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1/22の敬和キャンパスレポは、敬和学園大学が包括連携協定を結んでいる粟島浦村がテーマ。9月に光ケーブル敷設の仕事で初めて粟島にわたった国際文化学科一戸信哉教授と、離島にゆかりのある唯一の学生MC坂野葵で、新潟の離島、とりわけ粟島の可能性と課題を探りました。Music by Ikson
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競和キャンパスレポ
この番組は、柴田市富塚にある競和学園大学の大学生が、
大学に関わるイベントや人、柴田のことなどをテーマにお届けします。
競和キャンパスレポは、競和学園大学の提供でお送りします。
みなさん、こんばんは。
こんばんは。この番組は、競和学園大学から大学のことや柴田、新潟のことを伝える30分番組です。
今日の進行は、国際文化学科4年の坂野葵です。どうぞよろしくお願いいたします。
久しぶりの担当でして、多分に緊張しておりますが、どうぞ。
卒業式が近づいていますが、友達に会えなくて大変寂しいです。
友達に会えなくて寂しいところですが、本日は久しぶりに会える市野平先生と一緒にお届けしたいと思います。
ということで、今日はいつもこの番組の制作を監督担当している、
国際文化学科の市野平信也先生とともに、淡島についてお話ししたいと思います。
競和学園大学は、淡島浦村と包括連携協定を結んでおり、
2020年11月30日には地域学入門という科目で、本部淡島浦村村長が大学で講義に来てくださっています。
市野平先生は、淡島浦村の海底光ケーブル施設に関連するお仕事で、
2020年9月に淡島に行かれたとのことで、その際のお話を伺いたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
はい、どうぞよろしくお願いします。
はい、まず私から市野平信也先生のプロフィールを紹介します。
青森県出身、2006年から競和学園大学の教員になられまして、
現在は人文学部国際文化学教授、大学の学長補佐もされています。
競和にいらっしゃる以前は、東京都内での財団法人国際通信経済研究所、
北海道の和歌内北西学園大学にもお勤めです。
競和では、情報メディア論、情報法などを担当されています。
学外でも、新潟県警のサイバー犯罪対策アドバイザー、
サイバー脅威対策協議会会長、情報セキュリティワークショップ委員、
越後湯沢大会運営委員長、新潟県教育委員会いじめ対策等検討会議、
会議座長、FM柴田、番組審議委員会委員長などを務めていらっしゃいます。
石上先生、何か補足ありますでしょうか。
ありがとうございます。いっぱいいろんなお仕事をさせていただいていて、
その分タイトルが長いので、ご説明いただくのに大変だったと思いますが、
国際文化学館で別なものを作っていますが、
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メディアのこととか、コンピューターのこととか、
このラジオ番組のこととか、というのが今の私の大学での仕事になります。
以上です。
さて、今日は淡島浦村でのお話なのですが、
淡島は9.78平方キロメートル、人口が350人ほどの小さな島です。
私の出身地、佐渡に比べても小さいと思うのですが、
柴田からはどうやって行けるのでしょうか。
淡島浦村は本土側、村上の向かい側ぐらいになりますので、
柴田から見てももうちょっと北の方になります。
どうやって行くかというと、フェリーで行きまして、
フェリーは今は岩船港ですね。
岩船港というのは村上といってももうちょっと柴田に近い方ですね。
そこから船に乗って行くことができます。
去年は社会実験で、夏の間新潟港から淡島に行く船が、
夏の間しばらく出ていた、日が決まっていたと思います。
今年は残念ながら観光用に出していたので、
今年は観光が止まってしまって、運航されていませんでした。
2021年はぜひ運航したいなと思っています。
岩船港は車でみんな行って行くのですが、
島の人はフェリーターミナルに車を置いています。
船が着いたら、その車で村上市内とか新潟の方まで行ったりする人もいるんですかね。
用事を出して、その日のうちに帰ろうと思えば帰れるという感じで暮らしています。
私たちこっち側から村上の岩船港に行く場合も、車は持っていて置いておくことができますが、
私が乗ったのはタクシーで、村上駅から淡島浦村のタクシーがあって、
淡島浦村が運営している村上市を走っているタクシーですよね。
それに乗ってフェリーターミナルまで乗り合いバスじゃなくて、乗り合いタクシーという感じで乗っていくことができます。
ちなみに新潟、淡島浦村間は何時間くらいなんでしょうか。
2時間だったかな。そんなに時間かからないですよ。多分佐渡と新潟というのとそんなに変わらない時間だったかな。
すみません、時間が何分だったか忘れちゃった。それくらいです。
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距離感としては佐渡とあまり変わりがないということですか。
変わらないでしょうね。私行くときすごい船が揺れて、ずっと横になって耐えていました。
だから日によっては波が荒い日もあるんですね。
波が荒い日の船がきついのはやはりどこも同じなんですね。
佐渡もそうですよね。
それでは今回、市名平先生が仕事で関わられた光ファイバ施設のお話。
9月20日付けで新潟日報に記事が出ていたのでご紹介いたします。
新潟県内の自治体で唯一光回線サービスが提供されていない淡島浦村が光ファイバ回線の整備計画を進めています。
実現すれば高速大容量のデータ通信が可能となり、遠隔診療や教育環境の充実、観光活性化につながります。
大きな恩恵が期待される一方で、厳しい財政状況から海底ケーブルなどの設備を維持できるかという課題もあります。
村によると村上市との約32km間を海底光ケーブルでつなぐ計画です。
開産事業費は約18億円で、人口約350人、本年度当初予算が9億円の村としては一大事業となっています。
現在村の通信手段は非対象デジタル加入回線、ADSLやスマートフォンなどで使われる第4世代4Gの移動通信システムが主流です。
村長によると視聴中の動画が途切れる、他人数のテレビ会議ができないなど通信速度が遅いために支障が出ているということです。
光ファイバーのインターネットサービスというのは既に新潟県内全域に浸透していると思っていたのですが、
青島ではまだサービスが始まっていなかったのですね。
さっきの船の件を読んでいる間に確認しました。
1時間35分、大体授業1コマぐらいです。
85分となりますね。
私、佐渡、新潟間の時間をどう忘れしたんですけれども、2時間半とかでしたっけ?
佐渡の方が両津の方まで回っていくのに時間かかるかもしれないですね。
そうですね。フェリーだと2時間半で、ジェットだと1時間半。
なので、どのくらいのスピードで新潟・青島間を運行しているかによりますけれども、
距離は同じくらいって考えてもよろしいのでしょうかね。
そうですよね。
ちょっと話を戻すと、光ファイバーの話ですよね。
光ファイバーってインターネットサービスを使って、
2000年代にガーッと進んでいって、全国に張り巡らされています。
今は携帯電話でやる人も多いので、あまり光ファイバー、光ファイバーって言わなかったり、
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学生なんかは携帯のフォーマットを使って、
ところがNTTは電話を日本全国の人が住んでいるところに引く義務があるんですけど、
光ファイバーというか高速インターネットをみんなにやらなきゃいけないというのが、
NTTの依頼があるんですよね。
そうですよね。
NTTの依頼があるんですけど、
NTTの依頼があるんですけど、
NTTの依頼があるんですけど、
光ファイバーというか高速インターネットをみんなにやらなきゃいけない義務はないというのがNTTの立場なのかな。
とにかく勝手には引いてくれないわけです。
なので島はそういう意味では置き去りにされているということで、
今回思い切って村の予算を組んで、光ファイバーを自分で引いて、
村上に上げて、村上で一般のNTTの光ファイバーの回線に接続するということをやるということで、
何キロでしたっけ?30キロくらいでしたっけ?
そうですね。
なるほど。やっぱりスマホ中毒の自覚がある我々世代としては、
動画が見れない、動画が途中で途切れてしまうっていうのは、
多分かなり苦しいことだと思いますし、
今の私たちの感覚からすれば、その環境は憲法でいう、
なんでしたっけ?
文化的な生活、そこに関わってくる大事なことだと思いますね。
特に今コロナでリモート授業とかそういうものがだいぶ発達して、
家族間でもZoomで連絡を取り合ったりとかすると思いますので、
なおさら比率としては重くなって重要視されるものだと思いますね。
そうですね。今携帯電話の話が出ましたけど、
次世代通信の5Gっていうのがあって、さらに便利に高速にっていう話なんですけど、
5Gはたくさん基地局を建てなきゃいけなくて、
今ちょっとわからないですけど、
たぶんそんなに島の方に設備を設けなくても、
村上側からどれくらい飛ぶのかわからないんですけど、
ある程度島にも電波は当然飛んでいるわけで、
取れるようになっているわけですね。
だけど5Gになるとおそらくそこまで回ってくるかちょっと心配だというのが、
村の人の声としてあって、
例えば光ファイバーが引かれていれば、光ファイバーの回線を通じて、
島から村上側というか本土側にデータを送れるけど、
島には5Gのネットワークをアンテナを建てるという、
そういうやり方はできるみたいで、そんなような話も出ていました。
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だからそういう意味でも5Gを使うにも携帯電話で使うにも、
光ファイバーが非常に重要だという話。
非常に重要だという話を伺いました。
やはり健康で文化的な最低限の生活を維持するためにも。
そここだよ、そうなんです。
私たちの世代はスマホがあるところ、
どうなんでしょう、中学生、高校生くらいからスマホがあったので、
ない生活があまり想像できないんですよね。
はい、ということで島に関係した曲ということで、
今週はこちらの曲をご用意しました。
NMB48 フェリー
フェリーはNMB48の14作目のシングル、
天神姫のカップリング曲です。
島に帰って骨休めをした君に、
またいつでも戻っておいでと語りかける内容の曲です。
離島に暮らす人々の気持ちを表した内容かと思います。
ミュージックビデオでは最初の方で男の子がめちゃめちゃ攻撃されていまして、
どんな内容の曲なんだろうと思いましたが、
サビは優しい感じのあったかい曲でした。
ぜひ聴いてみてください。
それでは、青島のフェリーターミナルを思い浮かべて聴いてみましょう。
NMB48 フェリー
K-WAキャンパスレポ
さて、きょうのK-WAキャンパスレポは、
国際文化学科の一ノ瀬慎也先生とともに、
淡島浦村についてお話ししたいと思います。
前半ご紹介した記事の中では、光ファイバーを村で附設することにより、
遠隔診療や教育環境の充実、観光活性化など、
住民の生活環境がより良くなり、
改善していくという可能性が指摘されていました。
具体的にどのようなことが考えられるのでしょうか。
今回行ってみて感じたのは、
まず病院がない、お医者さんがいないわけですね。
皆さんフェリーに乗って村上の病院まで日帰りで通うというのをやっているみたいで、
そこは大きな病気をしたときとかは別かもしれませんけど、
普段の通院とかは遠隔でできるようになっている範囲ではできるわけですよね。
そこはでもやっぱり光ファイバーが光りているか、光りていないか、
そういったことによって、
そこは大きく期待しているところのようですね。
あとは教育。
教育もですね、村の子どもたちがいますし、
あと塩風留学って言って、
新潟の人がいるかわからないけど、
本土の東京都に住んでいる人たちが、
塩風留学に行って、
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塩風に行って、
塩風に行って、
新潟の人がいるかわからないけど、
本土の東京とか全国各地から、
小中学生が淡島に留学に来て、
留学というか、寮生活を送りながら学校で勉強していると。
淡島浦小中学校で送っているわけですよね。
馬の世話をしながら島暮らしをしているという話ですけど、
彼らもそこで都会から離れて暮らすことで、
また元気を取り戻したりすることもあるんだと思うんですが、
中学で終わっちゃうわけですね。
高校がないんですよね。
だからここで、今の制度的に高校に通うというのは、
通信制の高校はあるにせよ、
全日制の高校には通えませんから、
大体の人は島を出て行ってしまう。
ここもコロナ禍で、大学もそうですけど、
高校もみんな遠隔で何ができるか追求し始めていますが、
実は島のことを考えてみると、これは大きな転機ですよね。
島にいたまま学校に通っていく。
高校はもちろん、場合によっては大学にも通えるかもしれない。
ということになれば、これは大きな変化になるでしょう。
フェリーももっと頻繁に出てくるとまたいいかもしれないですけど、
そういう変化のきっかけにはなるんじゃないかというのが、
島の人たちの話でしたし、私もそう思いました。
そうですね。馬に触れながらっていうのが素晴らしいですよね。
なかなか馬で実物を見る機会がないと思うんですけど、
大きくて可愛い目をしていて、
馬と触れ合いながら海を堪能しながら、それでも普通に授業が受けられるっていうのは、
わりと楽しい学校生活が送れそうで、私はわりとワクワクするんですけれども、いかがでしょう?
多分なかなか、都会のいろんなものを諦めて、
そういうものではない生活を求めていくということなので、
最初は大変かもしれませんけどね。
そこの生活になれれば、都会では得られないものが得られる可能性はありますよね。
ちなみにテレワークで島に住んだまま、新潟なり東京なりの仕事ができるようになる可能性はあるのでしょうか?
前半ちょっとお話ししたかもしれませんが、
今のフェリーは淡島から岩船港という村上の方に行っていますが、
これが社会実験で、昨年度は新潟港ですね。
佐渡基線の出ているところだと思いますが、
そこに入る船を期間限定で運航していました。
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これが今の岩船と同じぐらいのペースで運航されていたとすれば、
2時間くらいの時間で、
淡島から新潟まで出てきます。
当然、佐渡基線と同じように、
特急メッセのところに着いたら、すぐに新潟駅まで行けるわけですから、
そこから新幹線に乗って東京に行くというのはできるということになりますよね。
新潟から新幹線に乗る東京は時間がかかりますけれども、
新潟に入るフェリーが確保されただけでもだいぶ変わってきますので、
現状としてはかなり東京の人たちもオフィスを畳んで、
みんなでテレワークしているというところもポツポツと出てきているみたいですので、
そういうライフスタイルの変化の中で、
改めて馬に触れながら子どもが育ち、大人も釣りが楽しめるという、
そういうところで暮らすということがもう一回評価されるタイミングではあるかなと思います。
島での生活はそれなりに不便さもあると思いますが、
青島への移住者も出てきているようですね。
そうですよね。坂野さんも離島の生活ってある程度ご存知と思いますけど、
多分山道ともさらに違っていて、青島まで行くと本当にコンビニというのはないです。
いわゆる売店のようなところがポツポツとあって、
そこで暮らしているということですし、人口も少ないですし、
そういうところで生活するのに慣れていく必要はあるんだと思いますけど、
さっきも言いましたけど、釣りはいっぱいいるんですよ。
いわゆる入れ食いみたいなね。パッと入れたらすぐ釣れちゃうというような状況だと。
本当か分かりません。やってないです。そういうところです。
あと島自体はかなり昔のものがそのまま残っているみたいで、
私が見たのはサンスクリット文字で書かれた石碑っていうのがあって、
それもなんかよく分からないんですけど、
対岸に板の石碑がいっぱい転がっていたんだそうです。
今ちょっと整備していますけど、それもなぜかよく分からない。
村上の方の人が亡くなった人を弔うために太陽が沈む淡島のところに
供養の塔を建てたっていう話があるんですけど、それはよく確かめていません。
でもとにかく人が少なきし、それから書いたものもあまり残っていないみたいで、
いろいろ伝説のようなものが残っている場所だそうです。
そういうのが面白いっていう人にもいいかもしれませんね。
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だから自然とかそういう文化みたいなのを楽しめる人には
いろいろ意外と面白いところになるかなと思います。
なかなかロマンチックなお話ですね。
そして淡島に行くとレンタルサイクルで一周するのが定番だそうですが、
一ノ瀬先生も挑戦されたのでしょうか?
何キロでしたっけ?23キロ?
32キロですかね。
全部じゃないんですよね。一部今通行止めになっていて、
途中は南の方を少しスキップしたんですけど、自転車で回れると。
レンタカーはないので自転車で回るしかないんですけど、
島の端っこの方、誰も住んでないところもずっと自転車で回れるんですけど、
回りました。回りました。
すごい綺麗なところがいっぱいあって、一周するの結構楽しいですが、
アップダウンがあるので、私もそうでしたけど、行かれる方は
電動アシスト付きの自転車を若干お値段張りますけど、
そっちにすることをお勧めします。
私の知っている人で、普通の自転車で行って、
挫折した人を何人も聞いていますので。
離島の民からすると、新潟県民が平地になれすぎているという感じなんですけど。
そうですね。佐渡もアップダウンはありますからね。
そういう感じです。佐渡一周に比べれば、全然大したことないです。
ぜひ足の筋肉に余裕のある方、自信のある方、
挑戦されてみてはいかがでしょうか?という感じですね。
そろそろお時間が来てしまいました。
現在、淡島では、新潟県民限定の宿泊割引キャンペーンをしているとのことです。
これから寒くなりますが、淡島の人たちに言わせると、
冬場、フェリーで村上に来ると、島よりも風が寒く感じるのだそうです。
ちょっとフェリーの結構が心配ですが、
冬の淡島に向かってみるか、割引のことを諦めて、
来年の春以降にするか、迷うところですね。
石上先生、今日はありがとうございました。
どうもありがとうございました。
さて、エンディングです。
もうちょっとインフラが良くなれば、島暮らしも今多様性が複雑になり、
かなり増えてきているので、一つの選択として選びやすくなるのではないでしょうか。
里島民としては、島暮らし、なかなか良いものだと思います。
割とコンビニがなくても生活はできますし、
割と気持ちが豊かになれるんですよね。
海が近くにあると人間心が安定するので、
ぜひ疲れた方、選択の一つに加えていただければと思います。
本日のK-WAキャンパスレポ、これにて終了です。
みなさんおやすみなさい。
K-WAキャンパスレポは、
K-WA学園大学の提供でお送りいたしました。
23:51

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