1. ともに奏でるラジオ
  2. #54 IVS2025サイドイベント振..
2025-07-18 42:20

#54 IVS2025サイドイベント振り返り会 with 葉山さん前編: ともに奏でるラジオ

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ともに奏でるラジオは、「誰もが有機的につながり、協奏が生まれ続ける世界をつくる」をVISIONとかかげる株式会社ジャムセッションズが、即興演奏から生まれる「協奏」をテーマに、チームメンバーや様々なゲストとともに対話を繰り広げる、そんなポッドキャストです。

京都を中心にジャムセッション的に活動(協奏)しているゲストをお招きしてお届けしている「ともに奏でるラジオ」。

今回は、7月3日に開催されたIVS2025 サイドイベント|KYOTO Innovation Studio vol.13「余白にこそ価値がある。京都で再考する『終わり』の先にあるビジネス」に参加したジャムセッションズのメンバー3名+本イベントの企画者でもある京都市の葉山さんで、イベントの振り返り会を行いました!

イベントの概要はこちら(イベントは終了済みです)

↓↓
https://fb.me/e/8ax2lxXjD

スタートアップカンファレンスであるIVSの公式サイドイベントとしては異色の「終わり」や「余白」というキーワードをもとに繰り広げられたトークセッションを、企画者の葉山さんの想いや、参加者である我々の感想を深掘りしながら、京都の独自性やコミュニティの可能性についてセッションしました。

イベント当日のゲストのお一人である宇野常寛さんの最新作「庭の話」についても触れながら、コレクティフという概念や、佐藤尚之さんのファンベースをもとにしたコミュニティ運営についても話が及びました✨

是非お聴きください!後編は来週公開です〜📻

【お知らせ】
ジャムセッションズによるイベント「Jam Sessionzナイト」が7/25(金)を開催します!
お申し込み受付中です!
↓↓
https://fb.me/e/4tiKP7WTY

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ともに奏でるラジオは、毎週金曜日(たまに水曜日)に更新しています。
次回の更新を、どうぞお楽しみに✨

◈株式会社ジャムセッションズ(Jam Sessionz)
VISION:誰もが有機的につながり、協奏が生まれ続ける世界をつくる
https://jam-sessionz.com/

サマリー

このエピソードでは、株式会社ジャムセッションズが取り組む即興演奏から生まれる協奏について話し合われています。特に、京都で開催されるIBS 2025のサイドイベントに焦点を当て、その目的や内容、参加者の意義が掘り下げられています。このエピソードでは、葉山さんと共にスモールビジネスやコミュニティの重要性を探求し、京都市でのスタートアップや市民の価値観の再評価について考察されています。また、宇野さんの「庭の話」を通じて、コミュニティの役割やその未来に関する議論も展開されています。さらに、コミュニティの価値やそれに関する意見が取り上げられ、田中誠子さんやコレクティフといったキーワードが含まれています。また、ファンベースやコミュニティ運営についての考察が行われ、参加者の多様な視点が共有されています。そして、ビジネスの目的や文化の保護についての議論も交わされ、特に港さんのミッションが重要視されています。

イベントの紹介と目的
みなさんこんにちは。Jam Sessionzのしょうです。
けいたです。
まっつーです。
共に奏でるラジオ。この番組は、株式会社Jam Sessionzが即興演奏から生まれる協奏をテーマに、チームメンバーや様々なゲストと共に対話を繰り広げる、そんな番組です。
はい、ということでですね、今日は3人プラスアルファーでお届けするんですけれども、
今日はですね、先日、7月の3日ですね、7月3日に京都で開催されたですね、あるイベントのですね、ちょっと振り返りをしていきたいなというふうに思っておりまして、
はい、そのイベントにけいたさんとまっつーさんと私がですね、参加者として参加していたっていうところもあって、ちょっと忘れないうちに振り返りしたいねっていうところから、この収録をしているという感じなんですけれども、
はい、せっかくなんで、我々だけじゃなくてですね、そのイベントの企画者でもあるですね、方にもゲストとして来ていただいて、一緒に振り返りをしていきたいなというふうに思っておりまして、
はい、ゲストをお迎えしたいなというふうに思っております。はい、今回ですね、前回ゲストとしても来ていただいているんですけれども、2回目の登場になりますけれども、京都市の葉山さんに来ていただいております。葉山さんこんにちは。
こんにちは、よろしくお願いします。よろしくお願いします。
葉山さんにはですね、このともに奏でるラジオが始まって、結構最初の方ですね、ゲストとしては3人目とかそれぐらいのときに来ていただいたと、もう1年ぐらいはね、経ってるのかもしれないなというふうに思うんですけれども、
はい、ゲストとして来ていただいた後もですね、いろんなイベントでご一緒しているという感じですけれども、今回もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。楽しみにしています。
ということでですね、今回我々が参加したイベントがですね、IBS 2025という3日間にわたって京都で行われたイベントの公式サイドイベントということですね。
京都イノベーションスタジオの役割
はい、私はそのIBS 2025には行けてないんですけど、そのサイドイベントの方だけちょっと行かせていただいたという感じで、ケントさんもまっつーさんもあれですかね、そのメインイベントには行ってないって感じですかね。
うん、僕もね、同じで、今回参加できたのはサイドイベントのあのイベントだけですね。
まっつーさんも?
うん。
そうですか。
なんかこれもね、もちろん早間さんにお誘いいただいたっていうのはあるんですけど、そのメインのイベントとはちょっと趣の異なる趣旨のイベントだったんで、なんかちょっと面白そうだなと思って私も参加させていただいたんですけど、
ちょっとですね、そのイベントどんなものだったかっていうのを企画者でもある早間さんからご説明いただくところからスタートしようかなというふうに思いますが、早間さんお願いしてもいいでしょうか。
はーい。ちょっと長くならないように頑張ります。
大丈夫ですよ。
はい。一応その、じゃあイベント自体はIBSのサイドイベントということなんですけど、我々IBSっていうのは京都に来てから、京都イノベーションスタジオっていう京都市が事務局を務めるコミュニティープラットフォームという位置づけで、そのイノベーションスタジオというものを年4回ぐらいやってきてたんですよね。
で、まずその中でそのイノベーションスタジオっていうものの企画として、IBSのタイミングで毎年何かをやってたっていうところで、今回はサイドイベントの中でセッションをやろうということで動いていました。
で、まず京都イノベーションスタジオ、実はこれまでもJam Sessionzの皆さんにも参加していただいてるんですけど、先にそっちの方だけ少し説明しますね。
イノベーションスタジオっていうのは、うちの京都市の外部アドバイザーで入山敬先生っていう先生に都市経営戦略アドバイザーに就任いただいて、その先生がオーガナイズした形でこのイノベーションスタジオっていうのをやっています。
で、これ何やってるのっていうところなんですけど、基本的には京都っていう街をイノベーティブにしていくために、今京都が気づいていない、できていないことっていうことをこのプラットフォームの中でやっていこうよ。
で、それは何なのかっていうと、やっぱり京都っていう土地はいろんなポテンシャルがあるんですけど、基本的にコミュニティが繋がっているようで繋がってない部分が多い。
例えば、領域が変わる、ビジネスパーソンとクリエイターであったりとか、ビジネスの中でも大企業とスタートアップが繋がっていないとか、そういう分野分野ごとの繋がりっていうものが足りないと、やっぱりイノベーションって起きにくいよねっていう話があり、さらに京都の中と外で行ったときにも京都に興味があったり、京都のことがすごい好きだっていう人がたくさん世界中にいらっしゃるのに、
そういった人たちと京都のまさにジャンプセンションズの皆さんがされているような取り組みっていうところにもそういった人たちが繋がりにくい部分があったりするので、そういったところを繋ぎながら異分野同士の人たちが集まって、で、抽象的なテーマを語りながら皆でそれぞれの知恵と知恵っていうのを掛け合わせながら、いろんなテーマを掘り下げていこうよっていう企画が京都イノベーションスタジオっていうものになります。
イノベーションスタジオの知能探索っていうのは入山先生が知能進化と知能探索っていうのは両方できてイノベーションはできるけど、日本自体はそれが足りてないと思うので、京都でそういうことをどんどんやっていこうっていう話の一環の中で、IBSみたいなスタートアップカンファレンスっていうところで、通常IBSでは語られないようなテーマっていうのを語ったほうが面白い。
しかもそれってやっぱり京都っていう街がビジネス都市として何をしていくべきなのかっていうところも、そういうちょっと違う目線で投稿していくっていうことの方が意味があるんじゃないかっていうことで、去年とかも、例えばビジネスと思想哲学みたいなものを掛け合わせる形でIBSでセッションを組んだりしてたんですけど、今年も同じような形で、スタートアップ、IBSの世界観でいうとやっぱり短期で、
どれだけスケールしていくかっていうことに対して、基本的にはそれを成功させるためにいろんな人が集まってディスカッションをしていることが多いのかなとは思うんですけど、我々は今回のテーマっていうところでいくと、タイトルが余白にこそ価値がある。
京都で最高する終わりの先にあるビジネスっていうテーマでセッションをサイドイベントで組みました。ここに込めてる思いっていうのはちょっと二回言いですけど、3つだけ言うと、やっぱり余白っていうものと終わりっていう言葉。
ゲストの選定と意義
この2つが、基本的にはビジネス界隈でいうとあまりいいふうには捉えられないと思うんですね。余白っていうのは、そういう余白があるぐらいなら何か役に立つことせいやっていうような雰囲気になりがちですし、終わりって言われると、そもそも倒産みたいなイメージだったりするので、すごくネガティブに移る部分があるのかなと思うんですね。
ですけど、やっぱり余白っていうもの自体は、ある意味役に立つかどうかは分からないんだけど、自分なりに意味を見出して動くっていうような時間が、逆に今の時代って足りないからこそ、何かその次の価値っていうのを探すところになかなか目が向かない。今流行ってることに目が行きがち。短期で結果出ることに意味が行きがち。
なので、その余白という時間がすごく大事なんじゃないかっていうところと、それから終わりっていうところもポジティブに捉えれば、その終わりに向けて自分たちが営んでいる意味っていうものをもっと見出していけるんじゃないか。
終わりがあるからこそ精一杯生きていけるんじゃないかっていうところと、終わった先は全て無じゃなくって、やっぱりその終わりがあった後にも自分たちが何かしらの意味とか意義とかを残していくんであれば、その先にもその意思っていうものは何かの形で受け継がれていく。
そういうような形で終わりっていうものは、一旦形としては終わったとしても、次に新しい想像が生まれていくっていう可能性があるんじゃないかっていうこと。それを京都で再構する。
京都というその千年単位で町の営みが行われているという場所であった場合に、その短期じゃなくてその余白とか終わりという意味をもっと長期的な価値軸で見出すことができるんじゃないかっていうような視点。ある意味そのスタートアップの役の考え方っていうものをあえてぶっこむようなイメージで企画を考えてみたっていうところがあります。
ありがとうございます。
改めて説明いただくと、なるほどそういう意図で開催されたんだなっていうのが、私たちも参加した私たちでもよくわかったっていう感じなんですけど、まさに終わりで株式会社って基本的に続けるということを前提にしている組織だし、
それでもあえて終わるってことについて考えているみたいなところとか、今回ゲストで来てくださった方で、宇野恒博さんとかはイベントでもおっしゃってましたけど、イノベーションっていう言葉が嫌いだっていう感じだったりとか。
おっしゃってたけどね、京都イノベーションスタジオに出てくださるみたいな。
面白かったですね。
なかなか面白いラインナップだなって思ったりとか。
あと終わりっていうところで言うと、今回来てゲストとして京都で活躍する企業家で来ていただいたのが、喫茶店ですね。
カフェの運営をされている山崎さんとか、あとは銭湯ですね。銭湯の運営をされている美菜戸さんですかね。
美菜戸さんですね。
美菜戸さんとか、いわゆるオアコンビジネスっていうことも出てましたけど、オアコンビジネスで頑張っていらっしゃるお二人を呼んで、トークを繰り広げるみたいなところがあったんですけど。
まず最初に聞きたいのが、この宇野さんとか山崎さんとか美菜戸さんみたいな、ゲストとしてこの人たちに喋ってほしいねみたいな風に集めたのっていうのは、どういう人選で集められたのかとか、
葉山さんがそこにどういう意味とか期待を込めてセッティングしたのかみたいなところからちょっとスタートしたいなっていうふうに思うんですけど、どんな経緯でこういうラインナップになったんですかね。
そうですね。まずその地の探索っていう部分で考えたときに、大体こういうビジネスイベントって結構やっぱり同じ分野にの人が集中する場合が多いのかなとは思うんですけど、
伊里山明先生からもう採算、集める人たちは多様であるべきっていうようなことは言われていますが、大前提としてできるだけ全然違う領域の地を持った人たちを集めた方がいいかなっていうのがまずありました。
まさにそのオワコンっていうことがキーワードになっていて、それを綺麗に言うと終わりみたいな感じで、終わりのビジネスみたいにしてたんですけど、やっぱり今もう価値としてもう価値じゃなくなっている、あるいはもう時代の流れについていけないみたいなところに価値を見出しているような人たちっていうところにスポットを当てたいなというふうに思っていたところから始まり、
スモールビジネスと京都の未来
なので、どっちかというと最初はまずスモールビジネス。やっぱり京都市も今スタートアップっていうのには力は入れていますけど、もちろんスタートアップもとっても大事なんですけど、そのスタートアップ一辺倒ではなくて、京都らしさっていうのを考えたときにそういうスモールビジネスで自分はこの営みがとっても大事なんだと思っているっていう自分の軸を持って
機内をしている人たちにスポットをまず当てて、その人たちの価値観というのを掘り下げたいということで、例えば正直今銭湯とか喫茶店ってまた再評価されつつあるかなとは思うんですけど、少し前は本当にオアコンって思われてたと思うんですよね。
そういう人たちがどういう思いでそこに価値を見出して、今だんだん流れを掴んでいるのかっていうのを探りたいなというところでお二人を選んだっていうところがあります。
これもともとこのイベントの前に、葉山さんがFacebookで宇野さんの庭の話っていう本ですね。本を読んですごい考えさせられたみたいなことを投稿されてて、僕も気になってたし、ここに今日来ている3人もこの後本を買って、一部は読んでいるっていうような感じだったんですけど、
宇野さんをお呼びするみたいなところも決まってて、その後京都で活躍するお二人の中になったんです。それとまた全然違う。
逆ですね。まずは小垣内スモールビジネスを行っている人たちをまず考えた上で、その中でもうちょっと広い視野でビジョナリーにこれからの世界のありよっていうことを語れる方は誰か一人入れたいなと思っていて。
その中で、どこかで宇野さんは自分が企画する何かで絶対読んで話がしたいというのは絶対これからの京都の未来を考える上で宇野さんの視点というのは多くの人に知ってもらいたいという思いはあったんですけど、考えたら今回でもいけるなって思って。
それでもう宇野さん来てくれるかなぁ思いながらちょっとアタックしてみたっていうところですね。
すごい奇遇というか偶然だなって思ったのが、まさにこの銭湯とかカフェとか喫茶みたいな話って宇野さんの庭の話に出てくるじゃないですか。
だからここに書いてあるから、じゃあこの京都にいるこういう人たち呼ぼうってなったって思ってたんですけど、そういうことじゃなくてたまたまというかそこは繋がったみたいな感じです。
そうですねあのあまりその京都イノベーションスタジオっていうのは筋書きを決めない。割とまさにあのジャムセッションさんと同じように即興でその中で何が化学反応を切るのかっていうところをイメージして人を選んでいるところもあるのであまりこういう何でしょうあのちょっと神話性があるか呼ぶっていうところを意識しすぎないようにはしています。
なのでもう一方小池愛さんという方、ザ・クリエイティブファンドの代表パートナーの方なんですけど、この人はゴリゴリのそのVCでありながら現代アートコレクターでもあったりして、今回のセッションでいうと宇野さん自身が自分が一番異質やって言ってあったんですけど、見方によっては小池さんの方が異質に見えたりするかもしれない。
でもそういう人、むしろそのビジネスの中でスケールすることの大事さ、その投資っていうものがやっぱり成立しないとビジネスとして回らない。ビジネスも大事だっていう視点を持った人が一人いないと
なんかちょっと割と自分が得たいことやってたらそれでいいよねだけで終わるのもちょっと違うのかなと思ったりしたので、そういう人選を入山先生にも助言してもらいながら選んでいったということですね。
ありがとうございます。
ちょっと概要とゲストのラインナップみたいなところが明らかになったところで、ちょっと参加した2人にも振りながら話を進めたいなと思うんですけど、そもそもまずケータさんはこのイベントに参加しようと思ったきっかけみたいなところとか、
多分早間さんに誘っていただいたのかなって気がするんですけど、でもこれ行ってみようかなって思ったところってどこら辺なのかみたいなところとか教えてもらっていいですか。
そうですね。早間さんからお声掛けいただいたっていうのもあるんですけど、そのお声掛けいただいた中でも何に一番興味を持ったかというと、さっきタイトルの中に余白っていうことがあったと思うんですよ。
僕は結構チャレンジングで面白いなと思ったのは、IBSのテーマってスタートアップとかそういうテーマでそういう方が多い集まりかなっていう印象があって、さっき早間さんの説明の中でもありましたけど、
やっぱり余白ってある意味そういうめちゃめちゃ動きの速いビジネスの世界と真逆のコンセプトだなと思ってて、それをあえてぶつけた中でどんな化学反応が起きるのかっていうのをちょっと自分もちゃんとリアルで見たいなっていうところがあったのと、
あと、宇野さんのニュアワの話のところは僕もずっと気になってて、ちょっと小育てとかと重なって全然実は読めてないんですけど、本の予約とかも見ながら、ニュアワのコンセプト自体とジャンセッションズのあり方が結構似てるというか、オープンでありクローズとまでは言わないけど、
かといってすごい、ただ何のへらたりもなく開放してるわけでもない、なんかこの緩やかな、公共物でもあり私有物でもあるみたいなところの感覚がすごい近いなと思ってて、なので宇野さんの話も直に聞いてみたいなっていう、その2つでちょっと興味を持って参加したって感じですね。
ありがとうございます。
まさにこのニュアワの話の中に書いてあることで、ジャブセッションズの考え方とか価値観と近いところもあり、でも完全に一致してない感じのところが、ちょっと後半にちょっと話したいなっていうふうに思ってるところではあるんですけど、
ちょっとそこらへんもね、実際にこのイベントに参加したときに何かヒントが得られたのかみたいなのをちょっと後から聞いてみたいなと思うんですけど、まっつーさんはどうですか、参加しようと思ったきっかけとか何か意図とかがあったら教えてほしいなと思うんですが。
まずは、入山先生がいらっしゃるっていう、そこに面白そうって思ったっていうのと、知能探索っていうキーワードもすごい僕好きで、ジャブセッションズの活動もそうですけど、フラフラしてる人たちってまさに知能探索をしてるような人たちなのかなっていう、自分も含めてですけど、
なんかその辺のヒントがなんかあるのかなっていうところが一つと、でもう一つは、宇野さんの2話の話のことが聞けるのかなっていうところですね。
コミュニティの重要性
なんかコミュニティとコモンズの違いとか、なんかその辺が自分の中でもうちょっと知りたいなっていうところがあったので、なんかその辺が聞きたいなって思いで参加しました。
そうですよね。2話の話って、そのグローバルプラットフォームに支配されてしまっている我々がそこから抜け出すにはどうしたらいいのかみたいな話の中で、2話っていう概念を提唱しているんだけど、
なんかその我々がよく言葉にしているそのコミュニティっていうものとはまた別なんだとか、コモンズっていうものとは別なんだっていう話とかがあって、なんかそこら辺が見解がちょっと分かれるところだなっていうふうに思ってて、なんかそこら辺もね確かに今回のイベントで聞けるのかなみたいな期待がね、確かにありましたよね。
なんか、葉山さんも多分最初にSNSに投稿されたときは、2話の話で共感できる部分もあり、でもなんかちょっとこうモヤっとする部分もありみたいなことを書いてらっしゃったような気がするんですけど、なんかそこら辺ってさっき我々が話したところと近いような気もするんですけど、どうですか。
いやめちゃめちゃ近いですね。やっぱりあのある意味では同じことを一緒に探求しているような気がしてるなと思うんですけど、あの特に今京都市で言うと市長がまっつーに代わってからコミュニティっていうものに対してものすごく注目が、最注目が集まっている。
新しい公共というような言い方もしてますし、公共というものがこれまで行政だけが担ってたものが公共市っていうものがどんどんその境界がなくなっていって、それぞれがそれぞれの領域っていうのはある意味では補い合うような形になっていくっていうような時代、それは間違いなくそういう時代なのだろうなっていうふうには思うんですけど。
なんかあのそのコミュニティというもの自体がしっかりすればみんなウェルビーイングになっていくんだみたいな感覚ですよね。それ正直僕もある時持ってる感覚があったんですよね。
でも宇野さんがその庭の話で言ってたり、あるいは港さんとか山崎さんもいくどん言ってたかなと思うんですけど、結局そのコミュニティっていうものができてしまいすぎると、コミュニティってできた瞬間に誰かを排除するなっていうのは自分も実体験としてやってしまったところもあり、
で、宇野さんが本の中でしっかり書いているのは、やっぱりそのコミュニティっていうもの自体が結局ある意味人それぞれが、ある意味では孤独な時間とかそういったものがあった方が自分らしく生きれたりするんだけど、それを許さない。
ある意味誰かと繋がることが、繋がらないとその街で生きていけないみたいな環境っていうのはすごく不幸な側面もあるっていうようなことを本人も書いてたのかなと思いまして。
なので、人間って共同体がないと生きていけない獣だと思うので、そういうコミュニティというものにものすごく全依存するのではなくて、そのコミュニティというものも大事なんだけど、そのコミュニティとの関わり合いとか、そのコミュニティのいくつものコミュニティがある中で、どこかに属さないと生きていけないんじゃなくて、
いろんなコミュニティと揺れやかに繋がるような自分の立ち位置みたいなこととかを考えたりするのはとっても大事なんだろうなっていうのは、宇野さんの本とかを読みながら思ってたところですね。
なんかそのコミュニティみたいな話になったときに、よく語られがちなのが、コミュニティの中でお醤油を貸し借り、気軽に貸し借りできる関係性みたいなのが例え話で出るんだけど、
なんかそれよりも、誰でも100円で醤油が買える社会の方が全体としてはいいんじゃないかっていう話を、宇野さんがイベントのときにおっしゃってるかなと思ったし、本にも書いてあったなと思うんですけど。
そうですね。
そのときにすごい印象的だったのが、コミュニティっていうものを大切にしたりとか、コミュニティっていうものの中に属してる人って、ある意味ちゃんとコミュニケーションが取れて、コミュニケーション能力がある程度あって、意識高い系じゃないけど、そういう人がコミュニティの中でうまく溶け込んでいるんだけど、
そういうコミュニケーションが苦手な人とか、そうじゃない人でもコミュニティの中にちゃんと溶け込めるような状態じゃないと、全体にとってはいいことではないんじゃないかみたいなことを宇野さんおっしゃってたし、宇野さんもどっちかっていうと小見性だから、そんなに飲み会とかでいろんな人と喋ってみたいなのが苦手なんだよねみたいなことをおっしゃってるのを聞いて、
それこそ本当に多様な人たちが共存するコミュニティというのはどんなコミュニティなんだろうみたいな、ちょっと考えさせられたなって私は思いましたね。
コミュニティの価値
全く同感で、コミュニティっていうのは僕は公園の仕事をしながらその価値っていうのを感じていたんですけど、その庭の話、宇野さんの庭の話でも登場する田中誠子さん、グランドレベルの、マイパブリックっていう言葉を提唱しておられて、私の公共みたいなちょっと謎の言葉なんですけど、
その人にその公園のイベントで一緒に喋ったときに、公園で僕らだからそういう誰かが繋がったり、みんながプレイヤーになるみたいなことをできることに自分は価値とかを見出していたんですけど、
田中誠子さんに、なんかやってはることって、すごいいいことのように思ってはるかもしれないけど、なんかちょっと押しつけがましいよねみたいなことを言われたんですよ。
で、なんかやってはることってある意味では、例えば公園に一人でそっと辛いことがあって涙を流したいっていう人がいたときに、その人が居心地悪い空気作ってませんかっていうことを言われたんですよ。
あ、めっちゃそれって、最初その時わからんかったんですよ。その時、そういう人もみんなで仲良くなるような、そういうコミュニティがあるとその人もほっとするんじゃないかみたいなことを思ってたんですけど、また別で、今その若い人たちと一緒にワークショップとかもやったりしてるんですけど、その若いメンバーからも
コミュニティっていうもの自体がやっぱりいて、先言ってたように濃い人間関係みたいなところに自分がいたときに、自分の居場所っていうのが逆に感じられないっていうことを言われたんですよね。
ある意味、みんなで同じ方向に向かって、部活動みたいにみんなで何か大会優勝目指すぞみたいな感覚だと、ついていけない人もいたりするっていうような。そういう人たちを排除するっていうのもある意味では、世の中を禁止感に向かわせてたりするリスクもあるんだなっていうことを、そういった発言とかで自分も学ぶところがあり、
そのあたりは宇野さんの話に大いに、確かに本当にそうだなっていうのを考えさせられた。
ニワの話を読んだ人だったらキーワードで出てくると思うんですけど、「コレクティフ」っていう言葉、ショウさんとかまっつーさんとか、残ってたりします?
コレクティフ。
コレクティフ。
うん。
行きました。
まっつーさんどうですか、コレクティフっていう。
119ページ。
ページまで。
これ一応書いてある定義を読むと、構成員である個々人が自分の独自性を保ちながら、しかも全体に関わっていて、全体の動きに無理に従わされているということがない状態っていう定義をここではされているということですよね。
で、それに関わる無事なニワっていう施設かな、施設の例が出てて、要は一人で作業しててもみんなで一緒に作業してても、別にどうしててもいいよっていう空間を作っているっていうことでしたよね。
はい。
確かに。
それってすごい大事だなっていうふうに思いで、なんでしょう、やっぱりコミュニティってどっちかっていうと、さっきの田舎の付き合いみたいな感覚で、
地域コミュニティの自治会とかそういう感覚で思っちゃう人多いのかなと思うんですけど、そうじゃない、例えば僕からしたらやっぱりJam Sessionzでの取り組みであったりとか、あるいは、
学びはとびらであったりとか、ああいう場所っていうのは、そんなにみんなで一体感があるわけでもないけど、みんなそれぞれ結構思い思いに動くときもあるんだけど、なんとなく世界観は共有している感があったりとか、
なんか、こういう感覚っていうのが、社会では一般的なんだろうか。少なくとも行政はこういう感覚って持ってたりするんだろうかみたいな感じで、
自分でもわからないまま。でも、多分こういう感覚が近いんだろうなっていうのは、ちょっとニアの話読みつつ、イベントとか関わらせてもらいながら、
関してはところがいいですね。
まっつーさん、このコレクティブにつなげてもいいですし、それ以外、イベント参加されてて、この話とか、このキーワード面白かったみたいなところがあったら、ちょっとそこら辺から広げていけるといいなと思います。
この話の関わりでいくと、イスラー・マドラーグの山崎さんが話されてた言葉で、常連になればなるほど、店として関わらなく、あえてしてるというか、
雑に扱うみたいな。めっちゃおもろいですよね。
あの感覚が、普通だったら逆思うじゃないですか。より特別扱いされることのほうがいいと思うのかなと思いきや、そうじゃないところに、
関わってるような関わってないような、っていうのを山崎さんは、絶妙に扱ってるんですよね。
その場を振ってるっていうところが選ばれてる。
他の喫茶店とは違うところなんだろうなというところを、
僕らのジャムセッションズで言うと、
この話を聞いて、
この話を聞くと、
僕らのジャムセッションズでやってるジャムセッションズ・ナイトのことを思い出して、
あれも、
実はその事前の打ち合わせでは、結構ケイトさんでも何回も言ってたんですけど、
ジャムセッションズ・ナイトのことを思い出して、
僕らのジャムセッションズでやってるジャムセッションズ・ナイトのことを思い出して、
あれも、結構みんな自由にしてもらいつつ、
実はその事前の打ち合わせでは、
結構ケイトさんでも何回も言ってたんですけど、
事前の打ち合わせでは、結構ケイトさんでも何回もやりとりして、
どこまでを、
コントロールじゃないけどこうなってほしいなという思いも、
こちらたちは裏では持ってたりとか、
その辺の差事加減というか、
自由やけど、
調和の取れたという、僕らのやりたいことを、
こういう考えながらやってるっていうところと繋がってるなというのを思ったりしました。
ジャムセッションズで言うと、
イベントに毎回来てくださる方っているじゃないですか。
それを常例みたいな形で言うと、
そういう方々もすごくありがたくて、
大切にもちろんするんだけど、
逆にそういった方には半分運営みたいな感じに関わってもらったりとか、
例えばグラレコをしてもらったりとか、
初めて来た方と喋ってもらうとか、
そういう、むしろ身内側に入ってもらうみたいなことをしていくと、
常連としては嬉しくて、
いつまでもお客さん扱いされてないみたいなところが嬉しくて、
その絶妙な距離感が、
まさに山崎さんがおっしゃってた、
喫茶店の常連に対する態度みたいなところがつながってくるのかなと思って、
よくある飲食店とかだと忙しい時とか、
ごめん、ちょっとこれ、あそこのテーブル運んどいて、みたいなのを
常連に持ってかせるような感じがしたりとか、
ああいう感覚に近いのかなと思って、
それ多分言われた側も別に嫌な気はしないですよね、
常連だったらね。
だからそういう関係性が築けていくと、
理想のコミュニティというか、
落ち着けがましくないコミュニティになっていくのかなとか、
っていうのは確かに思いましたね。
ファンベースの重要性
ちょっとだけしゃべってもいいですか。
もちろんもちろん。
ここもちょっと行政危うさを感じていて、
この前、市長の夏井が、
ファンベースっていう、里直さんというのがあります。
を読んで、これからはファンベースみたいな考え方っていうのが、
京都市にも大事だからみんな勉強しろみたいな感じで、
その言い方したらちょっとキーワードですね。
こういう人がいるよっていうので、
公開勉強会みたいなのをやってたんですよね。
そこに京都市、市長がいるもんだから、
たくさん京都市の幹部がふわーって勢揃いして、
そこに大竹理子ちゃんとかも来てくれてたんですけど、
なんか年配の人いっぱいですねみたいな。
そこで、里直さんが言ってるファンベースっていうと、
やっぱり電通の人が言ってるのはおもろいなと思ったんですけど、
これからの時代っていうのは、
マスに対しての情報発信っていうものは、
ますます到達しなくなると。
情報はもともと多いし、
これからAIみたいなものが出たときに、
そのAIから情報を取得していったりするっていうのが、
便利になっていったりするから、
どんどん自分に必要な情報っていうものだけを、
効率的に取っていったりするようなことになるけど、
そういうところだから、マスに対して情報発信してても、
やっぱりなかなかそれは信じられなくなって、
むしろファン、コアファンとかファンとかに対して、
そこを大事にして、その人たちの口コミから、
実際に共感を得るような動きをしていくべきだっていうことを
言ってたんですよね。
総論としては、僕もすごい大事だなって、
おっしゃる通りだなって思ってるんですけど、
取り違えると、めっちゃ常連さん大事にしましょう、
常連さんをもてはやしましょうみたいな、
動きになりかねないなって思ってて。
なるほど。
そんな人たちに、ぜひJam Sessionz Night来てほしいなって思って、
知らないですけど。
すごいタイミングで、僕、先月、里直さんの前で、
ファンベースを要約してプレゼンしたんですよ。
おー、すげー。
なので結構ファンベースちゃんと読んだんですけど、
ファンって全体の20%、約20%。
で、コアファンだと8%だって大体言ってて、
でも里直さんがおっしゃってたのは、
その8%のコアファンって、
もはや身内として扱うぐらいの対応だったりとか扱いをしても、
むしろ喜んでくれる、喜んで働いてくれるとか、
動いてくれる人たちのことをコアファンと言うんだよ、
みたいなことがファンベースにちゃんと書いてあったんで、
そこをほかぼりしていくと、
多分今話してる内容とそんなにずれてはないかなっていう風に、
僕は思いましたね。
そこを誤読せんへんように、
なんかすごいたくさんお金を出してくれる女王得意様を
なんかちやほやするみたいな感覚に、
もし言ってしまうとものすごく変な方向に行くと思いませんか。
そういう捉え方は里直さんは、実は書いてないですよね。
でも勘違いしそうな、確かにところだなっていうふうに思いました。
そこで言うと、皆さんめっちゃ喋っちゃったんですけど、
もう一つキーワードとして、
小池愛さんがやっぱり高く値段上げて、
ラグジュアリーも定義が変わってきてると思うんですけど、
要はそういう富裕層向けに対して
お金たくさん落としてもらった方がいいんじゃないのっていうところを
割ときっぱりと山崎さんも港さんも
それを否定して貼ったじゃないですか。
否定してましたね。
あそこめっちゃ面白くなかったですか。
ビジネスと文化の関係
あれ面白かったですね。
僕なんかね、そこの部分もそうですけど、
割と終始ちょっと感じたのは、
結局何のためにビジネスしてるかみたいなところの根本が
少しいいとか悪いとかじゃなくて、
違いがもしかしたらあるのかもなっていうふうに思ってて、
港さんがおっしゃってたと思うんですけど、
港さんのミッションってすごいわかりやすいじゃないですか。
先頭で文化を絶やさないっていうような言葉だったと思うんですけど、
そのためにやっているので、
売上げをすごい上げたりとか利益を上げたりとかっていう目的じゃなくて、
先頭で文化を守るためにやってるみたいなところがはっきりしてるので、
逆に価格を上げて来る人を狭めてしまうと、
ビジネスとしては成り立つのかもしれないけど、
ミッションやりたいことはちょっと違う方向にいくっていうところが
結構はっきりしていると思ってて、
小池さんの方はどっちかというとVCっていうのもあるので、
いかにビジネスとして少ない資産で高い利益を上げるかみたいなところが
結構重要になってくるので、
そこが結構ラグジュアリーみたいなところに行く気がするんだけど、
その辺の何のために存在してるのかみたいなところが、
またちょっと地域性が現れてるのかなっていうのは、
なんかちょっと感じたところですね、多く。
わかります。
もちろんビジネスである以上、
売り上げを上げて企業として利益を上げていくっていうことを無視してると、
それはもう完全に寝言っていうか、
それはじゃあ勝手に趣味でやったらいいやんっていう話ではあるんですけど、
でも明確にその違う地区っていうものをちゃんと見据えて、
ビジネスを両立させようとしてるっていうところの違い。
ある意味では僕からしたらやっぱりこういう人たちが
カルチャーって作ってるんだろうなっていうのがすごく感じましたね。
なんかやっぱり価格を上げてビジネスとして成り立つっていうことをしないから、
大箱になるんだっていう意見もあれば、
宇野さんなんか一回終わったらいいみたいなことを
お付き合いとしてされてましたけど、
終わった後に残るかどうかっていうところとか、
敵なものとかね。
敵なもの、それ自体はビジネスでは終わってしまったかもしれないけど、
そのビジネスが体現していたものが残り続けるっていうことが大事なんだ、
みたいなこととかをおっしゃって。
それが文化みたいなものなのかもしれないとかね。
精神性とかね。
精神性とか言いましたね。
そこら辺がまた宇野さんが別の視点から発言をされていて、
面白いなと言ったんですけど、
ちょっとですね、時間が前半ここで切りたいなと思いまして、
40分ぐらいかな、40分ぐらい今経ったんで、
一旦ここで切って後半戦でまたこの続きをしていきたいなと思うんですので、
一旦ここで前半切らしていただきます。
後半もよろしくお願いします。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
42:20

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