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2025-06-13 45:15

#49 ゲスト回第23弾 協奏パートナー阪本純子さん:ともに奏でるラジオ

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ともに奏でるラジオは、「誰もが有機的につながり、協奏が生まれ続ける世界をつくる」をVISIONに掲げる株式会社ジャムセッションズが、即興演奏から生まれる「協奏」をテーマに、チームメンバーや様々なゲストとともに対話を繰り広げる、そんなポッドキャストです。

京都を中心にジャムセッション的に活動(協奏)しているゲストをお招きしてお届けする「ともに奏でるラジオ」。

今回は、新たに協奏パートナーに加わってくださった阪本純子さんをゲストにお迎えしてお届けします!
純子さんは、普段は京都市内でコンサルティング会社に勤務しながらライフワークとして農業にも取り組む、素敵なお母さんでもあります。

ジャムセッションズと純子さんの最初の出会いは、まさにアーバンファームの活動現場でした。農業従事者ではなくても、もっと日常生活の中で「農」に関わるハードルを下げられないか。そんな問いのもと、対話は組織のあり方や消費者である私たちの姿勢についても広がりました。

最近ついに蚕も飼い始めた純子さんと、循環型コミュニティの耕し方をワイワイ語っている今回の配信。ぜひゆるりとお楽しみください♪

・お薦めの一冊:
誉田哲也『幸せの条件』(中公文庫)
https://amzn.asia/d/ajeQH3C

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ともに奏でるラジオは、毎週金曜日に更新しています。
次回の更新を、どうぞお楽しみに✨
◈株式会社ジャムセッションズ(Jam Sessionz)
VISION:誰もが有機的につながり、協奏が生まれ続ける世界をつくる
https://jam-sessionz.com/

サマリー

今回のエピソードでは、協奏パートナーの坂本潤子さんがゲストとして登場し、彼女のバックグラウンド、中小企業診断士としての経験、アーバンファームへの関わりについて話します。また、イノベーションキュレーター塾の活動や社会課題に対する思いについても触れられています。田舎と都市の関係や農業の重要性について考察され、特に協力隊としての体験が語られます。コンポストや持続可能な農業の実践、地域での循環型生活がテーマとなり、農業に対する関心の高まりがクローズアップされています。坂本純子さんがカイコやアーバンファームについて語り合い、地域の農業や人々の繋がりの重要性についての考察が深まります。阪本純子さんをゲストに迎え、農業の魅力や課題について語り合い、農業に興味を持つきっかけを探ります。

坂本潤子さんの自己紹介
みなさんこんにちは、JAM SESSIONSのりょうこです。 まっつーです。
共に奏でるラジオ、この番組は、パブ式会社JAM SESSIONSが、即興演奏から生まれる協奏をテーマに、チームメンバーや様々なゲストと共に対話を繰り広げる、そんな番組です。
はい、ということで、まっつーさんと一緒にパーソナリティーにするの、結構久しぶりですね。
半年ぶりぐらいですかね。
JAM SESSIONSメンバー、いろんな組み合わせでお届けしてますけど、半年前ってことは、じゃあもう今年が始まったぐらいってことですね。
もっと前かもね。
もっと前か、去年の。
始まった最初ぐらいかも。
最初ぐらいですもんね。
なんと久しぶりですけど。
よろしくお願いします。
最近、まっつーさんはどうですか。忙しいですか。
忙しいですね。
ね、忙しいですね。
私も最近、時間の間隔がやばくて。
1週間前に仕事関係のイベントがあったんですけど、
今日たまたまそんな話してたら、あれ1週間前?みたいな。
なんかもう1ヶ月ぐらい前に感じるみたいなね。
ちょっとそんな忙しい間ではありますけどね。
早速今日も素敵なゲストの方を迎えしますので、もうお呼びしちゃいましょうか。
はい。
はい。
では今日はですね、坂本潤子さんにお越しいただいてます。
潤子さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
はい、潤子さんはですね、このJam Sessionzの、私もそうなんですが、協奏パートナーというね、
共に作るパートナーに、最近正式にジョインいただいたっていうことで、
パートナー紹介も兼ねてね、今日はラジオをお届けできればと思ってますが、
簡単に自己紹介していただければと思いますので、よろしくお願いします。
はい、簡単にっていうのも難しいかもしれないですけども。
坂本潤子と言います、メインの仕事は、中小企業診断士で、地域企業さんのご支援をしております。
が、もう診断士とってもう12年、2012年なので結構もうなるんですけれども、
でもその間いろんな、最初取ったばっかりは、イノベーションキュレーター塾っていう京都市ソーシャルイノベーション研究所っていうところに興味を持って、
そこからそういう塾に入って、そしてその結果としていろんななんか人と知り合うことができて、
SILKの、今、京子ちゃん、りょうこちゃんのコーディネーターもご一緒させていただいたりとか、
なんかそんなことをしてるとこういうところに出会ってって感じで、
Jam Sessionzのやってる特にアーバンファームな取り組みとか、
このJam Sessionzの考え方とか組織の考え方っていうのもすごい共感して、
仕事でもそういった組織作りとかいったこともやってるので、
もっと社会が良くなったらいいなと思いながら、ジョインさせていただいてます。
イノベーションキュレーター塾の活動
ありがとうございます。嬉しいですね。まっすーと改めてお声を聞けて。
そうなんです。私とじゅんこさんはね、去年まで、
2024年3月までは、先ほどのソーシャルイノベーション研究所という京都市のね、
SILKというところで一緒にコーディネーターしてたんですけど、
私にとってはじゅんこさんも先輩のコーディネーターという感じで、
そこからのね、最近また合流したっていう感じなので、すごく私自身も嬉しいですし。
で、協奏パートナー、ジャムセッションズとのきっかけ、出会いのきっかけってどこでしたっけね、なんかイベント。
ケータさんがアーバンファームっていうか、別にアーバンファームって名付けてはいてなかったんですけれども、
その時、町屋で畑をしようみたいなのが生まれてて、そこにケータさんを呼んで、
またキレイター軸つながりで呼んでくれた人がいて、ケータさんと仲良くなって、
そこにいろんな人がまた来だしてっていうところです。
そうかそうか、じゃあまさにアーバンファームが広がる過程の中でね、
ジャムセッションズも立ち上がってっていうことだったので。
あれ、まっつーさんはじゅんこさんとは前からあれですか。
あのね、たぶん最初は私が一方的に知ってた感じなんですけど、
仕事から金融機関に勤めている関係で、
じゅんこさんを勤めて、コンサルティング会社との関わりっていう中で、
お名前は拝見してて、中小企業診断士つながりというか、
じゅんこさんが先輩になるんですけど、
そんざいは知っていたっていう。
そうかそうか、じゃあ。
その中でとびらに行ったときにいらっしゃって、話したというのがサーコですね。
そうですね、そこで初めて名刺交換して、
コンポストやってるんです、みたいな。
なんかめっちゃ近いものを感じたんです。
そうそうそう、近かったって意外と話してた、すごい。
診断士でもあそこまで会う人いるのはいるけど、
そんなたくさんじゃなくて。
そうかそうか、そうだったんですね。
じゃあ、万を持してというかね、つながった感じで。
じゃあ今日はそんなまっつーさんと私で、はい、いろいろお対話できればと思いますが、
先ほどからね、ちらっと名前が出てた、イノベーションキュレーター塾っていうのが、
もしかしたら初めて聞かれる方もいらっしゃるかもしれないので、
よかったらそこも簡単にご紹介、いかがでしょうか。
そうですね、イノベーションキュレーター塾っていうのが、
このSILKと関わるきっかけだったんですけれども、
SILKができるときに、
今日、りょうこちゃんも関わってるような、
千年を紡ぐ企業認定とイノベーションキュレーター塾っていう二つの柱があったんですね。
その一つの方は、企業を認定するって、
そのソーシャルな企業を広げていくっていうトリックを見えて、
もう一つは、ソーシャルな企業を増やしていったりするために、
そこを伴走する人とか、一緒に取り組んでもらう人を広げようっていう取り組みがあって、
そういう人材を育てようっていう塾が生まれていました。
そこに私が興味を持って行ったんですけれども、
その後、毎年15人から20人の人が募集に一緒にジョインしてくれて、
いろんな組織から来られるんですよね。
何を学べるっていうのはないんですが、
その場で、やっぱりそういう社会課題を生まないためにどうすればいいかっていうよりかは、
そこをなんとなくモヤモヤしてる人が来てて、
でもそこの根源には、やっぱりなんか社会っておかしいよなって思ってる同志が集まってるので、
その中で自分のプロジェクトを回すみたいなことをやっていくし、
そのプロジェクトを応援するみたいなことをやっていくっていう仲間がどんどんできてて、
1期だけあったら15人ですけども、2期、3期、4期、5期って今10期の募集中なんで、
147人ぐらいのイノベーションキュレーターが、
京都市の取り巻きの部分でたくさんいるっていう状態になってます。
なので10期を卒業した後は、もう普段の自分のお仕事に生かしながら、
いろんなところからイノベーションを起こしていくっていうね、
そういう人材ですよね。
アーバンファームの取り組み
だから中小企業診断士って言っても、そこにも何人かいつも毎年1人2人はいて、
その人たちと話すと、やっぱり企業の普通のただの支援じゃなくって、
もっといろいろ関係性を作りながら支援していきたいよね、みたいなところができてきたりとか、
なので、なんかそういうのも楽しいなと思いながら。
はい、そうですね。最近はですね、前はさっきじゅんこさんおっしゃっているSILKの事業としてやってたんですけど、
実は頼もしいことに、突熟生の方たちが独立をして今運営をね、
協会を作って運営をしてくださっていて、
SILKも本当にコーディネーターも6人しかいないので、
イベントする時とか最近は、キュレーター協会さんにサポートをお願いしたりして、
すごく心強いチームが外に広がったようなね、そんな感覚を生えてます。
それがいいのか、ガチッと組織としてじゃなくて、
なんかね、そうやってなんかやっぱり感覚的に合う人たちがいるから、
その人たちがなんかジュワッとなんか行っていくみたいな、
いろんなところに私たち秘密工作員って言い方してるんですけれども、
いろんな人たちがいるっていうので、いろんなところにそういうソーシャル系のところには。
松さんのたぶん周りにもキュレーター塾関係者っていらっしゃいますよね、たぶんね。
職員でも。
職員でもね、いらっしゃいますよね。
秘密工作員と呼ばれていたのは、私も今初めてそう言いましたけど。
いい工作員ですよね。
そうですね、秘密工作員。
社会にとって良い企みをするね。
そう、企みをしてる。
それをなんか別に外からとかね、チーム割ととか、
別に中心メンバーじゃなくても応援し合うみたいなところで仕掛けてます。
そのキュレーター、まさにあれですよね、アーバンファームを紹介してくれたのもそのキュレーターの仲間だったっていうことだったので。
それも私じゃなくて、4期生かな、4期生で1期生同期ではない仲間でした。
なるほどね、同期ではなくてももう縦横のつながりがあるっていうね。
それもたまたま、2013年かな、三島さんとのソーシャルイベントを花山さんっていうまた京都市の職員、名前出していいかな、それもキュレーター、イノベーションキュレーターで一緒にそういうのを企画して、
その時に来てくれた、その時に読んだキュレーター塾生の4期の矢野さんって方が、私のフェイスブックのコメントとかを見てたみたいで、畑近くでやりたいとか言ってたんじゃなかったですか?とか言われて、そういうやりたい人が多分会社の近くにいますよって言ってくれて。
なるほど、なるほど。
そのイベントの帰りでした、言われたの今でも。
そうだったんですね。まさにね、アーバンファーム、今でこそ、アーバンじゃないエリアにも畑が増えたりしてますけど、じゅんこさん参加されたのは本当に街中のファームだったってところですね、町屋があってみたいなところでしたよね。
そもそも、じゅんこさんといえば、なんかもう私の中でも、結構農業みたいなイメージ、キーワードがすぐ出てくるイメージあるんですけど、
もともと最初に農業みたいな興味を持った始まりって何かいつぐらいだったんですか?
これもなんとなく、コンポストかなとは思ってたんですけど、コンポスト、この中の前前後ぐらいかな、結構なんか農業とかに興味を持ち出して、
LFCのコンポスト始めたときもあったんですけど、でも今となってもう1回、自分のストロングルーツというか、キュエーター塾的な考え方でもう1回、この2、3年前ぐらいにアーバンファームとかやり始めたくらいにもう1回色々考えてみると、
さかのぼって考えてみると、大学生の3、4年生のゼミが、都市と農村を結ぶネットワークの研究っていう研究をしてて、実はそれが中野県のあっち村に住み込んで、
地域の社会福祉法人の農業をやってる若者のグループとかと一緒に、現地調査兼ねてそういうことのインタビューするとか、
あと、Uターン者、高校大学卒業してUターンしてる人を追って、その頃は郵送でアンケート調査をするみたいなことをやってたことを思い出して、
田舎と都市の関係
やっぱり農村と都市ってやっぱりもうちょっと近いところでやって、それの行き来することがいい効果を生むんじゃないかみたいな、その当時だと本から取ったような論文を書いてしまってるけど、やっぱりそういうことって今ももっと必要だし、
そういうとこにあったんじゃないかなって、そうやって田舎が好きとか言うとか、そこがなんか完全に農業に関わらなくても、農と都市の住む人、消費者が近いところにいるっていうのはすごい影響があるんじゃないかなとか、今で言うと関係人口の研究とかになるかもしれない。
そういうことっていうことですよね。当時はまだそこまで関係人口って言葉はなかったと思うんですけど、いや面白いというか、つながってるもんですね。
なんかつながってきたし、その後は普通に大阪のど真ん中で都会で働いてたから、そんなに農業を考えることなかったんだけど、その後、協力隊で農村に派遣されて。
そうでしたよね、純子さんは。青年海外協力隊というのでね。テニアでしたっけね。
テニアって本当に農業圏で、周りも私の一緒に住んでた、近くに住んでた隊員も農業隊員だったりしたり、あと田舎の人で、都会にいたんですけど、でもやっぱり農業って当たり前に近くにあって、そばにあって、
ちょっと待ってください。
それで言うとね、まっつーさんも大学院の頃でしたっけ?微生物研究?
そうですね。中高生ぐらいの時に微生物に興味があったというところからね。
ところからのコンポストのアドバイザーってことで。
そうなんですね、すごいそういうの。繋がってますよね、なんか。
なんかね、食べるものが近くにあるとか、近くに作れるとか、そうやってなんかちゃんとコンポストでゴミもちゃんと循環するみたいな生活が当たり前にできるのが、都会でも当たり前にできるのがいいなと思ってます。
でも本当に、私もコンポストを始めたのって、京都に来てからがきっかけで、しかも、たぶんじゅんこさんも同じぐらいの時期だと思うんだけど、コロナのやっぱり時期だったので、
なんか外にもね、自由に出れないみたいな中で、なんか自分の生活の中で、少しでもなんていうかこう自然と触れて、体を動かしたりみたいなね。
だから、松さん的にも、あの時期に始めた人みたいなのってやっぱり多かった印象ですか?
なんか周りのLFCコンポストが広がっていったんですよね。
ねえ、そうですよね。
2020年ぐらいですよね、ちょうど2019年ぐらい。ちょっと前ぐらいからかな、その。
はいはい、うーん。
その後、やっぱりね、大秘作ったら、やっぱり自分で何か作りたいなって思ってます。
で、なかなか自分のね、一家庭ではなかなかできた大秘をね、活用しきれないっていうところからね、
京都市の中では、それをじゃあ、いろんな公共の場所だったりとかね、そのみんなの農園みたいなところでじゃあ使おうとか、じゃあ公園で使えたらいいんじゃないかとかね、最近だともう大丸さんなんかもご協力してくれたりとかね、どんどん広がっていきましたよね。
広がってきた。でもまだ制約が多くて、海外のいろんな事例とか見ると、もっとなんかいろいろドラスティックにやってるっていうかね、なんかもっと公園とか当たり前やってたり、
神戸でもなんか実験があるのかなって。
あ、そうなんですね。
やっぱり京都まだまだやる余地はたくさんあるなと思って。
ね、確かに確かに。
え、なんかそのあたりも、ちらっとさっきお聞きしましたけど、なんか大学、そのね、農業経営を学ぶ学校にも通ってらっしゃるっていうのをお聞きしまして。
ね、なんかもやもやしてるのがずっと続いてたから、たまたまだけど、これは身体つながりで別に切れたとか関係ないんですけど、今農業委員やってて、農意外に知らないというか、やっぱりもうちょっと知ってる方がちゃんと意見言えるし、
なんていうのかな、なんか農業、JAが当たり前みたいなところであって、なんかそういう対比は使えないみたいなのも聞いたんですね。
農業の可能性
そういうところとか、なんかちょっと変えていけることがないのかなと思ったので、ちょっともうちょっとちゃんと農について知ったら、もっとなんかそういう農業委員関係でももうちょっと発言できるかなとか、新規就農者の方にももうちょっとなんか寄り添えるようなことができるんじゃないかなと思ったりとか。
自分自身がなかなかね、そうやって農地を獲得してわざわざ農業をやるっていうのではなくて。
ちょっとね、ハードルも高いですしね。
そこはそんなにやりたいっていうほどのことではなくて、それこそほんとここでアーバンファームのような取り組みを広げていって、むしろ農業をするっていうのが当たり前に生活の中に組み込まれるようになると、農業というか農作業をね、みんなで物を作れるようになるんじゃないかなとか。
で、ちょっと勉強してみようかなと思いました。
それはどんな学校なんですか?
社会人向けの休日土日中心で、畑をちゃんと技術を学んで農業系を学ぶっていう学校です。
じゃあもう通ってらっしゃる方は、やっぱりゆくゆくは農業始めようかな、新規就農の方。
新規就農の人もいるんですが、意外に今回少ないって言われてて、今回めっちゃ人数多いんですよ。
でも、学校側としてはすごい少ないっていうふうに言ってあって、だからもうちょっと本当は言えないと先人にならないという感じがする。
大企業のサラリーマンが多くて、あとお医者さんとか弁護士さんとか会社経営者みたいな人とか公務員とかそんな人が多くて、
でもやっぱり農に興味があって、自給自足ができるようなことがしたいとか、子ども食堂みたいなことを将来やりたいから、
自分でものを作って、ちゃんと畑で作ったもので食材で作ったりとか、そういった人とかもいます。
面白いですね。
どこですか?関西?
え?
関西ですか?
全国にあって、京都と大阪と、近くは京都と大阪と横浜とかにあるので、京都農場の方は割と名古屋とか三重とか、神戸の方からも通ってきてある感じですね。
様々な職種の方が、農業の鑑賞を持っている人が増えてるっていうのは。
増えてると思います。
うん。
素敵なことですね。
可能性としてはすごいあるし、工作放棄地が増えてるし、都市農業がどんどん減ってるっていうふうに、農業委員会でよくそういう話題にはなるんですけれども、
でも、何かしらもっとやり方によっては、ガラッと行政が変えてくれてトップみたいなことを作ってくれれば、宅地に変えなくても、わざわざ宅地に変えたりしなくても、街中でやる仕組みみたいなのができるかなとは思ったりとか、
全部が工場になっていかなくても、税金の仕組みとかも変えれたらいいのになとかのうちに、その辺はちょっと勉強したいなと思ってます。
なるほどですね。
アーバンファームなど場所を増やして、街中にいっぱい駐車場じゃなくて畑があるみたいなところがあったら面白いなと。
そうなんですよね。やっぱり、ちらっとお話しされたように、いろんなルールだとか、現状のいろんな規制もあったりとか、制約もありつつなんですけどね、
市民側のこういう活動が増えることで、制作の方にも反映できたりとかするといいですよね。
ハードルが下がるといいのになって、本当に高齢化進んでて、どんどん畑を手放す人とか畑をくっつく人がいないっていう人はいっぱいいるのに、そこがうまく継いでいかない、継がれていかないっていうのはすごく課題やし、
何かもっとできる取り組みが切り離されずに、ちゃんと住んでる人と消費がつながるようなところができる。
本当そうなんですよね。私たちのジャムセッションズでイベントをやるときも、結構そこはテーマになることが多くて、農業もそうだし、漁業とかね。
京都の老舗のお魚屋さんと一緒に、今って本当に食べ物さえも自分たちで作らずに、下手したらネットで買えちゃう時代じゃないですか、生鮮食品も。
どんどんおっしゃるように、距離が離れちゃったり、生産者さんの顔が見えなかったり、途切れちゃってますよね。
農って普通の経済活動とか会社とかってやる、それとはまたちょっと違うんじゃないかなって思い出したら、みんなが当たり前に日常の中に農があれば、もっとその辺解決できるんじゃないかなとか、
遠農みたいなことが農業、農作業を手伝うのが当たり前にルーティンで含まれるとか、何とかあってもいいのになとか、会社が当たり前に一時業務を持たなきゃいけないとか、農地を持たなきゃいけないぐらいまで行けば、もっと食糧生産が当たり前になるんじゃないかなとか、妄想は広がるんですけどね。
確かにね、農業、一時産業ってその時点で自分とは距離が出ちゃうから、そうじゃなくて、普段のどんな仕事をしている人もエクササイズじゃないけど、日常に取り入れたらもっと食糧問題解決するし、農業っていうんじゃなくて、
農業を経済性の中に全部入れてしまったら絶対持たないから、保護されるようにはできないと思うので、だから保護されているのかもしれないけど、でもそこばっかりやるのはおかしいから、一旦当たり前に市民がね、私たちが農の知識をつけて、当たり前に作ることが当たり前になれば何か変わるんじゃないかな、でもそうしたらまた農家さんはどうなのかなとか、
その手伝うような仕組みが当たり前にあったらいいのになーとか、いろいろ考えるとグルグルするんですけどね。
まっつーさんとかそのあたり、結構おかしい考え方だったりするんじゃないですか。
そうですね。
まっつーさんが作りたい社会。
作りたい社会、そうですね。
コンポストもやりながら。
循環させたいっていうのは、やっぱり思いとしてはあるので。
循環っていうときに本当に小さな生活圏でというか、どんな単位でもいいと思うんですけどね、町内会レベルみたいな単位で、当たり前の活動、ゴミ拾いと同じようにみんな畑するみたいなね、セットになったりとかするとね。
LFCの方は半径2キロの循環っていうのを大事。
半径2キロっていう。
そう、いいですよね、半径2キロ。
大事。
そうなんですね。
自分が関心を持てる範囲というか、生活圏っていうのが2キロって言われてて。
やっぱり。
その中で循環させていくのが持続可能性が高まるよねっていう、そういう考えですね。
半径2キロ以内で上達できて、いろんな交換が行われて。
最近、ちゅんこさん、カイコもね、飼い始めたっていうの。
カイコもアグリイノベーション大学の農場長がカイコを飼ってて、その人は別にカイコが好きで飼ってるだけで、そんなにただカイコってすごいんですよってめちゃめちゃ語られて。
小森さんも飼ってるって言ってたよね。
だからそれでも気になってはいたんだけど、実際に自分が飼うとは思わなかったけど、めっちゃ語られたら面白いかもと思って。
カイコってほんとすごい。
思いが映っちゃったんですね。
捨てるところがない、カイコも本当に。
実際に。
漢方薬になるし。
なるほど、いろんな活用法がある。
クワだけを食べて育つから、あれはタンパク源なんですよね、完全に。
なんかフェイスブック書いてる人が、フンを食べれるって。
そう、フンも食べれるらしいです。
ちょっと勇気がなくて、直接は食べれなくて、もうコンポストになっちゃってるんですけど。
でも栄養が豊富すぎるぐらい豊富で。
だって体の中で消化して、今度フンに入れるときにはすごい栄養になってて。
カイコとの出会い
クワの葉茶とかもあるじゃないですか。
クワの葉茶。
クワの葉茶がすごくいいものらしくて。
カイコ自体は2000年くらい前からSILKを作り続けて、麺よりも先なんですよね、麺よりも前。
紙よりも多分前。
人間が作ったものなんですけど、完全に。
野生にはいないもの。
グルグルするの面白いけど、まだ絹は紡げないので、結局遊びで終わってます。
でもお子さんとかも一緒に、どんな反応ですか?
面白がってますよ。
もうほんと卵を産ませるんだって言われて卵を産んじゃって、今どうしようかなと思ってて。
全部眉で糸取るのは可哀想って言って。
カイコが可愛い、でも気持ち悪いという人もいるけど、ぜひカイコをお分けしますよ。
さっきちらっと話題に出た、小森さんっていうね、
これこそ関東圏から京都に移ってこられて、
カイコから糸を草木染めのデザイナーで立ち上がった会社の経営者さんですけどね、
小森さんからも熱く私も語られたことがあって、
私も実際現物を見させてもらって、一緒にクワノハをあげたりしてたんですけど、
可愛いですね、可愛いと思いました。
あとで写真を送らせてください。
カイコでハマった人は必ずそうなるんですよ。
私のカイコを見て、みたいな感じになって。
小森さん今近くにお店出されてるじゃないですか、家の近所なんですよ。
体験工房で。
カイコお店に来てくださいってメッセージもらいました。
カイコつながりが。
農業と地域の繋がり
切れた熟成もね、高校の先生とかカイコ押し付けたら結局買ってくれたので。
カイコ普及委員みたいになってますね。推進委員みたいな。
そういうのとかも楽しいですね。
確かに最近Facebook見てるとカイコ出てくる率が高くなってます。
近所の人にもちょっと広げようとしたけど、近所の人もいいで。
でも切れた熟成さすがと思ってすぐに取っ付いてくれた。
面白いですね。そういった何かのフットワーク軽くというかね。
気軽にやってみようみたいな感じでやり始められるっていうのがすごい。
でもカイコはおすすめです。本棚で買えるので。
普通に箱に入れて放っておいておけばいいので。
桑の葉さえ手配できれば。
ほんとちっちゃいこれぐらいから育ててると、ほんとすごいですね。
じゃじゅんこさんはね、週末に学校にも通われて、
おうちでカイコもね、しながら。
だんだん何がメインなんでしょみたいな。
メインなんみたいになってきてるからちょっと会社やばいなってなってくるんですよね。
そうですよ。そういう人が増えれば何か会社の仕組みも逆に変わるかもしれないですよね。
確かに。会社のいろいろ決まった仕組みとかを全部最初から変えていくのって難しいけど、
人の方から、社員の方から変わっていったら、何かね、始まる予感はありますよね。
りょうこさんもまっつんさんもね、全然もうなんか会社の方から離れてるし。
いやいやもう、そうなんですよ。最近もう自己紹介が一番難しくて。
自己紹介が難しい。でも自己紹介が難しいって普通は当たり前じゃないかなと思って。
本当はみんな多様なものを自分の中に持ってるから。
ついね、所属してる会社名言って、部署名言って、それで自己紹介した気になってますけど。
本当そうですね。おっしゃる通り、本来は多様なはずでね。
やりたいことというかね、自分の目指したいものとかありたい姿とか、そこは一つで、
それもアプローチの仕方というか、それがいろいろ違うから、
例えば僕やったら勤勉という副業としての勤断師とか、アドバイザーとか、
今のJam Sessionzは副業じゃないけど、人と変わってとか、
一見何バラバラなことしてんのって思われてるんだけど、自分の中では別にバラバラなことじゃない。
目指したいところは一緒だもんね、そこが。
本当そうですよね。切り口の違いというかね、アプローチの多様性というかね。
その役割を活用して、その目指したい姿に活動してるみたいな感じね。
そうなんですよね、そういう。
でもやっぱり京都って、私2020年から移住して住み始めて思ったのは、
なんかそういう生き方してる人が割と多いというかね、面白い人が、
SILKに入ったからっていうのもあると思うんですけど、面白い生き方してる人が、自由人が多いような気がしますけど。
なんかそれを発信しても全然なんか、いいねって言ってもらえるから、すごい嬉しい関係性が生まれるかなと思って。
そうですよね。もっと飛び抜けて変な人思い、うじゃうじゃいますしね。
でもそんな大人が、楽しそうにしてる大人が増えると、子どもたちにも自然に伝わるというかね。
それもなんか循環な気がするんですけどね。
そうだね、それも循環になってくるね。
そういう人がどんどん増やしていくのも、アーバンファームに取り込んでいったりね、こういう、
気軽にまずは行けるところからそういう人がいるっていうので。
それこそね、アーバンファームのジャムセッションズ、メンバーもどんどん増えてるんですけど、
前田さらっくに、えみさんっていうね、また新しい共通パートナーの別の一人なんだけど、
未就学児、お子さんもアーバンファーム参加させるのもアリですかね、みたいなトークとかがあって、
全然、ね、なんかアリだし、私はなんかアリじゃないかなと思って。
アリだと思う。
最近なんか外国の方も参加してくれるようになったりとか。
そういうなんか、ごちゃ混ぜ感がね、楽しくできたらいいのになって思ってね、なんか変なハードル作らずに。
ね、そうですよね。
まあ明日、私たちも、月2回ぐらいね、やってるアーバンファームの、また明日行ったりとか、
ちょっとエクスカーション的に、はい、中島農園さんっていう、
新生のね、自然農法の農園さんに勉強しにね、行ったりとか。
そうなんですよ。まあ関わり方もだから、それぞれでね、いいんじゃないかな。
私も毎回毎回行けるわけじゃない。
でも行けるときはね、やっぱ楽しいしね。
ただやっぱりね、畑っていうのは見ないとね、見ないとぐちゃぐちゃになっちゃうし、
そういうお手入れっていうのはやっぱり必要やから、それをみんなが気にするようになるとやっぱ違うなって思う。
そうですよね。
私たちも運営方法とか、なんていうか、もうちょっとカッチリ決めようと思えばね、
担当を決めるとか、仕組み作るとかっていうやり方もあるんでしょうけど、
今のところは誰かが行ける人が手を入れるっていうのをやってる感じなんですけどね。
あまりルールにしちゃうとね、
どうなんでしょうね。
仕事になる。
そうなんですよね。
楽しさが無くなっちゃうのか。
変にね、タスクみたいになっちゃう。
タスクになったら。
やりたい姿じゃないですもんね。
そこらへんがね、今までの従来の会社組織と違うところがね、どういうふうに折り合いつけて気持ちよくやれるか。
そうなんですよね。
まさにね、そのあたりを私たちも実験しながらというか。
でもすごい実験が面白いし。
純子さんもジョイしてくださったんで、まさにその辺も一緒に知恵を出し合いながらやっていきたいなと思いますし。
純子さんもぜひ、ジャムセッションズジョイしたことで、この企画はジャムセッションズコミュニティでやってみたいなと思うこととか、
ぜひぜひ申し込んでいただきたいなと思います。
一つちょっと硬いものやけど、アグリビジネスカフェは勝手に持ち込ませてもらったので。
あ、そうだそうだね。
返事がないからなんともなんですけど、だからその辺の農林系ってね、やっぱりちょっとまた硬いところもあるから、そこでまでこぜしていけたらいいんじゃないかなとかね。
ジャムセッションみたいなところで考え方とか。
ぜひぜひ。
今後、農業経営も学ばれて、ご自身でもね、家庭でも開国やってアーバンファームちょこちょこ巡って、
純子さん的に、今後もっと広げたい活動とか、こんなことにもっとなっていったらいいなみたいな、妄想レベルでもなんでもいいんですけど。
街の中にいっぱい畑がある、食べ物が街の中で調達できる。
あんまりお金の心配をしないでいいって言ったらおかしいかもしれないけど、でもその辺で循環で回るような世界が、地域内ができればいいなと思って。
老後が安心できるとかね。
簡単に頼れるところがいっぱいあるみたいな。
支え合って、持ち寄ったりとか、余ったものを交換したりとかね。
いろいろやり方がありまして。
仕事の在り方っていうのがどうなるのか。
でもみんなが当たり前に、復業が当たり前って前はずっと言ってたけど、それがプラス農が当たり前みたいな。
そういう世界が広がってて、そこが。
だからそのためにはやっぱり畑がそんな遠くにあったら、車で1時間行かなきゃいけないところにあったら、本当仕事にならないから。
学校問題と未来のビジョン
会社帰りにスポーツジム行くぐらいの感覚で。
お手伝いができるとかね。
農業者と地域の人、普通に会社員がまずはひっつくところかな。
ぜひ企画を一緒にしたりとか、
じゅんこさん、ネットワークのコミュニティの方に私たちメンバーも参加させてもらったりとかね。
直近では、学校問題が気になります。
学校問題?
学校、並行した学校の、絶対荒れる一方だなと思って、このままだと。
花壇もあるし、場所もあるのに、それがもったいないなと。
荒れるのが目に見えてるなと。
確かに確かに。
それが多分京都市内あちこちにあるので、農地じゃない場所、農地じゃない公共の空間をまずは畑にできないかなと。
難しいけどね、落材とかも難しいみたいだけどね。
でもね、京都市の職員の方でも、いろんなオープンな場で混じってくださる方もいっぱい、幸い京都市の方もいらっしゃるから。
京都市素晴らしいから。
できるところとできないところももちろんあると思うけども、できるところからね、みんなで実現していきたいですね。
村井は街路島で畑になればな、みたいな感じかな。
街路島ね。
いろんなとこが畑とか花壇がもっと増えればいいかな。
楽しみです。
ありがとうございます。
ちょうど区切りのいい時間にもなってきたので、
この番組でですね、最後にゲストの方にお勧めの1曲もしくは1冊、本か、音楽をご紹介いただいてます。
なのでちょっとじゅんこさんにもどちらかのお勧めを教えていただきたいんですが。
音楽はもう子供の聴いてるものしか最近はないので、もう流行り物ばっかりであるんですけど、
でも本はもうなかなかビジネス集以外の本読まなかったんですけど、最近久しぶりに、この半年ぐらい前に農業気になって読んだ本で、
本田哲也さんという人の、もともとミステリー作家らしいんですけれども、幸せの条件っていう本があるんですね。
それが、もう24歳ぐらいのOLっていうか普通に商社に就職した、小さい会社に就職した人が、いきなりバイオエタノールの事業部作るから、
農業の魅力と挑戦
農業を探して、営業行ってこいって言われて、長野県に行ってっていうような話があって、それで農業を知るみたいな話があったんですね。
そういう小説がすごい面白くて、すごい面白いんですよ。それで農業ってこういう、米作りってすごい大変なんだなっていうのが知って、
やっぱりこれが米農家って、今米問題すごいある関係に、それが今もう一度読み直してもすごい面白くて、一気に読んでしまう本です。
結構熱い小説なんですけど文庫本がもう出てるので、気軽に読める感じの本です。そこが面白いです。
ミステリー作家さんがそのテーマにされたっていうのも気になりますし。
ちょうど東北の震災の後に書かれた本で、2015年かな。2015年よりもっと前かな。
13年とか4年とか。
その辺です。書いたきっかけは震災だと思いますよね。
でも米はまだ可能性もあるし、いろんな栽培方法の研究もされているので、それももっと知っていって。
実際に米作れるかというとちょっと難しいんですけれども、場所もいるし技術もないし。
でもそういう課題にはすごい。
この幸せの条件って本は一番手っ取り早くというか、割とたつきやすいし、小説自体がすごく面白くて感動します。
この主人公の女性の方すごいなって面白いなって。
きっと女性の成長の物語でもあるんですかね。
そんな感じですね。
面白そう。松さん知ってました?
知らなかった。
いかに知らなかったですよね。
私たちも読んでまた感想をシェアしたりとかもできればと思いますし。
ぜひ読んでみてください。
ぜひリスナーの方もですね、今日のじゅんこさんの話を聞いて、農業を前から気になってたなみたいな方もいらっしゃったら、
なんかこう気軽に始められるところからね、何でもいい。
本読むってところから始めてもらってもいいんじゃないかなと思うので、ぜひ手に取ってみていただいて。
あわよくばね、私たちのアーバンファームにも来てもらって。
アーバンファームの場所とかもこんなとこいいんじゃないみたいにね、なんか紹介してもらって。
逆に教えていただいたりとか。
敷地空いてるからここ耕してみない?みたいなのでもね。
ぜひぜひ、そんなお声もお持ちしておりますので。
はい、じゃあ引き続きまたハイパートナーとしてね、これからもじゅんこさんとハイジャムセッションズとワイワイやっていけたらと思います。
ゲストの紹介と感謝
じゃあ今日は新たにジャムセッションズに今日のパートナーとして加わってくださった仲本じゅんこさんをお迎えしてお送りしました。
じゅんこさんもありがとうございました。
ありがとうございました。よろしくお願いします。
またお願いします。
はい、ではラジオの方もまた日々アップデートしていきますので、また次回もお楽しみください。
それではありがとうございました。
ありがとうございました。
45:15

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