出世する人の特徴
おはようございます、心理学者のじんぺーです。本日も心理学の論文を紹介していきたいと思います。
久しぶりにボイシーのハッシュタグに沿っていきたいなと思っておりまして、今日のテーマは出世する人の特徴ということですので、
まあどうでしょうか。そんなこと分かるかよって思うかもしれないんですけども、一つある側面を切り取ったものにはなるんですけども、研究がありますので紹介してみたいなというふうに思います。
ビッグファイブという有名な心理学でよく使われる性格の分け方があるんですけど、そのビッグファイブのどれが出世、ここでは年収の高さ、あとは管理職になるかどうかっていうね、この2つの指標を使ってるんですけど、
それをどう予測するかということを調べたような研究を紹介したいなというふうに思います。
あとは日本とアメリカの比較もやられていて、とても興味深いなとそういう結果が出てるかなと思いますので、ぜひ聞いていってください。よろしくお願いします。
では本題に行こうと思います。
今日の論文は2018年の論文でやや古いんですが、なんかこの面白い雑誌だなと思ったんですよね。
JOURNAL OF THE JAPANESE AND INTERNATIONAL ECONOMICSという雑誌ですね。こんな雑誌があるのかと、しかもこれ日本の雑誌じゃなくて英語で書かれてるし、エルゼビアっていう学術雑誌界ではとても有名な出版社が出してる雑誌なので、有名だからといってなんかそれがいっぱいいっぱいその中でも雑誌があるので、
すごくレベルの高いものもあれば低いものも、低いものっていうとあれか、いろいろあるんですけど、でも有名な出版社が出してるっていうので面白いなと思います。こういうことたまにあるんですよね。
日本の組織とかが発行してるんだけども、出そうと思ってるのはそういう組織で、学会なのか、大学のパターンもあるから学会が出そうってなって、それを出版社が国際的な出版社っていうことはたまにあるっていうのはあるんですけど、これもその一つかなと思います。
日本と国際的な経済に関する雑誌って感じですよね、ジャーナルって感じですよね。面白いなと思います。今回は先ほども言ったように出世する人の特徴ですね、ビッグファイブという性格特性を用いて調査をしているということです。
サンプルがなかなか大きくて、一つの調査にした大きくて、日本人が2000人ぐらい、アメリカ人が800人ぐらいっていうデータです。30歳から65歳の就労者を対象にしています。
ここでは性格特性、ビッグファイブをおさらいしようと思うんですけども、外交性、協調性、勤勉性、情緒安定性、開放性という5つですね。
大体その通りなんですけど、開放性が一番わかりにくいかな。開放性というのは新しいものをやりたがるような、芸術とか美的な感性のようなものも開放性に含まれることがあるんですけど、好奇心とかそういう性格である、そういうのが高い人は開放性が高いみたいな感じですかね。
あとは外交的であるとか協調的であるとかそういうのはわかるかなと思います。これ5つ、どれが高いと年収が高いかというシンプルな調査研究かなというふうに思います。
先ほども言ったように2つモデルを作っていて、1つが年収を予測するモデル。どの性格が年収の高さを予測するかというのが1つ。もう1つが昇進しているかどうか。
管理職かどうかというのを01のデータにして、それにつながっている性格特性を検討するというのが2つ目です。どっちも出世ということには変わらないのかなと思います。
これを日本とアメリカで比べるということをすると、なかなか面白い結果が出てくるんですが、まずは日本人からいきましょうか。
日本人は協調性が高いほど年収が高いという性の影響があったそうです。どうでしょうか。納得感ありますか。協調性が高いと年収が高い。
加えて勤勉性と外交性も年収の高さと性の関係を示している。勤勉なほどもしくは外交的なほど年収が高いという結果になっております。
これは相関研究なので、もしかしたら年収が高いから勤勉であるとか、年収が高いから外交的になるとかそういうこともなかなかないのかなと思いますが、基本的には性格が年収を予測しているみたいなことを言いたいのだと思います。
これはどうでしょうかね。予想通りって感じですか。アメリカの結果もいきましょうか。アメリカの男性。協調性の話に行きましょう。協調性が年収と関連しています。関連しているんですけど、日本人と真逆。年収に負の影響を与えたというのがアメリカの結果です。
つまり協調性が高いと年収が低くなってしまうというのがアメリカです。すごくこんだけクリアな結果の違いが出ると面白いなと思うんですけど、もう少し加えると勤勉性とあとは情緒安定性が年収の高さと性の関連を示したということで勤勉なほど、もしくは感情の浮き沈みがないという人が年収を予測しています。
アメリカの協調性の逆効果
協調性というところが日本だと年収の高さにつながるんだけども、アメリカだと年収の低さにつながるということです。
企業規模によってこの差がちょっと変わるみたいで、日本の協調性が年収の高さにつながるというこの影響の大きさが大企業になればなるほど大きくなるということです。
大企業にいる方が協調性の高さというのがよりポジティブに働くんだということですね。
アメリカだとちっちゃい企業で特に協調性が年収に負の影響を与えたということで、大企業だとそういう差はあまり見られなくなるということだそうです。
面白いなと思います。
あと管理職になるかどうかというと、昇進との関係でいうと協調性は昇進には関連しないということだそうです。
昇進に最も関連するのは両文化とも外交性であると、外交的である方が管理職につきやすくなるというのが今回のデータによる結果であったそうです。
これどうしてかというところなんですけれども、やはり日本は調和を重んじますね。
集団的に動いていく、協調性がその集団においてより重宝されたりとか価値を生むということですよね。
だから年収の高さにもつながっているんじゃないかということです。
これは想像しやすいかなと思いますし、アメリカはその逆だと考えてもらうといいのかなと思いますが、
個人主義的であって競争が重視されている文化だからこそ、協調性がマイナスに働きうるということです。
というのが今日のなかなか興味深い日米の比較でございました。
いかがだったでしょうか。
今日は出世する人の特徴か、ハッシュタグに沿って論文を紹介させていただきました。
納得感ありますよね。
そういう文化によって、必要とされるという言い方はやや語弊があるかもしれないんですけれども、活躍できる、
重宝される性格、パーソナリティというのも違うんだろうなということはあるなというふうに思います。
これは何でしょうね、サッカーとか集団のスポーツとかでもそんな感じがしますよね。
分からないけど、日本の戦術とかすごい調和が保たれているような、個人義というよりは。
だからそういうチームにおいては、自分が自分がという人よりは協調性が高いような人の方が求められるのかなとか、
あんまり素人だから言わない方がいいかな、そんなことを妄想したりしました。
自分はどうでしょうね、協調性高いところもあるかなと思うけど、高くないところもあるなと思うかな。
ドイツに来て、ドイツはアメリカほどは個人主義的ではないような感じはするんですけど、
でもやっぱり日本に比べると一方、個人主義的なカルチャーだなと思いますし、
ある程度自分で主張していかないと、何を考えているか分からないといって終わりになるはずなので、
そこはこういうところに来たからこその振る舞い方はしたいなというふうに、
自分の性格を変えるというのはなかなか難しいですが、
協調性の重要性
強みは別のところで発揮するという、見せ方の意識みたいなことはあり得るかなというふうに思いました。
どうでしょうか、出世ね。出世って言い方はあれですけど、僕はもうちょっと活躍したいなと思いますよ。
まだまだできることはたくさんあるなというふうに思っていますので。
最後の、もう関係なくなっちゃったけど、頑張ります。
そうか、これあれか、4月だからこういうトークテーマなのか。
あまり4月ね、2日からメラメラしすぎなくてもいいのかなと思いますので。
もちもち聞いてください。
でも日本にいらっしゃる皆さんはとにかく協調性を重視してもらったらいいので、
別にメラメラする必要もなくいいんじゃないかなというのが今回の論文だけを考えるとそういうことが言えるかなと思います。
ぜひ参考になさってください。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日もいい一日にしていきましょう。
投資の話
陣平でした。心を込めて。
最後、本当に関係ない雑談なんですが、
皆さん投資されてますか?僕たまに投資の話するんですけど。
投資をしてまして、そんなに詳しくないので別に有益なことは何もないんですが、
初心者が一番やるべき分散投資みたいな話で、
一番有名な、分散投資界でも一番有名だと思うんですけど、
S&P500みたいなものがあるんですよ。
簡単に言うと、アメリカが一番有名なのでアメリカから説明すると、
アメリカの選び方はいろいろあるんですけど、
いい企業を500個選んできて、500個とか数もいろいろあるけど、
500個選んできてそれに分散投資して、そこに入れると、
仮にないと思うけどアップルが潰れたりしても、
パワーバランス的には500分の1じゃないけど、500分の1の損害で済むみたいなね。
投資は分散した方がいいっていうのは基本だと思うし、
S&P500っていうのは有名だから、あんまり勉強しなくても、
僕もそんなに投資勉強する時間はそんなにないけど、
入れれるっていうね、S&P500っていうのがあるんですよ。
ドイツに来てからも、こっちでS&P500っていうのを
作ってやってたんですよ。
分散投資した後は長期積み立てっていうね、
これが多分初心者中の初心者で、
ギャンブル性が一番少ない投資スタイルだと思うんですけど、
それをやってたんですよ。
やってたと思ったんですけど、
昨日ね、何かスマートフォンを持ってきて、
スマートフォンを持ってきて、
僕ね、違うのに投資してたんですよね。
それが結構ショッキングで、
S&Pグローバルっていう会社があるみたいで、
僕はS&Pのグローバル版だと思って勝手に、
だから世界の有料企業みたいなのに分散投資するっていう
やつだと思ってたんですよ。
それが結構ショッキングで、
S&Pグローバルっていう会社があるみたいで、
世界の有料企業みたいなのに分散投資するっていう
やつだと思ってたんですよ。
でもS&Pグローバルっていう会社らしくて、
その企業はその企業ですごく大きくて、
別に危ない、その投資先でもないっていうので、
損害が出てるとかってことはないんですけど、
この半年何に長期積み立てしてたんだろうっていう風に思いました。
今ね、買ってからちょっとだけマイナスなのかな、
みてそれはもう売ろうかなと思いますし、
もともと積み立てていく予定だったS&P500みたいなね、
その分散されている投資先に、
これからは入れていこうかなという風に思いました。
いや、なかなか罠ですよね。
今ね、本当に運がいいって言っちゃダメだけど、
すごいなんかやや下がり気味だったので、
むしろ今、本来のS&P500に乗り換えると、
結構いいタイミングだったかなという風に思っていて、
勉強ですね、全部ね。
いろいろとそういうね、余裕資金というか、
もちろんそんなにたくさん余裕があるわけではないんですけども、
でも全部ユーロとか円で持っておくよりは、
勉強になるなと思います。
持っておくと、いろいろと興味が湧いて、
面白いなと思ってますので、
是非ね、年度を始めたからじゃないですけど、
今の話を聞いて、
分散投資長期積み立ていいんじゃないかなと思う方は、
やってみてください。
任意差とかね、日本にあるあれはやらないとはないなという風に、
個人的には思っております。
それでは。