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2020-10-23 14:55

第276回「コーチングが与える悪影響〜責任を取らないリーダーたち〜」

第276回「コーチングが与える悪影響〜責任を取らないリーダーたち〜」上場企業から中小企業までエグゼクティブコーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が経営や人生で役立つマインドの本質についてわかりやすく解説する番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/akiyama/q/

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秋山ジョー賢司の稼ぐ社長のマインドセット
なぜ一流の経営者たちはぶつかる壁を次々と超えられるのか。 そこに隠されたマインドの正体。
ポッドキャスト、稼ぐ社長のマインドセットは、上場企業から中小企業までエグゼクティブコーティングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、
経営や人生で役立つマインドの本質について、わかりやすく解説します。 こんにちは、遠藤克樹です。秋山ジョー賢司の稼ぐ社長のマインドセット、秋山先生よろしくお願い致します。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今日もね、行きたいと思いますが、どうですか?
どうですか?何かさ、どうですかって言われて、最近ドラマばっかりの話になっちゃうんですけど、いいですかね?
ドラマなんですか、また?
ドラマ、ドラマ。
前回は三国志、その前はスラムランク。
そう。最近は…
ていうか、めっちゃ見てるじゃないですか。他のやつ?
三国志95エピソード全部見なきゃいけないと思うが。
見てない見てない、まだ見てるね。
他のもみんな見てる?
これね、なんで見たかというと、イニシャルに言おうと思ったらそうなった、例の社長いるじゃないですか。
誰ですか?
さっきのすごい高い。大社長。
あ、大沢さん?言っちゃった。前回ゲスト265回出た時。
大沢さんに、あきらんさん、ジョーさん、これ超面白いから見てくださいっていきなり連絡きて。
見てくれたらわかりますよ、みたいに見たドラマが、今とても流行っているイテオンクラスという。
流行りものかい。ネゾフリ。
そうそう。これを見て。
見たんだ。見てないな。
見た見た見た。いやー良かったですよ。さすが大沢さん。
ってことは普通の良かったって話じゃないってことですね。
そうそう。やっぱり経営者とかリーダーとかっていうのは、すごい感じていくような内容というか、私はそう捉えた。
ただ暇なんじゃなくていいですか、二人とも。
やっぱりね、移動が減るとね、時間作れるんですよ。
あの方は移動多い気がするけど。
いや、あの方は移動中に見てるんですよ、きっと。
なるほど。で?
で、やっぱりリーダーとか経営者っていうのは、最後はケツを持つというか覚悟していく。
覚悟していく中で部下にタックルとか任せるっていうのはあるけども、
表面上では部下を信頼して、あることを任せたりするんですね、ネゾフリとして。
見てほしいな。
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ただ、腹の外の方であることにコミットしてるから、タックルするとか相手の考えを尊重できるっていうことだなと思ったんですね。
なるほど。
最近思うのは、経営者と話をしてる中で、コーチング的な要素を取り入れて部下と会話をしてますっていう方がすごい増えてきたんですよ。
はいはい。でもコーチング本もセミナーエラー本も世にあふれてますしね。
大企業なんてほぼ研修はマストぐらいなんじゃないですか。
それは処方としてはとてもいいんですけど、
そういうケースのおかやきさんと話をしてると、なんか若干ずれてきてないかなーって感じがする。
うんうん。そう言いますね。
つまり、相手に任せるとか相手から答えを引き出すっていうことって、
何のためにやってるかっていうと、コーチングされた側がより主体的になっていくってことですよね。
なるほど。
そのためにやるわけですよね。
ただ、より主体的になったとしても、社内のコーチング、上司コーチングの場合は何がしなくちゃいけないかっていうと、
コミット度っていうのは、あなたのほうがより高くなくちゃいけないのに、
任せるっていうことと依存していくってのは違うはずなんですよね。
上司であるコーチング提供側のほうが、よりコミットしなきゃいけないのにってことですか。
そうそうそう。
だから、相手の答えを引き出すとか、相手に任せるようにしてるんです。
最近僕も、やっと部下に任せるようになってきましたって言ってるんですけども、
その音とか内容を聞いてると、だんだん責任のがれとは言いませんけども、
最後にケツを持つんだって感覚が薄れてきてるような気がするんですよね。
これって実は、コーチングというものが本来どういう仕組みなのかっていうのを理解してないので、
本人としては悪気がないし、きちんとやってるんでしょうけど、
コーチングとか継承するということによって起こる人のメカニズムを理解しないでやってると、
つい一回、そういう責任を取らないようなマインドに流れていってしまうという側面があるんです。
なるほど。ワナですね、ワナ。
それを具体的に、コーチングの仕組みがどういうものであるというのと、改めてどういうことですか。
コーチングっていうのは、特に日本におけるコーチングっていうのは、
第三者というか、対等である人とか第三者の人が、その人が結果を出すために質問をしてあげるっていうのがベースになってるので、
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上下関係がそこに設定してるっていう考え方ではないんです。
なるほど。要は第三者の方が三人称として関わるのがコーチング。
ただ、社内で上司の方とか経営者の方が部下にコーチングをするときっていうのは、
いくつかの抑えておかないポイントがある。抑えるべきポイントがあって、そこを意識しないでやってしまうと、
上下というものの中で、ケツを持つぞとか、そういうのはだんだん横になっちゃうんですよね。並列になっちゃう。
そうすると、部下の方とコーチングされた側としては、主体的というか、
社長、本来あなたがやらなくちゃいけないことを、俺にやらせてるんですか?みたいな感覚になっちゃうことがある。
そういうことがあるので、ここは私もコーチングを携わったり使ってたり教えてる側としては、
ここは一旦、ちゃんとコーチングっていうのはどういうものなのか、
社内コーチングをするときにはどこに気をつけなくちゃいけないかということを整理しないといけないなと思ったんです。
結果的に秋山先生の感覚からすると、
コーチングスキルを使っている上司の人たちが、自分たちが負うべき責任を取らずに
やっちゃってるように見えてるんですか?
責任までを相手に遺憾しちゃってるというか、依存しちゃってる。
本人は当然そんなつもりはないだろうし。
これ全部語り尽くすのちょっと厳しいと思うんですけど、
そういう意味で言うと、そもそも厳しい。
コーチングを上司部下で使うのが厳しいのか、
仕組みとして、要はメンター制度としてみたいな形によって第三者が関わることでとか、
コーチングスキルっていうのはあると思うんですけど、
そういう仕組み上の体制でやるべきだって話なのか、
この辺はどういうニュアンスなのか。
仕組みが入れられるんだったらメンター制度でやった方がいい。
ただ、それってある程度しっかりしてるというか、
枠組みをちゃんと入れないと難しいので、大きい会社はできるでしょう。
仕事の場合はメンター制度よりは、
しっかりと上下っていうことを維持しながら、
コーチングを使うっていうことのやり方はあるので、
ここを学んでいったほうが全然いいですね。
大枠でいうとどういうことなんですか?そのやり方っていうのは。
一番最初に大切なのは、オーダーを渡すときに、
どうやって相手に自分事として渡すかっていうところを相当デザインする必要がある。
その上で、コーチングセッションの時間帯のときに、
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どういう自分が感覚ステートで行うかっていうのがとても重要。
コーチングをやると下がっていっちゃうんですよね。
スキルに引っ張られて下がっていくんですか?
その通り。
君はどう思う?みたいな。
そうそうそう。
そのうち、こうやって相手の答えを言い出すんですよって教わって、
君だったらどうやってやるのかな?
じゃあどうすればいいと思う?みたいな。
なるほど。スキルに引っ張られて、自分の立ち位置、ポジションとかが、
ポジションまでもスキルに引っ張られて落ちていくみたいな。
それは恐ろしいわな。
ですから、コーチを受けている側としては、
この感覚って感じることって多いと思いますよ。部下の方と。
社長気持ち悪いとか。
よく聞きますよね。コーチングを習ってきた社長が気持ち悪いっていう語弊もあると思いますけど。
いきなり自分が仕事を押し付けておいて、
どうやってやったらいいと思うかって言われちゃうとかね。
昔、コーチングに入ってきたばっかりのときにそういう話を聞きましたけど、
ここ最近はあまり聞かないとは思っていたものの、そうではないということですね。
そうですね。
たぶんその背景には、特に今回のコロナが増えた大変革が起きているので、
リーダーとか警視庁の方が、僕はやり方が見えなくなってきてるから、
部下にやり方を考えてもらいみたいなところが、
無意識に起きているんではないでしょうかってことを、
一回皆さんに軽減したいんですよね。
その上でどういうことなんですか。
それはお前の仕事だろうっていう話が言いたいのか。
そうそう、それはそう。
ですからスキルを使っていくときに、きちんと自分のポジションとか、
相手にどういう感覚を与えないといけないのかです。
やっぱり上下であるならば、部下の方は上の人がいてくれる安心感を持ったまま、
自分が得るべきことに突っ走っていくという頂点を作りたいのに、
上の人が吐きとかオーラとかポジションを下げてきちゃうと、
ケツ持ってくれるのかなみたいな感じになったんですよ。
はいはい。確かに。不安ですよね。
だからそのへんの、相手にどんな感覚を起こしたいのかってことをしっかりと捉えていかないと、
社長はそんなつるはないんだけど、相手側に言ったらゲーゴンしてるように思ったりもする。
だけど俺は、お前のとこまで降りちゃって話をしてやってるのに、
それでもなんで動かないんだ、みたいなことになってる。
なるほどですね。ここはでも確かに、皆さん無意識で感じてたりするようなところだと思うので、
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改めて言われると確かにそうだなというふうに思いますが、
ちょうど今回収録で秋山先生が、コーチングが今及ぼしている組織とか、
企業を経営する上での弊害があるなっていう話をしたいということで、
やろうということで今日やってきたんですけども、
結果的に今ガッチャンコして編集しようかなと思ってるんですが、
そのテーマでせっかくだし、アカデミアやろうぜということになったということで、
責任を取らないリーダーたち、コーチングが与える悪影響、そのテーマを10月でやるので、
今の話では、もっとちゃんと話したやつを10月でやるので、
その辺を面倒にするのかなという感じになりそうですね。
私もこのことを聞くというか、ちゃんと皆さんにしてもらいたいなという思いもある一方で、
じゃあ全てどうやるの?ということもしっかり伝えたいなと思っているんですよ。
それは、具体的にどうやってやるかというのは、アカデミアでお伝えできるかなと思っている。
なるほどですね。責任を取らないリーダーたち。なかなか厳しいところです。
まずは、このポッドキャストで聞いている皆さんとしては、自分自身の感覚、最近どうかなと。
自分自身の責務、責任に対してコミットできてるかな、部下との対話の中でね。
そこは少しチェックしてもらいたいんですよ。
そうすると、いつの間にか自分はコミットするという感覚が落ちてるんじゃないのかな、とかするのがわかってくると思います。
というわけで、その感覚をまず見るには、移転音を見るといいということですかね。
移転音クラス?
はい、移転音クラス。
移転音クラスを見て、あ、いたたたと思った人は、
すぐずるんだ。私も見てみます。
というわけで、今日のところは久々にコーチングの弊害的な話ですかね、やってまいりました。
教科を覚える方も多いんじゃないかなと。特に部下側の方が多いんじゃないかと思うんですけど。
というわけで、秋山先生、本日もありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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