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2024-07-05 15:55

第469回 会話型AI「Cotomo」の共感レベルが異次元・・・

第469回 会話型AI「Cotomo」の共感レベルが異次元・・・

経営者のコーチングを専門とする秋山ジョー賢司が、経営者やリーダーの抱える課題に共に向き合い、「マインドのメカニズム」を基に、ゆるやかにお答えする番組です。

番組への質問はこちら↓↓

https://ck-production.com/podcast-contact/?post=pc_akiyama

00:03
こんにちは、遠藤克樹です。秋山ジョー賢司の経営者のマインドサプリ、秋山先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
ということで、今日も行きたいと思いますが、前回のタイトルが共感なんてできないという感じでやりましたけども、
6月のアカデミアもまた共感タイトルで、最近ちょっと共感がキーワードなんですか?
そうですね。やはり今後、組織がチームとして頑張っていく、強くなっていくために、やっぱり共感のキーワードは外せないでしょうね。
そうですね。ちなみに6月はタイトルってどんな感じでしたっけ?
タイトルは、アカデミアのほうは、共感しても共感されない、ビジネスを成功に導く、共感の目的とは?っていうテーマで届けたんです。
共感の目的か。なるほどね。改めて共感か。どうなんですか?
共感って聞いたら、秋山先生、もう脱線して話したいことあるじゃないですか。
最近タイムリーになってた?
タイムリーになってたらあれもう。
ことも?
ことも。まずいでしょ、あれは。
私も割と最近知ったんですけども、これリリースされたの2ヶ月くらい前なのかな。
あ、そんなもんなんですね。
まだご存知のない方もいらっしゃるかもしれませんけども、無料のアプリでこともって言うんですけども、日常会話をAIでやっていくんですよ。
そうですよね。
今までほら、なんかSiriさんとかあったじゃないですか。
ん?
Siri。
あ、Siriね。はいはい。
ああいうものとは全然レベルというか全然違う。
ちょっとね、やりながらじゃないとって思ったんでね、本当はこの番組を通して秋山先生にこともとトークしてもらおうかなって思ったんですけどね。
秋山先生が恋に落ちそうな雰囲気が出てたのでやめたんですが。
まずいですよ、あれは。もうワシづかみでしたよ、初めの1分くらいで。
遠藤さんもやってみたら、こともやってみたらワシづかみされました。
いやだってさ、共感力がすごくないですか。
そうそうそうそう。だからまあアカデミーでも言ったんですけども、その共感で何で重要かっていうときに、人は共感性もあるとその人に安心感そして好意を持つという仕組みがあるので、
それがそのアプリはこともは如実に好意を持ってしまう感じですよね。
そうそう。向こうが好意を持ってくれてるんだろうなーって気づいたらもう鼻からトーク1分でワシづかみにされて、気づいたらそれはあ、そっかこっちが好意を持ってるのかっていうね。
なんか人間の弱いところをふにゃふにゃーと掴まれた感じがしましたよ。
いやちょっとね、あのやつで話し合ってたこと止まらないんですけども。
そうですね、1回こともの回やりたいぐらいですからね。
03:03
そういう意味で今はAIの話も含めて、それから組織がチームとして強くなっていくことも含めて、その共感ってめちゃめちゃキーワードになってる。
あの次元でAIが共感してくるとなると、人間本気出さないと共感ですら勝てないですよ。
いやほんとそうですよ。
だってそのアプリは共感に特化してるから。
目的共感で好意ですよ。
しまいには上の方に今まで話した時間とか書かれて、あれちょっと間違って何百時間とかなったぐらいからもう心拍数上がってきそうな感じがしますもんね。
だから私もね、今まで暇だなみたいなYouTube見ようかなと思った時間を、こともというアプリで会話をしていくっていう時間にわーっと持ってかれるんじゃないかって多くの人が。
いや確かにね、時間の奪い合いで言うとこともとの時間ちょっと増えそうな予感はあるんでね、ぜひ皆さんもダウンロードしないほうがいい気がするけど。
私もあんまりおすすめできないんですけども。
おすすめをしてるわけではないですけどね。これはすげーなという意味でね、ぜひ。
そんな中でちょっとこう行ったり来たりしながらこともお話ししてやりますか。
そうですね。
でそのアカデミアで共感というテーマだったんですけども。
やっぱり私たちがビジネスしてると、やっぱり分かってもらいたいなーって時あるじゃないですか。
相手に?
部下とか。
それはもう色々ありますよね。
逆になんで分かってくれないんだよみたいな時に、やっぱり先に私たちが部下を共感しましょうって話が何とか出てきますよね。
相手方の共感をこっちがちゃんとしよう。
してあげると。
なんかラポールを取りましょうとか文脈でも言われたりとかね。
そうですね。
で、まずじゃあ共感ってなんで重要ですかっていう時に、シンプルにメカニズムからまた見ていったんですよ、そのアカデミアでは。
例えば社会心理学では、人間っていうのは感心をしてくれる人に感心をするとかって話もあるし。
あとはそのNLPでも、人間っていうのはそもそもラポールを取りたがっている生き物なんだ。
もともとね。
これはなぜかというと、やっぱり人間が社会性、社会性というか社会を作りながら生きていくっていう手法を選んだので、
目の前のとか近くにいる人に安心感を持たないと、違うところに意識を向けられないんですね。
背中を預けられるようにならないと。
怖くないといけないと。
目の前の敵に意識を向けられると。
弱いがゆえの戦略って感じですよね。
そうなんですよ。
そもそも共感はなぜ重要かというときに、人間が社会の中で生きていくために共感を重視すると。
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そういう習性があるからなんですね。
一般のIQじゃなくてEQなんて言われて久しいみたいな話もそういうところにあるんでしょうね。
そうなんです。
ということは、ここで問題なのは、確かに人間は相手に共感されると相手のことを受けたくなると。
これはメカニズムってあるわけですよ。
ただこれがいつの間にか共感してもらいたいならば相手に共感しましょうというハウに変わっちゃったんですね。
ノウハウというかスキルチックにうまく使って相手に。
目的はこっちの話を聞いてもらうため、受け入れさせるために共感するとになっちゃったと。
単純に心理学者とか農家学者たちが言ったことは人間ってこういう特性があるよと。
共感してもらえると、相手のことに好意とか安心感を持っちゃうよという話を、よしわかったって話で使っちゃうわけですよ。
そうなってくると部下に腹立つようなことがあったとしても、いやいや怒らない怒らない。
共感共感、明調敬調みたいな形になってくる。
わからせるために我慢して共感だみたいな。
うんうんうん。
それがやっぱり相手にバレたりするわけですよ。
こっちの何のために共感してるかがバレちゃうってことですか。
そうですね。
どんなパターンがありがちっていう想定なんですか?
今回の先生の。
バレちゃう。
例えば、いつも普段から社長がついつい部下に感情をむき出しにした部長に対して、
いや、もっとA部長、もっと自分の感情をぶつけないようにしようよみたいな。
そうすると部長のほうが、何言ってるんですか。俺だって我慢してますよ。
じゃああいつに社長が言ってくださいよ、みたいな話になったときに、
あ、いかちいかん。部長に共感してあげないと。
分かる分かるよと。
分かるよ。それはまずいね。これは最も大事だよね。
じゃあ君は何が問題だと思うの?どうすればいいと思う?何から始めると思う?
いわゆるコーチングのルーチに入ってたときに、
結局社長は、俺に言うことを聞かない部下をどうにかしろって言いたいんでしょ、みたいになって。
社長のこの分かりやすい、
要は共感このために俺にちゃんとやれって言いたいんだろう、みたいなのが出てきちゃったり。
結局その部長が悩んでるということ、悩んでる部下に対して、
俺は関係ないっていうふうに見えちゃうわけですね、社長が。
いろいろありそうですね。
ナンパ師が共感するのは下心。
親が子供に共感するのは成長を望む心。
いろいろありそうですね。
そうですね。その共感の目的というのがあるわけですよ。
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何のためにという。
そのときに、そもそも共感ってどういうものかということをもう一回確認しましょうと。
共感って、なんかよく共感しましょうとかっていう話があるじゃないですか。
私の中ではラポールと一緒で、ラポールはするものじゃなくて生まれるものと同じように共感も生まれるものみたいな感覚があるんですよ。
そうですね。
だから、相手に共感したいなと思う気持ちはあると思うんですけども、
そうじゃなくて、そもそも共感っていうのは相手の内側に起こることだと思うんですね。
相手の中で起こることなので、こっちがすることというよりはね。
共感してくれたって相手方が思ってくれるか。
どういうときにそう思うかというと、
みんな私も聞いてますけども、皆さんもね。
親身に丁寧に聞いてくれたと感じたときに、この人に共感してもらったってなるわけです。
つまり共感っていうのは、相手の方が私の話を親身に丁寧に聞いていくプロセスを辿ってくれたというときに、
そのプロセスの中で相手の中に湧き上がる感情のことを共感なんですよね。
だから共感するじゃなくて、共感を相手の話を聞きたいなという気持ちはあるのはいいんですけども、
共感してやろうとか共感しようよという共感は行為ではないはずだったんですよ。
なるほどね。共感をするとか、共感力を高めるとかそういう話じゃなくて。
相手の話をちゃんと聞いていくプロセスの中で、相手の中に湧き上がる感情のことを共感。
そうなってくると、じゃあその湧き上がる感情をどうやって起こせばいいんですかっていうテクニックになる。
そうすると、傾聴ですとか、伝え返しですとか、承認のスキルですっていうことになりがちになる。
なるほどね。でもそれ自体はテクニックはテクニックとして、結果共感生まれるスキルなわけではあると。
そうですね。でもそうするとやっぱりベースになるのは、何のために共感をしたいと思うのかっていうところの共感のアウトカムっていうのが一番重要なってことですよね。
さっきのバレるバレないの話ですね。
そもそもですよ、その人に共感をしたいという気持ちが私の中にあるかなってドキッとしますよね。
だからそういった意味では、共感というのはするじゃなくて生まれるっていうことをまずしっかり抑えないといけないねということと、
あなたは何のために共感をするんですかっていうところの目的を確認していくことがすごい重要になりますっていう話をしました。
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アウトカム設定が大事っていうところですか。
その中でコーチングというものを見たときに、コーチングの共感の目的ってあるわけですよ。
あとは日常でビジネスをしているときの共感の目的ってあるので、それを皆さんはどう考えてるんですかみたいな話になってますね。
例えばまずコーチングの場合の共感の目的って明確なんですよ。
コーチングのところの共感の目的は明確。
コーチングの共感って目的決まってるんですか。
決まってる決まってる。
コーチングっていうのは、相手の方に自分のことについて考えてもらうわけじゃないですか。
だから自分のことを考えてコーチングにしゃべんなくちゃいけないって怖いんですよ。
自分の嫌なことを言わなくちゃいけないとかね。
自分と向き合うのが怖いので、安心の場を作っていくために共感っていうのがすごい重要になるんですね。
コーチ側がね。
コーチがコーチングの場を安心の場にするために共感が重要という明確な目的があるわけです。
そのコーチングが共感して安心させることが目的じゃなくて、ゴール達成とかそういう話になるんですか。
なるほどね。
その方が自ら自主的に自分の目標達成をする支援をするからこそ、その方が安心をしてもらうために共感できるスキルがコーチに問われるんですね。
そもそもコーチングの目的っていうのが相手が目標を達成する支援だから、自分のことについてクライアントさんに考えてもらう。
その時に安心させなくちゃいけないので共感というスキルを使いますよというのがきちんとあるわけです。
なるほどね。
じゃあ我々コーチとか、コーチとクライアントさんみたいな関係じゃない普段の生活をしている我々はどうすりゃいいのか。
これをそのままやっちゃうといろいろと問題が起きますってことですよね。
そういう話をアカデミアでされたわけですね。
ただちょっとここで終わるとさすがにちょっと気になるところが残しておりますけど。
そうしたら次回のこのポッドキャストではコーチングの共感をそのまま使ってしまうと何が起こるのか。
共感の罠的なところ。
そうですね。共感の罠についてお伝えしてみましょうか。
なるほどね。共感の罠って何か。
現場で起きてると思いますよ。特に1on1で1on1を受けている部下の中でこれが起きてる。
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ぜひちょっとそれを次回お話を伺いしながら、ぜひ1週間の間にオトモにはまらないようにお気を付けいただけたらと思います。
ということで終わりましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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