ぼんやりね、僕がSNS見てると、いろんな人が美味しい魚料理の投稿をインスタとかだとしてるなとか、Xだと結構ざわつくような水産分野の投稿をしてる方がいるなみたいな感じですけれども、
じゃあ鷹さんから見たトップ3、第3位からお願いします。
第3位は、日本の水産現場で働くインドネシア人のTikTokです。
日知すぎてちょっともう。
まずTikTokっていうところで30代仲間の僕が置いてかれるっていう感じがありますけどね。
そもそも鷹さん、普段TikTok見ます?
見ます。これは研究の対象として見ているっていう感じですね。
やっぱそういう目で。
そういう目で見ちゃいます。
それで見ていて、日本の水産現場で働くインドネシア人の投稿がムムムとなった。
ちょっとアンテナに引っかかっちゃったっていうのがあるんですよね。
どういうところがですか。
そうなんですよ。なんでこんなものをTikTokで見ようかと思ったかというと、水産現場で特定技能研修生と呼ばれている、
日本の水産業の現場で働いてくださっている方々。
特にインドネシア人の方は非常に優秀であるという風の噂で聞きまして、水産現場で。
本当かなっていうのと、あとはそういう現場で働いてくださっている方々は、
日本のこの水産業で働くことに対してどう思っているのかなっていうのが気になったんですよ。
確かにそれはすごい気になりますね。
最初から現地でインタビューなんて大変なので、
TikTokを見てみたらどういうような日常の切り出し方をしているのかとか、
そういったところから覗けるんじゃないかなっていうのをピンと思いついたわけです。
確かにね。
で、TikTokでインドネシア語で漁業日本って調べるといっぱい出てくるんですよ。
へー面白い。
面白いな。
今ってこのラジオのこれって画面の共有できる?
画像はね、これできますよ。映りました。
で、今インドネシア語で漁業日本ってペリカナンジャパンって言うんですけど、
ペリカナン。
ペリカナンを検索すると大量に出てくるんですね。
これ見るとわかるんですけど、日本の現場なんですよ、全部。
これ漁とか、船の、遠洋漁業船とか。
遠洋漁業船、カツオとか、あと水産加工工場で働いている方々もアップしてるんですよ。
一本釣りカツオのシーンですね。
これすごいな。
水産加工工場で働いている現地の方とか、そういうのもいっぱい投稿されてます。
インドネシア技能研修生のTikTokって、それ自体がニッチかと思いきや、その人たち用のハッシュタグがあって、
技能研修生の方向けのそのハッシュタグがあるんですよ。
研修生ジャパンね。
研修生ジャパンIDJPっていうのがあって、それだと100万件ぐらい出てきます。
そうなんだ、みんなこれでつながってるんだ。
つながってる。
1個見てみてほしいビデオというかTikTokがあって、これですね。
一応リンクもドキュメントというかに貼ってはあるんですけど。
畳の部屋で2人のインドネシア人の人たちが。
何人もいるな、インドネシア人。
インドネシア人で日本の漁船に乗ってくださってる方々が、イスラム教の礼拝を泊り込みで住んでいるところでやっているシーンです。
漁業の現場で働いている方々がこのビデオを投稿して、どういうことを書いているかというと、
しんどいと。
仕事がしんどいっていうのじゃなくて、ここでは。
インドネシアから日本の漁業の現場に来て何がつらいって、まずイスラム教の方々がものすごく少ないと。
信仰とか、いわゆる断じ気づきってあるじゃないですか。
その時のイスラム教のその時の礼拝の様子で、
故郷のそういうイスラム教の祈りの歌とかを懐かしんでとか恋しいみたいなのを言ってる。
そういうなんかつらいなっていうようなのを呟いているものだったりするんですよね。
すごいですよ、これ450いいねぐらいがついてて。
多いやつだと数百万とかそういうのがいいねがついてるやつもあったりしてますね。
寮の合間とかにこうやってお部屋で祈ったりするっていうの。
こういうのってなかなか見れないですよね。
水産の現場に対して興味を持っている方でもなかなか見ることがないっていうのが、
めちゃめちゃ見られるっていうのがTikTokです。
すごいな、TikTok。
だいぶ変わりましたね、印象変わりましたね、だいぶTikTokに対して。
他にもなんかいろいろあるんですよ。
一つが鰹魚船に乗っているインドネシア人の方の投稿とかを見るとかっこいいんですよね。
これが鰹魚船にインドネシア人の方が日本の方と一緒に乗ってるビデオなんですけど、
インドネシアの国旗が日本国旗とコントラストというか一緒に映って、
戦闘でこのインドネシアの国旗を振っている方もインドネシアの方なんですけど、
そういう仕事ってかっこいいよみたいなのをビデオで示したりもしてる。
これはさっきのやつに比べるとどっちかというとポジティブな投稿ですね。
船の仕事に誇りを持ってやってきて、インドネシア人でも日本でこうやってるみたいなそういう感じだと。
実はこれそういうポジティブな意味もあるんですけど、ここのテキストを読むとちょっと暗い意味も含まれてるんですよ。
この船に乗っているのは貧しさから逃れるためだっていうのも一つ中にあって、
国を、祖国を捨てたつもりっていうのはなくて、誇り高くここで仕事してるんだよっていうのを含んでちょっとナショナリズムが入ってる投稿だったりします。
日本で頑張ってるけど。
みなさん基本的にはお金のため、最終的には自分たちの暮らしているインドネシアに仕送りをしたりとか、
お金を持って帰るためですもんね。一応制度としては技能を持って帰る。
縦付けですけど、実際にはデカセキのあれですもんね。
側面もあるので、こういうさっきお見せしたイスラム教があんまり信者いなくて、地元が恋しいとかそういう思いを持ちながらも誇りを持って仕事してる方もいるんだなっていうのがティックトップ上でも結構表現されてて、
そういう結構重苦しい感じのやつ以外にもいろいろあって、
さっきの水産物の加工工場で働いてる方が日常をちょっと切り取って投稿するみたいなのもあるんですけど、
いやー大変だけど今日も頑張ってますみたいな。
そういうのも。
面白いのがコメントにそれうちもだわーとかいう共感がつくんですよ。他のインドネシア人の特定人の研修生で。
そういうコミュニティができてるんだなとかいうのもわかるので。
なるほどね。若い人たちはこういうところで本当の生の情報を得てっていう、それだけが真実かわからないですけど。
特に若年層だとそういう情報の集め方もしているので、
どういう情報を発信してるかだけじゃなくて、どういう情報を読んでるかっていうのをティックトップを読んでいくと、
やっぱり漁業とか水産業に関する解像度は上がるなっていうのがやっぱり思いますね。
なるほどなるほど。ありがとうございます。これが第3位。1位ぐらいの。
3位っていうか平列で並べちゃってたみたいなのがあるんですよ。
そっか、平列ですね。3つ目っていう方の方がいいですね。
これなんか、そうですね、やっぱりTikTokって感情容易にざわつかせるコンテンツがやっぱり多いですね。今の話も。
どちらもそれなりの感情ざわつかせる。
ごめんなさい、ちょっと重かったですか。
これ、タカさんが研究者として見るときにバーっとザッピングで見る以外に、データを引っこ抜いて見るみたいな見方もするんですか?
そうですね。基本的に分析としてまだ詳細に進められてるわけではないんですけど、コンテンツを分析するときは、まず投稿されてるハッシュタグをまず見ます。
それからどういうようなトピックが出てるのかなとかを示すっていうのがあったり。
あとは映像とかも、例えば主に出てる動画の主人公がどういう人なのか、漁師さんなのか、加工工廠なのかとか、そういったのをカウントするとかいう地道な作業とかも結構ありますね。
なるほど。そういうので、まずはどういう興味が、インパクトが大きいコンテンツがあるかっていうのを判断した上で、その次のステップにどういくかみたいな感じですね。
そうですね。例えばどういう傾向の投稿だと、いいねが寄りついてるのかとか、そういうのに移っていくって感じですね。
面白いですね。なるほど。じゃあ2つ目いきましょうか。2つ目お願いします。
2つ目は乱格というポジティブな言葉です。なんだそれみたいな。
そうですね。乱格が特定のSNSでポジティブに使われてるって話。
そうです。僕らは水産分野出身じゃないですか。いわば。
そうですね。
乱格って言葉って極めてネガティブな言葉と思うんですね。
そうですね。あんまり気軽に使えないというか。
気軽に使えない持続可能性に欠く、よろしくない水産資源の持続可能性を壊してしまうっていうようなもので、基本的にそういうような言葉なんだろうなって思うんですけど、
実は水産以外の分野だと、結構ガボッと取れてハッピーくらいのポジティブな言葉だったりします。
うー大量みたいなノリで。
うー大量みたいなノリで、今日も乱格みたいな感じで結構使われてる言葉なんです。
これどうしてこんなSNSで乱格って言葉に着目しようかって思ったのが、僕らはテキストデータの解析をしてるじゃないですか。
言葉の意味の移り変わりっていうのも研究対象になってます。
具体的に言うと、例えば使う言葉ってポジティブかネガティブかって文脈によって変わるじゃないですか。
例えば小さいっていう言葉は、スマートフォンについて語る場だとコンパクトっていうポジティブな言葉になるけど、不動産だと狭いっていうネガティブな言葉になっちゃうじゃないですか。
生産を語る言葉っていうのも、プラットフォームとか場所が変わると全然違う使われ方をしてるんじゃないかっていうのが僕の最初の仮説でした。
それについて、じゃあ僕らのいる界隈でネガティブな言葉がポジティブに使われるものってなんだろうって色々検索かけて見つけたのが乱格でした。
最初はXで乱格って調べたら、当時のアルゴリズムとかそういうのもあると思うんですけど、UFOキャッチャーとかバーゲンとかでも乱格できて幸せ、乱格できたらハッピーみたいな使われ方がされててものすごいショックで。
逆に言うと、そういうソーシャルメディアとか界隈によっては僕らが持っている乱格に対する言葉の深刻さって全然捉えられ方が変わっちゃうんだっていう気づきがあったんですよね。
ゲーセンでたくさん人形とかね、クレーンキャッチャーとかそれで取れて、イエーイって乱格をそこで対応してると。
それは乱格というポジティブな言葉で表されてるんです。ちょっとXは今ゲームで乱格って言葉が使われちゃってるので結構違う文脈のほうが出てくるんですけど、お手元のTikTokとかインスタグラムで乱格って調べると、いっぱい取れて本当幸せみたいな文脈でも乱格の使われ方のとこいっぱい出てくるので、ぜひ見てみてください。
これ、ちゃんと資源管理取り組んでる漁師さんのお子さんがそんな投稿してたら相当親に叱られる。家を占め出されるレベルの。
なかなかこういうのって、水産分野に対するコンテンツを大量に調べて見比べるみたいな作業をやらないとなかなか気づけないところだったりするので、これは一つ大きな自分の中でも気づきとしてありましたね。
面白いですね。そういう気づき、業界内外の温度感、言葉への温度感の違いっていうのはあるんですね。
だから僕らは乱格という言葉で本当に水産資源の危機感を伝えていいのかっていうのとか、水産内外にまたがるところを結構考える価値っていうのはあるんじゃないかなって思います。
なるほど、改め若年層へ乱格というのがいかにすごく水産資源のインパクトが大きいかっていうのを、何らかの教育とかで伝え直した方がいいのかなって思わせるような内容ですね。
言葉の意味はどうしても強制力が効かないので。
確かにな。ありがとうございます。じゃあもうさっそく最後になりますが、最後の一つお願いします。
マイバスケットのインスタグラムです。
全然軸が違う。
全然軸が違うみたいな、お前は何を喋っているんだっていう。
水産とも離れてるんじゃないかっていうぐらいのマイバスケット。
マイバスケットのインスタグラム。全然水産関係ないやんって思われたかもしれないんですけど、これについてが一番水産分野の情報発信について考えさせられたトピックなんですよね。
そもそもちょっとマイバスケットとは何かみたいな話の前にちょっと違う話をするんですけど、僕はコンテンツ、水産とか食品分野の研究者として、日本に存在するスーパーマーケットチェーンのSNSアカウントをほぼ補足しています。
すごいっすね。今スプレッドシートを見せていただいてますが。
もう整理されてるんですね。本当に都道府県の小さいスーパーの小売りで。
茨城の霞とか。
茨城の霞とか。
すごい個人商店に近いぐらいのスーパーとかも。
の規模も補足してます。
基本的に。
何軒ありますこれ。
1000軒弱かな。
しかもインスタだけじゃなくXも。
Xも撮ってますね。
基本的に主要なスーパーマーケットチェーン協会、スーパーマーケット協会に含まれるやつは少なくとも網羅してます。
スーパーマーケットっていうのがどういうコンテンツを発信しているのか。
またそれは売上とか全国展開の店舗数とかそういったのによってどういう傾向が見られるのかみたいなのを分析したことがあります。
うわーこれたこさん。やっぱ今日たこさん来てほしかったな。これたこさん見たらマジかってなると思うな。
彼もすごい小売り分析してるので。
本当ですか。
である程度の投稿が結構見られますと。
例えば八王子さんだと商品軸だけじゃなくて現場で働く人に焦点を当てて情報を発信していたりするんですよ。
そういう自分の感想とかも書いたり覚えたりしてるんですか。
もうなんか大体頭の中入ってますね。
すごいな。本当ですか。おもしろい。
結構駐車場の車の整理員さんにインタビューしましたみたいな投稿もなされてたりとか。
これはたこさんそれめちゃくちゃすごいですね。
多分全国の小売りやってるおじさんお姉さんたちはSNSマーケットやるときにまずじゃあたこさんに相談しようかってなる気しますけど。
たこ さん ぜひ。僕もこれ活用しきれなくて。
そのコンサル。そこのもう一人コンサルができる人いたらいいかもしれないけど。
そのコンサルできる人の隣にたこさんいたらなんかすごいその人が語ることの説得力が出るな。
たこ カスミさんだとリールでこういうコンテンツが多いとか。
たこ チラシをひたすら動画にして流し続けるチェーンがあったりとかいろんなバリエーションがあるんですけど。
その中で今回マイバスケットを取り上げた。
たこ マイバスケットが一番これはっていうかなんか変わってたんですよね。
たこ どこが変わってたかっていうとマイバスケット。そもそもマイバスケットってこれ皆さん通じますかね。
関東に住んでる人はもう間違いなく都内か。都内に通勤してたり住んでる人は絶対知ってると思いますけど。
たこ 御存じない方に言うと東京都内を中心に何店舗だ数千店舗とか千の単位は行ってるぐらい。
街中のいたるところに今日構える小型のスーパーです。
コンビニバリにある。
たこ コンビニバリにあるやつですね。
他のスーパーマーケットって内容の差はあれ、とりあえず商品とか新しくこれがおすすめですとか季節の商品ですみたいな。
結構商品に焦点を当てた投稿が極めて体操を占めるんですけれども。
マイバスケットって基本的に商品のおすすめとか投稿しないんですよ。
ひたすら採用しかやらない。オープンと採用しかやらないっていうコンテンツなんですね。
どういうこと?目的わからないですね。
たこ マイバスケットがこのインスタグラム、マイバスケットって相当店舗数もあるしあれなんですけど、
商品売るんじゃなくてリクルートだけに全振りしてるんですよ。
そういうことですか。
たこ どういう店舗が開いて人を採用してますっていうのがほとんど。
これがずっとこういう感じの投稿が続いていくっていうタイプの情報発信の仕方をしてるんです。
企業のリリースですね。結構やってることは。
たこ そうなんですよね。中身のハッシュタグの付け方とかも、他のスーパーをめちゃめちゃ見てきた人間からすると、
ハッシュタグの付け方も全然違うんですよ。
もちろん商品軸とかも入れないんですけど、電車の路線名とかを入れるんですよ。
他のスーパーっぽいハッシュタグの付け方しない。
その意図って何ですかね、路線。それもリクルートだとやるような手法?
たこ それは主な目的が明らかにリクルートなんですけど、要するにどういうターゲットに向けているかなんですよね。
欲しいのは、いわゆるパートナーバイトさんなんですよ。
なるほど。
たこ なので、そういった人たちがインスタを、年齢層が少し上くらいの女性という家庭として、
どういうコンテンツをインスタで見てますかっていう、その街に住んでいるパートナーバイトさんになると、
その地域に関するハッシュタグをもちろん使うんですよね。
たこ 例えば、駅の近くに新しい店舗ができたら、それに行くみたいな、いうような使われ方がされたりするじゃないですか。
そういった人たちに、ハッシュタグとか地域に関するフックの付け方をすると、もしかしたら働いてくださる方に届くかもしれないっていう。
完全にその地域と働きうる人にしか向けてないんですよ。
へえ、徹底してるな。
徹底して。
マイバスケットってイオン系列じゃないですか。
実際店内入って並ぶものを見ると、イオンのPBのトップバリューか、イオンPBのやつがいろいろ並んでるから、マイバスケットPBではないですよね。
ではないんですよね。
だからそこで行くと、確かに商品軸でつぶやいたとて、あんまりそのつぶやく理由があんまりないというか。
あまりないっていうのと、やっぱりその何がこの水産分野の情報発信というのは考えさせられたかっていうのもあるんですけど。
ほうほう、そこに返ってくる。
誰に対してどういう情報を届けるのかについて、ものすごく自覚的なんですよね、マイバスケットのインスタ。
いろんな人がいろんなコンテンツをばらまいてるんですけど、どれくらいその届ける相手のビジョンっていうのが浮かんでるのかなっていうふうに結構考えさせられるものも結構多くて。
この話で盛り上がるのは日本全国で私ぐらいなんじゃないかっていうのは思うんですけど。
このスーパーマーケット全国の傾向を見た中でここまでちゃんとリーチする対象について考え抜かれてるのがやっぱりマイバスケットで。
水産分野の情報発信というのはやっぱりそういうエッセンスが必要だと思うんですよね。
最後のこのポイントでした。
なるほどなあ。
オタクすぎてこれ大丈夫ですか?リスナー離れちゃう。
いやいやいや、めっちゃ面白かったですね。このタカさんが分析してる対象にはその魚系の小売も含まれてるんですか?
含まれてますよ。
どっちかっていうとスーパー。含まれてる?じゃあヨシイケとかも一応?
ありますあります。
水産分野でSNSになると結構ヨシイケがXでかなりいろんな魚好きにリーチして上手にやられてるなっていう感じがしますけどね。
実は一つの観点として上手くキャラを立てるっていうのができてるところはやっぱり支持を集めてますね。ヨシイケだとヨシイケバーバーって出てくるじゃないですか。
ヨシイケバーバーね。
ヨシイケバーバー。
このお店にはこういう人がいる、こういうキャラクターがいるっていうのを上手に立てられるかどうかっていうのが一つ成功の要因だと思うんですよね。
確かにな、それがないとやっぱ単純なお金の匂いというか、企業臭って結構離れちゃいますもんね。
実は今、ラジオだと見えないけど画面で共有しているスーパーのデータセットでも、スーパーだけじゃなくてスーパーのキャラクターのインスタアカウントとかもあるんですよ。
どういうキャラが立てられてるかとか、あとはその担当者がバイネームで管理されてるかとかいうのまで含めると、結構傾向は見えるんですよね。
結構やっぱり、割と俗人的にしたほうが上手くいったりはするけど、博打なんですよね、SNSって。
そうなんですよね。
企業的にやろうとするとやっぱり、すごい難しいんだよな。僕もやったことありますけど、結構体力使うんですよね、SNS。
そうなんですよ。
会社のためにやるっていうことに対して。
そうなんですよね。
発信する側もどういう情報を出していくのか、それがどう受け取られるのかってものすごく考えさせられて消耗するし。
受け取る側もやっぱりどういう人なのかっていうのを、ちゃんとリサーチというかターゲティングしていかないと全然刺さらないから。
だからそういうところでいくと、マイバスケットのやり方は。
極めて考えられて。
そうですね、企業の運用方法としての一つのあり方ですね。
一つの回みたいな感じはありますね。
面白いな。
そういう何か強みを明確にして立てていくっていうのも、いろんなプレイヤーが出てきてはいるので、そういうのがやっぱり必要なんじゃないかなっていうのは考えさせられました。
最後のところは。
研究者としてちょっと一番興奮したので、これ最後に持ってきちゃったんですけど。
そうですね、印象的な水産分野の投稿ってしましたが、やっぱりタカさん的にはもうちょっと水産から広がりつつありますね。
水産かつ食品分野のコンテンツ分析っていうことで。
分かりました、じゃあちょっと引き続き。
タカさんこれからもこのコンテンツ分析っていうのは仕事としても続けたりするっていう感じですか?
そうですね、分析の対象業界みたいなのはちょっと必ずしも小売とか限定はされないんですけど、全然研究でもやるしデータセットは引き続きまた作っていくっていう感じですね。
そうですか、そしたらちょっとここで宣伝になるんですけど、食系ラジオジャンクディッシュっていうもう一つポッドキャスト始めたので、ちょっと水産以外に収まらない食系のコンテンツの話はまたタカさんにまたそっちでも。
そうですね、いやてかむしろそっちの方が結構また他にもいくつかネタはあるので。
本当ですか、そうですね、一つにこのマイバスケットを持ってきたあたりそっちの方がタカさん実はもうだんだんしゃべりやすくなってくるのかなと思ったので、ありがとうございます。
じゃあそのトップ3でした。ありがとうございます。
ありがとうございます。
タカさんはちなみにSNSって今Xのみお使いですかね、あとFacebookも登録されてると思うんですけど。
X、インスタ、TikTok、Weibo、あとシャホンシューとかは一通り入れてます。
すごい、まあそれはXは使ってもいますけど、投稿もしてますけど他はミルセン分析?
他は基本的にミルセンですね、中国系のSNSとかも熱いんですよね。
それは何が熱いんですか?
それはやっぱり日本で見る観点と中国から見る観点はやっぱり違うじゃないですか。
この前の処理水の放出の時も日本側のその水産物の見方と中国側のそれを受けた水産物に対する見方っていうのは違うはず。
それはWeiboとかにも投稿はされてるんですよね。
あと中国メディアと日本メディアの取り上げ方の違いとか、そういうのはコンテンツの分析屋としては情報はちゃんと持っておかないといけないっていうやつですね。
世界に広げていくとキリがないですね。そうなっていくと。
そうなんですよね。やれるネタは多いんですけど。
絞り方難しいですね。
絞り方が難しいので、僕は結構日本を軸にしちゃってるところがありますね。
僕の話をちょっとすると、僕は今アメリカ向けの輸出する食品の輸出してるので、
レディットと、あとは最近はトランプさんの動きが気になるので、トゥルースソーシャル。
トゥルースソーシャル。レディットも一応見てますね。
X以外だとレディットとトゥルースソーシャル見てて、やっぱトランプさんの発信ってXでもしてますけど、トゥルースソーシャルがやっぱ多いんですよ。
やっぱちょっとリッチに呟かれてる。トランプさんの会社が作ってるやつだから。
はいはいはい。
レディット見てると、やっぱアメリカ人たちの寿司のコミュニティとか見たりして、
はいはいはい。
アメリカ人でもこのロール、要はなんかいろんなものが巻かれた、カニカマとか巻かれて、うなぎのタレとかアボカドとか乗っかったロールを写真を撮って、
このロールってなんていう名前のロールなんだいっていう投稿してたりとか、やっぱアメリカ人もいろんな名前つけてロールやってるけど、
アメリカ人自身、よくわかってないながら食べてるんだとか、
はいはいはい。
そういう目線の違いとか、こういう寿司でいいんだとか、
アメリカ人の寿司でも自分たちで寿司を握ることを趣味にしてる人がいるんだとか、そういうのが知れて、結構レディットは面白いなって思いながら。
結構レディットは論文のデータソースになることが結構やっぱり多くて、
そうなんですね。
結構海外の方でも食品の内容分析、コンテンツ分析やってる人がいて、結構それは分析されてはいますね。
特に日本のネタだと、日本でアメリカ人とか海外の方が評価する飲食店、特にお寿司屋さんとかってどういうお店なんだっけとか、
そういうレビューを分析してる人も確か見たことがあるし、
分野として広がりというか、面白いところはありますよね。
なんかやっぱトピックごとの投稿見やすいだとは思いますね、レディットって。
そうですね、やっぱり絞れるので。
そうなんですよ、それはあるなっていうね。
Twitterとかのデータは結構ちょっと汚いというか、いろんなトピックが雑多に混ざるので、そのあたりのクリーニングからして大変みたいなのもありますしね。
そうですね、TwitterXの分析とかって、コミュニティをどう絞るかってどうやるんですか?あんまそういう絞り方しないんですか?
いろんなやり方があって、一つは一番わかりやすいのは良いハッシュタグを見つけるですね。
ハッシュタグでもXって文字数制限あるからあんま使わなくないですかね?
ファンコミュニティとかだと特定のハッシュタグを使うので、それの分析はやりやすい。
僕ら何食べとかね。
あとは特徴的な単語を検索文字列として、必ずその言葉を含むものっていうふうなフィルタリングをかけたりとか、
あとはユーザー同士のネットワーク関係みたいなのが描けるじゃないですか。誰がフォローして誰がフォローされてみたいな。
それでフォローフォローのネットワーク図を描いて、インフルエンサーにより近い集合みたいなので撮ったりとか。
そういうのできるんですか?
そういうのを駆使しながらいろんなことをやる分野ですね。
フォローフォロワーのネットワークはかなり、それでコミュニティがなんとなくこの水産資源管理だったらここら辺の人はフォローされててみたいな。
勝川先生はフォローされてそうだなとか。
かなり昨今政治もSNSが日本でもインパクトを与えてたりとか、それこそアメリカもトランプさんは本当にトリュースソーシャルでそれも自分で投稿しちゃうんだとか、
かなり普通の日常以上に世の中の動きを変えるツールになってるので、今後もそのタカさんがやってるSNSの分析はより重要になっていきそうですね。
結構日本だと資源管理に対して国民的にどうなんだとか、世論の形成みたいなところにもつながってくるところなんじゃないかなとか思いますね。
なかなかやってくれる人いなくて、この分野の研究って。水産とか食品とかって実はほとんどいなくて。
情報科学やってる人は食品とか水産にあんま興味ないし、水産やってる人は分析技術を持っているっていう方そんなにいないので。
お金を稼ぐなら政治家の投稿分析というか政治関係のあれになっちゃいますよね。
そういう感じですね。
でも水産とかも政治家によって資源管理のあれとか決まったから。
他にもSNS以外にもニュースとかメディア雑誌新聞とかいろいろあるので、そういうのと組み合わせながらやっていくって面白そうですね。