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2022-08-12 11:59

第370回 コーチングを継続することの罠!?

第370回 コーチングを継続することの罠!?

経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast/akiyama/q/

00:03
こんにちは、遠藤克樹です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今週も行きたいと思うんですが、久々に秋山先生からの持ち込み企画をやりたいということでやっていきたいと思いますので、今日のテーマをちょっと教えてください。
はい、今日の私からの持ち込みのテーマはですね、コーチングを継続することの罠というのがあるんですが、これについてお伝えしたいと思うんです。
なかなかリスキーな、自らを首絞めるような話ですね。
首絞めるというか、私も過去自分がやっちゃったりクライアントにさせてしまったということも踏まえながらお話できたらいいなと思う。
最近特にコーチングというのは一般的に慣れたし、コーチをつける方も増えてきていると思うんです。
確かにね。
ですから、コーチをつけようと思っている方には、こういう罠があるということを気をつけながらセッションを受けていただきたいと思いますし、
もしコーチング業をやっている方が聞いていらっしゃるとしたら、そういうことをしないようにしていただくといいかなと思っています。
なるほど、こういうことで。どんな感じでいきます?
まずですね、契約形態が継続じゃないですか。
そうですね。大体どんなもんなんですか?半年とか1年とかで?
そうですね。3ヶ月、半年、1年。そしてその終わるところに継続しますか?みたいな方が多い。
ただ私の場合は7回で限定でビシッと結果を出しましょうというのをやった後に継続するかどうかは決めてるんですけども、
要はその継続セッションという中でね。つまり定期的にコーチとお話をするわけです。
1ヶ月に1回とか2週間に1回とか。その中で何が起きてくるかということです。
まず1点目は、基本的にコーチは承認するというのをベースにしている方が多いはずなので。
その相手のクライアントさんを承認するということですか?
クライアントとしては、なんか最近つらいみたいな。でも来週コーチとのセッションがあると。
ちょっとなんか褒めてくれるというのは感覚としてわかるわけです。
自分が落ち込んでたら、例えば私ってなんか優柔不断なんですねみたいな話をすると。
優柔不断っていうのは、いろんなことを考えてるってことですよねみたいなことを言ってくれたりする方も多いので。
それを毎回やってるとですね、気持ちよくなっちゃう時があるんです。
そうすると自分のことをいなしめてこぶして頑張らなくちゃいけないっていうフェーズなのに、
コーチに1ヶ月に1回会うと認めてくれるっていうのを無意識でそれを取りに行っちゃう。
もう時代錯誤ですけど、鼻筋のビールみたいなもんですね。
近い近い。もうなんか俺つらいんだ。でもあそこに行ったら気持ちよくなれるっていうのを気づかずにやってしまってる場合があるので。
03:06
受ける側がってことですよね。
ということはコーチする側も、コーチって継続してもらわなくちゃ困ると。
そうすると僕のところ来たらいい気持ちになって終わらせるのが僕の仕事って思っちゃうんですよね。
ですからコーチって今日セッションやってみて感想はっていうと、すっきりしましたとか言うとホッとするんですよ。
コーチの人が。そういうもんなんですね。
分からなくなりましたって言うと不安じゃないですか。
それこそ前回の話じゃないですけど、契約切れちゃうんじゃないかなみたいな。
確かに言っちゃう。
私ね、これ駆け出しの時にすごいあったんですよ。
セッション終わってなんか相手がまだもやってるなっていうと、自分が知ってるマーケティングのノウハウをわーって説明して、
いい情報を得たっていう状態にしないと終わらないようにしたんですよ。
自分が不安だからっていうのがその罠。
ですからその承認するということについて受ける方はそれを求めてないのかな。
やってる方としては不安になってないのかなってことはチェックポイント。
クライアントの方はこれをどうしたら確認できるかというと、
明日はコーチのセッションだときにワクワクしすぎてっていうとはなんか違うんですよね。
明日コーチか、なんか自分の嫌なとこ言わなくちゃいけないからみたいな部分がたまに出てこないといけない。
これは1点目。
次はちょっと今出たんですけども、
コーチが何か答えを教えてくれる。
そういうふうに思ってしまう場合もあるんですね。
これはまず受ける側として気をつけていただきたいのは、こういう場合はどうしたらいいでしょうかとか、
こういう場合はどうしたら僕はいいんでしょうかっていう、
その自分の質問が答えを聞くような質問をコーチにいっぱいしてるっていう人がその状態になってるので気をつけてください。
受ける側。
する側は自分のコーチング以外の昔の専門知識、
例えば私たちはマーケティングとかね。
そういうものを教えてあげたら相手は喜ぶんじゃないかっていうマインドになってないかどうかっていうのをチェックしてほしいです。
ここはお互いに、ここもチェックです。
コーチから何か答えを教えてくれるんじゃないか。
もしくは逆に教えてあげたら喜んでくれるんじゃないかっていうマインドになってないか。
そして3点目。
これが最後なんですが、これが一番大きい問題だと思います。
気づきが起きてしまうという罠。
気づきが起きてしまうという罠。
06:01
コーチングセッションでですね、多くの方が求めてるのはクライアントさんは気づきです。
コーチも気づきを与えたいと思ってるんですよ。
そうすると、コーチングの目的が気づくことになっちゃってるんです。
コーチングの目的は何かということをもう一度思い出してほしいんですよ。
いろんな言い方はあるけど目標達成とかですね。
そうですね。
私の場合は目的はマインドセットをすることによって行動が変わるということですよね。
だんだんやってると気づき好きになっちゃうんですよ。
クライアントさんは。
コーチは気づかせ好きになっちゃう。
そうすると、やっぱり僕はこういうことに気づきましたとか、そういうことに気づいたんですねみたいな。
2人でわきあいあいで終わっていくんですね。
ただ何にも行動変わらないみたいな。
おっしゃるとおりです。
つまり、コーチングが起動してるかどうかのチェックポイント、
マインドが変わったかどうかの証拠というのは、
行動の質または量が変わったというところが、
マインドセットができたかどうかの証拠になるんです。
行動変。
ですから、私もクライアントさんとこの期間どうでしたかってことを最初に振り返りをするんですけども、
その時にクライアントさんの行動の質または量が変わっていなかったら、
マインドは変わってないんだって見なくてはいけない。
結構多いですよ。
前のセッションでこういうこと気づきました。
といって、1ヶ月経ってどうでしたかって時に、
いやーやろうと思ったんですができませんでしたって。
何にも変わってない。気づいただけで、
現実が変わってない。
で、分かりました。そこでもう1回見てみましょうって言ってまたセッションを押すと、
分かりました。僕はこれがあったからできなかったんです。気づきました。ありがとうございますって言って、
また翌月、行動変わってなかったりするんです。
これはそういう意味で言うと、ちょっと嫌な質問かもしれないですけど、
どっちのせいなんですか?
私から言うと、コーチのせいと言ったほうが解決しやすいと思いますよ。
そういう意味で言うと、コーチはどこが今、
目的設定が気づきになってる?
そこに自分がなってないかどうかってことですよね。
だから、クライアントさんが気づきましたって言った瞬間に、
喜んでる自分がいたとしたら、要注意なんですよ。コーチとして。
気づいたことで、どういうふうに行動を変えていきますかってことを、
しっかりと詰め寄っていかなくちゃいけない。
コーチング業界の、コーチングっていうものそのものが何をゴールとするのかみたいなのが、
バラバラじゃないですか。統一基準みたいなのも存在しないですし。
ちゃんとその辺、作ったほうが良さそうですよ。
09:04
秋山先生、作ったほうがいいんじゃないのか。
あととともに、まさに受ける側と来る側のセルフチェックポイントみたいな感じの、
今のがあると、自分がセッションをちゃんと活かせてるのか、
自分がちゃんとセッションを適切に届けられてるのかどうかのセルフチェック。
すごく大事ですよね、今の聞いて。
そうですね。そういった意味では本当にコーチングとかコーチは2人3脚なので、
2人してチェックをしないといけないっていうのはあると思いますね。
ちょっと今度それ、それぞれのセルフチェックポイント、チェックシートみたいなのをぜひ作っていただいて、
受けてる方も多分、やってる方もリスナーの方でも増えてると思うので。
秋山先生のセッションちょっと受けれないし、
リスナーの方のっていう時とかにもすごい使えるじゃないですか。
作ったら皆さんシェアしていきましょうよということで。
確かにそうですね。お互いにチェック機能を持つということですね。
お互いがチェックし合えればはまんないですね。
ごめん、今気づきに意識向いてましたみたいなね。
やっぱりそうですね、おっしゃる通り、
コーチだけでチェックしてもしょうがない部分もあると思うんですよ。
自分はできてると思ったりね。
そういう理解なかったら、それ聞いてないしみたいなのも絶対ありますよね。
受ける側のガイドラインとして。
そうですね。結構ね、受ける側のガイドライン私作ってるんですが、
やる側のガイドラインって私自身も、私の中では持ってるんですが、
あえてに提示とかしてませんね。
なんかこれだけコーチングとか、いろんなそういった内観的なものが増えてる世の中ですね。
ぜひぜひ秋山先生がそうやって思ってるものを提供していったらすごくいいなって思うので。
こんな話を定期的にしつつ、まとめたものはぜひ開放していきましょう。
おかしいな、持ち込み企画やったら自分の宿題が増えたと言う。
大事な話だなと思います。
でも大事ですね。
ということでね、今回持ち込み企画。
コーチングを継続する罠ということで、受ける方も提供する方もぜひしていただきたいなと。
3つありましたのでね、お気を付けいただきたいと思います。
ということで今日は終わりましょう。
秋山先生、ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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