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こんにちは、遠藤克樹です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで今日もいきたいと思いますが、月に一度やっているアカデミアの、今日はダイジェスト編をね、2月を行ったアカデミアのダイジェスト編をやりたいと思いますが。
はい、2月のアカデミアのテーマは、「成果を生む経営者の思考実装」ということだったんですが、問題解決についてやったんですね。
問題解決ですね。なかなかコンサルティング領域っぽいテーマが扱われたんですね。
そもそもコーチング、私がやっているコーチングというのは、基本になるのは目標達成支援ですので。
いや、この辺改めてね、最近話してくださってますけど、定義が曖昧になってきてるんでね、業界としても。わかりやすいですね。
コーチングは目標達成支援。
ということは、顧客が問題を解決したいわけですよ。
確かに。
問題を解決したいというよりも、本当は問題を解決することによって現実を変えたいわけですよね。
それを私が支援をしていくときに、ということは、顧客の問題解決を支援するということになりますので。
そのときに使っているのは、私はインサイドアウトアプローチというのを使っていて、目の前に問題が現れた、解決策はあってすぐ解決策を考えるのではなくて、
一旦自分の内面に深く入り込んで、マインドと向き合った上で、目の前の問題解決に当たるというアプローチ方法を使って支援をしていますと。
火がついた、水をかけて消そうではなくて、火がついた、この火は何なのか、なぜついたのか。
とりあえず消せる。でも極端に言うと、火をすぐ消さないということですよね。
一旦マインドに。
事業の問題のね。そうすると対処対応になってしまう場合がありますよねと。
なるほど。
そういうアプローチ方法をやってるんですよね。そのときに、まず内面なので内側に入って、マインドセットして、そしてその後にしっかりと現実の問題に対して解決していこうということなんです。
ただここで、起きりがちなのが、マインドセットをする内側のステートが変わるんですよ。ガガガってなるんですよ。
スーパーサイヤ人みたいになっちゃう人もいる。
そうすると、マインドセットしとけば問題解決できるなって思ってしまう場合があるので。
ああ。
マインドセット依存みたいな形なんですけどもね。
なるほど。
それは注意しましょうと。
なおかつそのためにも、目の前の現実、問題とどうやって向き合っていくかとか、どうやって解決していくかということを、私が顧客とやっていることのフレームを紹介していったというのがアカデミアでした。
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なるほど。
最初に私がお伝えしたのが、ポイントとしては問題解決はというときに、何するかというと、変化を与えてゴールに導くというふうに定義しています。
マインドの変化を与えてって意味ですか?
いや、これは外側です。
外側なの?
うん。
例えば、営業成績が悪いということが問題だとするとですよ。
営業成績が悪い、良くしたい。じゃあどこに変化を与えるんですかということを見ていく。
なるほど。はいはい。
そうすると、例えばプレゼンのスキルというものに、どこに変化を与えた方がいいのか、それともヒアリングという技術に変化を与えた方がいいのかということを見ていかなくちゃいけない。
うんうん。
なので、問題解決のポイントは、どこにどんな変化を与えるかということを見極めるというのがポイントになってくる。
何かしてて、単純に何だろう。
うーん。あ、ペーリーやってる人が。
はい。
ボキが分かんないからダメなんだ、ボキの勉強をしなきゃいけないみたいな、そういう変化ってことですか。
そうですね、そのボキのとこから。
新たな知識度が。
うんうん。そこに変化を与える必要があるとするなら。
うんうん。
じゃあそのときに、どこにというときに、ちゃんと全体から見ないと、変化を与える場所がずれてるとずっとループしたりするわけですよ。
あ、なるほどね。今のボキの話もそうですよね。
そうですよね。
これ知っとったって意味ねえだろみたいな。
また営業スタッフの場合、ある方なんてのは、とにかく話ベタだからといってね。
うん。
話ベタだと。じゃあスピーチングの勉強しよう、トークスクリプトを勉強しようとか言ってたんですよ。
なるほどね。間違って学語を学ぼうとか。
こっちはいらないんじゃないかとかね。
そうね、と。
ところがその人にとって、どこで使えたかというと、実はヒアリングに使えたとするならば、うまく話すって問題じゃないかもしれないじゃない。
で、ね。
でも本人は、僕は話すのが苦手だという認識があるから、そこに対応したら問題が突破できると思ってしまうんです。
はいはいはい。結果もう最強の押し売り営業のプロになっちゃうみたいな。
そう。だけどヒアリングが伸びないとかね。
はいはい。で、結果めちゃくちゃ疲弊していくみたいな。
なるほどね。対処対応の問題設定間違えて現実変えてったパターンってことですね、今。
はい。
じゃあその問題設定を間違えないようにすればどうしたらいいかっていう流れというのがあって、
それはまず問題特定のときには、WhatとWhereっていうのをやっていきましょうって話してたんです。
これ、あえてすごく丁寧に当たり前の話もすごい大事にしてくださってる感じですね。
あ、そうです。で、なぜかというと、これ言葉ではわかってるんですが、
いや、そうそう。
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わかってない。
いや、そうだね。実際自分の理論としてそうだよねと思いつつ、いや、はい。と思いながら今聞いておりました。
で、そのときに、これ本当ありがちなんです。私よくやっちゃうんですけども、
例えば営業の方がいて、営業スタッフの方が売り上げが1500万だと。
だけども、3年目だから2500万があってほしいなと思ってると。
はいはいはい。あ、売り上げですね。
社長がね。
年収かと思って結構稼いでんな。
売り上げが。売り上げね。で、そのときにAさんの話、さっきの話じゃないけども、
私は実は相手の話を聞けるけども、自分の会社のことアピールするのが苦手ですって言ったとしますよね。
そのときに私たちは、何が問題かなって考えるわけですよ。
そうすると、営業成績が伸びない何が問題かっていうと、やっぱりアピール力が足りないのが問題だと。
そうだね。なりそう。今のだとね。
でも私たちは知ってるんですよ。問題の定義は何ですかって聞くと、理想と現実の差っていうのは言葉としてはよくビジネスで言ってるじゃないですか。
ここに立ち返れないんですよね。
あー。すでに潰しにかかり。
そうそう。そうすると例えば今の時代だとすると、問題はどこが悪いじゃなくて、
理想はあるべき姿は年間売上2500万円を取ると。
だけども現実は1500万円だ。この差が問題だってことが、言葉として出てこないんですよね。
そこの意識を飛んで、営業成績が上がらないのはなぜかだけに入っていっちゃう。
これって理由があって、私たちの脳みそっていうのは困ったことが起きると、
なぜ起きたんだ。何が問題だったかって無意識に問題の原因を探るっていう思考を持っちゃってるんですよね。メカニズム。
なるほど。ギャップを埋めたくなるっていう。
あ、違う。なぜ起きたのかを意識が向いていっちゃう。
そうそう。対処対応しなくちゃいけないから。動物として。
例えば変な話なんですけども、家に帰ってきたらいきなり部屋に窓が割れてたと。
その時に、え、なんで窓が割れてるんだろう。石が飛んできたのかなとか、カラスが突っ込んできたのかなって考えちゃうじゃないですか。
確かに確かに。カラスが突っ込んだは考えないけど、そうですね。
っていうふうな仕組みを持っちゃうから、そういうふうに思うのは仕方ないんですよ。
カラスが頭に行くからへばりついちゃう。話が聞こえなくなってきましたけど。
なるほどなるほど。要は動物の本能として、ながらっていうところでグワっと入ってっちゃう。
そう。それは対処対応が必要だから。命を切るから。
ただビジネスはそうよりも、やっぱりしっかりと理想と現実というものを引き出す。
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これね、アカデミでワークやっていただいたんですよ。
皆さんの問題は何ですかって一言書いてもらって。
面白そう。
その時の理想は何ですか。現実は何ですかって言うと。
例えば、理想が書けなかったりするんですよ。
例えば、ケイリーがぐちゃぐちゃしてるっていう。
じゃあ、ぐちゃぐちゃしてる。
じゃあ、理想はすっきりしてる。
すっきりしてるってなんだって。
なるほど。分かりやすいですね。今の。
現実はなんだ。現実ぐちゃぐちゃしてるってのは、とにかくぐちゃぐちゃしてるんだよみたいな。
曖昧なわけですね。理想。
今の話だと現実曖昧でしたね。
曖昧。
そうすると、問題がどこにあるかの前に、問題が何かが分かっていないっていうふうに私たちは考えてる。
なるほど。
なので、一番最初に当たり前な問題は、理想と現実の差ですよっていうのは言葉でわかってるんだけど、実際にステップを踏んでいない。
なるほどね。
だから今のだと、さっきのカラスの例で言うと、カラスの例は出さないですよ。
窓の窓がバレてる。
ケイリーがぐちゃぐちゃだ!
なんかExcelでまとめようみたいな。
そうそう。
ぐちゃぐちゃである事実をちゃんと見てないし、そのぐちゃぐちゃだとするなら、この現状を見たときの本来あるべきは何なのかっていうのを。
そう。出てこない。
とにかくしっきりしたいとか。そうすると、そうでしょ、クラウドソフト入れたらしっきりしますよみたいな。
そうやってよくわからない広告に引っかかるわけですね、僕らは。
そうするとソフトの使い方がわからないぐちゃぐちゃしてくる。
それ笑えないやつですね。
確かに。
なので、このWATの中の何が問題なのっていうのは、私たちは見落としがちになってしまうという特性を持ってるんですよってことを理解してないので、頭でわかってるのにやってない。
なるほど。
っていうのが一つ目。
二つ目っていうのが、書き出した差ですよね。
1,500万だ、2,500万の売上げ取ってほしいのに、下がると売上げにね。
なぜそれが問題になるのかってことを考えていくのが好きなんですよ。
なぜ問題になるのかを考えていくのが好き。どういう意味ですか。
つまり、AさんだったらAさんっていう営業マンが、売上目標に到達しないのが何の問題ってことなんですか。
どこが悪いの?みたいな感じですね。
あーはいはい。どこが悪いの。それは正しい問いじゃなくてですか。
正しい問いですよね。必要。
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つまり、そのことがどこにどんな影響を与えているのかっていうことを考えていく。
そうすると、たとえばさっきの経理がぐちゃぐちゃだっていうところがあったとしたときに、
そのことが誰にとかどこにどんな影響を与えてしまってるのかってことを見ていかない限り、問題の範囲とか重要性が見えないんですね。
はいはいはい。
そのときにこれを書いてもらって、私もそうなんですが、とにかく俺がストレスだとかになっちゃうんですよ。
ああ、なるほど。
そうすると、俺がストレスだって言われると、いやいやでもストレスだけど我慢すりゃいいじゃんとか言うと、問題化しなかったりするんですよね。
なるほどね。
でもよくよく考えてみると、これは社員さんに対してお給料が適切に払わなかったりすると、
やっぱり社員さんが会社に対して不信を持ってしまったり、頑張れなくなってしまうな、そこに影響を与えてるんじゃないのかなとか。
あとは、実は経理のスタッフ自体がぐちゃぐちゃすぎちゃって、なんで私こんなことしてるんだろうとか。
むちゃくちゃ疲弊してたり、苛立ちを持ってたり。
そういうふうに、このこと自体がどこにどんな影響を与えてるかということを言語化していかないと。
そうなってくると、例えば、場合によっては、これ思った以上にやばいなと思ってすぐに手をつけなくちゃいけないとか、幹部を呼んで真剣に考えようっていう場合もあるし、ちょっと待ってよと、これって俺が心配してるだけじゃんみたいな。
そうですね。確かに。あと売上が下がってるのがなんとなく嫌だとか。恥ずかしいとかね。いろいろ出てきそうですよね。
特に、自分のストレスだけだとするならばとかっていろいろ見えてきちゃうわけですよね。
ていうことが全然、一瞬問題だけ見た瞬間には見えてないですよね。
なので、次は2つ目の問いとしては、それがどこにとか誰にどんな影響を与えてるのですかっていうことを書き出していく。
なるほど。アキハム先生、今日はここで中国を迎えようとしております。
そうですね。やばいね。
これでも実際に、全体像でいうとどんな形になるんですか。
全体像は、まずWattについて3つの問いをしていくと。
その3つの問いが終わった後に、このWearってことで、じゃあその問題がどこで起きてるかなっていうことを全体的に見ていくというプロセスに入っていく。
っていうのが大事っていう中で、今日はWattのどこだけまで。
Wattの1、2まで。3つあるけど。
3つあるんですね。なぜ問題なのっていうところまでお話ししたってことですね。何が問題なのか。なぜ問題なのかまでやったと。
Wattの中にもう1個何があるんですか。
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問題意識はどこにあったのか。自分の。身とつながってるんですけどね。
問題意識は俺のことしか考えてなかったとか。
経理のシステムがぐちゃぐちゃだけども、そこに働いてる人たちがどういう気持ちかっていう問題意識はなかったとか。
そういうところを見ていく。
なるほどね。それがあった上で、今度はWearっていうのは。
じゃあその問題っていうのは、どこに結局自分の問題がどこか。
この問題がどこで起きてるかがわかってないので、
全体からその問題がどこで起きてるかっていうのを見ていこうということに入っていく。
もしかすると、経営者であれば経営者全体から見たときに売上が下がってて、
この下がってる理由も特定できて、その問題意識は実はちょっと不安だったんだってなったときに、
全体から見たときに、これ問題じゃないじゃないかってなる可能性もあるみたいなことですか?
そうです。
ということは、とりあえず問題意識だけ持っておいて動かないって手を打つかもしれないし。
なるほど。
あとは結構出てくるのが、ここまでワットをちゃんと書くと、
いやこれ本当に嫌な問題でできちゃったなあ。
ちょっとこれやんの俺。
ちょっとしまっちゃおうみたいなことも言ってるわけですよ。
逆に問題化したくない方向の話もあると。
この3つを丁寧にやっていく。
その上で、じゃあ問題の場所を探していくというプロセスが入ってきますよというお話をしたのがアカデミーでした。
なるほど。
これ大変、リスナーの方には申し訳ない部分もあるような気がして、
この先気になるやんっていう大ジェットでしたが、
ただ、ぜひね、そういうつもりだったわけではないですけども、
インナーダイビング、アカデミアの方は3ヶ月間アーカイブは常に見れるようになっていて、
1ヶ月目は無料で見れるので、本当に気になる方は無料大会がありなのかなという前提も含めて。
そうですね。これ本当に来たいという方はインナーダイビングちょっと入ってみて、
アカデミアのアーカイブはOKです。興味持っていただけたら。
いいかもしれませんね。
いやでも今日のお話は、日常にそのまま本当に振り返る上で見落としていることだらけの指摘があったので、
大変勉強になりましたね。
いや、ぽいですね。これを90分。
はい。
みんなで頑張ってます。
ということですね。
問題が分かってなかったっていうのが。
いや、そこからでしょうね。
どうやったら解決するんだろうとか、なんかいいスキル手に入らないかなと思ったら、
本当もう問題分かってねえじゃねえかってことに気づくと。
その問題が分かった時に、何をすればいいかが分かるってくるんですよね。
初めて。
確かにね。問題が特定できた時点でね、もう大体解決したようなものだというような話だったんですかね。
はい。
まあということで、今日のところ終わりたいと思います。
今日の話を受けて、ちょっともうちょっとここ深掘りとか、あそこをちゃんと話してくれとかありましたら、
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ぜひ遠慮なくいただきましたら、質問として取り上げたいなと思っておりますのでお待ちしております。
終わりましょう。
はい。ありがとうございました。
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