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2023-11-24 13:47

第437回 「理想のステイト」と「現実のステイト」のギャップをつなぐ

第437回 「理想のステイト」と「現実のステイト」のギャップをつなぐ

経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/akiyama/q/

00:02
こんにちは、遠藤嘉介です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということでね、テイク3のタイトルコーリーが始まりました。いきましょう。
はい。
今日はね、アカデミアちょうど終わったばっかりですので、前回のテーマ、ちょっと触れながらダイジェストやりましょうか。
そうですね。前回のアカデミアのテーマが、チェーニングアンカーの技術、ステイトを整えて目標達成を可能にする方法とは、というタイトルで行いました。
はいはい、チェーニングアンカーね。
NLPの技術の一つですね。
実際に、造語じゃなくて、業界というかその世界にある言葉がね。
そうですね。NLPの中でアンカーリングという技術があって、その中の一つですね。
じゃあまず、どんな感じから行きましょうかな。何なのとか。
そうですね。
あと、何のために使うとかですか。
どういう場面に行くのが分かりやすいかな、技術について。
はい。
これは、自分の気持ちが落ち込んだと。落ち込んで立て直せばよかったんですけども、引きずっちゃうときってありますよねと。
例えば、なんであんな決断したのかなとか。
なんであそこでこれ言っとかなかったんだなって後悔してると。
いやいやいや、そんなこと気にしてたら目の前のことが進まない。
目の前のことを集中しようと思って少しやり始めると、またそのことが思い浮かんできちゃって。
また後悔始めてなかなか進まないっていうときに、一つ使う技術としてあります。
そんなの、仕事してたり生きてたら日々それじゃないですか。
そうですよね。
これって、ちょっと落ち込んで、また元に戻れるんだったらいいじゃないですか。
はいはいはい。
すごい落ち込んじゃったけど戻れないっていうときに、これを使っていきましょうということなんですね。
すごい落ち込む。どのくらい落ち込んだ場合ですかって聞いても仕方ない質問ですけど。
もうちょっとこれは、今落ち込みすぎてて目の前にやらなきゃいけない仕事、手つかないぞとかそういうような。
そうそう。
支障が起きるようなレベルですか。
そうです。だから私のお客さんで言うと、いろんなパターンがあるんですけども、
ある経営判断をしたら、すごい不良在庫が残っちゃったと。
この不良在庫を抱えたって。
それをどうやって処分していこうかってことを、もう頭が痛いと。
でも、来年度の事業計画を立てなくちゃいけない時期だったんです。
そうすると事業計画立てていくと、私の一手がなかったら経営計画こっち側に触れたのに。
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っていうふうにまた出てきちゃうんですって。
いやいや、そんなこと考えちゃいけないと。
いや、もう過ぎ去ったことなんだから。
現実を受け入れて経営計画書こうと思うと、数字こうやって作り込んでいくと、
いや、あそこにこれがなかったらってまた戻ってきちゃうんです。
こういう時とかですね。
こういう時に場面としては分かったんですけども、そこからどういう形に持っていくんですか。
これはまず考え方としては、自分がミスや後悔で気持ちが引きずられてしまって、
目の前のことに手つかないっていう時っていうのは、どういう意味かというと、
今の状態ってあるじゃないですか。後悔しちゃってると。
でも本当は目の前のことに集中したいっていうステートがあると。
このギャップが開きすぎちゃってる時にこれが起きるので。
だからこれは段階を追ってステートを変えていきましょうという技術なんですね。
しかるべき欲しいって言ってもいいのかな。しかるべき欲しいステートを手に。
そうじゃないからこそ、ステートのギャップを埋めるってことですね。
そうです。ちょっと余談いいですか。昔大失礼をしたことがあって。
おー余談ですね。いいんですか。そんな話しちゃって。
大丈夫だと思います。言わないんで。
もうぜひその回にしましょう。
いやいや。しないでください。
おひれはひれで。
いやいや。お勤めをした時ですね。
ちょっと待って。本当にリアルな話。すごい告白ですね。
やべえ。顔が変わっちゃった。
今、リツナーの方ドキドキしてる方いるんじゃない。
なんでなんで。普通です。大失礼して。
そのときは仕事的にも上り調子でバリバリ行くぞって気持ちだったんですけども、失礼して会社に行くと。
会社に行って、さあやるぞって言うと、もうそのこと思い出したんですよ。
そうすると手つかなくて。
本当に大失礼じゃないですか。
ほとんど。トイレに行って、はーって。1時間くらい塞ぎ込んで。
ちゃんと仕事してください。そういう状態のときですか。
戻って、またやるぞってしばらくやってくると、はーって。そんなときあったなみたいな。
そのときに、いやいや過去のことは何とかで仕事に集中しろって無理な話じゃないですか。ぐらいやるときとかね。
ちょっと大げさに喋ってくださっていると受け止めますが、事実だとすると相当。
若い社会人、若い頃ですね。
例えばビジネスのときに本当に期待してたりとか、あとは一生懸命ずっと一緒にいたビジネスパートナーがいきなり辞めちゃったとか。
そうすると本当に落ち込んでしまう経営者の方っているじゃないですか。
06:03
あいつがいてくれたらなとか。
経営者っていうか人ですからね。とにかく落ち込むときは落ち込みますからね。
そのときにこのチェーニングアンカーっていうのはいきなり、今悔やんでる落ち込んでる状態から仕事に集中っていうふうにボーンって持ち上げるんじゃなくて、
車のギアを一つずつ入れていくように、例えば後悔っていうステートから落ち着くっていうステートを入れて、落ち着くっていうステートから安心。
安心っていうステートから集中、例えばですよ。こういうふうに自分の気持ちに寄り添いながらステートをチェンジしていくというのがこのチェーニングアンカーですね。
ステートを鎖的に、段階的に繋いでいくんですか。
繋いでいくっていう。
そんなことできるんですね。
これもともと、例えば皆さんの分かりやすい例で言うと、アスリートの方ってこれを結構使ってて。
昔、日本のラクビー代表の五郎丸選手、ルーティーンって言葉が流行ったんですよ、あの時。
都度都度ルーティーンって流行る感じしますよね。ちょっと前だと一郎さんの言いたいりとかね。
そうですね。特に五郎丸さんのやつ分かりやすかったのは、まずこのポーズでリラックス、このポーズで何とかしてっていう動作とステートが分かれてるんですね。
まさにチェーニングアンカーの技術を使ってるやつだったんです。
でもあれって分かりやすい、結構いい状態から最後本当に集中に持っていくような、チェーニングアンカーというよりもアンカリングの感じですよね。
今、秋山先生がおっしゃってくださるのは、結構どん底からも這い上がってくるような。
そうですね。ただしアップルウォッチとフォートフォースは似てます。緊張してるという状態から超集中じゃないですか。
私たちの常人では考えられないぐらい集中。
恐ろしい緊張って恐ろしく落ち込んでるのとあんま変わらないぐらい。
観客の人がいるとか、これ外しちゃったらチームが勝てないっていうプレッシャーというところから、もう超集中みたいな。
なるほどね。だからあのシーンを見てると、今私みたいなちょっと安易な見方で発言しましたけど、
秋山先生から見ると、どん底に落ち込んでるぐらいの凹みと、あの恐ろしいほどの緊張感と、本当にパフォーマンスを最大化するときに頂点まで達するステイトっていうのは、同じような見方してるってことですね。
そうです。
なるほど。それは全然その目線で見てることないですね。
だからそれぐらい高めていくとか、練っていくってことが必要なので、動作の中に思考を入れないようにしていくっていうのが、あれのチェーニングアンカーの一つの特徴なんですね。
アンカーリングをセットしておいて、その場面では発動しかさせないんですよ。振り返りとか言語も使わないぐらいの感じ。ほとんど。
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思考を使わないって今おっしゃいましたもんね。
思考を使っちゃうとまたそこで思考が広がっちゃうので、お茶の作法じゃないですけども、体の動作を使うことによってスイッチが入れ替わっちゃいますよっていうことを前もって準備しておいて、準備しておいたものをその場ではただただやる。
そう思うとやっぱり、日本の道のつくようなものの型っていうのは、実はその側面から見るとアンカリングされているとも見れるかもしれないってことですね。
いや本当そうだと思います。ですから本番になると考えないってよく言うじゃないですか。
考えないっていうのは、その裏ですごい鍛錬をしてそのスイッチを作ってきてるから、あとは押せばいいんだよぐらいに練り上げておく。
確かにね。空手1個取ってもね、十字切って入っていく、あれがなかったらなんか、どっから取ったんだこれみたいな。
動作がないと自分のスイッチどうするのっていうことにおいては、実は人間の体っていうのは動作がトリガーっていうかスイッチになってステレートを変えていくっていうことに適してるというか、そういうシステムを持っているということらしいんですよ。
これ先ほどのトップアスリートみたいな使い方ではなくて、それこそ秋山先生がどん底の恋愛で落ち込んでいると聞いたように。
そこから上がっていくときっていうのは、ある程度は言語を使っていくんですか、こういうパターンは。
セットするときには言語とかをしますが、発動するときにはもう言語とか使わない。体の部位だけですね、ほとんど。
でも当時はそういう能力はない時期ですよね。
もちろん。
ただ落ち込んでると。
落ち込んで。
もう申し訳ないんですけど、そっちのほうばっかり気になって。
いやいや、もう。
そっちにアンカリングしてやろうかなって。
すごいですよ。息吸うじゃないですか。
はいはいはい。
息吸うと体の真ん中に穴が開いてる感覚があるので、普通に。
息吸うと。
濡れてくる。
そうそうそう。吸うって。お、開いてる開いてるって。
でもやっぱ秋山先生ってあれですよね。
なんていうんだろう。感覚が微細に天才すぎるぐらいなんでしょうね。
本当に感じたんでしょうね。
呼吸を吸ったら穴から抜けて出るぞっていう。
いや、だからこそこういう仕事ができるんだなと思いますが。
最後にどうですか。チェーニングアンカリについて、総まとめ。
今日は技術の紹介ということなんですけども、
皆さんがまず知っていただきたいのは、ステートを変えなくちゃいけないとか、
気持ちを切り替えるという時に、一気に例えばなんか、
イカってる、そこからなんか穏やかっていうのは無理な場合は、
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段階を踏んでね、チェーニングアンカリという技術じゃなくてもいいので、
まずは例えば、私はこういう段階、次こういう段階。
ちょうどこう、マニュアルの車のギアのイメージでも構いません。
ちょっと分からない世代の方も、リスナーの方も。
大丈夫かな。1速から5速とかね。
じゃなくて、ステップアップしていくとか。
わかりました。ポケモンで言ったら第一形態、第一形態。
いいです、無理しなくて。一生懸命。
頑張ってみたのに。
形みたいに自分の流れるような形で、
ステートを変えていくという考え方があるんだということを知っておいてください。
何か困った時にチェーニングアンカリ、ちょっと頭によぎるといいかもしれないのでね。
なかなか自分じゃできなそうだなという感じがしますね。聞けば聞くほどね。
ぜひちょっと調べてみていただいて。また質問とかありましたら、
どうやってやるんだとかね。もしありましたらお待ちしておりますので、
ぜひいただけたらと思います。
じゃあ今日のところは終わりましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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