなって思ったんですね。
それは私自身の体感で、これは紙の方がいいなとかiPadがいいなって思ったんですけど、
03:06
ただ何か体感として互換でね、こっちは紙がいい、こっちはiPadがいいって漠然と思っていたのが、
何か理由が科学的にあるんだろうなと思って調べてみました。
今回はその調べた内容をシェアしたいと思います。
これはですね、理工さんのプリンターとかのね、理工さんの経済社会研究所の記事から得た情報です。
記事のリンクを概要欄に貼っておくので、気になる方、もっと詳しく知りたい方は見てみてください。
紙の情報とデジタルの情報、モニターを通じて読む情報、一番の違いは光が違うんですね。
紙に書いたノートっていうのは反射光で文字を見ています。
照明が、照明の光がノートに当たって、ノートから反射した光を目で認識している。
それが反射光で文字情報を認識している状態になります。
一方で、iPadとかパソコンみたいに、モニター自身が発光、光を放っている場合っていうのは、
透過光で情報を認識しています。
反射ではなくて、モニターからの発光によって透過光で目が文字情報などを認識している。
紙は反射光、iPadは透過光という光の状態が違うっていうのが一番大きな違いになります。
反射光と透過光で光の状態が違うことで何が違うかというと、
それぞれの光の状態によって脳のモードが変わるんだそうです。
紙のノートの反射光の場合、人間の脳は分析モードに切り替わるそうです。
分析モードというのは、目に入る情報を一つ一つ集中してチェックする。
そうすると何がいいかというと、間違いを発見しやすくなるんですね。
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一方でiPadなどの透過光の場合、人間の脳はパターン認識モードになるそうです。
パターン認識モードというのは、分析モードとは真逆で、
細かい情報は多少無視しながら全体像を把握しようとするモードです。
細かいところに注意を向けないので、全体的にぼんやり、
これってこういう状態だなというふうに脳がスムーズに向けとる状態ですね。
多少の間違いがあっても脳は見逃して、ストレスなく全体像を把握できる状態。
それが透過光を見るときのパターン認識モードということになります。
つまり、紙のノートの利点は分析モードになるので、細かい間違いがチェックできるということは、
例えば文章の構成作業とか、あとは細かい数字のチェックなんかに向いています。
一方で透過光というのは全体像を把握するので、
例えばテレビとか映画を見るときなんかはパターン認識モードの方がいいですよね。
例えばテレビでADさんが映り込んでいるとかですね。
なんか出演者がいちいち水を飲んでいるのが気になるみたいな細かい点に気が向いてしまうと、
全体像を把握して楽しめなくなってしまうので、
そういう場合は完全に透過光のパターン認識モードの方が、
ストレスなく全体を楽しむことができますよね。
そういう感じで紙のノートとiPadのノート、それぞれ向いているところがあります。
私は今ほとんどiPadのノートを使っているんですね。
具体的には、例えばアイディアノートだったり、
英語を学習しているので、英語学習ノートもiPadで撮っています。
デクテーションって言って英語の音声を聞きながら、
紙に聞き取った英語をメモするとか、
あとは10分間でどれだけ英文が作れるかみたいなのをバーッと書き殴ったり、
そういったものにはiPadを使っています。
09:02
あとは仕事でですね、私は経理の仕事をしているんですけれども、
会計処理の大枠を考えるときはiPadを使って考えることが多いです。
例えば、新しいビジネスが始まるので、
これの会計処理相談させてください、みたいな感じで依頼が来たときにですね、
ビジネスの構造の大枠をつかんだりとか、
それぞれの関係とか取引で、
どういうふうに処理に落とし込んでいこうかな、みたいな構造を考えるときはiPadを使っています。
iPadって書いたり消したりがすごく楽だし、
ここの取引はちょっと違ったな、みたいな感じで移動したりとかですね、
写真を挿入したりすることもできるので、
そういうときiPadがすごく便利なんですね。
あとは今リモートで仕事をしているので、
iPadに書いたものをPDFやJPEGに書き出して、
それを同じチームの仲間にシェアすることもできます。
そうすると手書きの情報とかも簡単にシェアできて、
お互い情報を共有するのがすごく便利なんですね。
これはiPadを持っている人にはとてもおすすめのノート術です。
そんな感じでほとんどiPadのノートを使っている私なんですが、
唯一紙でノートを取っていることがあります。
それは何かというと株式ノートなんですね。
私は去年の中頃から株取引を始めまして、
毎日取引の記録とかその時感じたこと、
あとは業界の研究とかそういったものを株式ノートに書いています。
最初はこれもiPadで始めたんですね。
なんですけど何かしっくりこなかったんですね。
何かノートに書くのちょっと面倒くさいなって思っちゃったり、
ノートにその日の取引とかを書いても、
そこからじゃあ明日はこういう取引しようとか、
こういう業界に投資してみようかなとか、
何かそういうアイディアがわからなかったんですね。
何かただ書いてるっていうだけで、
あんまり書いた意義っていうのが見出せないでいました。
12:04
その時は紙は反射光、モニターは透過光、
みたいなことは知らなかったんですけれども、
なんとなく紙でノートを取ってみようかなと思いました。
そこで紙のノートを買ってですね、
毎日株式ノートを付け始めたところ、すごく良かったんですね。
今一応ですね、毎日株式ノートを続けていられています。
今回その反射光、透過光によって人間のノートが分析モードになったり、
パターン認識モードになったりということを知った上で、
どうして株式ノートは紙のノートが良かったのかなという風に考えてみたんですけれども、
一番は株式ノートって細かい数字が重要になるからかなと思いました。
株式ノートだと、いくら上がった下がったみたいな前日比の終わり値を比較するときも、
今日がプラス11円とかですね、今日の終わり値はマイナス26円みたいな感じですごく数字が細かいんですよね。
1円単円の情報っていうのもすごく大事になってきます。
例えばこの会社に投資しようかなって思ったときに、この会社が当期何%の増益を認んでいるか。
それは売上高にすると何%増。
営業利益、経常利益で見たときに何%増なのか。
その細かい数字の違いで投資しようか、それとも辞めようかっていうのを考えたいので、
その時に細かい数字を無視してしまうようなiPadの投稿ですね。
パターン認識モードで数字の情報を見てしまうと、細かいところを無視しちゃうんですよね、脳が勝手に。
例えば売上高、これは50%増を見込んでます。
見て、だけど営業利益は逆にマイナスになってますっていう会社があったとするじゃないですか。
紙のノートになっていると、じゃあその間で何が起こっているんだろうって考えるんですね。
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売上高が50%増だけど営業利益はマイナス、例えば26%。
そうすると、いやこれちょっと待てよ。
なんか投資をしているのかなとか、例えばね。
売上が伸びているのは半会費をバカみたいにかけているからじゃないかなとかね。
そういうふうに分析しようとするんですよね。
それが株式の取引はすごく向いています。
だけどiPadで売上が50%増、営業利益はマイナス26%見込んでますみたいな情報を見たときに、
すごくパターンで全体像で把握しちゃうんで、その間で何が起きているかっていう分析モードに脳がならないんですよね。
なんか全体的に閉蔵なんだって、その会社の財政状況を捉えてしまって、
ここに投資すべきかしないべきかみたいな分析まで頭が働かなかったんです。
なのでやっぱり株式ノートみたいに細かい数字から分析しようとする場合は、
iPadよりも紙のノートの方が向いているなというのが、
科学的にも私の体感的にも感じているところです。
あとは経理の仕事なんかの細かい数字のチェックですよね。
これもやっぱり紙の方が適してるなと思います。
今リモートでやってるので、PDFとかで会計の数字のチェックをしたりするんですけれども、
もちろん間違えないというのが経理の仕事の前提なんで、細かくチェックするし、
ダブルチェック、トリプルチェックはかけます。
なんですけどたまにやっぱりスルーしちゃうんですよね、間違いを。
例えば、856円が正しいのに、858円みたいな感じで、6と8の違いを見つけられなかったりということが実際にあります。
会社で仕事をしていた時は、電表を逐一紙にプリントアウトして、紙でチェックをかけていました。
これってすごくアナログなやり方なんですけど、やっぱり紙でチェックしてた時の方が、
そういった細かい数字の間違いに気づくことができたなと感じています。
だから経理の仕事、紙を使ってアナログだなって思うかもしれないんですけれども、
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細かいミスを防ぐには、やっぱり紙っていうのは仕事にとっては理にかのったやり方をしてたんだなというふうに感じました。
今ですね、紙のノートもすごく考えられたノート、いろいろ出てますし、iPadのノートもどんどん進化しています。
皆さん、今日の話を聞いて、自分が取りたいノートは分析モードで取りたいノートなのか、
それともパターン認識モードで取りたいノートなのか、
用途によって紙のノート、iPadのノート、使い分けてみていただけたらと思います。
本日は、紙のノートとiPadのノートの違い、使えるノート術はどっちだ?というテーマでお送りしました。
イタズメイタルのJust an Idea。
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Twitterアカウントは、wak1027、wak1027です。
ぜひお待ちしております。
それでは本日はこの辺で、また次の配信でお会いしましょう。
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