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2025-06-13 15:31

第516回 DX化は対話から!「納得感」が変える組織変革

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▼今回の概要

DX化・AI化への抵抗/「現場」と「経営」の対立/「質問」と「問い」の違い/形骸化を防ぐ対話/自発性/腹落ち感/対話型マネジメント/DX導入の失敗あるある

サマリー

本エピソードでは、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進行における社員の「納得感」や自発性の重要性が語られています。効果的なコミュニケーションや問いかけが、組織内での理解と協力を促進し、組織変革を成功に導く鍵であることが強調されています。また、DX化における対話の重要性と、社員の納得感を引き出す方法が考察されています。合理化を進める中で、個々の社員にとっての意味をしっかりと掴むことが求められています。

DX推進の課題
こんにちは、遠藤克樹です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日もね、いきたいと思いますが、今日はですね、ちょっと質問がボリュームちょっとありますので、早速、よろしいですか、ご紹介させていただきます。
はい、ということで、今日はですね、DX推進に関するご相談です、というテーマでいただいております。
さあ、いきましょう。
業務のシステム化やチャットツール、AI自動応答の導入など、ある程度予算も時間もかけて整備してきました。
社員も操作は覚えて使ってくれており、表向きはうまくいっているように見えます。
ですが実際には、とりあえずやっているだけに見えてしまうことがあります。
また面倒なのが始まった、どうせすぐ境外化するといった空気感を会話の端々に態度から感じることが多いです。
導入の目的や将来的な負担軽減についても説明してきましたし、困ってない、わからないことあるとも声をかけてきています。
しかし帰ってくるのは、まあ大丈夫です、一応やってますといった無難な反応ばかりで本音が見えてきません。
表面上は運用できていても気持ちが追いついておらず、このまま形だけのDXになってしまうのではと焦っております。
どうしたら社員の納得感や自発性を引き出せるのでしょうか。
経営者の役割
よろしくお願いいたします。
いやいやいや。
世界中で起きているんじゃないですか。
あとこの人の気持ちもすごい分かるというか、結局この型なりになぜDXを入れるかということをちゃんと説明しているし、
それから大丈夫とかわからないことあると声かけもしているじゃないですか。
だけども今それ悩んでいるのはなぜかというところをちょっと考えてみるとね。
やっぱりこの方はDXとかAI入れていくっていうのは、それは皆さん一人一人にとっても意味とか価値があるんですよとか、
それを自分語として一緒にやっていこうぜとか。
仕方なくやるんじゃなくて、自分の中で納得してやってほしい。
あとは会社で一緒にやっていこうぜという気持ちがあるから、この悩みが起きているんだなと思うんですね。
そうですよね。立場的には上司の方なのか、経営者的な立場なのかで、メンバー社員とかに使っていけよという号令をかけている立場ですよね。
そうですね。ですからこれが例えば言われたことをちゃんとやればいいんだ、だったらこの悩みって出てこないじゃないですか。
そうですね。いいからやっておけばいいって話ですね。音でなんかどうでもいいよっていう立場ではないんでしょうね。
やっぱりまずこういうことで悩んでいる方っていうのは、自分が言われたことをやっていけばいいんだだけじゃ、ちょっとやっぱり経営としては嫌なんだなっていうところは感じてほしいんですね。
これどちらの立場に立つかですけど、私逆に社員さん側の立場で考えるって思うんですけど、世の中起きてるじゃないですか。
チャットGPT使っていけよと、ほら上の人間すぐ勉強したり情報集まるからさ、こういうところで間違って私たちがね、今中小企業でチャットGPT使ってるのも2、3%しかいないらしいよとか言うと、
今入れるかが勝負だよみたいなこと言うと、とりあえず入れろみたいな話とかを言うじゃないですか。
それを聞いた方からするとさ、現場関係ないし、今目の前回ってんじゃんかよみたいな思いもあれば、入れることって逆に時間効率すっげー食われて、むしろ初めのうちすごい邪魔臭いんだしとかっていう抵抗感と心情あるじゃないですか。
っていうのは一方でわかりますよね、社員が。
いやいや、私昔そうありましたもん。お勤めするときにトップの方が、まあ海外からいろんな情報を知れてくるんですよ。
今度これがいいからやるぞーって、マジかよっていうのを毎回思いましたもんね。
またかよ、境内化すんだろってやつですよね、ご質問にやりましたけど。
そういう現場からの声もあれば、やっぱりこの方もね、強引に入れてるわけじゃなくてちゃんと説明したって言ってるじゃないですか。
なぜ入れるのかってことの意味付けをしたと。
それに上に立つ側の方から逆に立ってみますけど、マジで自分たちの生き残りのために、
お前ら使えるようにならなかったら、お前らも困るんだぞって。本当に今が勝負なんだからって思って、相手のことも社員のことも多分考えてはいるんだと思うんですよ。
それが自社のためにもなるしと。
だから本当に、もう火は対岸じゃなくて目の前に迫ってるんだよ。だからこれ入れてこうぜ。
でもそれでも強引に入れたらダメだと思って一生懸命説明してると。
しますよね。孫さんの話持ってきたりしたりさ。色々手を返しなおかえて。やりますよ。
その時にやっぱりお互いの気持ちがある中においてね。
やっぱり私たちがもう一度立ち返らなくちゃいけないのは、やっぱり経営者の方とかリーダーの方が、まずご自身がこのDX化をしていくということのその意味とか意義というのは本当に腹落ちできてるかってことで一旦は立ち返ってもらいたいんです。
入れる側がね。導入推進する側が。
で、なんで入れるんだ。自分の本でも含めて書き出す。入れないとなんかヤバい気がするとか。
自分が信頼してる先輩がガンガン入れて、お前は入れなくちゃいけないんだって言われて、確かにそうだと思ったとか。
もしくはそうじゃなくて、本当なんかこう社員が今作業で苦しんでるから何とか時間を軽減してお客さんと向き合う時間を作ってもらいたいんだみたいな。
まず自分自身がその最初のきっかけはね、先輩なのか孫さんなのかコンサルなのか。
孫さんだいぶ違うけど。
でもいいです。それをきっかけに改めて自分にもう一回問いかけてほしいんですよ。
なんで俺これ入れたいんだな。そこの中には経営に対する不安みたいなとか恐れが混じっててもいいし、
社員の方に対するこうなってほしいんだって願いがあってもいい。
いろんなものもひっくるめながらまずやっぱりちゃんと自分に問いかける。言語化する。
その上でそれをどれを社員に伝えたいのかということをちゃんと選別して伝えていくっていうのがまず第一歩な気がするんですね。
問いかけの重要性
そういう意味で言うと今まで番組で意外とやってないですけど、
最近ほら秋山先生、問いと質問が違うみたいな話ちょっとあるじゃないですか。
それを今自分にちゃんと結論から言うと問いかけてますかって内容だったと思うんですけど、
ちょっとあえて質問と問いの違いせっかくなんで最近お話してない気がします。どうですかね。
私も最近意識しては質問の問いの違いっていうのがあって、結局ノーミスの動かし方なんですけども、
質問ってのは割と答えを求めるとか正解を求めるっていう形でノーミスが動いていくことが多いんですね。
はいはい。正解ね。
例えば問題があるかなーなんていくときに問題があるのかないのかって一つの正解じゃないですか。
はいはいはい。
これがだから質問は答えを求めていくときに使うとすごいいいですね。
そうじゃなくてその問いかけるっていうのは自分の中で意味を探るとか、
その曖昧さの中から自分が何か価値を生み出すみたいな感じなんですよ。
例えばその問題があるないじゃなくて、なんか今違和感はどこにあるのって、え、違和感どこにあるんだろうみたいな。
AI導入してます、なんか問題起きてるかどうか、イエスの答え、質問だけですけど、
入れることによってあなたにとっては何の意味があるのか、みたいなのが問いみたいな話ですよね。
そうです。ですから多分この方が今なかなか部下が主体的に自分ごととしてAIを入れてないと、
そこの方に対して違和感を感じてるわけですよね。
はいはい。
そのときにどうやったらもっと伝わるんだろうっていうのが質問になっちゃってるわけです。
なるほど。
答え探しになっちゃう。
この前に、いや、俺なんでこれ違和感を感じてるんだろうって、どうしたいんだみたいなのと、
あ、もしかするとやっぱり俺はみんなに納得しながらやってもらいたいと思ってるみたいなのが出てくるかもしれないんですね。
はいはい。
そういった意味でその質問と問いっていうのは機会があったらやりますけども、
質問する、自分に質問するではなくて自分に問いかける。
自分の中の曖昧さの中から意味とかをもう一回考えてみる。
ですからDX、AI入れる。
えっ、俺なんでこれ入れるんだろうってことは問いかけになるんです。
そうすると、社員に早く帰ってもらいたいとかね、
その非効率な仕事は減らしてあげたいのか、お客さんにもっと価値を感じたいのか、
先輩から言われたからお前も導入してるのかやるじゃんっていうことを褒められたいのか、
全部ひっくるめて問いかけてみてほしいんです。
なるほどな。
その問いかけた自分の中から全部を社員に伝えるわけにはいかないので誤解されるしね。
一番社員に届けたいAI、DXを入れたい自分の中にある意味をまず言うんですよね。
例えば僕はなぜDXかかれるかというと、みんなの作業効率を早くしたいんだ、
あとは顧客に満足を提供したいんだとまず言うしかないんです。
DX化と納得感
言って社員の方が確かに社長俺もそう思いますって共感したらそれで済むと思うんです。
もしそれが共感しなかったら今度は社員の中で一人一人に意味を考えてもらうんです。
それはここで言うのはこのご質問者の納得感や自発性をどうすれば引き出せますかに対してってことですか?
そうです。
まずファーストステップは自分に問いかけて自分がなぜ入れるのかってことをちゃんと語る。
それでも相手は納得しないのであれば、相手の中にAIとかDX化をしていく意味付けを考えてもらう問いかけをするということ。
でも考えてみてもいきなり導入した方がいいって話が始まって、
よっぽど何かアンテナさせてればいいですけど、自ら社員さんの立場で、
ああなるほどAI入れることにはこういう理由があるって納得している根拠が自分の中にあるかといったら、
そんな時間もないですし考えるタイミングもないんで、ないですよね基本的に。
単純にやることが増えますの一瞬。
一瞬どころかしばらくだいぶ増えますよね。
慣れていくためにね。
それ入れたらもしかしたら自分の仕事がなくなるかもしれないっていう不安とかもあったりするじゃないですか。
そういうの全部無視してね。
納得なんかできるかいなっていう気がしますけどね。
そうですね。
ですからその問いかけていくことは社員さんに問いかけるときに、
君にとってAIを導入してどんな意味があると思うってやっぱりちょっときついんですよ。
不安ですみたいな。
面倒です、不安です、嫌です。
だとするとやっぱりそこは相手に寄り添いながらAIを入れていくことによって、
それこそね、どんな不安があるとか、どんな違和感があるみたいなところをやっぱり、
そこからやっぱり、なんていうのかな。
引いていくということはやっぱりすごい重要になってきますね。
でも今ちょっと話しながら言ってみてそう思いましたけど、不安とかあるじゃないですか。
入れるってなったら。
その不安をちゃんと問いかけてもらって、なんで不安かが出ない限り納得できないですよね。
そうですね。
むしろね。
結局わかってくれる。
前向きな意味じゃなくて。
ほんとほんと。
ですから、なんかあるじゃないですか。
この上司の人って私が不安に思ってるっていうことを感じてくれてるのかなどうかなっていうのはすごい大切だったりするじゃないですか。
そうですね。
そこが全てぐらい。
思いますよね。
それをこれからAIは入れていかないとこの会社は潰れちゃうんだ。
それはすごいわかるんですけどね。
切りごとじゃねえんだよみたいなね。
ちょっと待ってくださいと。
AI入れたら私の仕事なくなったら、あなたの会社、この会社残るかもしれないけど、私は居なくなるんですかみたいな不安もあるかもしれないし。
なのでここでちょっと考えて、私たちは新しいものを導入する、合理化をしていくということを、例えばAI入れて合理化だとするじゃないですか。
間違いなくそれはありますからね。
合理化自体はめちゃめちゃ悪いことではない。
その合理化というのがこの会社にとってどんな意味を生み出せるのかとか、
社員一人一人、あなたにとって合理化というものがどういう意味を生むことができるのかっていうことをやっぱりそこはある程度じっくり話し合っていく必要があるんですね。
そうですよね。
そこで例えばですよ、合理化って俺にとってどんな意味があるのかなと。
早く帰って家族との時間を大切にしたいんだって言うならば、その人にとっての意味になるだろうし。
もしくは新しい福利を学びたいんだとすると、その社員にとっては合理化、早く帰れるが、新しい知識、経験を得れる時間を作るっていう意味付けになる。
でもこれはあくまでも相手の中から生まれてこないと、ここで言う納得というのはちょっと難しいかなと思いますね。
お時間も近づいてまいりましたのでギューギュッと今日の話をまとめると、まずは入れる導入のなぜなのかを入れる側の上司だったり経営者側が自分に問う。
合理化の意義
さらにそれに対してどういう受け止めなのかを社員さんそれぞれに問う。問いが大事ですよと。
その問う中で、やっぱりうちらってDXとかAI入れていくといいねっていうのが、そこは合理的じゃなくて時間をかけて醸成させていく場所と、しっかりと合理的に素早く入れていくところのこの2つでいきたいですね。
合理的にしていくからこそ、合理的じゃない部分も大事にするということですかね。
というところで、今日のところ、ぴったり時間が終わりました。
何かぜひ質問がありましたらまたお寄せください。ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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