ビジネスモデルの重要性
こんにちは、遠藤克樹です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということでね、今日もいきたいと思いますが、今日は質問でいきたいなと思っております。
なぜ、この番組にこの質問という感じなんですけれども、ビジネスモデルについてという質問になりますので、ちょっとご紹介させてください。
あるビジネスモデル経営セミナーに参加した際に、講師の方が、現在うまくいっているビジネスモデルも、3年後には通用しなくなる可能性がある。
だからこそ、ビジネスモデルを変化させていくために、まずは現在のビジネスモデルの構造上の理解を深めることが重要だとおっしゃっておりました。
話はそこまでだったのですが、分かるようではっきりと分かっておりません。
秋山先生にマインドの専門家として、何かヒントをいただけるのではないかと思い、質問させていただきました。
自社のビジネスモデルの構造を分析する際に、どのようなポイントに注目すべきものでしょうか。
という、なんだか不思議な質問ですが、マインドを絡めて話してほしいというご希望なんですかね。
私とのリンクの中で思いついたのは、私、才能とか人の分析みたいなことをするじゃないですか。
モデルではないですけど、その人の特性があって、その特性の強みとか弱みというのは見ていくので、そういう観点からお話できたらいいなと思っています。
先日ね、こんなことが起きたんです。私自身のプライベートのことなんですけどもね。毎回、私が行っているヘアサロンがあるんです。
美容室ってどこですか。
そうそう。すごい信頼している10戸への先輩のところに行くんですけどね。
ダンディーなおじさまの方ですよね。
超カリスマ、昔カリスマ。カリスマっておかしくないです。
昔カリスマだったら怒られるんじゃないですか。
はい。今もいろんな海外に行って教えてる人がいますけども、そこに行ったらですね、なんかこう、秋山さん、今ね、自分のところのTikTokがバズってるんですよって言うんですよ。
10戸上の方でTikTokバズらせてるんですか。逆にすごくないですか。
えっと、お嬢さんがいて若い。お嬢さんが企画してプロデュースして載せてるので、オーナーさんはただただお嬢さんに言われたことをやってるだけなんです。
あー、娘がマーケターですか。
結果としてね、それがものすごくバズってるらしいんですって。私も見せてもらったのね。で、そのサロンでは今昭和ヘアっていうのが流行ってるの知ってます?遠藤さん。
どういうことですか。セイコちゃんヘア的なやつ。
そうそう。セイコちゃんとか秋名ちゃんとか。すごい流行ってるんですって。
どこ、どこで。誰、誰世代。分かってる?
分かってる分かってる。20代前半とか。
えー、街歩いててそんな方々いましたっけ。
たまに、あとはあのドラマもあったじゃないですか。
ブギウギ?
え、なんですかそれ。
東京ブギウギのじゃないですか。
そうそう。あともう一つ、不定季節にも歩道があるとか。
あー。
みたいな感じなんですよ。
あー、あの時、髪確かに。あー、パンチみたいなのとか色々出てましたね。
セイコちゃんカットですよ。
あー、いたいたいた。クリクリ巻くやつね。
そうそう。で、それはすごいある一部のその方にめちゃめちゃ刺さってるんですって。
はいはいはい。
そのオーダーさんがそれができるんですよ。難しいけど。
えー、あれ難しいんだ。
それをアップしてるんですって。
そうしたら、地方から来るって言うんですよ。
あー。
で、そこの立地は都内ですか?
都内。都内だけども、ちょっと外れたところ。
都内若干郊外みたいな。
そうそうそうそう。
あー。じゃああの山手線界隈から外れた方で、ちょっと。
若干離れてるけども、みたいな。
ローカル乗らないと出れないみたいなとこの、ちょっとカリスマ美容師のところに。
で、たまたま私の隣にも来てて、秋名ちゃんっぽいバーって綺麗になってるんですよ。
うん。
で、あの人熊本から今日来たんだよっていう。
マジ?
え、それは何?そこのカットをしてほしいから熊本から来てる?
私と同じ質問してた。
うん。
これなんか東京でコンサートとかあってじゃないんですか?
違う。髪の毛を切る。
絶対嘘でしょ。
ほんとほんと。ですって。
マジ?
で、そういう人がいて、最近そういう人が全体の20%30%いるんですよ。
そんなに熊本には昭和聖子ちゃんカットできないのかな?わからないですけど。
いや、かなり相当難しいし。
知らねえそうなんですね。
あと、結局今の若手の美容師さんっていうのはそういう難しいものは習ってきてないんですよ。やっぱり。
はー、なるほど。そういうもんなんだ。知らない世界すぎて何のこっちゃって感じですけど、少なくとも九州近郊、熊本ではいないと。
だからもう、しかも都内の真ん中じゃなくて郊外に行ってまでもその部屋にしたいという人たちが2、30%来ると。
で、その方も結局実際そういう秋田さんとかを髪の毛やったりね。
あとミス・イニバースのそのヘアセットとかやってたっていう技術があるわけですよ。
あー、バックグラウンドとしてちょっとブランディング的な要素を持ってらっしゃるんですね。
もっともっと技術が高いからね。
はいはいはい。
そういうのはあったにせよね。
で、私がまた聞いたんですよ。その方に。
まぁ、憧れで。
どっちですか?聞いたの。来てるお客さんですか?
違う違う違う。このお客さんの方に。
美容師の方に。
うん。そんな、あの、わかったけども。
そんな、その、あんまり来ないでしょう。一回憧れて来るだけですよね。
いや、リピーターの人もいるって。
熊本からリピーターです。
いや、熊本かわかんないけど地方からね。
いろいろある。
で、今までその、もう一つは。
これ何の話ですか?
ビジネスモデルの話です。
ビジネスモデルはちゃんと行くんですね。ドキドキしてきましたけど。
結局、えっと、でもヘアカットって再現性ってなかなかないじゃないですかって私言ったの。
やってもらった時は。
どれですか?
ヘアセットしてもらった時には綺麗だけども。
あー、セットがね、難しいからねって話ですね。
だって飛行機かけてですよ。台かけて。
で、カットでヘッドしてもらって、次の日自分でできないとかったらどんだけ高いんだみたいな思っちゃうじゃないですか。
確かに。
ヘッドしなかったら単なるボサボサヘアかもしれないですもんね。
そうしたらね、今YouTubeとかで、そのお客様の方がヘッドとか相当上手いんだって。
あ、セット技術が上がってるから顧客のスキルでカバーできちゃうってこと?
そう。だから土台となる髪の毛さえしっかり切っといてあげると自分でできるんですって。
改めて今日2回言いますけど、何の話ですか?
ビジネスモデル。
いや、絶対いかないでしょこれ。
いや、ここでね、ビジネスモデルの話をしようって時に、
いや、そもそもヘアサロンのビジネスモデルってどういうものだかっていうと、
もう皆さんご存知の通り地域密着のリピーターモデルじゃないですか。
基本的にはね。
そういったカリスマの方とかそういうのあるかもしれない。
基本的には地域エリアですよね。
顧客のニーズの深度
そうですよね。たまには東京に来てカリスマ美容師に来てもらうってことはあったけども、
それがやっぱりこんだけ熱烈にそれを求めてやってくるわけですよ。
何が起きてるかというと、もちろんユーザー側の技術知識が上がってきた。
それからSNSのようなマーケティングのテクノロジーも変わってきた。
ただもう一つ見えてくるのが、顧客のニーズの多様化っていうレベルじゃなくね、
本当になんか自分の深いところを満たしてほしいということで、
人が動いてるんですよ。
なんていうんですか、すげえ圧倒的な熱量。
怖い欲望に感じますけど、確かにね。
だから例えば何があったかわかりませんけども、
例えばK-POPだとか、アイドルがとか、
あとは自分の体を鍛えたい、整形したいとか、いろんなものの中で、
今までは多様化の時代だね、みたいに言ったけども、
いや、ちょっとこれって多様化レベルじゃないな、みたいな。
こないだ別の番組で誰かが言ってましたけど、
タトゥーが、このアーティストにタトゥーの刻印してほしいっていう、
オークションにかかるみたいになってたから、ちょっとちかしい世界ですね。
ピンポイントでこれだっていう強烈な行動ともなる、
何か欲求、ニーズがあるんですかね。
そうなってくると、多様化でその人その人にカスタマイズだとか言いながらも、
AIでチャチャチャとカスタマイズできちゃったりするじゃないですか、きっと。
そういうレベルを超えたこと、ところにあるとか、
やっぱりその方が、私がやってる美容室の方が、そのへも対応できてるというのは、
顧客ニーズの深さ
彼ならではのずっと積み重ねてきた技術というものがあったから、
対応できてるわけじゃないですか。
そうなってくると、今後ビジネスモデルを考えるときに、
多様化に対応しようということではなく、
人間がどんなものを欲求として持っているのかとか、
その欲求に対して私たちはどう答えていくのかというところを、
しっかり見ていかないといけないし、逆に言うと、
ビジネスモデルって、どちらかというと、
私の方が普段は仕事をしている、どちらかというとマーケティングの話なんですかね。
大体よく言うのが、WhoとWhatとHowか、
誰に何をどうっていう組み合わせでビジネスモデルを、
本当に基本の木みたいな話ですけど、整理するみたいな話だと、
今の話は、誰にがあまりに強烈すぎてっていう話だなという感じが聞こえますけどね。
だから、今までは私たちは誰にという時に髪の毛だったんですけど、
私たちの顧客は、やっぱり美を通して笑顔を何とかしたい人っていうレベルじゃなくなってきちゃってるかもしれないです。
そうだね、確かに。
ですから、本当に今自分がやってるモデルというのが、
私は誰に、こういう人に対してやってるっていうつもりだとしても、
向こうの意識が変わってきちゃってるかもしれないですね。
もっと深いものを求めてるのか、そこまで求めてない、
もっと簡単で早くて安くて、クオリティもそこそこでいいってなってるのに、
こっち側は品質込めてやってますとか言って、
そのすれ違いが起きてしまってる可能性は高いんですね。
なるほどですね。
そういう意味で言うと、誰にというような意味で言うなら、
どういった顧客、クライアント、お客さんに提供したいのかみたいなところの改造度を相当上げていかないといけないですよね。
それによって商品も変わってくるでしょうしね。
ですから中途半端に世の中の動向とか、今後これがニーズがあるかどうしましょうねってやっちゃうと、
そんな軽いものだとすると資本の大きいところに勝つとかね。
結局またすぐ移動しちゃう。
ということは、今遠藤さんが言うように、
俺は誰に、どんな人にこの熱量を持ってこのサービスを提供したいんだってことを本気で考えていかないと、
戦いきれないというかね。
確かに。逆に言うと、それがないんだったらやらないほうがいいかもしれないですねっていうような感じですよね。
ビジネスモデルの明確化
確かにね。その意味で言うと秋山先生も最近お手伝いくださっておりますけれども、
私番組始めた川上隆先生のポリミリというニーレ・マダブチ製薬番組やっておりますけど、
あれだって結構ピンポイントですからね。
いやいやいや、そうそうそう。
あれは逆にどのように認識されてるんですか?このビジネスモデルという観点で言うと。
それはあれですか、川上先生のこと?
そうです。番組の今まさに誰にとか何をみたいな話でされてましたけど。
いや、あれはだって、ちょっと私語りだすとまたずぶらぶら喋っちゃいますけども、
あれこそ誰にというときに、みんなこれ思い出そうぜとか、
こういうことが実際世の中で起きてるんだぞっていうこの熱量ってすごいじゃないですか。
これを伝えないわけにいかないみたいなところっていうのが、
内容を聞く前からビシビシ伝わってくる。
川上先生の方からってことですか。
そっちですね、確かに。
ただそういう意味で言うと誰にがちょっと曖昧かもしれないですけどね。
やっぱり私としての受け止めは、ポリミの場合は誰にっていうのは、
自分がやってるビジネスの1個上位概念であるこの国とかこの社会がどうなってるかってことを
考えたい人は聞けっていうメッセージで受け取ってます。
ということを考えたい人にということですね。
そういうの問題意識がある方に。
ちょっとそのうちね、ちょっと今お忙しいのでなかなかゲスト出演組めないんですけれども、
タイミングでやりたいなと思っていますんでね。そういった話もしつつ。
他にもまだ実は新しくひっそりと始めた方が実は1人いますんでね。
その方も秋山先生にはぜひ押していただかなきゃなと思っております。
ですので、今日のこの質問者の方に言いたいことは、
自分のビジネスモデルの構造を分析ときにどのようなポイントに注目するでしょうかときに、
俺は誰に何を届けたいんだっていうものが心の底から言えるものがあるのかどうか。
ない場合はもう1回それを思い出すとか探していくっていうことをやらない限り、
中途半端に多様性とか世の中のニーズに応えていくっていうことだけど、
だけだと厳しくなってくるというふうに今感じてますね。
まさに誰に何をの熱をおじさんに一つ忘れてたのか。
10分でM&A戦略しなかったのね、番組は。
こないだあの方がね、もうこれを伝えたいという思いで言ってたら、
気づいたらその問題意識がガイアの夜明けで取り上げられているような流れになってるんでね、
世の中がその問題に気づき始めてるなって感じしますけど、
そういった全体の中で秋山先生の番組もやっておりますので、次回も。
はい。
次回はですね、チャットGBTネタを秋山先生がどうしてもやりたいということなので。
はい。熱意を込めてやりたいと思いますので。
熱意を込めて持ち込みネタやりますので、ぜひそちらも楽しみにしていただけたらと思います。
終わりましょう。
はい。ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか?
番組では、秋山城賢治への質問を受け付けております。
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