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こんにちは、遠藤克樹です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日も行きたいと思いますが、今日のテーマ。ちょっとですね、私からの持ち込み企画でして。
はい。
能力って何ですか。ちょっと背景としてはあるんですけどね。
最近、いろんなクライアント、顧客っていうんですかね。皆様の能力の整理とかをかなりしているのを横でちょっと拝見してたりするので。
改めて、秋山先生がやっている能力整理の能力ってそもそも何なんっていう話を改めてしていると思っているんですけど。
そうですね、私のまずメインの仕事ってコーチングセッションじゃないですか。
その経営者の方がずっと継続的にセッションをしている方もいるんですが、その前に必ずやっているプログラムというのがあって、今はTDPという名前なんですけどね。
その中では、その経営者の方の才能とか能力の棚下ろしを徹底的にやってるんです。
そのときに、才能って何なのとか能力って何なのっていう話ですよね。
ですね。資質とかいろんな言い方があるんでしょうけど。
まず、能力というと、多くの方が思うのは、例えば税理士の方だとすると税理士としての能力とか知識があるじゃないですか。
まず私の中では能力っていうのは2つに分けてて、自分が努力して頑張って得た知識とか技術も能力として見てます。
ただ、私が扱っているのはそこではない能力を見てるんですね。
それももちろん見るけど、そっちじゃなくてもう1個って何ですか。
そっちって本人が分かってるわけじゃないですか。
確かに。顕在化しているものってことですよね。
そうそう。コーチが言ったらコーチングの知識と技術みたいな。
もう1個っていうのは、いわゆるうっかり系の能力で。
その前に才能の話をしなくちゃいけなくて。
才能というのはコーチングの世界で言うと価値観なんですね。
そうなんですね。
その人がとても大切にしている価値観って上位とか順番みたいな優先順位があると私は思ってるんですが、
才能っていうのはその人が持っている価値観の中で、本当に高く位置しているものを才能と呼んでるんですよ。
コーチングとかそういった界隈でばっていうことですか。
コーチングの界隈では価値観って呼んでるんですが、私の中では価値観の中で上位のもののことをその人の生まれ持ったに近い才能、エネルギーの現実性みたいな。
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それがもともとあったとしましょう。
その価値観を持っていろんな経験をしていたときにうっかり磨かれてしまうものを私が言う能力と言ってるんですね。
だから本人としてまず自覚ができない。
その過去の経験とかを通して環境とかいろんな人間関係とかいろいろな中で結果的にその上位に上がっていっちゃった価値観がゆえに起きている何かしらそれが才能みたいな。
ちょっと順番がややこしくて、もともと価値観の上位にあるっていうふうに一応認定しています。
もともとっていうのは。
幼稚園の頃とか本当に。
生まれ持った的なニュアンスです。
そこは私はっきり言いたくない。難しいので。
生まれ持ったのかとにかくそこは微妙なんだけども。
幼稚園とか小学校ってそんなに経験まだないのに、なんでそこを大切にしちゃってるの?みたいなところを。
なるほど。
上位の価値観。
よく減体験とかいうような言葉で語られそうな、燃焼時代とかにうっかり培ってしまった価値観みたいな。
そうです。握りしめた。
それを持ったまま、その後、小学校、中学校、高校、社会人という経験を踏む中で、その価値観を持ってたからこそ磨かれちゃったっていうものが能力と呼んでるんですね。
なるほど。その価値観があるからこそ上位にある。結果、磨かれちゃったやつのことが能力?
そうそう。
才能?
能力。
能力か。
才能と能力を分けてるんですね。
これ結構しんどいですね。
才能は価値観。上位の価値観。
能力はその価値観があったから、経験の中で磨かれちゃったものを能力。
なるほど。長年やってるけどその使い分けしてるの知らなかったです。
だからめちゃめちゃ強力なんですよ、その能力って。
なんとなくうっかり系っていうようなニュアンスでってことですか?
私は今56歳でしょ。そうすると56年間その才能がある上に磨かれちゃった能力なんです。
しかも本人がその当時磨き優先順位が上がっちゃった才能、価値観を認識してないで引き立っちゃってるから、それを能力だというか才能だという認識がない。
ない。
ただし、仕事をしてるときとかにいい成績を出したとか、めちゃめちゃ問題を起こしたみたいなときっていうのは、その能力、培っちゃった能力が影響してるんですね。
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なるほど。面白いですね。
例えば私の場合、価値観とか見ていくと、皆さんご存じによくわかんないぐらい探求心っていうのはめちゃめちゃ価値観が高いんですよ。
その探求心っていうのは高いまま、たとえば幼稚園とか小学校とか高校とかっていうことを過ごしていくと、なんでってことばっかり考えるんですよ。
なんでこうなってんの、なんでこうなってんの、なんでこうなってんの。
それが私の場合は興味関心が、相手の内側に入っていったんです。人間としての。
なるほど。
だから結局、私コーチングとかっていうことを始める前に、周りの人に言われたのは、秋山さんの話が深いとか、深いのはしつこいだけなんですけどね。
長い。
そうそう。なんでそんなこと聞くのとか。
あとは、なんか話してると、うっかり自分の中のぺけぺけに気づいちゃったみたいなことを言われてたんですよ。
私からすると、俺の話が深いとか、長いのはわかるけど深いのは意味がわからないんですよ。
うっかりやろな。うっかりというか、その当時の探求心的なものが前提にあることを自覚してないかってことですか。
なるほどね。
そうなってくると、逆に探求すると洞察力が高まるんですよ。
デメリットは何かっていうと、洞察したものが当たってるというふうに認識しちゃうんですよ。
自分が正しいってことですか。
そうそうそうそう。
だから相手の気持ちが読めてるとかになっちゃったりね、いちいち。
あー、なるほどなるほど。
ということは。
っていうように、いい悪いの話じゃないってことですね。
そうそうそう。
ただ使い方。
良くも悪くも出てくる。
なので、自分の才能って何ですかってことを過去からすごい細かく紐解いて、
その才能イコール価値観を紐解いて、そこから作られちゃった能力って何かなっていうことをまた紐解いて。
その能力がどういうふうに使っていったらいいこと起こるし、
こう使っちゃうとこんな問題起こしてるよねみたいなところを見ていくんです。
なるほどね。
それが、要は才能であり能力。
さっき言ってた2つあるっていう、表面的な努力して培ったっていう方じゃない方の能力っていうのが、
才能に根付く能力っていう受け止めであってます。
でって感じですか。
結局のところ、経営者の方とかにそれを一緒に見ていくじゃないですか。
確かに。何が起こるというか、何で見るのか、何でそこが大事なのか、見るとどうなのか、そのあたりは。
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何で見るのかっていうことは、結局自分自身が今後目標達成とかするときに、
自分自身の扱いってことを上手くなっていかなくちゃいけないわけです。
まあそうですね。それはそうですね。確かに。
これってちょっと思ったんですけど、
仮にね、チャットGP的なものとかが出てきたり、
性性愛的なものとかによって、
とんでもない膨大な量のシェアリング項目をブワーって畳み掛けられて答えていけば、
今言っている才能とそこから出る能力的なものは抽出ある程度できるかできないかみたいなことだと結構難しい。
単純に問いの繰り返しだけで見れるだけではないものも見れるようなものなんですか。
基本的にチャットGPである程度出せると思ってるんですよ。
よくね、機械はダメなんだ、AIはダメなんだ、問いが一般的だとか。
いや、どんどん進んできたら、相手の問いに対してちょっとここって曖昧だなと思ったら、
そこに問いかけできるので、ある程度出てくると思いますよ。
なるほどね。
人間しかできない部分っていうのがあるとするとどうなんですか。
やっぱり今のところでしょ、将来わかんないけども。
雰囲気とか、最終的に本人の納得感みたいな腹落ち感っていうのをどこまで取れるかっていうのがまだわからない。
あと当時、過去の話を当然掘り下げたりするってことは、
当時あの時実は暗くてとか悲しくてとか、いろいろ感情も出てくるんですよね。
そうですね。その感情の部分はとても大切にしてるので。
そこの感情に対しての認識はしてくれるでしょうけど、共感はしてくれないんですよね。
だから共感してくれたことによって、うわ、思い出したかってあるじゃないですか。
そうです。そこってもう一度言って今後、話がずれちゃうかもしれませんけども、今のところでしょ、将来知らないけども、AIができる共感っていうのもあるんですよ。
例えばお話を聞いてると、あなたはとても悲しいということで、私も分かりましたみたいなことはできるんですよ。
はいはい。それはたまに出会う修行の先生でしょう。
AIもできますね。
ただ私たちの本当の共感っていうのは、私だって私自身が同じようなとか近い経験がある。
ああ、なんか俺もそれやっちゃったことあるんだよな。だから分かりますっていうのが、AIも擬似的にできますけども、私も昔それで本当に苦労したことがあるので、あなたの気持ち寄り添えますって言ったところで、いやいやお前違うだろ、データで処理した経験だろっていう風に。
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そうね。そこをね、人間として感知できちゃうから、いや分かってくれてないなっていうのだけはね、こっちは分かりますよね。そこの違いによっての深さは出そうですよね。
そうですね。
すみません、話を思いっきり逸らしすぎてしまいましたけども。で、経営者の方々がなんでそれをやっていくのが大事なのか、パフォーマンスを最大化していくために重要だし、自分を知ることが大事と。
そういうことと、あと自分が起こした問題っていうのは自分の能力だったってことに気づけないんですね。
おお。だいたいどういう認識になったりする傾向があるんですか。
例えば、自分がある経営者の方が、結果としては能力として、何度も感覚的に組織の中でどこが詰まってるかとか、どこがなんか違和感がみたいなのをキャッチできる方っているんですよ。
そうすると、その人はキャッチできるんだけども、なんで部長それ分かんないのっていう風に、自分ができてることを分かんないので、他の人は理解できないんですね。
だからその能力なんですね。
あなたはできるけど、できないよ、それっていう能力を培っちゃってるのに、自覚がないってことよ。
そうですそうです。
しかも分かりにくいですもんね、さっきみたいな。何ができるとかじゃなくて。
なんでこの知識持ってないのとか、なんでこの質問ができないのじゃなくて、なんでここの違和感に気づかないんだって。
なるほどね。そういう会話もよくありますよね。
そういうことか。
ひな臭いみたいな。
そうすると何が起こるかというと、その部長さんに対して腹立ててますよね。なんで分かんねえなみたいな。
そうすると、部長さん自身が持っていることしての特性とか才能を見ろという発想がなくなっちゃうんです。
自分ができることのフィルターで相手を評価してっちゃうので。
でも実はその部長さんって、実はその特性とか能力ってよく分かんないけど、どこが流れてるか分かんないけども、
人の気持ちはアホみたいに共感できる能力があるかもしれないじゃないですか。
そういうのが当時ちっちゃい頃に、結構大変な環境の中で、そういうことをしていかないと生き残れない環境に実はいて、そういうのが紐づいてたりするってことですね。
あるんですね。例えば本当、お父さんとお母さんがこんなことになっちゃって、
とにかくいつもピリピリして、ちょっと何かあったらいっかりリサみたいな状態で、とにかくこの人たちは何言ってるかっていうのを聞き見立てて、
兄弟もいたし、自分の一言でバランスを取るようにって培った人っているんですね。
それが変なトラウマみたいな、心理的に言うとそういう話もあるけど、そうじゃなくそこによる才能として生まれてしまっているものがあって、
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そっちによって実はうまくいったり失敗したりしてることに気づけないってことか。
そういう人が、なんで私って人の目ばっかり気にしてるんだろうって悩むんですよ。
なるほど。
キャッチできちゃうんだってことを。
何気にしてんのお前みたいな。
本人だけは何か謎にタッチしてるっていう。ありますよね、そういうことなんですね。
そうすると言葉的に本手で、人の目を気にしないように生きようみたいな本を読んじゃうわけです。
なるほどね。
ちょっと今、リアルな方で、あの方実はそうかもみたいなのを、そういう本を読んでたのを見たことがある人みたいな思いがあるかもしれないですね、今の話。
そんなこんなで時間になってしまいましたけれども、意外と初めてじゃないですか、この才能能力的な切り口でここまで話す。
そうですね、今まで根拠のある自信ない自信ってとこで、能力の話になったけども。
ぜひだから皆さんも改めて、自分自身で見つけるってのは難しいかもしれないけども、自分の才能って何かなとか能力何かなってみたり、あとは周りの方、部下とかが、この人ってなんかすげーな、なんでこれわかんなの、みたいなところにちょっと意識していくといいと思います。
ちょっとこの話を受けて、具体的にどう見るのとか、いろいろ質問がもしありましたら、ぜひいただけたら話していきたいなと思いますので、お待ちしております。
こういうことで、終わりましょうか。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
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