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2025-12-04 11:00

#846【環境ストレス仮説】“運動が苦手” は心のリスク?小学生1,000人超で見えたつながり (de Bruijn et al., 2025)

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【本日の一語】
環境ストレス仮説(Environmental Stress Hypothesis):運動が苦手な子どもは、いじめや対人トラブルなどの“二次的なストレス”を受けやすく、その積み重ねが不安・抑うつといった心の問題につながるという仮説

【本日の論文】
de Bruijn, A. G. M., & Brocken, J. E. A. (2025). Better movers, better friends? A test for the environmental stress hypothesis in typically developing primary school children. British Journal of Developmental Psychology, 00, 1–20. https://doi.org/10.1111/bjdp.70016

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サマリー

環境ストレス仮説に関するエピソードでは、運動が苦手な子供が対人トラブルや心の問題を抱える傾向があることが論じられています。19の仮説に基づいて行われたオランダの小学生を対象とした研究の結果、運動能力が高い子供は心理的な問題を抱えるリスクが低いことが確認されています。

環境ストレス仮説の紹介
おはようございます。心理学者のじんぺーです。心理学に触れる一日一語のお時間です。この番組では心理学の専門用語を毎日一つずつ論文と合わせて紹介しています。
今日の一語は、環境ストレス仮説という仮説を紹介したいと思います。学校、教育、子供、児童に関わる話なので、聞いていってもらえると嬉しいです。
お知らせをいくつかさせてください。今日は12月の4日だと思うんですけど、今日の昼までボイシーのエピソードアワードという推薦が受け付けられています。
今日の正午までなので、もしお昼過ぎに聞いてたらもうダメなんですけど、もし朝とかに聞いていらっしゃる方がいれば、ぜひ投票していただけると嬉しいなと思っています。
投票していただきたい放送は概要欄に貼っておりますし、エピソードアワードについても概要欄に貼っておりますので、そんなに難しくないと思います。
投票していただけると嬉しいです。
4月に子供が生まれた時に撮った放送がこれにいいんじゃないかと思ってますので、よろしくお願いします。
もう一つは明日対談があります。20時半から小松正文先生と話します。テーマまだ決めてませんが、音の話になるでしょうね。
小松先生が先月、校長賞に新しい身長を出されたということで、それについてもいろいろと聞いてみたいなと思っています。
それをシェアしようかな。ちょっと待ってくださいね。
どんなタイトルだったかというと、表紙が素敵な鴨川の写真でデルタって言ってね、京都の大学生。
大学生だけじゃないけど、京大生はよくデルタに集うわけなんですけど。
ちょっと待ってくださいね。
耳を澄ませば世界が変わる。京都の音風景に学ぶ気づきのレッスン家ですね。
メインタイトルは耳を澄ませば世界が変わるですね。いいですね。耳を澄ませばとか言っているのも素敵ですね。
その話も聞いてみたいと思います。ぜひ遊びに来てください。
小松先生のチャンネルのURLも貼っておこうと思います。
では、長くなりましたが本題に行きましょう。
環境ストレス仮説という、何を言っているのかよくわからない仮説。
仮説名があまり良くない気がするんですけど、これどういうことかというと、
運動が苦手な子どもはいじめや対人トラブルなどの二次的なストレスを受けやすく、
その積み重ねが不安、欲打つといった心の問題、これは内在化問題といったりしますけど、
心の問題につながるという仮説を言うそうです。
研究の概要と方法
これはこれまで運動障害、運動がするに困難を抱えている子どもとかで言われていた仮説のようなんですけど、
それを健常とかって英語だったら何て言うんだったかな、それいい表現だなと思ったんですけど、
障害のない子に対してやった研究になっています。
Typically developing primary school children なので、定型発達か、ここでは。
定型発達というのは確かにいい気がしますね。
何が定型なのか、Typicalだから典型発達になるのか、何が典型なのかというのもありますが、
こういう表現を使うんだなと思いますね。
最新の論文です、ちなみに。
どういうことをしているかというと、オランダの小学生ですね、平均4…
見えているものという言葉がちょっと違うのよくないな、最近ね。
9歳です。失礼しました。平均9歳の子どもたちを対象にしているそうです。
1,154人ってすごいですね。
これを小学生のデータを取るのは大変だなと思いますし、
使っているデータもなかなかリッチな感じでして、体育の授業で運動サーキットをやるんですって。
サーキットはもちろん速さを競う、その速さが指標になるわけなんですけど、
そのサーキットの中に飛んだり跳ねたりとか、そういう障害物競争みたいな感じですか。
具体的には分からないですけど、飛んだり跳ねたりとかをいろんな種目が混ざっていて、
それのタイムで競うということをしてます。
運動が得意な子は速くなるし、苦手だと遅くなるという、ざっくりとそういう指標です。
社会情緒みたいなことも質問し聞いていて、これは学校の先生が回答するということなんで、
1,100人の児童に対して、もちろん先生1人ではないと思うんですけど、大変だなと思います。
1項目で何点とかつけるだけじゃないんですよ。
心理学の尺度なんで、複数の回答に当てはまる、当てはまらないみたいな感じで答えるので、大変だなと思います。
どんな尺度か一応見てみますかね。
ここがまさに内在化問題というところなんですけど、
この児童はよく心配するとか、悲しそうなことが多いとか、怖がりだとか、自信がなさそうだとか、
頭痛や腹痛など身体症状を訴えやすいとか、そういった項目に対して当てはまる、当てはまらないみたいな感じで答えると。
これが高いと不安、欲、鬱という言葉ではないんですけど、そういった内在化問題に対応しているということです。
社会的自己攻略感というのも聞いていて、これは子供自身が答えたみたいですね。
子供用の尺度があるみたいです。
友達を作るのが得意だとか、初めて会うことを話せるとかね。
それは確かに答えられそうだなと思いますが、これが点数として使われているということです。
結果いきますかね。
これまでの仮説通り、この研究でも運動が得意な子ほど心の不安、欲、鬱が少し低かったということです。
効果は小さい、統計的には優位という感じの結果だったそうです。
因果関係みたいなところまでは強くは言えないんですけど、関係性としてはよく動ける、運動能力の高い子は心の振動差がやや低い傾向があるということ。
そこの2つに関係があるということです。
研究結果の考察
媒介の効果も弱いんですけど、優位な結果が確認されたということで、運動が得意な子は喧嘩やいじめが少ない、不安、欲、鬱が低いというような結果ですね。
あとはいろんなパスがあって、社会的自己効力感というのも重要な橋渡しになったということで、運動ができる子というのは自分は友達を作れると思いやすいとか、その自信が友達トラブルを減らすとか、その結果内在か問題、心配とか不安とかも減るというそういった関係があったそうです。
興味深い研究結果だなと思います。
なぜというところが、媒介もやっているのである程度というかちょっとだけ説明されてはいるんですけど、考察も簡単に触れると、運動ができるということは成功体験の積み重なりにつながると。
自分はできるまさに自己暴力感みたいなところですけど、が高くなって、不安とか鬱っぽさというのが減るということが示唆されていたりとか、友達関係がスムーズになりやすい、対人ストレスが減るというのも背景にあるんじゃないかということですね。
いじめの話とかもありましたよね、媒介のね。喧嘩やいじめが少ないということが媒介にあったので、まさにそういうトラブルが少ないと。
あとは、これは解釈というか考察レベルですけど、身体活動そのものが生理的な好物、好不安、効果を持つ、セロトニンとかドーパミンの調整が行われるような効果が運動にはあると。
これは結構いろんな研究とか本とかでも運動のお手本がありましたけど、ああいうので知られていることなので、納得感があるなと思います。いかがでしょうかね。
自分は今は運動はそんなに得意だと思わないんですけど、小学生の時は結構得意な部類にいた気がするので、それがどうとかってわからないか。楽しい小学校生活だったなと思いますが。
運動だけで説明できるのか。運動マスターできないですね。できないけど、ちょっとあったかもしれないですね。面白い着眼点だなと思いました。あまり考えたことがなかった。
今日の一言もう一回聞いておこうかな。ちょっと覚えにくいですよね。環境ストレス仮説。もっといいワードなかったのかって思いません?今日の説明を聞いて。運動得意な子、欲打つ減る仮説とかの方がいいですよね。環境ストレス仮説遠巻きすぎる気がするんですけど。
大丈夫です。ぜひそういう研究がされてるんだって覚えておいてもらえると嬉しいなと思います。最後まで聞いてくださってありがとうございました。今日もいい一日にしていきましょう。天平でした。心を込めて。
11:00

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