衝突と和解
ようこそ、自己理解を深める心理学ラジオへ。このポッドキャストは、株式会社自己理解で自己理解コーチとして活動する配信者が、自身やクライアントの自己理解を深めるために探究し始めた心理学をテーマにお話をする番組です。
毎月1桁目に1月9日の朝に配信しているのですが、今日は番外編として、配信者の日常の中の出来事について、自己理解を深める視点から雑談をお送りしたいなと思って配信しております。
今日はですね、テーマが振り上げた拳を自ら下ろした相手への尊敬と感謝ということで収録している今日ですね、起こったあの出来事について話しながら自分の中でも整理していきたいなと思って配信をしてみたいなと思います。
これはあえて誰かというのは明言しませんけども、全然違うタイプの方がいて、その方はね、結構私とよくぶつかり合うんですよね。
何でぶつかり合うかというと、端的に言うとタイプが違うということで、4月の頭ぐらいですかね、に配信を予定してますけども、ヨングさんという方がですね、提唱しているタイプ論で言うと、相手のことはね、私はどんなタイプなのかっていうのを直接聞いてないので、勝手な推測なんですけども、
私はですね、思考優位の内向的なタイプ、相手は感覚優位の内向的、もしくは感情優位の外向的なタイプが混ざっているような、とにかく思考系と感情感覚系で全然タイプが違うという相手になります。
なので、こちらがいいと思ってやっていることとか、普通はこう考えると思ってやっていることが、相手にとっては全然違ったり、相手の金銭に触れてしまったりすることが、お互いに主にしてあるということですね。
そんな前提の中で、今日起こったことがですね、私が相手を怒らせてしまったというところですね。それは、思考優位の私の自分の中で組み上げられたオリジナルのロジックが、相手の感性とか考え方と全然違って、相手を傷つけてしまったということが起こって、
その時にやっぱり感覚、感情型なので大きな声を出したりするわけですね。でもそんな中ですね、いつもだったらその大きな声を出して、私は私で思考系なので大きな声こそ出さないものの、結構論理的に応戦して感情vs論理みたいになって、そうなるとご想像の通り収拾つかないんですよね。
平行線を辿って、どちらにもモヤモヤとか不満が残ったままその場が終わるという、そんな感じなんです。
だけどですね、今日はですね、本当に尊敬を覚えたのが、相手がそのことにどれだけ悩んでいるか知っているからこそ、それが相手にとって難しいと分かっているからこそ、尊敬を覚えたってことなんですけど、
感情に触れて怒ったことを、でもその後、僕の言い分もその時聞いてくれて、自分の言い分も自分はこう感じたんだってことを、互いに対話して、私も私で意図を伝えられてなかったなとか、そういったことを話をしていたらですね、
一旦分かったと、今のことはもういいから、次からこういうことが起こらないしよっていう形で、怒りが擦って収まったんですよね。
自分でこう、もう怒ってても仕方ないじゃないですけど、怒ることよりも場の調和とか、私との関係性ということを優先した大人な対応をしたわけなんですよ。
感謝の気持ち
あまり今までの関係性とかにはなかった、あの相手の行動とか反応だったんで、思わず涙が出ちゃったんですよね。
相手がどれだけそのことに悩んでいたり、普段から向き合っているかを知っているからこそ、勝手に涙が出てきたんです。
でもですね、これなんで涙が出たかをよくよく考えてみると、その相手がすごいな、尊敬できるなってことだけではなくて、感謝があったんですよね。
実は私の価値観、自己理解コーチをやってますから、自分も自己理解プログラムを受けて価値観を明らかにしているんですけども、
その中にキーワードとして、安心とか関心とか需要というキーワードがあるんですよ。
相手が拳を振り上げたときはですね、安心とか自分が関心を向けていることを否定されているという意味での関心とか需要をされている。
この安心・関心・需要というのは全て損なわれている状況なんですけども、
この場合は一旦わかったと、いいからというふうに怒りを収めてくれて、もう一度平常モードに戻った瞬間にすごく多分それが満たされたんですよね。
安心できる関係性が戻ってきたし、何より私のやったことを間違ってたかもしれないけども、一旦意図はわかったということで需要をしてくれたことで、
これらの価値観を満たす状況を作ってくれたんだなと思ったんですね。
だからこそ自然と涙が溢れてきたのかなというふうに思っていて、
なんかそのことに気づいてすごく嬉しくなったんですよね。
なのでちょっと万が一として初の試みですけども、この気持ちとか自己理解的な観点から振り上げた拳を下ろしてくれたことが、
なぜ尊敬とか感謝につながったのかというところを言語化しておきたいなと思って配信することにしました。
取り留めもない雑談でしたけども、ここまで聞いていただいてありがとうございました。
またたまにはこんな雑談も挟んでいきたいなと思いますので、気長に待っていただけたらなと思います。
今日もここまで聞いていただいてありがとうございました。また次の配信でお会いしましょう。さよなら。