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#1034 超尖った研究会で発表して貰った2つの問いについて考えたいです
2026-09-04 13:58

#1034 超尖った研究会で発表して貰った2つの問いについて考えたいです

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サマリー

心理学者のじんぺーが、神戸大学での研究会で投げかけられた2つの問いについて考察する。1つ目は「熟達と文化は同じことなのか」、2つ目は「文化とは何か」という問い。生け花やタトゥー、ラテンダンスといった文化的な人工物と、山や川といった自然環境が、私たちの認識や評価にどう影響するのか、また、それらを「文化」と呼べるのかについて、自身の経験を交えながら深く掘り下げている。この放送は、専門性の高い研究会での議論を共有し、リスナーと共に考える場を提供することを目的としている。

番組からのお知らせと研究会の告知
おはようございます。ドイツ在住心理学者のじんぺーです。 この番組では心理学の研究のお話や、研究者の暮らしのお話をしたりしています。
ドイツ在住と言いましたが、今、日本で学会など、研究の発表する活動をメインでやっています。
今日も論文というよりは、昨日の研究会で気づいたことというか、頂いた質問ですね。それについてちょっと考えてみたいなと思いますので、少し思考の整理と言いますか。
正直答えみたいなものは全く思いついてないんですけど、どういうことで今考えているかとかということをシェアしたいのと、よかったらご意見いただきたいなと思って、
取ります。 その前にお知らせをさせてください。
9月の1日から、研究のクラウドハンディングを始めております。
いつもやっていた月額支援制、やっていたって過去形じゃあれですね。今もやってるんですけど、月額支援制ではなくて、
一発勝負のオールオアナッシングと言ったりしますけど、
一定金額、目標金額に達成したら全てを資金にできる。
けども、達成しなかったらゼロ円という、そういうスタイルのクラウドハンディングがありますけども、それに挑戦をしています。
だいたい2ヶ月弱ぐらいですかね、100万円研究費を調達するというのを目指してやっておりますので、
ぜひご支援いただけると嬉しいです。概要欄に貼っております。
今、今日4日なんで、3日ぐらいなんですけど、35%ぐらいいきました。
本当にありがとうございます。滑り出しとしてはとても順調かなというふうに思っておりますけども、
これからが勝負というふうにも思います。
最初は皆さん気を付けてくれる感じでたくさん支援いただくんですけども、
ここからの数週間は我慢の日々になるかなというふうにも思いますので、
ぜひ力を貸していただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
研究会の概要と登壇者紹介
それでは今日の話は、自分の研究ど真ん中の問いを投げてみたいなと思っています。
まずはどんなことが気になったかというのをお話しします。
神戸大学に行きました。神戸大学ってすごい山の上にあるんですよ。
山の上は言い過ぎかもしれないけど、本当に高いところにあって、
なかなかの傾斜がある坂道を登っていかないといけないという、そういうところなんですけど、
神戸大学で清水大一先生という、ダンスの研究者ですね。
ダンスだけではない、最近はアートプログラムに参加した人の心の変化とか、
研究されているのを一昨日の認知科学会でも発表聞いてたんですけど、
清水先生、自分が修士科というぐらいの時から、
分野もそんなに遠からずというところでお世話になってきた先生なんですけども、
その先生が声をかけてくださって実現しました。
しかも今回は私の同僚のドイツ人のセリーナさんという方も一緒に発表できて、
彼女も今日からまた別の学会なんです、日本心理学会という学会に、
セリーナさんも私との共同研究で参加するというところで、
日本に来ることが決まっていたので、
ではお二人ぜひ一緒に話していただきたいというので、
オファーをいただいて実現しましたと。
しかもアメリカの学会に行った話も、このポッドキャストとかでもしてたんですけど、
その時に清水先生も来られていて、
日本の研究者すごく少なかったんですけど、そこでゆっくりお話できて、
そこで出た塊つつあったアイデアかなというふうにも思います。
半年越し、6ヶ月越しに実現できて本当によかったなというふうにも思っています。
テーマなんですけど、まさに美学みたいなところ。
私はイケバナの話を中心にしましたし、最近メインでやっているのがイケバナなのでしましたし、
セリーナさんはタトゥーの研究者ですね。
タトゥーがどういうふうに印象評価されるかというところで、
その文化比較のようなことを研究発表されていたりとか。
あと一人、清水先生の研究室の博士課程の院生さんが、松岡さんという方なんですけど、
その方はラテンダンスの研究者ということで、
イケバナ、タトゥー、ラテンダンスというね、なんともニッチが集まったなというところですけど、
3人が結構長い時間しゃべりました。
50分は加えられていて、そんなに話すの大変だなと。
英語でやったんですよ、セリーナさんが日本語、もちろん分からないので。
国際シンポジウムという形で英語でやったんですけど、
そんなに長い間英語でプレゼンしたことってこれまでなかったなと思うんですけど、話で。
結構、短いは言い過ぎですけど、
自分の言いたい研究を構成していったら、普通にいったなというところですね、終わった感じだと。
研究会での議論内容と参加者の反応
本当にいろんな話をしたな、イケバナの話がメインだったけど、俳句とか武学の話もチャットしたし、
心理テストがあるんですけど、美的な感性を測るような。
前もそういえば放送でちょっと言ったんですけど、ロンドンの学会で発表した話とかもしたし、
あとは最近準備しているフレームワークというか、理論的なモデルの話とかもチャットしたりとかして、
そうしたらあっという間だったし、その後もそこまで大規模な会ではなかったんですけど、
来てくださった人は本当にエンゲージメントが高くて、質問も何回もしてくださって、何度もしてくださって、
良い場だったなと思っています。
伝わっているか不安だったし、日本の方ってどっちかというと質問とかしないまま流れてしまいそうな時とかあるじゃないですか。
しかもそれが英語でやるっていうのはなおさら、自分が喋った後質問とかなかったら嫌だなと思っていたので、
嬉しかったですね、それ嬉しかったし、僕だけじゃなくてセリーナさんも松岡さんも終わった後に質問がたくさん上がってて、
それだけで良い会だって分かりますよね。
分かりました。
アナシミ先生の場作りと言いますか、みんなが発言しやすい環境を作るとか、それがすごく良かったなというふうに思っています。
一般向けのイベントとかでもそういうことって本当に大事だなと思うし、別にイベントじゃなくてもオンラインの交流会とかでもそういう場作りみたいなのって大切だなと思うんですけど、
こういったアカデミックな場でも大事なんだなということを実感しました。
今日話したかったのは、もう少し内容に踏み込んだところで、
問い1:熟達と文化は同じことなのか
3人に共通しているところと言えば、文化的な対象物であるというところかなと思うし、
自分は特に文化比較みたいなことをずっとやってきたので、
ど真ん中なんですけど、主催の清水先生が最後に2つぐらい質問されて、
今日その2つを、答えは特に出さないですけども、ここに置いておきたいなと思っています。
1つが、これメモしたんだよな。
熟達と文化って同じことなんだろうかっていう問いですね。
もう少しほぐすと、文化差があるということは熟達さがあるということと同じなのかという問いです。
どう思いますか。
ちょっと自分の話をしてないので、分かりにくいかもしれないんですけども、
生け花の話で言うと、例えばドイツにいて、生け花の修行というか教室に30年間通いましたと。
生け花の知識も教科書的なことはもちろん分かるし、
技術的にも30年やり続けたということで、熟達しているというふうに言えると思います。
それでも何か文化の違いみたいなところは残っているのかということですね、その人にとって。
自分が強くはまだ裏付けがないので言えないですけど、感覚としてはありそうですよね。
学んだりとか教科書で見たりとか、あとは先生に教えられたりできない何かみたいなところが文化の違いなのかなと思ったりとか。
熟達と言ってもなかなか範囲が広いので、明治的な知識とかということ以外に暗黙的なタシットナレッジと言ったりしますね、暗黙知ということなのかもしれない。
それも暗黙知とかになるとちょっと熟達っぽい感じもするしね。
ニアリーコールな感じもするが、ちょっと違うものなんじゃないかなというふうにも思っているという感じです。
問い2:文化とは何か
2つ目の問いがですね、文化って何なのかというね。
これも結構大きい問いだなと思うんですけど、これもこれだけじゃ分からないと思うんで、もう少し跡が続いていて。
人工物と言えば確かに文化を背負っている感じがしますね。
例えば、生け花も人工物、人の手が介されているので人工物かもしれないし、絵画とかね。
それから建物とか、今見ているパソコンとか、マイクとかもそうかもしれませんけど、人工物というのは文化が載っている。
マイクとかやや分からないですね、どうなんだろう。
デザイン性が高いから何かしら文化が載っているんだろうね。
何と比べたいかというと、山とかね、川とか、植生とかで文化って呼ぶのかということですね。
建物とか全くなくて人工物がないという状況の時に、日本とドイツの違いって植生とか自然環境みたいなことだと思うんですけど。
それって文化って呼ぶのかなって話とかね。
でもおそらく生け花の鑑賞においてそういった影響ってあるはずなんですよね。
植物を使っているから大きいと思います。
そういう芸術とかアートの中では特に大きい気がするんですけど、
だからそれでも考えないといけないのかなとかって話をしていて、
なかなかこれも難しいタイだなと思いますね。
関係しているとは思います。
自分がそれでこそ先生と話していたのは、
ドイツにいると、ドイツと言っても北のドイツですね。
自分が住んでいるハンブルクとかっていうのは山がほとんどないんですよね。
平地というか。
丘とかもほとんどないですね。
南の方に行ったらそれがあるんですけど、ハンブルクはなくて。
それで日本に帰ってくると、どこの都市でも山ありますよね。
大体ね。奥の方に見えたりしますよね。東京とかでもそうじゃないですか。
どうだろう。
その山が結構ノスタルジックな気持ちにさせてくれるなっていうのを
ドイツに行ってから感じるんですけど、
そういうのって、それは意識的な話かもしれないけども、
無意識的に自分たちがいつも生活している環境で、奥の方に山があって、
紅葉樹林があってみたいなこととか、川が流れていてとかっていうのは、
文化の影響を受けたとは言いにくいけども、
確かに、
鑑賞とか評価をするときには影響がありそうだっていうのとかが
考えてみたいテーマではあります。
リスナーへの問いかけと今後の展望
今日のマニアックですよね。
でも普段こういうことを考えていたりとか、
今日みたいな専門中の専門というか、
尖りに尖った研究会とかで話すんだったらこういう問いかなというのも
思いますので、ここに置いておきたいと思います。
何か気づいた方とか、こうなんじゃないということがあれば
ぜひコメント欄に残しておいていただけると、
ぜひ参考にさせていただきたい。
宿題なんですよ、これ。
今度しめ先生に会ったらまたこういうこと考えましたって
言うって約束したんで、
ぜひ聞いてください。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日もいい一日にしていきましょう。
じんぺいでした。心を込めて。
13:58

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