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2023-06-30 12:49

第416回 コーチングスキルの起こしがちな失敗!

第416回 コーチングスキルの起こしがちな失敗!

経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/akiyama/q/

00:02
こんにちは、遠藤克樹です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日もいきたいと思いますが、今日もですね、質問だけになるんですが、いただいておりまして、早速紹介したいと思います。よろしいでしょうか。
はい。
部下にコーチングスキルを駆使したのですが、全くうまくいきません。話す気がない相手にはコーチングは使えないのでしょうか。
こういう、素朴な、過去にもやったことがありそうなテーマな感じがしたんですけど、改めてね、ちょっと今回。
聞きたいと思います。
これ一回私ね、ちょっと、まあ今日はちょっと話しますが、もう一回整理したいことが今出てきました。
ほう。
部下にコーチングが使えないスキル、ベスト10みたいなのを作ってみたいですね。
コーチングスキルっていっぱいあって。
使えないというか、難しいというか。
例えば、もうこれ私見たら、何が使えなかったのかなと思ったんですよ。
うまくいかなかった。
具体的にね。
その時に結構ありがちなのが、コーチングスキルっていうのはいくつか分類すると、質問っていうのがあって、でかいスキルがあって、その質問の中にもたくさん種類があるわけ。
質問以外のスキルとしては、伝え返しのスキルもあるし。
あとは、質問と伝え返しと、あとはその後の会話を促進させるスキルとかってあるんですね。
ただ、一番皆さんが気にされてるのは質問だと思うんですけども、一番その難しい質問の一つとされてるのは、よく私たちが言うのは、あなたは誰ですかという質問は本当に難しい質問の、もう本当に最上位に来てるというふうに言われてる。
あと、これよく私が言うんですけども、あなたは何がしたいんですかという質問も非常に難しい質問。
だから、どのコーチングスキルを使ったときにうまくいかなかったっていうのを一つ想像すると、あなたは誰ですかって多分聞かないと思うので、
したいことは何ですかとか、やる気を起こそうとか、モチベーションを上げようとかっていうことを探り行ったら、相手は何も話せなくなったっていうことが起きてるのかなって思ったんですね。
こっち側が相手のやる気を引き出そうとか、こういった方でアプローチしたら喋れなかったってことなんじゃなかろうか。
はい。非常に多いです。
今の話はどこのミスなんですか?設定のミスかテーマの?こっち側の?
まずその質問はとても難しいし、答えるのも相手が怖いんだということを理解しないで問いかけちゃってるので、当然相手はシャットダウンした。
03:01
道端に歩いている小学生、君は何をしたいの?わかんねーよ。
おっちゃん誰?ですよね。
おっちゃん誰?でも上司と部下もそういうことか。いきなり何したいの?お前誰だよ。
ていうか、お前は何してるんだよ。
相手にベクトル向いちゃいますね。
なので、いろいろあるんですけど、私は比較的、たぶんこれはワンワンというよりも日常でコーチングスキルを使うこともあると思いますので、比較的コーチングスキルが効果が出やすいものを日常で対応していくというのをまずお勧めしたりする場合もあるんです。
ほうほうほう。具体的に。
まず質問というスキルの中で、答えやすい質問と答えづらい質問がある。
わかりやすくゲスノー系の話ですか?
もうそうですけども、オープン質問の中でも、その人にあまり影響の大きくない過去の事実は答えやすいです。
ですから例えば、昨日何食べた?っていうのは過去の事実じゃないですか。
あとは気軽な望みも答えやすい。来週、あ、てか今度旅行行くとしたらどこ行きたい?みたいな。
答えにくいの?
皆さんの言葉って深掘りとか核心に迫る質問って答えづらいんですね。
そりゃそうですよね。
ということはその準備というか、前もどっかで準備の話をしましたが、日常会話において相手が答えても差し支えないなという会話をされてるのかなっていうのが気になるんです。
その辺ね、お母さんとかおばちゃんって言われた方たちは上手くて、本当に軽い話を質問していけるんですよ。
私たちは深い話をすることがいいことだって思い込みすぎちゃってるので。
特にコーチングとかに関心を持ってる方とかもそうなりがちですかね。
ですから、まず最初に本当に日常的なことの質問をしてほしいんですよ。
そうすると、この人に対して質問に答えても、あんまり深掘りされてないなっていう状態を作ってほしいんですね。
でもそのときに注意が必要で軽い質問をしましょうというときに、なんでこの人俺にこんなこと聞くのってあるわけじゃない。
昨日晩ごはんどこ食いに行ったのとか、今度休み取れたら横どこ行きたいのっていうときに、そもそも何で俺こいつに話しなきゃいけないのっていうとこもあるので。
やっぱりスタンスとしては、興味があるので教えてっていう関心がないといけない。
日常からその関係がないとそもそもコーチングスキルが機能しないっていう受け止めもあるようになるんですね。
06:07
ですから最初は教えてもらう、興味があるから教えてというスタンスで軽い質問をしていくっていうことが重要です。
そもそも興味関心を持ってちゃんと話してるのかというのが一つ大きな前提のズレないかっていうところですかね。
その程よい好奇心でないといけないって難しくて。
スキルを身につけるとついつい使いたいが先で、その人のことを本当に知りたいという気持ちが忘れちゃうみたいなのでありがちですよね。
だからといってですね、また時代的にあまりプライベートなホリハホリするっていうのも良くないので。
ということは何ができるかというと、仕事面において興味関心で聞いていくというのが今の時代では非常にやりやすいのかな。
ですから、あの案件どうなったとか、なんとかさんはどういうふうに言ってたみたいなところをちょっと俺が教えてほしいから聞かせてぐらいなところからスタートするのはちょっといいのかなって今は思ってますね。
なるほど。この間、労働法の弁護士の先生の話聞いてたら、あるコンプライアンスセミナーみたいなのをしたときに、ある方がずっとビブティストに話を聞かれてるからどうしたんですかって聞いたら、
セクハラ的なものがダメですって話が今すごいじゃないですか。その抗議をした後に不機嫌そうな顔を聞いてる上司に言ったら、私そんなこと言ったら会話ができなくなりますって言ってに怒ったらしいんですけど。
そこは難しいですよね。私が程よい興味関心っていうふうな言葉を慎重に使ってるのは、興味関心の目的がどこかっていうところがあるので。
そういった意味では仕事に対して、そうすると部下だとすると、今現業で走ってることに対して興味を持って聞かせてもらうっていうのは成立するんですよ。
あの案件どうなったとか、どこスタックしてるのとか。それを言うと、じゃあワンワンをやろうと。あの案件どうなった。何が問題かっていうといきなりこう。
構えますね。
だからやっぱり日常の中で、そういうふうにお互い心をほぐせるような問いかけをしていく。
これそういう深い次元の感じで喋ってくださってるから、一方で人間コミュニケーションとして当たり前の話って当たり前の話ですよね。
相手に関心を持って日常ちゃんとできてるのっていう話と、コーチングスキップが機能しないって話って、それ機能せんよって話じゃないですか。
ですから本当に、私何度も言うけど、コーチングスキルっていうのは、私たちプロコーチはコーチングをやるという枠組みの中でその質問が成立してるので、それをいきなり日常ではいドンってやったときの難しさっていうのはもう本当に難しいわけですよ。
09:09
ということは今遠藤さんがおっしゃってたように、日常人として当然のコミュニケーションを取りたいなとか取ってるという土壌がない限り、
コーチングスキルは使えないっていうのは普通の話ですよね。
いや本当その通りすぎて、今日はコーチングの話じゃないですね。普段の話。
他にどうなんですかね。改めてトップ10までは言えないと思いますが、今パッと思いつくところで、うまく機能しないコーチングスキルトップ2、3ぐらいどうですか。
やっぱりスタンスが問題なんですけど、とにかく深掘りしてやろうとか、本質を見抜いてやろうとか、それはやっぱりダメ、ダメというか嫌ですよね。
本当の強みを見出してやろうみたいな。
だから私たちコーチがいけないんです、本当私たちが。それができますよって言っちゃってるから。
コーチング契約をした人に確かにそれはだって相手もやりたいですっていう時間とか。
求めてお金払ってるわけですからね。逆にそれ見出してくれよ、お前みたいな。
それと社内のコーチングをすると、私のクライアントさんはなんか自分何度かを発見しました、皆様やりましょうっていう、ペロって結びつけちゃってて、現場の方がよりそれこそリアルなんですよね。
なるほどね。だからいきなりアナログゴリゴリでやっている、そのバックヤードのところに社長がチャットで言って、お前ら今度から使えみたいな話と一緒ですよね。
無理だろう。日常あるやん。
だからね、私たちよく知ってる井上先生いるじゃないですか。
井上健一郎先生。
井上先生がその会社を勤めた時の話を聞くと、もういかに日常のコミュニケーション力が高いか。
アーティストを扱っている。日常が命ぐらいのね。
ああいう方が、じゃあワンモーマンやろうかって時に、多分部下の方はお願いしますってなるじゃないですか。
確かに。お願いしますですね。
ですからやっぱり日常のコミュニケーション、それこそAIにはできないところっていうのは、そういうところに私たちは見出さなくちゃいけなくて。
ですので、今日はコーチングにならせても、日常のコミュニケーション、私たち人間はもう一回改めて見直していく。
そういうことと、日本人的な要素って私もまだうまく説明できませんが、お互い様とかいろいろあるわけじゃないですか。
そういうものが、実はその日本人っていうもののそのベースに何かあって、それがあるからコーチングっていうのも機能するものはあるような気がしますね。
ちょっとこの辺私まだまだ言語化はできていないんですけども。
今の話はこんなにお招き、全然よくわからない話でしたが、今後アップデートしてお話いただくということで。
12:01
コーチングと日本人の話ですね。
壮大なテーマになりそうですけど、そこでまたお話ししたいと思います。
はい、このところ終わりたいと思います。秋山先生ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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