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2021-12-03 14:15

第334回「質問:自分の経験や境遇と同じだという偏見を持って物事を捉えてしまいます・・・」

第334回「質問:自分の経験や境遇と同じだという偏見を持って物事を捉えてしまいます・・・」経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/akiyama/q/

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こんにちは、遠藤克樹です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日もいきたいと思いますが、ちょっと今日質問がですね、ちょっと長いので早速入らせてください。
はい。
いきたいと思います。今日は、えーと、これはJDC法人で働いている女性の方ですね。
秋山先生、遠藤さん、はじめまして。私はJDC事務所で働きながら2人の女の子を育てるワーキングマザーです。
昨年、社老子資格を取得し、勤務しながら開業者老子としても働いています。
向井先生、大久保先生、秋山先生のポッドキャストに先月で辿り着き、初回から一通り拝聴しました。遠藤さんのヘビーリスナーです。
現在は早朝散歩をしながら、2週目を拝聴し、また新たな発見をしながら、毎日出勤前に気持ちを求めています。
先生のおかげで、自分の価値観、コアビジョン、コアミッションがなんとなく見えてきました。
自分の怒りを感じるタイミングで、内面を深掘りし価値観を捉えていきました。
まだまだ悩むことも多いですが、自分のアウトカムに向かって、1日1日を大切にしていきたいと思います。
前置きが長くなりましたが、ここから質問です。
ポッドキャストを聞いている時に気づいたのですが、リスナーからの質問で性別が書かれていない場合、私は頭の中で勝手に女性だと思ってしまう傾向にあります。
そのため先生が、「俺は…?」とお話をされた時に違和感を感じ、「あ、そういえば性別言ってなかったから男性からの質問かもしれないんだ。」と気づかされることがしょっちゅうあります。
また、「子供が…?」という質問には、女の子を想像したり、年齢が不明であれば同世代を想像したりと、脳内で勝手に自分の境遇に当てはめてしまいます。
これは一体何が起こっているのでしょうか。
人間は自分の経験や状態、境遇と同じだという偏見を持って物事を捉えてしまいがちということなのでしょうか。
例えば、私は仕事で顧問先の社長からの資料提供が遅いのは仕方ないと思えるのですが、顧問先の事務員、つまり同じ職種からの資料提供が遅いと、
この人本職なのに何やっているんだろうと思ってしまいます。
でも、同じ事務員でも病気を抱えていたり、家庭環境が大変で脳のキャパシティがいっぱいいっぱいで、いろいろなことを記憶に留めておくことが難しいなど、さまざまな事情があるかもしれません。
相手の事情が分かればそういう目線になれるのですが、分からないうちはつい自分目線で見てしまうというのは、克服できるものなのでしょうか。
こういうものでございます。
まず質問の答えに入る前に一つだけ、この方は朝、出勤前に気持ちを整えてから出勤するということを得られているので、これは素晴らしいのでぜひ続けてもらいたいですね。
戦う状態を作ってから出勤するというのは本当に重要だと思っていますので、頑張ってください。
しっかり準備をすると、福山先生が言う朝のランニングだとか、ランニングじゃなくてウォーキングだとか、しかし異なりですよね。
03:07
質問の中に入っていきますが、まず一つ目。
これは何が起こっているのでしょうか。人間は自分の経験や状態、境遇と同じような変化を持って物事を捉えてしまいがちということなのでしょうか。
という質問に対しては、その問いです。
そもそも人間のメカニズムとして、相手の話を聞くときに、相手の話を解釈するときに、自分の経験をベースに物事を考えていくという特性というか、メカニズムがあるんですよということは明確にお伝えしておきます。
そういうものだと。
次ですね。
例えば仕事中に悩みがあるときに、この先の事務員の方の資料請求が遅いと、この人何やってるのかなと思ってしまうということなんですがね。
逆にこの方に聞いてみたいなと思うことは、このことで何に困っているのかなということ。そこの悩みに答えていきたいじゃないですか。
実はそれがここにはまだ書かれていないので、そもそも私がこの方はこういう悩みではないかということを一応仮設定して、そこにお答えしたいなと思います。
じゃあもし違った場合は、クレームを質問に。
そうですね。これを私の経験とか境遇から答えていくしか今はないです。
まず状況を確認していくと、この先の社長が資料請求すると許せる。
ところがこの先の事務職員の方から資料の提出か提供が遅いと、この人はこの職場で何やってるんだろうと思ってしまう。
思ってしまうことでどうなんだろうな。
イラついちゃうのかな。何やってるのかなと。
イラついてしまうことで自分にどんな影響が起きているのかな。そこが現実的な悩みじゃないですか。
そうすると例えばどんなことが考えられます、遠藤さんなら。
イラついちゃうとどういう影響が出るか自分に。
この方がですか。自分の仕事にも事情ありそうですし、状態続くと変なお子さん、ワーキングママの二人っていうところで言うと、子育てとかにもなんかちょっとイラっとしたのが伝播してとか、
いろいろと生活仕事に支障期って何なんだよってなりそうな感じがする。
そうですよね。本当そうです。
イラついてるとそのことが頭に残っちゃって、本来の自分の力が発揮できないので自分の仕事の質が落ちちゃうとかスピードが落ちちゃうかもしれないし。
遠藤さんおっしゃったように人って意識でこれは残ってると家に帰ってね。
自分が何か遅いとイラついちゃったり自分に。子供が何か遅いとイラついちゃったりしちゃう場合もあるじゃないですか。
子供と自分がダブっちゃってね。
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あとは自分だって遅くなっちゃった時ってあるはずなんですよ。
そこは私は非常にもったいないというか残念じゃないですか。
つまり一言で言ってしまうとこれ憶測ですよ。
この事務員、顧問先の事務員の方の仕事のやり方に自分が影響を受けて自分のマインドが乱されちゃってるということじゃないですか。
ということは解決すべきはその事務員の方が事情請求、提出が遅いとしても自分のマインドが健やかに穏やかになっていくことが重要ですよね。
その方法として相手の事情が分かればいいって確かにそうなので一つは聞くという方法がありますよね。
聞かねば分からないという意味ではほとんどそうですよね。
聞けばそうかもしれないしね。
ただその事務員で付き合ってるだけの方に最近どうですかみたいな話が聞きにくいみたいな気持ちもあったりするのかなと思います。
だからまず聞けるときは聞くっていうのは一つやり方としてはいいですよ。
私としてはもう少し早く提出してもらいたいんだけど遅れてるということは何があるんですかとかどんなことがあるんですかって聞ける相手だったら聞く。
聞けない方はどうするかということですよね。
ここでやっぱり自分のアウトカムに意識を向けてほしいんですよ。
私は何のために今この仕事をしているのかとか。
私がよくやるのは聞けない場合ですよ。
自分の仕事の条件だと捉えるようにしています。
自分の役割をやっていく条件として顧問先の事務員からの提出が遅いというよりもこのタイミングで来ると。
これも条件なんだと。
この条件をベースにして役割をしっかり全うしていくためにはどうしていくかということを考えていく。
条件として受けて心穏やかにして前にすべきなのか、
それとももう少し早く提出していただけませんでしょうかというふうに相手に依頼をするのか。
どうしても相手から悪影響を受けちゃうと思っちゃうじゃないですか。
そうではなく条件なんだということです。
この条件をどうクリアするかということが私に求められているんだと。
今言ったように飲み込んで我慢しろという話じゃないですよ。
一つの方法として相手の方にリクエストをしていくという方法もあるだろうし、
それができないのであればそれを受け入れて自分のミッションの方に注力するとか。
そういう方法が一つ。
あともう一つ私がやっているのはよく言うんですよ。
自分の強みを発見するときの方法として、
なんでこの人こんな簡単なこともできないんだろうなってことを書き出してくださいって言ってるんですよ。
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書き出したほうが自分の強みの可能性が高いんです。
もしかして何を書き出す?
仕事をしていて、なんでこの人はこんな簡単なことができないんだろうという内容を書き出すんです。
なんでこの人はこんな簡単な衝動ができないんだろうという内容、項目を書き出す。
例えばこの人とすると、この小物先の事務の方は資料の提出が遅いと。
整理が遅い、行動が遅いって書くじゃないですか。
ということは逆で言うとあなたがそれが上手いんですよ。
特にあるんですよ。
だからできないのでイラついちゃってるっていう。
これは自分の強みなんだからそれを活かすんだという風に強みとして置き換えるってことも、私的には効果的だなと思ってます。
イラついてしまってるのは自分の強みがそうさせてるっていう可能性があるので、
そこをちゃんと書き出すことで自分の強み認識ができるという話が結構あるってことですね。
その強みを活かしていこうと。これが2つ目ですね。
あともう一つここはちょっと深い話になっちゃうんですけども、
この方がそうかを置いておいて、社長さんならOKだけども、
小物先の事務員だったらダメっていうところはどういうふうに相手を見てるのかなと若干気になります。
ここはポッドキャストの中で答えられる範囲で言うと、どういうことが想定されるんですかね。
社長さんはきっとこうだからOKで、
事務員はこのぐらいのことをやっとけみたいなニュアンスが入ってるかどうかってまだわからないですけどね。
そこはちょっと見てほしいんですよね。
だから今自分がやってることに対して、プライドを感じてるような感じていないようなどっちなのかなみたいなところはちょっと一回見てほしいんですよ。
でも仕事にきちんと責任感を持って、きちんと納期とかも含めて締めてやっていくっていうことに責任感とかプライドを持ってるのは、
それ自体はダメって話でもないな気がするんですけど、
確認するっていうのはどういう意味なんですかね。
自分が与えられたミッション、役割に対してのコミットは高いなと。
責任を持ってやりましょうと。
ただ本来だったら小物崎の社長だとしても資料提供が遅いのはどうしてOKにしてるのかなみたいなね。
立場が偉い人だと思ってるのか。
でも小物崎の社長さんだっていろんな仕事があるから自分では手をつけられないとしても、
他の周りのメンバーとかスタッフを使って資料の提出を早くしてもいいわけじゃないですか。
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その辺の区切り線引きをどこで私はしてるんだろうっていうのもちょっと見ておいてほしいなって気がしますね。
なかなかここは難しそうな印象を受けましたけど。
ですからまずはこのさっき言った2つですね。
1つは聞いてみる。でも聞けないんだったらやっぱり自分の強みだって認識する。
というところをしっかりやってほしいですね。
もったいないんですよ。
この方は責任感を持って一生懸命やろうとしてるのに、
自分から見るとそうじゃない人、自分から見るとそうじゃない人を見てそれに影響を受けてしまって、
本来の力が少しそがれていってしまうという状態に今なってますよと。
それをしっかりとそがれないようにしていくために、
これは自分の強みなんだとか、
あとは比較することなく自分の与えられたことをしっかりとやり続けるんだ。
というところに意識をもう一回振り直してほしいですね。
なるほどですね。
ということで、非常にいろいろ考えて頭がいい方なんだろうなという感じがしましたけれども、
こんな悩みがあるってこと自体がすごいなと思います。
本当に素晴らしいですね。
ぜひまたね、今日の話、そもそも質問の想定がずれてる可能性もあるかもしれないんで、
もしそうなったらまた改めて質問いただけたらお答えしますのでお待ちしております。
ということで今日のトップは終わりたいと思います。秋山先生ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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