Summary
離島での生活では、自然を生かした娯楽や地域の結束が重要な役割を果たしています。特に駅伝大会や地区ごとのボート大会が盛んで、ケーブルテレビでの放送がその文化を支えています。
島の娯楽と自然
こんにちは、じょいです。
52回目の配信になります。
ここ最近は、島の離島での暮らしについて、いくつか覚えていることを話しています。
今日は、島の人たちの娯楽かな、遊びというか娯楽というかですね、
話してきた通り、お店もそんなにいないし、映画館とかもないし、本屋もないし、
本当にエンタメみたいな施設。
なんか、都市部に住んでいる人たちが気軽にアクセスできるようなエンタメの施設って何にもないんですね。
でも、その代わりに自然がすごく豊富なので、海に行ったり、ケービングしたり、サイクリングしたり、サーフィンしたりとか、
そういうのはすごく盛んです。
で、それ以外に、どんなことしてるかっていうと、
駅伝っていうんですかね、ジョギング大会が結構頻繁にある、島一周駅伝みたいなやつを、年末年始のお正月にやったりですね、
やっぱりその少ない人数で暮らしているので、
地区ごと、地区って言うんですかね、エリアごとの町内会ほど大きくないんですけど、
まあ、地区の集まりっていうか、団結っていうかですね、そういうのはすごく強いんだなーっていうのは思いました。
なので、そういう島一周駅伝みたいなやつも、なんか地区ごとに、7つか8つぐらい結構分かれてると思うんですけど、
住んでる集落ですね。
集落ごとにチーム作ってて、小学生、中学生、青年、大人、みたいな。
で、一人ずつ出てくるみたいな感じでタスキをこう渡していく感じ。
それがこう、テレビでも流れる。
ああそうですね、テレビもですね、結構チャンネル数もあんまりないんですよ、本当に。
3チャンネルぐらいしかなかったかな。
何だろう、普通の民放って言うんですかね、それとNHKは映るんですけど、映ります、映ることは映るけど、
何だろう、島独特のケーブルテレビって言うんですか、それが結構みんな見てる。
テレビはあんまり、何だろう、娯楽として見るっていうよりは、情報を得るための手段って感じですね。
そのケーブルテレビって、その駅伝の様子がずっと流れてたり、すごいシュールな映像がずっと流れてるんですけど、
そんなして、島民っていうんですかね、島の人たち同士で遊びを考えてるっていう感じです。
ケーブルテレビの役割
あとは海がもちろんあるので、ボート大会とかですね、地区ごとのボート大会があったり、
っていうのはすごいなんか、市内っていうんですかね、都市部に住んでる時よりは全然違う娯楽というかですね、エンタメというかですね。
だから、私が勤めてた高校の、例えば文化祭とかですよ。
あるいは地区の小学校、中学校の文化祭とか体育祭とか、それこそ入学式、卒業式、そういったことも全部そのケーブルテレビで放送されるんですよね。
っていうのは、おじいちゃんおばあちゃんがなかなか来られない、足が悪くてとかですね、なかなか学校に来られないとか、その日に用事で来られないみたいなこともあるのかなと思うんですけど、
テレビで全部見ることができます。
入学式、卒業式、体育祭、運動会、文化祭、学習発表会、すべてケーブルテレビで放送されます。
それはそれですごく面白いっていうか、衝撃的でしたね。
テレビに映ってるんだ、みたいな感じです。
もちろんその島の中でしか見られないですけどね。
そういうふうにして、駅伝大会やったり、ボート大会やったり、学校での出し物とか出来事っていうか行事ですかね、そういうのも全部島のエンタメ、島の娯楽としてあるっていう感じはしました。
それはやっぱり全然違うな、面白いなっていう感じ。
だからこそ、住んでる人たち同士の結びつきっていうのは非常に強くて、知ってる人だらけっていうか知り合いだらけなのは当然なんだろうなっていうふうに思いました。
だから私たちみたいに何年間かだけ島に来るっていうのは本当、お客さんっていう感覚でしょうね。
なので、もちろん仲良くなったり、いろいろ良くしてもらったりっていうことはありますし、一応教員ってことですごく尊敬というかですね、いろいろ敬意というかですね、そういう感謝されるみたいな場面もあんまあるんですけど、
でもどこまで行ってもお客さんからは抜け出せないっていうかですね。
なので、温かくてすごくいい人たちなんですけど、中には入れてもらえないっていう感覚を私は受けましたね。
3年間じゃちょっとまだ足りないかなっていう感じ。
そのコミュニケーションの仕方なのかもしれないんですけど、もう1年目でね、もう島の人みたいに振る舞える人もいるかもしれないけれども、やっぱりある程度の年数が必要。
その島の人たちと本当の本当のところでつながるとか、コミュニケーションを取るっていう島の一員というかですね、そういうのとして認めてもらうというかですね、
そういうのは結構時間がかかるのかなっていう感じはしました。
すごくよく見てます。島の人たちは私たちのお客さんとして外からね、島に来た人たちのこともすごくよく見てるし、見てるからってこうヒソヒソ話とか噂話をするわけではないんですよ、もちろん。
なんですけど、ちゃんと見てるっていう感じ。ちゃんとわかってるっていうかですね。
だからもちろん変なことはしませんけど、そういった意味ではすごく島の人たちのつながりっていうかですね、ネットワークっていうんですかね、そういうのはすごい強いなあっていうふうに感じました。
そのテレビのね、放送自体はすごいなんか、すごい、なんて言うんですかね、もう本当、至るところでケーブルテレビのカメラとリポーターの人がいるので、それは結構いるなあって感じはしましたね、至るイベントで。
で、自分の勤務してるところにももうしょっちゅう、本当、何かあればそのケーブルテレビが来ると。で、それがテレビで放送されているという感じ。
で、他にもそのケーブルテレビのチャンネルで何が映ってるかっていうと、例えば飛行機の時間とか、休日当番医は誰々先生ですみたいな、回覧版で回ってくるような情報がですね、ケーブルテレビで定期的に流れてます。
なので、とても便利ですね、生活のなんか情報が流れてます。
で、緊急時じゃなくても町内ラジオみたいなのもあるんですよね。
島の中でだけ放送されている、島内放送って言うんですか。なので、例えば3時ぐらい、夕方3時ぐらいになるとラジオ体操が流れたり、朝、島の中でおはようございますみたいな、そういう放送ですね、放送が本当聞こえるレベルの放送が流れる。
っていうのは最初行った時に、なんだろうこの放送ってすごい思いましたけど、普通に緊急時以外でも毎朝毎日流れます。で、9時ぐらいになったら、子供はもう寝ましょうみたいな放送がかかったりですね、5時になったらお家に帰りましょうみたいな音楽とともに流れたりとか。
やっぱそういう島独特というかですね、その地域独特の文化というか、風習というか、そういうのはすごい興味深いなぁと思って3年間過ごしたのを思い出します。
はい、今日のところは以上です。
10:02
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