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秋山ジョー賢司の「稼ぐ社長のマインドセット」
なぜ一流の経営者たちは、ぶつかる壁を次々と越えられるのか。
そこに隠されたマインドの正体。
ポートキャスト「稼ぐ社長のマインドセット」は、上場企業から中小企業まで、
エグゼクティブコーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、
経営や人生で役立つマインドの本質について、分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克紀です。
秋山ジョー賢司の「稼ぐ社長のマインドセット」、秋山先生、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今日も質問来ております。
最近ですね、質問が若い方が多くて、20歳の方、大学生。
そうでしたね。
授業したいという質問ありましたけど、今回も23歳の方ですね。
すごいですね、みんなね。
ね。
お若い方、聞いてるんですね。
うん。
稼ぐ社長のマインドセットですよ。
ね。
だから、自分がこう、23の時を、皆さんに見られたら、もう、すごい恥ずかしい。
いやね、寝る前に枕に顔伏せて、キャーってやりたいですよね。
なんですからね。
本当に、23の時、何やったのかなって感じですね。
もうね、一言で言うなら、クズですよね。
こんな質問って、こんな人今から読みますけど、しませんよ、そもそも。
はい。
はい。
というわけで、いきますよ。
はい。
23歳の女性の方です。
こんにちは。いつもポッドキャットを聞いて、たくさん学ばせていただいております。ありがとうございます。
今回は、秋山先生に質問があって、ご連絡しました。
はい。
私は、昔から一つの物事に対して、深く考えることが大好きで、大学生の時は、マーケティングが好きでした。
大学生の時は、マーケティングが好きになり、心理学や哲学にも興味があります。
ただ、最近思うのが、頭で考えることと、実際に経験することは全然違うな、ということです。
秋山さんは、普段経営者の方のコーチングをされているとのことですが、経営者の経験がない中で、アドバイスするのは難しいと感じることはありませんか?
よろしくお願いいたします。
はい。
この方の質問と、意図とは別に、いろいろと面白いところがいっぱいあるなと思ってきました。
例えば、どの辺ですかね。
例えば、この23歳という年齢の中で、このポッドキャストを聞いているわけですよね。
学んでいるということは、キャッチできる何かを持っているのを、「へー!」と思ったし、
もう一つは、昔から一つの物事に対して、深く考えることが大好きで、
マーケティング、心理学、哲学、いやいや、多方面にまたがっているじゃないですか。
ツッコミなくなったわけですね。
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いやいやいや。なおかつ、これは私の経歴と似ていますよね。
そうですね。マーケティング、心理学。
これは、ツッコミの中で、たぶんこの後の質問と絡んでくると思いますが、
マーケティング、心理学、哲学であるので、その一つの物事の共通項ってすごいわかりやすいですよね。
何ですか。人ですか。
はい。人の心の動き、マインドの動きから来る行動の動きというものに興味があるというのは、一貫性がある気がしますね。
そして、質問ですね。
普段、経営者の方のコーチングをされているということなんですが、経営者の経験がない中でアドバイスするのは難しいと感じることはありませんか。
クローズ質問ですね。
これ、ちょっとしたアドバイスなんですが、クローズ質問の場合は、イエスはノーで答えちゃうので、
ちょっと意地悪的な言い方なんですが、アドバイスするのは難しいと感じることはありませんかって言ったら、
ありませんって終わっちゃうわけですよね。ある場合はありますって。
ここではオープン質問を使うとより良かったかもしれませんね。
例えばどんな感じですかね。
どんな時にアドバイスするのは難しいと感じますかとか。
もしくは、たぶん彼女が聞きたいのは、アドバイスするのが難しいと感じた場合にはどのように対応しますか。
みたいなオープン質問が出てくると、より相手から自分が欲しい答えを引き出せる気がします。
この方自身もこの質問するぐらいですから、新卒ですよねきっと。
新卒というか、若手なんですが、経営者の方とかと付き合いしているのかもしれないですね。
その中でもう一つですね。
経営者の経験はないなかということなんですけども、一応私も経営者なんですよ。
そうですよね。
ただ彼女が言いたかったことは、自分が経験ないときにことに関してどういうアドバイスをすればいいんですかということですよね。
多分この方コンサル系なんじゃないでしょうかね。
コンサルの方っていうのは、答えを求められていると思っている方が多いので、
何か専門分野について答えを出すことが自分の価値がある。
ただ自分は経験がないのでアドバイスができないということなんでしょうかね。
まずもし仮にこの方が経営者を支援する仕事についてとするならば、
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一つおすすめなのが経営者という生き物を徹底的に研究するということですね。
ですから私、前自然ガイドだったじゃないですか。
そうすると鳥だったら鳥っていう生態とかそういうものを研究するわけですよ。観察して。
ということであれば、もしこの方が普段経営者の方と接する機会が多いなら、
経営者という生き物として観察してどういう特性があるのかとか、
そういうものを圧倒的に観察していくと、そういった意味でのプロになっていくと思います。
その時に大切なことは、自分のクライアント以外の経営者とも触れてほしいですね。
それがまず一つ目と、後はコーチングという言葉を使っているんですが、
日本のコーチングのコーチの方とアメリカのコーチングのコーチの方はやっている内容が若干違うんですね。
日本の場合のコーチングの場合は傾聴して質問して、答えは相手の中にあるのでそれを引き出すみたいな感じなんですが、
私が今やっているのはそちらというよりもどっちかというとアメリカ的な仮想で、
自分が経営に携わってきた、それから自分も経営をしている、かつ経営者をたくさん見てきたので、
あなた今経営者としてこういう場所にいるよね。次ここに行きたいんですよね。
だとしたらこっちの角度で考えてくださいみたいな、そういったことをやるわけです。
彼女もそういったことをやりたいのであれば、やはり自分がまだ若いかもしれませんけど、
頑張ってまず今の会社の中で経営をするという場所に行ってほしい。経営者じゃなくてもね。
ビジネスというモデル、会社という箱をどういう角度で捉えていくかということが徹底的に勉強できるので、
今ほら、いろんな会社は若い方でも役に登用することが多いじゃないですか。
そうですね。
そこは目指していってほしい。
そうすると、やっぱりその場所、その立場になると見える世界が変わってくるっていうのは正直あるんで。
この方の文章の中にも実際に経験することは全然違うなぁみたいなコメントがありましたね。
またそれを経営者という経験を体感した方がいいよっていうことですね。
頭で考えることと実際に経験することのズレっていうのがとても重要で、
そのズレということは、じゃあ頭で考えたこと、経験したことがズレた、
そのズレたことに対して自分のイメージしたものに現実をするためには何が必要かということも同時に見えてくるんです。
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だからそのズレを感じているっていうところもすごいセンスはある気がしますね。
逆にいらっしゃるじゃないですか。僕なんかこうだいたいこう考えたイメージ通りみたいな。
発展性がないんですよね。
私なんかも自分の中でイメージしてやってみたら、
だとしたらアウトカムのためにはこっちだなっていろんな対応が増えていくのでやってほしい。
そういう感じですかね。
そうするとまず一つは経営者を徹底的に生き物として観察をしていく。
観察、研究する。
実際に経営者という経験をするために、この場で言うときっとお勤めでしょうから、
そういうところに立たされるぐらい頑張るってことなんですかね。
ガンガン上ってほしいです。
もしくは同じ会社の方が聞いたらあれかもしれませんが、
もし自分が経営の方に全然そういうイメージを持っていらっしゃったら、
そういうところに行けるようなところに転職するってことも視野に一応入れると思う。
別に自分でやってもいいですしね。
そういうあたりですね。
あとはやっぱり経営者を支援する側というのは、
経営者を支援する側、コンサルでも修行でも何が一番重要かというと、
経営者であるクライアントがあなたと触れ合ったことによって、
彼の負担を感じさせるための発言をしながら、
ずっとあなたのことを知って、
経営者であるクライアントが あなたと触れ合ったことによって
彼のマインドが変わったり エネルギー力を高めたりすることができる
っていうことがすごい重要で
だから本当に大舞台に立っていたとか 大きいステージで戦ってきた人が来るとするじゃないですか
そういう人たちに私たちは触れると まだ何も喋ってない
ウォーッとかって思ったりしますよね
ああいうことを起こせるようになっていく必要があるってことですよね
その観点においてはそうすると 経営者の経験があるないとかっていうのは
あんまり関係はなさそうですよね
そういった意味ではそうですね
その代わりに自分の中で圧倒的にチャレンジしたとか
自分の中で圧倒的に失敗してみたとか
自分の中でしてない程度にちょっと無茶やってみた
でも意外と私大丈夫だったみたいなものの経験がある方はすごい強いですね
わかりやすくトップアーティストの方とかトップアスリートの方って
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そういう意味では経営者というカテゴリーではないですけど
やっぱり触れた瞬間に起きる何かってなんか放ってますよね
そうですね
それは何かというと生き物として激しい場所で生き残ったってことだと思います
そういった意味では経営者も同じかもしれませんね
自分がハードな環境において自分がそこで生き残れたとか
そこでやり切ったとか
うまくいかなかったかもしれないけどやり切ってみて死ななかったとか
そういう経験を持つことが重要ですね
というわけで今日は久々に抽象度もありましたが
具体的にこの方が何をするかというのもご指摘というかアドバイスいただきましたので
経営者の研究観察をするために何をするかというのは
ちょっとご自身のリソースも確認した上でいろいろ考えていただいて
その中できっとまたいろいろ起きるでしょうから
そうなったらぜひ質問いただいて
秋山先生アドバイスいただけると思いますので
うまくこのポッドキャストを利用していただけたらなと
今聞きながら思ったんですけども
経営者の研究メモみたいのを記録してみたら面白いと思います
それをシェアしていただきたいですよね
こちらにも
23歳で若い方から見た生きてる経営者と生きてない経営者がすごいと思います
興味深いですね
それちょっとブログでも何でもいいので出していただいて
どこからのタイミングでゲスト来ていただけたら
だってそれこそ今23歳という下から目線というリソースをうまく使えばいいと思うんですよね
しかも女性というリソースもありますからね
そうですね
思わずうっかり部下がやる気になってしまう経営者と
そうじゃない経営者とかね
ムカつくんだけどついて行きたくなる経営者と
そうじゃない優しいんだけど一緒にいて大丈夫だろうかなと思う経営者とか
いろんな切り口が見えてきて研究したら
その分野でこの方独立できるんでしょうね
本当ですね
そうなったらきっと境目研究科の安田先生がゲストで呼んでくれるような感じがしますよね
そうですね 境目研究科楽しいですよね
今日のお話いかせていただいてまた何かありましたら質問お待ちしておりますので
ぜひ頑張ってみてください
というわけで秋山先生本日もありがとうございました
ありがとうございました
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