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2023-10-06 14:28

第430回 「現状維持」と「挑戦」の境目

第430回 「現状維持」と「挑戦」の境目

経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/akiyama/q/

00:02
こんにちは、遠藤嘉祐です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今週もいきたいと思いますが、今日はね、早速質問を見ましょう。
はい。
シンプルなご質問をいただいております。早速ご紹介させてください。
今の自分の状況がかつて描いていた理想に近く、挑戦したら今の環境が保てなくなってしまうと感じている場合は、どうしたらよいでしょうか?ということですね。
どうしたらよいかと質問が来ている時点で、100%の理想じゃないですかね?
だし、その理想に、このままでもいいのかなって気持ちも残っているような気がしますね。
そうですね。
普通には理想に、やったー、終わりましたー、じゃないんですよね。
今の環境が保てなくなる感じってことは、今の環境にある程度、理想感も感じているから、保ちたいわけですよね。
はい。これ、何かこう、具体的なこととしてどんなことを思い浮かべますか?
どうなんですかね。例えば、シーンいっぱいありますよね。働いている時とかだったら、仕事をしていて、今の職場、人間関係もやっている仕事も結構満足いく、給料も良くてとか、だと。
でも、確かにもうちょっと何か挑戦した方がいいのかなとか思った時に、いや、転職?独立?ちょっとっていうこととか。
あと会社とかやってると、よくあるシリーズはあれじゃないですか。拡大するかしないかの。
今、スタートして5期目とか、入り出して安定し始めて、社員さんとかも辞めなくなってきて、数億いって、安定してきたなーって時に、やっぱり外圧の経営者たちから、おいおい拡大しねえのかって言われた時に、うわーそうだよなーみたいなこととか。
はいはいはい。
そういうイメージありますけど。
そうですよね。だから、ここで言うところの環境っていうのを、内的環境、外的環境とか見た場合、例えば会社の環境を変えると、自分の内的、気持ちの環境が変わるとか、お家の環境が変わるとか、いろいろあると思うんですよ。
はいはい。
で、その中で、どうしたらよいでしょうかって時に、私の答えは、好きなことすればいいんじゃないですかってなっちゃうんですね、まずは。
まずはね。そんな乱暴なことはしないでしょうけど。
この方は困ってるわけじゃないですか。
どう困ってるんですか。
03:02
一つは想像なんですけど、一つはこのままでいいのかなという困り方。
あとは、挑戦していない自分に対して不安がある。
うーん、してなきゃいけないと思ってるんですよね。
やっぱり、変化成長望んでいるかもしれないし。
なるほど。
で、これ、例えば挑戦、新しい新規事業でもいいですし、転職でもいいんですけども。
大切なことは、今のその理想に近い状態があるじゃないですか。
これを維持するため、維持したいとするならば何が必要かを考えてほしいんです。
維持したいならば?
一発は、今の状況がかつて描いた理想に近いわけですよね。
それをキープしたいときには何が必要かってまず考えてほしいんです。
例えばどういうことですか。さっきの例どっちがいいかな。
事業拡大とかにしましょうか。今の現状。
例えば財務的に状況がいいと。
で、事業拡大はしなくてもいいから今の状況がいいと。
売上利益もこのぐらいがいいとした場合、何が必要になってくるか。
何が必要。今の安定した社員さんとの関係性とか。
例えばそういうことですか。
そうそう。もう含めた、つまりこれ体の機能と一緒で、
その状態を保つためには挑戦が必要になってきちゃうって話が一つあるんですね。
例えば今の財務的に。
挑戦が必要と。
必ず必要になっちゃう。
こういう意味の何が必要か。
難しいな。どういうことですか。
例えば。もっとわかりやすいでいいですか。
変色。
大切なのは、私が言いたかったこと。
今の状況を保つためには必ず変化が必要ですっていうことが思い出してほしいです。
今の状況に対して何もしなかったら、今の状況は確実に変わってしまう。
保てなくなってしまう。
例えば社員さんの年齢が上がるわけですよ。
何にも手を打たなかったら、当然財務状況といろんなことが変わってきますよね。
そうですね。人件費も上がるし。
そうそうそう。
あとはマーケットも、私たちは変わらないとしても、マーケットの拡大しくどうか起きるから。
確かに。
一つ目は、今のこの理想、あなたが描いた理想に近いこれを維持するために、
私たちは何を調整し続けなくてはいけないかということは明確にしていかないと、逆に危険ですよね。
なるほど。
エントロピー増大の法則的なことですか。
変化していかないとみたいな。
そうそう。
単純に言うと、維持するためには変化は絶対的に必要。
06:01
そうですね。
だとするならば、調整をしていくということになるので、
私はこの理想に近いのを維持していくために何に調整しようかということを常に考え続けていくと。
ああ。
それはいろんなシーンありますけど、さっきの働いてるけど、職場の環境を、転職やら独立やら何でもいいんですけど、変えなきゃというときに、
今ここでいる仕事の環境を維持しようとするなら何が必要か。
できなくないか。
なかなか外圧がありすぎて、人事に声がかかったらいかなきゃいけないし。
維持しようとすると、人事権持ってるやつの首根っこを抑えるとか。
今それは変えたくない環境は、その例の場合は何を変えたくなかったんですか。
今のイメージしてたのは、今の職場でしっかりと居続けながら仕事したい。
役割を全うしたいってことでしょ。
そうそう。
そのときの役割を全うしたいときに、何の役割を全うしたいのかなって抽象度を上げていくといいと思うんですね。
私はこの会社で何の役割、作業じゃなくて、
例えば人を育成するってことなのか、それともいい環境を作るってことなのか、
みんなが速やかに仕事ができるようにっていう、
結局今の環境の何を保ちたいかってことをしっかりと言語化していかないと、
次の何の挑戦が必要かって分かんなくなってくると思うんですね。
なるほどね。
例えば、私は今の環境っていうときに、この仕事の中で、
何か後輩の育成っていうのを頑張っていくと。
これからもそういうことをやっていきたいと。
だとすると、その後輩っていう人たちはどんどん変わっていくわけですよ、年代も。
だとすると、今の若いのたちが何を不安がってるのかってことを、
どんどんアップデートしなくちゃいけないってことを挑戦するのか。
それも私はこの会社で、
営業成績があって、営業成績は別に増やしもしないし、このままでいいんだと。
だとするならば、お客さんの収入も変わってくるし、相手の状況が変わってくる中で、
その中で営業成績を保つためには、やっぱりお客様が今何に困ってるのかとか、
収入がどう減ってるのかってことを調べながら、
自分のアプローチ方法を変えなくちゃいけなかったりするわけです。
だからこれ、維持するってめちゃめちゃ変化なんですよね。
ですから、今のこのあなたが思い描いた、
買いたくないものは何なのかってことを明確にする。
明確にしたら、その抽象度を1個上げる。
それって何のためみたいな。
そうすると、何の調整をしなくちゃいけないかっていうのが分かってくる。
なるほど。この話、そうすると、この質問に戻っていくとどうなるのかね。
09:06
今の自分の状況を化して、
描いていた理想に近く調整したら、今の環境は持てなくなると感じている場合はどうしたいですか。
一つ目は、今の描いた理想をキープしたいかどうかを問いかけてください。
キープしたいんだと。買いたくないんだと。
だとするならば、それは何を買いたくないかを言語化してください。
その言語化したものを維持するためには、
僕は何をアップデートとかしていかなくちゃいけないかってことを書き出していけば、
それはあなたの挑戦になってきます。
今って、まず書き出してください。
挑戦したくないんだとしたらの前提で進めてくださいましたけど、
これってそもそもの大きな壮大なメッセージは最終的に、
それやろうとすると現状維持ダメじゃないって話になるってことじゃないんですか。
そんなことはない。
現状維持をするためには挑戦が必要ですよっていうふうに受け取っていただけたらいいなと。
現状維持がダメって言いたいわけではないんですね。
これは私の質問の背景が、現状維持ダメだろうというのが前提にあるので、
そういう質問になってるんですけど。
私は自分の体っていうのをいい状態にしたくて、
いい状態にする、保ちたいためにはやっぱりどんどん運動をしたり、
食生活を良くしたりしないと固まってないわけですよ。年齢も重ねていく。
だからやっぱりまず現状維持って言葉が私たちはネガティブなイメージがあるけども、
現状維持というもののアウトカムを維持したいんですよ、本当は。
現状維持のアウトカムって何ですか。
現状維持、例えば、私がこれを現状変えたくないっていうアウトカムがあるはずですよね。
例えば、この会社の雰囲気を維持したいとか、この仲間と共に働く楽しさを維持したい。
何を維持したいかってことを自身が明確にしていくと、自らすべく分かってくると思います。
何をしたいか。
何を現状維持したいのか。
何のためにそれを現状維持したいのか。
秋山先生という、身体を維持したいの、アウトカムは。
仕事でいいパフォーマンスを出したいから。
だとすると、結果的にそれって身体の現状維持してるんじゃなくて、むしろ向上してってんじゃないの、やってることとしては。
その通りですね。
結局、アウトカムという観点から現状維持をしようとすると、必然的に挑戦になってしまう。
それは現状維持と言わんっていう話ではないのかというところに引っかかったんでしょうね、私が。
いや、すみません。私がそれを現状維持という言葉をキープしながら調整させようとしてるんです。
12:03
でもそういうことですよね。要は、現状維持ないでしょ。
できない。
ってことですね。
だけども、やっぱり現状維持したいっていう人の気持ちもわかるし、実はそのためにはやっぱり挑戦が必要だし、
あとはこの人がこの質問をしてくれるということは、私の受け取りなんですけども、挑戦したいんですよ。
そこに挑戦したいんだからそれはいいじゃんっていうのではなく、そう現状維持したいならって言うけど、結果これ現状維持じゃないじゃんという導きだったわけですかね。
そうですね。本当に料理人さんとかで同じ味を出すためにすごい現状維持をアップデートし続けてるんですよ。
天候が違うとか、入ってきた仕入れの材料が違うということで、この味をずっと維持するためにすごいチャレンジしてるんですよ。
それを現状維持と呼ぶのか。
そういうことか。
その人次第ですね。
ということでね、この木山先生の番組を聞いてくださっている方で、現状維持したいと思ってこれ聞いてる人あんまりいないなって気がするんでね。
ということで最後は、共に挑戦しましょうということでよろしくお願いします。
していきましょうよ。
自分からそう言ってくださいよ。その言葉を待ってましたよ。
ということで、最後に一言、熱いメッセージをお願いいたします。
現状維持より挑戦の方が楽しい。
結局、やっぱそうだよ。いいのかな。それでいいですか。
はい。
終わりたいと思います。ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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