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こんにちは、遠藤和之です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日も質問させていきたいと思います。
今日はですね、40代の経営者、テーマまで書いてくださっておりますね。
部下が期日を守れない、ということで質問させてください、といただきました。ありがとうございます。
早速ですが、社員に、この仕事をやっておいてね、と仕事を頼むと、はい、と返事をしたのに、現実的には遅れることが頻繁にあります。
できるけど遅れるなら、なぜ事前に遅れると言わないのか。
逆にできないなら、なぜできないと言わないのか、と思ってしまいます。
私の伝え方が良くないのも分かっています。
でも、部下が、社員が、ちゃんと期日を守ってもらうには、どんな伝え方をすれば良いのでしょうか。
ということですね。
まあまあまあ、よくある話な感じが。
これ、これ、何だろう。
これ秋山先生の話ですか。
期日の原稿が遅れるって、よく聞いたことがあるような。
私が?
あのね、いやいや、これね、ほんと。
今笑ってしまったのは、あれなんですけど、2つあって、1つ私もできないときがあるわけですよ。
それともう1つ、書いてくれた方の気持ちというか、これ私やってたんですよ。
逆にね、両方の立場が分かると。
なんでお前守れないのって。
いやちょっと無理だった。だって最初から、無理だった無理だった、あの時言えと。
あの灰は何の灰だったんだ、みたいなことを言ったことがあるので。
まあありますよね、必ずですね、この経験はあるでしょう。
どっちの立場から聞くんですか、これは。
これは両方の立場を感じながらですね。
質問者の方と一緒にこの問題をね、どういうふうに見ていったらいいかな、みたいなことを一緒に考えていきたいと思います。
はい。
まず。
まずここに2つあって、彼がちょっとイラッとしてることは。
1つは、遅れたときになぜ事前に言わないのってあるじゃない。
はい。
ということは事前に言ってもらいたいってことですよね。
そりゃそうですよね。
遅れますとか。
次。もう一つは、そもそもなぜできない、事前にできなかったのってときに、
いやちょっとこれ実は無理でしたと言ったときに、
いやできないときになぜはいって言ったのってオーダー出したときにってところがあるわけじゃないですか。
はいはいはい。
ここの結局は一緒になるんですが、ここを一つずつ分けてみていくと、
考えなくちゃいけないのは、部下の方はなぜはいと言ったのかっていうところですよね。
これいろいろ考えられるんですけど、遠藤さんだったらどんなパターンを想像できます?
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部下の方が。
立場でもこの相手の方は経営者ですからね。
普通に先輩とかならまたですけど、経営者の方に言われてはいって、
まず一つ考えられるのは、ノーという選択肢がないと思ってる。
あと何ですかね。いろいろありそうですけど、ちょっとバラバラといくなら、
できると勘違いしてる。
自分でね。
自分自身をちゃんと把握できてないので、はいって言ってしまう誤解みたいな。
あと何ですかね。
ちょっと似てるんですけども、ファイトフライトフリーズみたいなことで考えていくと、
まずできないときはできないと言わなくちゃいけないってわかってるんだけども、怖くて言えない。
あともう一つは、言わなくちゃいけないってわかってるんだけども、とにかく一刻でもその場から逃げたい。
これ無理じゃないのかなって思ってるんだけども、おそらく社長の前にいたくない。
だからはいって言っておけば、じゃあ任せるよって言ってもらうので。
子供が親に言うよりはいはいと似てる感じですかね。
本当は言わなくちゃいけないって思ってるんだけども言えないパターンですよね。
言わないとか。
あとはさっき遠藤さんが言ったように、そもそもオーダーに対してできないとは言ってはいけないとか、
そういう自分でルールを作っている。
社会通念的にみたいな。
あともう一つ考えるのは、全く何も考えてない。
機械のように、はいという返事をするということがオートマチックで起きちゃってる。
なるほど。今のはファイト、フンチャラ、フリーズ。
ファイト、フライト、フリーズの3つでした?
視点で言うと、ファイトっていうのは言い返さないともないんですけども、
怖いっていうのは戦いの中で負けたってことですよね。
フリーズっていうのは逃げたい。
あとはオートマチックっていうのは何も考えてないフリーズ。
あと最後一個足すならば、自分でルールを作っているということですね。
それが4つ目。
こういうことが考えられるときに、
まず部下の方が、なぜはいと言ったのかということを聞きたいんですよ。
私たちは。聞かなくちゃいけないし。
このご質問者の立場からすると、聞いていかなきゃいけないということですか。
そうです。
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一歩間違えると、お前なんではいって言ったんだよって方になるんですけどね。
だってこの方は、なぜできないにはいって言うんですかってことはクエスチョンなので、
その理由を聞きたいと言うならば聞かないといけない。
確かに。何もわからないですよね。
もう一つ同じなんですね。遅れているのになぜ事前に言わないのということは、
その理由を聞きたいという疑問文だと捉えた場合ですね。
それを聞かないといけないわけですよ。
つまりこの方は、私気持ちもわかるというふうに言うんですけども、
なぜ君はできないのにはいと言うのかとか、
遅れているのに事前に言わない理由は何ですかということを聞きたいのか聞きたくないのかを、
もう一回ご自身で確認してみてほしいんです。
なるほど。
言ってるけども、ただ単に批判というか文句というか、
いい加減にしろよっていうことなのか、
本当に何でなんだって思ってるのか、どっちなんですかと。
ところが相手からすると、上司とか経営者は疑問文で聞いてるのに、
疑問文では聞いてくれてないので、
怒られてるので、聞かれてるのか疑問文なのか、
怒られてもわからないんですよね。
なるほどね。ごっちゃっていうのが多そうですけどね。
だから答えろって言ってんだろ。なんで黙ってんだ。
あなたが怒ってるからですよとは言えないですからね。
これ自分に思い出してみると、私こういうこと言ったこともあるんですよ、
実際部下の方に。
あのとき思い出すと、やっぱりその答えなんか聞きたくないんですよ。
じゃあ、上の立場としては。
だってですよ。できませんって言われたら、どうすればいいのかとか。
これどう?できる?できません。
これ、俺やればいいのかなとか。
逆に、俺にはできないっていうこんな部下しかいないのかと思っちゃったりしたと思うんですよね。
あとは、遅れてるったら事前に言ってくれって言うけど、
本当に言われたらどうするんだろう。
いや、計画狂っちゃうじゃんとか。
だから私自身の思い出すと、これを知りたくなかったんですよ。
知りたくないどころか、今の話だと、
やらない選択肢はない、遅れる選択肢もない、いいから既実通りにしっかりとやりなさい。
もうそれ以外、答えは受け付けません。
なのに、できる?
でもできるって言ってないですね。この方はやっといてってちゃんと言ってる。
だけども、この方はなぜできないのにはいって言うの?とか、
遅れてるんだったら遅れてるってなぜ事前に言わないの?っていう疑問文になっちゃってるので、
まず正直に素直に自分の気持ちはどうだったのかってことを、私たちは確認する必要があるんですよ。
もしですよ、あ、俺は実は答えは聞きたくなかったというのが自分でわかったらば、
じゃあどうしたいのかと。
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言われたとおりにやれと言うならば、もうそれを言うしかないじゃないですか。
それは本当にしなきゃいけないことなの?
はい。
いや、お前の言い訳なんか受け付けないと。
もう既実通りにやれと。
それを言い切ってもいいわけですよ。
次に問われるのがその方に、そもそもそのオーダーはその方が既実通りにできる。
能力的にどうだったのかっていうのを、
オーダー出す側はどういうふうに捉えていたのかとか問われちゃうわけですよね。
監督役ですからね。
なんでそこのシュート決められんだよって言われても、できない人に要求しても、
それはあなたの責任ですって話ですね。
そういうことは、自分自身が部下の現状を把握してないまま、
オーダーを出したということになってしまう。
そこは自分で治っていかなきゃいけない。
そうじゃなくて、いえいえ秋山さん違うんですよ。
本当に僕は彼の正直な気持ちを聞きたいんですと。
できないときはできないと言ってもらいたいとか、
あとは遅れてる場合は遅れてるって言ってもらいたいと。
それが私のしたいことなんですと言うならば、それが言えるような言い方はあるわけです。
どっちですかってことをちゃんと明確にしてもらいたい。
ただ私の場合は言いたくなかったんだなっていうのがそこでしたね。
大体そっちな感じしますけどね。
その時点で一つ回答がありそうですけど。
もし前者のほうの、自分のオーダーを出すときの最悪のミスだったのかなというのならば、
そもそもオーダーをその人に出すということにどんな目的があったのかです。
つまり部下にはできる部分だけオーダーを出して、
外草やってほしいと思ってるのか、
これぐらいだなと思っててもこの部分はチャレンジしてもらいたいから
オーダーを出してるのかっていうところを見極めていく。
こちら側が、上に立って仕事を渡す側が、
どの次元でやってほしいと望んでいるのかっていう目的が何なのかってことですね。
そこに対して部下を育てようという意図もあって、
ちょっとストレッチをかけて渡してるのか、
そういうこともいいから、ストレッチとかどうでも。
早くやってくれと。
そういうことは部下ができる能力というのをちゃんとこちらで把握して、
できる分だけ渡すということをしなくちゃいけないわけです。
それはどっち、あなたは上司として経営者として、
部下にオーダーを出すときにどうしたいのかなということを考える。
どういう受け止めなんですか。
作業としてまずやるべきことをやってほしいというオーダーなのか、
ある程度自分で考えたり、
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ちょっと成長してほしいと望んでいるのかみたいな認識でいいんですか。
そうです。
それは今回のオーダーはどっちなのかと。
もしやることをやってほしい、
作業的にやってほしいんだったら、
その部下の能力を見極めなくちゃいけないので。
そうすると、君はこれできるのって聞かなくちゃいけないんですよ。
戻ってきちゃうし。
あとはストレッチかけるにしても、
君は今これってどれぐらいできる感じだと思う。
そうなんだと。
じゃあ、あなたが今回のこの仕事、
ちょっとできない部分もあるけども、
そこはストレッチかけてもらいたいと思うんだけども、
どう思うってやっぱり聞かなくちゃいけない。
だからやっぱり最終的に、
やっぱりこの会話というのが当然、
必要になっていってしまうんです。
ということは整理すると、
まずオーダーを出す側の人間が、
そのオーダーを出すときに、
作業的にすべきこと、
この本人ができる範囲の中、
分量をやってほしいと思うのか、
それともストレッチかけたいと思うのかということを、
まずオーダーを出す側が明確にする。
明確にしたならば、
明確に、意図の通りに、
お話を進めていくということを、
やっていく必要があります。
そのときに、
もっと背景にある前提が、
こういう事象が起きたときに、
自分自身は、
いいからやれというふうに思っているのか、
本当に何でなんだろうと思っているのか、
というところを確認する必要がある。
大体秋山先生が過去そうだったという通り、
前者な感じがしますけどね。
いやいや、これね、私も昔のことを、
この質問をいただいて思い出すときに、
どうやったかなと思うとね、
私はやっぱりね、
なんで言わないの?
これから言ってくださいって言ったんですよ。
できない時はできないとか、
遅れる時は遅れると。
私は最終的にそれを言ってもらいたい人だったんです。
なぜかというと、
できないなんてできないと、
俺がやるかなと思った。
それはまた、
いいんだか悪いんだか、
上司としてどうなんだか問題も抱えてそうですけど。
めちゃめちゃありましたね。
結局のところ、
特にダイビングの仕事の場合は、
私が現場上がりというのもあったので、
最終的に俺が引き取れば前に進むというのが、
どっかでずっとあったんですね。
なるほどね。
人が育たない環境を作ってしまう上司の、
典型的な話ですね。
だから、あなたがチャレンジしないんだったら、
やらせてやるよと。
そうじゃなかったら、
俺やるから。
それで成果取れちゃうからという気持ちが、
すごいありましたね。
別の観点の話が出てしまったので、
ちょっと混乱もあるかもしれませんけど、
今のは、
いい例としてという話というよりも、
それはそれで問題ですよということですかね。
これは聞いた上で、
お時間も近づいてきましたので、
一度整理していただいて、
ご自身が今、
自分はどこに立っておるのかという整理をした上で、
また何かあれば、
質問いただけたらと思います。
結果的に、
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こういう部下に、
この上司の方が、
経営者の方が、
育てられるんでしょうね、
という感じがしますけどね。
そうですね。
ぜひ一緒に考えていきたいなと思いますので、
また何かありましたら、
質問をお寄せください。
ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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