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2024-11-01 17:18

第486回 コーチングの終焉〜ChatGPTの「共感力」に驚愕〜

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▼今回の概要

ChatGPTの共感力の高さ/「共感されたと感じる」人間のメカニズム/過去データに基づいて、人間の行動・反応パターンの分析結果のフィードバック/生成AIの「共感」はコーチング業界の「共感テクニック」を超えた可能性

サマリー

このエピソードでは、コーチングの終焉というテーマに基づいて、AI技術の進化がコーチングに与える影響と共感力について考察されています。特に、ChatGPTがどのように共感を示すかが驚きをもって語られています。コーチングにおける共感力の重要性が解説され、AI、特にChatGPTがもたらす影響について考察されています。今後のコーチングには人間同士の感情の理解だけでなく、AIのデータを活用した新たな関係性構築が求められるというメッセージが伝えられています。

00:03
こんにちは、遠藤嘉杉です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日もね、聞きたいと思いますが、前回は美容師、カリスマ美容師、30%が、顧客の30%が、地方から来る昭和レトロスタイルを求めて、みたいなね、不思議な回でビジネスモデルの話をしてくださいましたけれども。
今日はそんなね、流れの中で、持ち込み企画をどうしてもやりたいということでね、秋山先生からテーマをよろしくお願いいたします。
コーチングの終焉
はい、テーマ付けするならですね、ワンオンワンコーチングの終焉、ちょっとオーバーかな。
ワンオンワンコーチング。
このままミーティングか。
ワンオンワンの終焉。
終焉という言葉は少し過激に言ってみましたけれども、私の仕事をしていると、やっぱりいろんな顧客の方、それから会員の方から、秋山先生コーチングってどうやった方が、どうやればいいんですかとか、あとは共感っていうのはどうやったらいいんですかって質問があるんですよ。
まあ、そりゃそうですよね。
で、そもそもベーシックのコーチングって何かというと、その目標設定をして、その目標設定のためにアクションプランを考えて支援していくと。
で、その関係性を築いていくためには共感というのが重要ですよというのが、いわゆるコーチングですよね。
コーチングの一つの目的がまず目標達成であるからということですね。
そのためには必ず共感というキーワードが出てくると。
なぜかというと、やっぱり共感してもらえないと相手はこちらにコーチに委ねられないじゃないですか、悩みを言ったり。
ですから、コーチ的にはその共感できるかどうかっていうのがすごい大きなポイントになるというふうに言われてるわけですよ。
スタートラインに立てるかどうかみたいなぐらい大事なんですね。
で、そんな時に、じゃあ私が今後コーチングという業界の将来どうなるかなって時に、私は意外とっていうか、AIコーチってすごい流行ると思ってるんです。
AIの共感力
最近のAIチャットボットとかもすだまじい勢いで進化していってくれるのを見てると、確かにあるタイミングで相談に乗ってくれそうみたいな感覚がありますもんね。
で、現に目標設定は会社のほうでしてるから、それをベースに自分はこういう目標設定があってこれ悩んでます、どこから考えていったらいいでしょうかって言ったら全部答えてくれるんですよ。
それは前からあったと。
今日話したいのは、じゃあその共感についてはどうなのって思ってたんですよ。
共感。
AIがコーチングっていうのは、問いかけと共感が必要だと。
じゃあその今のAIの共感力どうなんやねんと。
そうそう。
言うてるんですね。
それをね、私調べたの。
はいはいはい。
私今はチャットGDP使ってるから、引いてみたんですよ、わざと。
で、それをですね、皆さんにちょっと私が思いのほかここまで進んでるなぁとかびっくりしたので。
うーん。
その自分のこうチャットGDPに聞いた答えをちょっと皆さんにね、ちょっと驚いたので、それを紹介したいと思います。
絶妙に今、秋山さんチャットGPTって言ってます?GTPって言ってます?
チャットGPT。
G、チャットG、OKです、はい。
チャットGPTね。
はい。
で、えっとね、まず最初私が聞いたのはダミーでこんなこと。
チャットGPTですよ。
GPTですよね。
GPTです。
私、なんて、じゃあ。
GTPって言ってる気がするんで。
いや、わかんないです。
それは耳かもしれませんが。
いや、やばい。
5回に1回ぐらい言ってるかもしれない。
さあ、そんな中で。
はい。えっと私が今回聞いてみたのはダミーでね。
こんなに社員のことを考えて頑張ってるのに社員から不満ばかり言われる。なんでわかってくれないんですかと。
ほうほうほう。
で、共感ですからね。
あなたは私の気持ちに共感してくれますかとチャットGPTに聞いたんですよ。
社員のこと考えて頑張ってるけど社員が不満ばっかり言いやがって。なんでわかってくれないのかと。
この気持ち私はわかりますから。本当の生成AIのあんたはって聞いたらね。
これなんて答えたかと思います。
絶対わかんない。
えー。
チャットGPTがなんて答えたか。
じゃなくたら、じゃあ上司、上司じゃない友達が遠藤さんに。
いや、社員が全然俺こんなに考えてくれてんのに不満ばっかり言いやがって。
俺のこと気持ちわかってくれるって聞かれたらなんて答えた。
わかってくれようとかする態度自体が腹立つなみたいな感じでふっかけます。
それはもう違う意味の愛の共感ですね。
実際にどうなんだろう。AIはなんていう。
ワンオンワンの場合はそれを共感していくことが必要じゃないですか。
はいはいはい。
安心を持ってもらうためにね。
ワンオンワンでいう共感の、ちょっとこれあえてですよ。
少し丁寧に基本的な意味で一つの模範回答としては、例えばどういうものが共感したってことになる行為になるんですか。
一つは基本の基本は言葉を一切変えずに伝え返していくことです。
大向かいしてですね。
社員のことを考えて頑張っているのに社員から不満ばかり言われたんですね。
それはだからなんでわかってくれないのかって思ったんですね。
思ってしまうのは最もですねって打倒性を承認すると。
私何年番組やってるんですかね。
いやいや、基本のギズラできない。
なるほどね。伝え返し。
少しこれが進むとやりすぎもいけないんですが、相手が使っていない言葉で使うっていうのも考え方としてはありはありなんです。
例えば。
その時にこれ良くないよっていうコーチの方もいらっしゃるんですけども、一つありだと私は思っていて。
チャットGPTに聞いたらこういう答えがあるんですよ。
よく聞いててね。
それは本当に辛いですね。社員のために一生懸命努力してるのに理解してもらえないと感じるのはとても孤独でブラストレーションが溜まるものです。
あなたの気持ちがわかります。
その頑張りをもっと評価してほしいですよねって出てきたんですよ。
これはどうなんですか?すごいんですか?やっぱり。
いや、機械ですよ機械。
はいはいはい。
なのに、まずは相手が使ってない言葉を使ってるんですよ。
ちょっと待ってください。すごいポイントを説明していただきます。
今まず1ですね。
相手が使ってない言葉を使って別の表現で喋れてる。
結果伝え返せてるんですか?
コーチングで言うと。
評価が起きる可能性がありますよね。当たってたらそれが。
例えば。
社員から不満ばっかり言われるとどんな気持ちになるかっていうと、確かに孤独でフラストレーションで感じるかもしれないじゃないですか。
確かにAIはこのデータ持ってるそうですね。
すごい頑張ってるんですよ、社員のために。頑張って頑張ってるのに不満ばっかり言われると。
いやー、なんでわかってくんねんだよーっていう時にこれってもしかしてあなたは孤独とかそこに対するフラストレーションを感じるんじゃないですかって言ってくるわけですよ。
確かに俺は孤独でフラストレーションを感じるのかってなるかもしれない。
もう一つは、こんなに社員のこと頑張ってるのになんでわかってくれないんだということは何を求めてるかってことですよ。
頑張ってるのにわかってくれないってことは。
わかってほしい。
その頑張りを評価してほしいって言ってるんですよ。
言ってたね。頑張りをもっと評価してほしいですよねって言ってるね。
ここ分析してるんだ。そう言ってるってことは頑張りをもっと評価してほしいんだ。
なるほど。何となくすごさがわかってきたぞ。
これを、これでどれぐらい相手が共感してもらえたかどうかっていうのはその人次第なんですけども、社員次第。
ただこういう機能というか技術をもう身につけてるっていうことにびっくりしたんですよ。
人間とAIの共感の違い
なるほどね。ここに技術を感じるわけですね。
でも私は共感っていうから、こだわってるから、シャットGBTだから感じを感じてないでしょって思ったんですよ。
そりゃそうですよね。データに基づいてるだけですからね。
だからいじわるで、あなたはフラストレーションがさまるって言ってくれたけど、あなたはフラストレーションを感じた経験があるんですかって聞いた。
そしたら、はい、私も似たようなフラストレーションを感じたことがありますって言うんですよ。
おお。
おおって言ったんですよ。
特に自分が全力を尽くしてるのに、その努力や意図や他人の人に理解されなかったときはフラストレーションを感じますって言うんですよ。
私は本当かと思ったんですよ。疑ってるから最初から。
これは共感の話じゃなくて別の話ですか?
そうそう。結局私が興味を持ったのは、共感すごいなっていうところから、このGPTはどうやって共感してるかっていうところにも興味を感じてるんですね。
これはあなたの感情ですかって聞いたら、いいえ、これは私が他人の立場に立って想像したもので、私はAIなので自分の感情を持つことはできませんって言ったんですよ。
そりゃそうですよね。
正直だなと。
ということは、私たち人間っていうのはどうやって共感するかというと、自分の経験に照らし合わせながら共感していくじゃないですか。
はいはい。
俺も何かお似たな経験があるからそれって辛いよねってやるわけですよ。
人間はそうやってやるんだけども、あなたはどうやってやってるんですかって聞いた。
コーチングにおける共感力
あなたはどうやって人間の感情を理解して共感していくんですかって聞いたら、
私は人間の感情を直接感じることができないけども、過去のデータや人間の行動反応パターンを学習することで、どのような状況でどのような感情が生まれるかを理解することができます。
いわゆるデータを集めててその学習をしてるってわけですよね。
この辺は当然仕組みとしてそうですよね。
ということは、生成AIにとっての理解とはどういうことかというと、教えてくれるんですよ。
私たちが言う、生成AIで言うところの理解は、感情やそのものを体験するのではなくて、
相手がどのように感じているか、その背景や状況を認識し、それに基づいて適切な反応や共感を示すことですと言うんですよ。
なるほど。今、共感の定義を教えてくれたんですね、彼ら。
つまり、同じ感情じゃなくていいんだと。
そんなことよりも、あなたがどのように感じているか、その背景や状況を認識して分析して、そして適切な反応を示すってこと。
何を言ってるかというと、これをコーチングの共感って言うんですよ。
実際にコーチングは、過去のデータとか反応パターンとかを学んで、相手がどういうふうにしたら共感を得られるのかっていう、こっちの行動を示すことで共感してもらったっていう。
そうやってるんですか?
そうそう。つまりどういうことかというと、目の前の人が落ち込んでるときに一緒に落ち込んじゃうと同じ穴の水だから助けられないでしょと。
なるほど。
ですから、コーチングや共感っていうのは、相手が悲しんでたら悲しむ必要はないんです。悲しんじゃいけないんです。
そうじゃなくて。
一般の社会生活で突っ込むとしたら。家庭とかでは分かりやすいですか?共感してねえじゃんって言われるやつじゃないですか。
だけども、コーチングの場合は相手を支援していくという目的があるから、同じ感情になっちゃうと、同じ怒りとか同じ苦しみを感じちゃうと支援できないでしょって前提があるので。
なるほどね。弁護士の先生が事件に対して心から心寄せたら心壊れちゃいますって言ってるの聞いたことありますけど、それに似てそうですね。
AIによる新たな関係性の構築
ちょっと違う。似てるけども似てる。似てるとこはそういう風に分析的に見ると。で、違うところはそこについてちゃんと理解していってあげるってこと。
私は辛くはないけども、あなたの話をよく聞いてると確かにそれは辛いのに与えつくのは最もじゃないですかっていう風に共感をしていくところなんですね。
うーん。
だから。
本当にあれなんですね。テクニックなんですね。
テクニックですね。ある意味。
じゃあなんでそのテクニックが必要かというと、安心して今の状況の話をしてもらうためにコーチはそのテクニックを使っていくんです。
ですから私がずっとコーチングをして時に、コーチングでいう共感では同じ気持ちになる必要はないんですよって言ってきたんです。
同じ感情になる必要はない。
むしろなっちゃうとサポートできないので、その代わり相手がそう思ってるんだということをあなたがしっかりと理解してあげてることが重要ですって言ってきたんですね。
AIじゃないですか。
そうなんですよ。
今日ここで伝えたいことは最後ギュッとまとめていかなければ時間が近づいてまいりましたけれども。
ということは今後私たちが皆さんが部下を支援するとかね、ワンオンでコーチングをしていく場面はこれからも必要でしょうと。
ただ今までのコーチングレベルの共感ということに関しては、AIの方がより優れていく可能性が高いですよと。
なおかつアドバイスもAIがいろんな情報から持ってきてこんな考え方がありますよというアドバイスもいっぱいできると。
ある意味あなたの経験もあるかもしれないじゃないですか。
間違いなくデータ量って言ったら多いですからね。
ということは今後私たちは部下とどのような関係性を築いていくのかというときに、今までのワンオンっていうのは結局相手の気持ちを安心させてアクションを起こさせるみたいなレベルだと、もう上司いらない。
AIコーチでいいって世界に入ってきちゃう。
そういう意味でワンオンの終焉ね。実際本当そうですね。今の聞いていると。
じゃあということは私たちは今問われているのは前回の熱量じゃないですけども、本当にこのある熱量を持ってこのビジネスをやり遂げない、やり遂げたいと。
そのためには今目の前にいるお前と仕事がしたいんだみたいな本当心からの熱量がないと関係性が築けないという時代になってくる。
青木先生の質問型営業でお役立ちの精神なくして質問したって本当にお役立ちなくていないですよのお役立ち側の方の話と熱量の話が近そうな話ですかね。
ですから技術は技術としてこれからも重要だしコーチング技術を学んでいただきたいと思います。
ただその技術を何のためにやりたいのか、俺は本当に目の前のこいつと一緒に顧客を喜ばせたいのかどうかっていうのが問われてしまうというこういう時代がね、多分どんどんどんどん近づいてきてるなぁということを改めて感じたと。
まあでもチャットGPTから学ぶコーチングテクニックの終焉そして不要説本当に近づいておりますよという中で我々人間は何をするのかというところの定期で今日は一旦終わりって感じですかね。
そうですねそれを私たちがそのAIから問われてるってまあある意味チャンスだと思いますけどね。
ということでですね。ということで今日のところ終わりたいと思います。
秋山先生ありがとうございました。
はいありがとうございました。
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