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2025-02-21 15:53

第501回 「挑戦しないリスク」よりも「現状維持のリスク」を考えよう

▼番組への質問はこちら

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▼今回の概要

ポッドキャストを始めた恥ずかしい動機?/自分の可能性を解放する・・・/10年前、コーチングは怪しかった/「現状を壊さない事」のリスクよりも「挑戦しないこと事」のリスク/現状維持のリスク/現実を真正面から見る

サマリー

ポッドキャストの第501回では、現状維持のリスクと挑戦しないリスクについて詳しく掘り下げ、経営者としての新たな挑戦が求められる状況を考察しています。様々な事例を交えながら、失敗への恐れが現状維持を選ばせるメカニズムや、それを乗り越えるための視点や行動が議論されています。現状維持のリスクを考えることが重要で、経営者は長期的に問題を見つめ直す必要があります。実際に問題が見えることで新しいビジョンを築くことが可能になるという教訓が語られています。

ポッドキャストの開始
こんにちは、遠藤和樹です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ。秋山先生、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日も行きたいと思いますが、今日は早速質問に入りたいんですけども。
はい。
よた質問。
よた質問、失礼だ。
言ってはいけないかもしれませんが。
公開しているたくさん質問をいただいておりまして、
一つ、一本取るには先生も答えられないとおっしゃられたので、
ポッドキャストを始めたきっかけは何ですか?
もしかすると遠藤さんや他の人から誘われたからかもしれませんが、
その場合断ることもできたと思います。
それにもかかわらず始める決断をしたきっかけを教えてくださいといただいております。
何でしたっけ。
たぶん、ポッドキャストってあの頃ほとんど周りの方がやってないというか、あまり私はしなかったんですよね。
ニッチなというか、マニアックなメディアでしたよね。
まあ今でもまだね、マニアックっちゃマニアックなのかもしれません。
全部広がりましたよね、この10年ぐらいでね。
プラットフォーム側が相当投資してますからね、今。
ですからその当時はポッドキャストって何ですかって、
はっきり言っては遠藤さんに声をかけてもらったんですけども、
インターネットラジオですよね。
ラジオ?
当時ね、そういう言い方してましたね。
ラジオなの?私ラジオの番組持てるの?やるやる?みたいな、超軽い言い方してました。
ある、ある。覚えてますか。
何ですか。
自分の可能性を開放するセルフコーチング。
いいじゃないですか。
すごいタイトルでやってましたね。
あの時にはやっぱり可能性を開放するっていうことがキーワードだったんですよね。
でもね、別に今だってね、可能性をね、
無限の可能性をという点においてはね、別に変わってはいないんですけどね。
なんとなくやっぱ過去の話ってくすぐったくなりますよね。
ね、ちょっとこうね。
いや、まあでも今喋ってよかった。くすぐったくなって。
過去の方が良かったって言わなくてよかったな。
いいですね。変えませんかみたいな戻しましょうと。
現状維持とリスク
戻りたいんですみたいな。
そうやって人は進化していくんですよきっと。
自分の話ですか。
すごい自己肯定してるけど。
可能性開放したもん今。
どうなんですか。きっかけはそういう意味で言うと、
誘われてノリ。
ノリもやってみたいな、ちょっとこう、
有名になれるかなみたいな気持ちも多分あったと思いますよ。
え、本当ですか。
でもね、そんなところもあるかもしれませんけど、
あの頃ね、本当にそれこそタイトルの前にコーチングっていうこと自体もね、
あんまり今みたいに、ポッドキャストと同様に、
全然、なんかちょっと怪しいものみたいな、
今でもなんかね、ジョジョ企業とかも出ちゃったんでし、
あの、なんだ、あの、
なんかこう、認知されましたけども、
当時はね、なんか怪しい。
でもそうですね。
人と経営のところにコーチングを落としたいという、
しっかりとした思いもね、当時はあったって覚えてますけどね。
いや、めちゃめちゃありましたね。
コーチングとビジネス的、
界隈の方は、え、みたいなこう、
一瞬、名前打ちと目頭がけげんそうな顔をするっていうのがコーチングだったので。
あ、もう女王。
その中でしっかりと戦っていく。
じゃあそうやって、どういうふうにやってるかってことをお伝えしたいっていうのもありましたね。
ありましたよね。
やっぱり改めて、このまま行ってもいけそうなんですけども、
あの、他にもね、質問たくさんいただいておりますので。
はい。
次の質問にも行きたいなというふうに思っておりますが、
そんな中で、えっとですね。
現状を壊すリスクというようなテーマでいただいておりますので、
ちょっと一回しますね。
現状のビジネスは安定しており、一定の成果を出していますが、
この状態が続くわけではないので、
新しい事業や施策に挑戦する必要性を感じております。
しかし失敗した場合、
現状のビジネスに及ぼす影響や社員への悪影響を考えると、
慎重になってしまいます。
このままではまずいと分かっているものの、
動き出したことによるリスクも怖い。
だったらこのままでいようかなという思いが立ってしまいます。
まるで恋愛において、
告白して振られるくらいなら片思いのままでいいと思ってしまうような
心理状態です。
挑戦することで得られる可能性を理解している一方で、
現状を壊すリスクを必要以上に大きく感じてしまう自分がいます。
私は経営者として、こうした心理的なブレーキを乗り越え、
新たな価値を生み出す挑戦を選びたいとは思っていますが、
どのようにリスクを捉え、乗り越えればよいか悩んでおります。
また、組織全体で挑戦を許容できる文化を醸成するには、
どのような視点や行動が有効でしょうか。
ということですね。
私のお客さんの前でも同じような悩みを持っている方がいますね。
数年前からきちんと準備してきたので、
それがちゃんとうまくいって、今は安定していると。
ただ、これが続くかというと、そうではない気がする。
大きく変えていこうと思うんだけども、
もし大きく変えて失敗したら、今の状態が壊れちゃうから
身動きを取れないというような方がいらっしゃいますね。
これってね、今の中小僧に挙げてもらえると、
いろんな側面で事業だけじゃなくて、
今は転職できないとかもきっとそうですし、
会社を起業したいとかもそうかもしれない。
いろんな側面で起きるマインドですよね。
その時に失敗が怖いという感じは、
まずは誰しも抱くじゃないですか。
なおかつ、これが経営者にとって重要だということですよね。
つまりリスクマネジメントはどこから来るかというと、
失敗が怖いというところがスタート。
ただ厄介なのが、失敗が怖いという感情の使い方が、
現状維持を選ぶ理由になりやすいということなんです。
現状維持というのは、一見安定しているという魅力があるじゃないですか。
そうですね。
ただ私たちは何となく感じているんですよ。
現状維持にはリスクが潜んでいると。
ただその一方変わることにもリスクが潜んでいる。
じゃあどうしたらいいんだというところですよね。
ですね。
どうするんですかというか、どこから考えていくんですかね、この話って。
やっぱり失敗が怖いということは、
リスクマネジメントを考えていこうというきっかけにしてほしいんですよ。
失敗が怖いということはちゃんとリスクマネジメントをしようと。
そうするとリスクマネジメントより、
自分の判断とか考え方がリスクマネジメントになっているかどうかがポイントなので、
やっぱり私はここでは皆さんが思っているように、
変わらないことで競争力を失うというリスクを見ていくということですよね。
変わって現状維持ができないリスク以上に、
変わらないことによるリスクを考える。
ここで一番重要なのは、葛藤してるわけですよね。
このままでもいけちゃうんじゃないか。
変えることによって失敗するリスクと、
現状維持で停滞しちゃうリスクっていう、この二つのリスクを見てる。
安定と挑戦
これ葛藤してるように見えるけども、私はそう思ってなくて。
もうこの方は気づいてるんじゃないでしょうか。
と言いますと?
現状維持だとまずいということに気づいてるのに、
そこに対して目を伏せてしまうというところに対してフォーカスしていきたいんです。
なるほど。冒頭では現状維持よりも変わらないことのリスクが大事って目を向けたほうがいいと言いましたが、
この人はそもそもそれに気づいてるんで、
変わらないこと、現状維持のリスクについて、
思考を入って深めていったほうがいいってことですか。
もうこの人気づいてるんですから。
もうマインドバレしてますね。
ですから、俺はもう気づいてるんだってことを認めたほうが素直ですよね。
なるほど。
じゃあそのときに、次に今安定してるとこは見てほしいんですよ。
ビジネス安定してるじゃないですか。
安定してる理由は何か。
これは今の市場とか環境がこの状態だから安定してるってことですよね。
そうですね。
環境が変わらなければ安定はしますもんね。
だからここで今のビジネスが安定してるという意味は、
現状維持のリスク
今の市場が変わらないという前提だから安定してるんだという事実に目を向けてほしいんですよ。
じゃあ、自分のビジネスは安定してるけども、
今の市場、マーケットとか環境は絶対に変わるってわかってるじゃないですか。
変わらないと思いたいっていう気持ちはありますけどね。
変わらないんだろうと。
無理。
そこを見ていくんですよ。
この方の恋愛のメタファーを言ってくれたので、私も考えてみたんですよ。
対抗してじゃないけども。
昔の自分の恋愛について。
メタファー。
自分の恋愛にバクロがあるの?
いやいや、そこだともう傷ついちゃうので。
例えばね、よく経営者の方で人間ドッグとか行かない方がいらっしゃるんですよ。
経営者関係ないで、行かない人いますね。
行かない人ってどういう人かっていうと、どこか調子が悪いってことに気づいてる人なんです。
あー、すごい嫌なこと言いますね。
どこか調子が悪いって気づいてるから行かないってことは、検査して体病が見つかったら、
例えば、入院するとかオペするとかっていうと、自分の生活変えなくちゃいけないとかね。
例えば何か食事制限買っちゃうってことを考えると不安じゃないですか。
不安。見たくない。
その結果、もっと取り加えしのつかない事態を招く可能性があるというところを見たくなっちゃうんです。
なんか聞いてたら胃が痛くなってきたんですけど。
ですから私たち経営者は長期的にものを見なくちゃいけないというのがあるので、
短期的には自分の嫌なところが見えて嫌だけども、
実はそれが先手を打っていることにつながっているんだというところに、
そこに確信を持てるかどうかなんです。
私の顧客の一人に、数年前に会社の存続が危うくなるくらいの重大な問題が発覚したんです。
経営やってれば必ず誰にもありますよね。
その問題が表面化したことで、
彼がずっと昔から思い描いてて準備したり業績を取ってきた、
そしてその描いたビジョンが完全に到達できないことがわかっちゃったんです。
今回の起きた問題からすると、
まさに現状維持の話どころじゃないってことですか。
そうそう。もう無理って。
落ち込んだんですけども、やっぱりそこで気持ちを切り替えて、
その問題に向き合って、その上で新しいビジョンを作っていく、
そのプロセスに今入っている状態なんですね。
その経営者の方は今どうしてるかというと、完全に戦闘モードですね。
もう俺の描いたビジョンは無理。
こういうことをやってきたからそういう問題が出ちゃったんだ。
そうじゃなく、今は新しくその問題を特定して、
こっち側に向かっていこうというのでやるしかないっていう戦い覚悟を決めちゃってるんです。
むしろその問題が起きたおかげで、今会社は強い方向に向かってるっていう話ですかね。
その結果、昔どうだったかってその方に聞いたら、
昔はイケイケだったんだけども、どっかでずっと不安をあったんですってやっぱり。
見えない敵と戦ってた気がするって。
今は問題が見えてるから見える敵と戦ってるんですって。
なるほどね。問題が起きてちゃんと見ないようにしてたものに見たので、
敵というか問題という名の敵が明確にあるので、
何に向かってるかがはっきりと認識できているという意味での安心感が今はあるってことですね。
そうそうそうそう。
ですから、このリスナーさん、質問者の方も、
何かあなたはこの会社の現在のこのままでいったらまずいという問題に気づき始めてる。
ただその何が問題かが何となくしか分かってないので、
逆に見えないから怖いんですよ。
ですからおすすめというか、金方の次のステップとしては、
今のこの会社の現状における問題を、
とにかく自分で口の中に手を突っ込んで引き出してもいいから、
それを見つけていく。
そのことが実は会社の戦略的には先手を打つ結果になっていくっていうことを、
私だったらおすすめするし。
なるほど、いうことですね。
とても冒頭から話でいくと、自分の可能性を解放するフェーズだと、
現状の壊さないことのリスクよりも、変わらないことのリスクを見ましょうみたいな話はある気がします。
そこで終わりそうですけど、今の話でいうと。
という前提に立ったときに見るべきものは、
この今起きている現実に対しての見えない問題が何かを、
ちゃんと見ていくことのほうが大事だよというのが、
経営者のマインドサプリですかね。
今その方も言っている、私も感じているんですけども、
問題が見えたときのショックもあるけども、
これが問題だったんだ、これを解決していけばいいんだという、
しんどいけど敵が見えたときの安心感。
そこに対する戦闘モードというのは、
やっぱり不安とかの意味が全然違っちゃうというのを、
ぜひ感じていってもらいたいなと思いますね。
気づかれているでしょうから、
ちゃんと真正面から見て、現実の整理をするところから
スタートしてみてはいかがでしょうかということですかね。
ということで、終わりましょうか。
はい。
終わりたいと思います。秋山先生、ありがとうございました。
問題の明確化
はい、ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
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