ようこそ、自己理解を深める心理学ラジオへ。このポッドキャストは、株式会社自己理解で自己理解コーチとして活動する配信者が、自身やクライアントの自己理解を深めるために探求し始めた心理学をテーマにお話しする番組です。
毎月一桁目に1がつく日に配信してまして、月末はゲストを迎えして心理学に関する雑談をお送りしています。
テーマは、心理学に興味のある方や対人支援をされている方、自己理解を深めたいと感じている方の参考になれば嬉しいです。なお、この番組は株式会社自己理解が運営する番組ではございません。
はい、今日はですね月末会ということで、ゲストを迎えして心理学雑談をお送りしていきたいと思います。今日のゲストは株式会社自己理解で、同じく自己理解コーチをやってます浅穂香代子コーチです。浅穂さん、今日よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
はい、じゃあ自己紹介をお願いします。
私は、小学生ぐらいの時から感情コントロールできたらいいなとか思っていたのを、社会人になってからようやくいろいろと動き始めて、心理学を学び出して、その過程でまた自己理解コーチだったり、EQを学んだりっていうのを今しているような状態です。
自分の情報を大事にするっていうのが大事だなって、すごく今改めて感じているので、昔からやりたかったことをやってみようということで、去年会社員を退職していてくれたコーチ活動は続けつつ、イギリスに今移住しているみたいな、そんな状態です。
はい、よろしくお願いします。
お願いします。
昔から感情を興味があったというか、コントロールしたいなって思っていらっしゃったんですね。
そうですね。アンガーマネジメントから入ったんですよね。
へー、なるほど、なるほど。
そう。まず短期で、怒りすぎてて嫌だなーってあり、
へー。
だったり、でもそれって今考えると、自分の感情を言語化してきてないから、簡単に怒りにまとめちゃってた。
うーん。
例えばですけど、語彙力の話で、やばいって便利な言葉があるじゃないですか。
はいはい。
やばいって、どういう意味でって、ちゃんと掘り下げないと、すごい浅い理解度で終わってしまえる言葉というか。
うーん。
怒りっていうのは、いわゆる二次感情と呼ばれているものでもあるので、
本当の猫は寂しかった、怖かったっていうものが、怒りとなって現れているっていうこともあるっていうのを知ったときに、
これ全然もっと言語化して丁寧にやっていけば、全然出したい表現の仕方も自分で選べるようになるんだなって思ったのが一つのきっかけですね、心理学系。
うーん。
ゲスト紹介文にも書かせていただいてますけど、EQプラクティショナーとかアセッサーっていう資格もお持ちということなんですけど、
これはどういうきっかけでたどり着かれたんですかね。
そうですね、これ自体は、まず私のビジョンが、全ての人がEQとレジリエンスを深めてしなやかに生きる世界としていて、
うーん。
その理由としては、その2つがあったら何があっても生きていけるなと思う。
うーん。
何かの表紙にアンガーモネジメント系の書籍とかを読んだりとか、まとめて何冊か読むんですけど、興味が湧いたときって、
うーん。
その過程でEQっていうものに確か出会っていて、じゃあEQって何で学べるのかなって検索をしたら出てきたものたち。
あー、なるほどなるほど。レジリエンスってちなみにどういうことなんですか。
そうですね、日本語で近いのは自己回復力。
えー。
起きた出来事に対して自分がどんな意味付けをして、さらにどういう行動をしていくかっていうのが人生毎日常に起きていることだと思うんですけど、
うーん。
その意味付けを自分を傷つける理由に何でも使う人もいるなって思うんですが、
うーん。
それはレジリエンスが低い状態だったり、もうすごい自分を難易がしろにしている状態であったりとか。
自己回復力っていう言葉なので、
まず自分が何をどう感じているのかっていう理解・認識・認知から始まって、
どう感じているのかを理解して、その上で改めて自分はどうしたいっていうのを問いかけながら選択していく力と言いますかね。
なるほどなるほど。
最近改めて定義を確認してないから、こういうものだと認識してますね。
そうですよね。
回復しようと思ったら、自分に対する理解とか感じていることを受け止めたりするステップが必要ですよね。
それでEQっていうのは、何となく聞いたことあるなって感じがするんですけど、どんな言葉なんですかね。
EQは心の感情指数って呼ばれていて、
エモーショナルインテリジェンス、EIとも呼ばれるんですが、IQっていうみんなが知っている言葉に合わせてEQって呼ばれています。
この6セカンズっていうところを私はやっているので、そこでは感情を認識して自分の思考と感情を調和させて、
より良い選択をしていくためにEQを伸ばすみたいなコンセプトをやっているんですね。
なるほど。
EQも3つの中で3つ領域があるんですけど、その3つっていうのがさっきのレジリエンスとすごく近くてですね、
まず、自己認識、感情を認識するっていう部分と、
1つ目が自己選択、自分の行動をどうやって選んでいくかみたいな部分だったりするんですけど、
あと3つ目が自分の方向づけ、ある意味目的意識、
その3つと絡めながら、出来事に対して自分がどういうふうに感じていた、
いろんなことを考えていたっていうのを認識していって、振り返りディブリーフィングっていう形で振り返っていって、
じゃあそれでどうしたらいいのかなっていうのとかさせたりするような形でEQを使っています。
なるほど。
自己認識、自己選択、方向づけ。
確かに。
自分のことを認識して選んで向かっていこうみたいな、そんな感じなんですかね。
じゃあそんな朝富さんと今日は雑談を、前振りが長くなりましたけど、やっていきますけど、
どんなテーマで話していきたいと思われますか。
心理学においても結局感情って大事だよっていうのを改めて自分自身が自己理解コーチとしてクライアントサポートしていても思うところですし、
コーチ活動をした後に改めて友人たちとゆっくり会ってみた時の会話の感じでの自然と考えつつのところでもあるので、
やっぱり感情大事だなみたいな思ったんですよね。
日常に帰ってきますよね、コーチング活動って。
2つ目のコーチングをした後にクライアントでもコーチでもない人と喋った時にいろいろ考えちゃうみたいなのがすごい分かるなと思って。
コーチング関係じゃない人と喋る時に何がコーチングの会話と日常会話って違うんですかね。
いわゆる信頼関係がしっかりとできている友人だと、私結構複数の友人にこんな話する人あまり多くないって言われるような話題を取り扱うことが多いんですね。
これはコーチングする前から。
自分の不安をちゃんと向き合おうとすると、やっぱり根っこって過去の出来事の積み重ねであったりとか、
過去に起きたことをその人がどう捉えて、今それをどう認識しているかに影響が出ている。
なので、今の不安を話していても、それまでもこんな風なことあったよねみたいなことを言いながら、
それって元々何かあるの?みたいなのを聞いていくと、大体パーソナルな話になっていく。
じゃあ、やっぱり朝泊さんがそういう知識とか経験を持っているから気になっちゃって、突っ込んでいくとそこにたどり着いちゃうって感じなんですかね。
そうですね。コーチング活動をする前からやっぱり突っ込んじゃってたので。
ある意味、日常会話でもコーチングの会話でも深いところに行きがちって感じなんですかね。
そうですね。ラップホールがある人と、すごく会う人だと本当に初対面とか2回目とかでもがっつり深い話になっていくことはあるんですけど、
状況に合わせてみたいなところはありますよね。
なるほどですね。確かにでも、僕もそうですけど、コーチやってる人ってそもそも深い話が好きというか、
そうなってしまったり、そうなりがちな人って多いような気がしますよね。
そうですね。それこそ、ひっこりかないコーチと会えるなら会いましょうみたいなのがあったりするんですけど、私は。
お互いコーチとかコーチングしてるって、大筋の価値観は同じ方向向いてるみたいなのがあるからか、
結構一気に深い話がいくなーって感じはしますね。
そうですよね。
あとなんか自己紹介の中で気になったのは、小学生ぐらいっておっしゃってましたっけ、その感情にコントロールのところに興味を持ったというか、必要性を感じた。
そうですね。それで言うと、割と泣きやすくて自分が。
泣いたって思ってないのに、なんでこういうふうに話そうとすると泣くんだろうみたいな。
そこがあって、感情をコントロールできたらいいのにって思ったのが一つありますね、そのとき。
なるほどね。
アセッサーっていうのが心理検査をもとに、クライアントとクライアントの結果を見ながら、日常に紐づけて理解していくようなセッションをしたりするんですけど、
それを自分の資格の試験、資格の試験というか講座を受ける過程であったり、継続学習でクライアント側もやるんですけど、
なんかまた、何というか答えを出そうっていう形のセッションじゃないので、温かさの質がちょっと違うなって思うんですね、自己理解コーチングのときとまた。
どう違うのかすごい気になります。
私の感覚なんですけど、感情でまとまらないOKで進むので、自己理解コーチングによっては答えを出すに結構あるじゃないですか。
そうですね、むしろ答えを出しに行くのが自己理解コーチングですよね。
なので、最初の扱い方も多分究極重なっていくとは思うんですけど、現状ちょっと違う状態だなって感覚がありますね。
最初は大体心理検査の結果をベースに見ながら思い当たることはあるかとかで、自分の強み、PQが数値化されているので、その人にとっての強みとかを理解につなげる関係で、
特異のストリングスファインダーの実質理解に近いようなフェーズもあったりする。
そのフェーズどんな時にあったっていうのを深めながら聞いていくと、結構かなり感情とかどんな言葉が出て、どんな非言語情報があってっていうのをフォーカスしていくので、
大体その感情の発露っていうのは大事に関わっていることが多い。
ああ、価値観に紐づいているということですね。
価値観に紐づくんですよね。
実際、結局、自己理解プログラムの中でも肝になるところって、感情が揺さぶられた経験とかがトリガーになっていると思うんですよ。
モチベーショングラフでね、感情の大きさとか見ていきますもんね。
そうですよね。
違いとしては、その大事と得意を混ぜながらやっている感覚がある。
そういうのが、自己理解プログラムの肝になる感情のモチベーショングラフについては、感情にアクセスできないと、結局再理解で終わっちゃうなと思っている。
確かに確かに。そうすると本当の価値観にたどり着いていない場合もありますもんね。
ありますね。守りの価値観って勝手に呼んでるんですけど、自己防衛の価値観。
個人的には呼んでるんですけど、本当に元気だったらこの価値観で済まないように、もっと先あるようにとか。
そういうところはある意味、EQの視点で見ていくと、もっと本当に感じていた感情とかがあるんじゃないかって思えるってことなんですかね。
そうですね。分からないっていう言葉が返ってきやすい人っていると思うんですけど、それは解像度が低いだけだと思っていて。
分からないって言葉だと何を見えていて、どこまでが分かっていて、でもここが分からないから分からないなのか、物事をどう見ていくか分からないみたいなところなのかでも全然違ったと思うんですよね。
いいですね、いいですね。分からないは解像度が低い。
だと思っていて、分からないなりに今何が見えているか、とりあえず正解はないから行ってみようみたいなところが始まったりするので。
解像度高く見えてないから何か見えないって言っちゃってるけど、何か見えてるんじゃないかみたいな風に進めていくんですかね。
見えないって言うってことは、何があれば見えてるか判断するかの基準があるし、何に対する分からないが一番強く引っかかってるのかとか、本当の意味では分からないってないと思うんで。
なるほど、分かりたくないとか、これ以上見たくない、掘りたくないみたいな時に分からないって言葉で逃げてる可能性もあるってことですね。
分かったら怖い気がするから分からないままももちろんあると思いますし、怖がってるんだなって分かればよかったみたいな。
確かに確かに。まさに雑談っぽく道を決めずに進んできましたけど、感情って奥が深いんだなっていう感想を持ちましたね。