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2024-08-16 42:56

#4 ともに奏でるラジオ ゲスト:ジャムセッションズ協奏パートナーりょうこさん

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ともに奏でるラジオは、「誰もが有機的につながり、協奏が生まれ続ける世界をつくる」をVISIONとかかげる株式会社ジャムセッションズが、即興演奏から生まれる「協奏」をテーマに、チームメンバーや様々なゲストとともに対話を繰り広げる、そんなポッドキャストです。

4回目の放送では、ジャムセッションズ設立メンバー、かつこの番組のパーソナリティ兼協奏パートナーでもある井上良子さん(りょうこさん)と二人語りの回です。
「協奏実践研究家」として、研究者の視点からもジャムセッションズの世界観や取り組みを俯瞰してみているりょうこさんが考える、協奏やあわいについての想いを深掘りしていきます。


・りょうこさんのお薦め本:渡邊 奈々 「チェンジメーカー~社会起業家が世の中を変える」
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ともに奏でるラジオは、毎週金曜日に更新しています。
次回の更新を、どうぞお楽しみに✨

◈株式会社ジャムセッションズ(Jam Sessionz)
VISION:誰もが有機的につながり、協奏が生まれ続ける世界をつくる
https://jam-sessionz.com/

サマリー

このエピソードでは、Jam Sessionzのメンバーが、共に奏でることの重要性や「アワイ」という概念を探求します。ゲストの井上良子さんは、研究職やソーシャルイノベーションへの取り組みについて語り、協奏の実践を通じた新たな発見やイノベーションの可能性を示唆します。また、井上さんは、Beingを重視した組織作りや自らの働き方の多様性についても話します。特に、内発的動機付けやジャムセッションズの実践的な場としての意義に深く掘り下げています。さらに、井上さんは、彼女の愛読書「チェンジメーカー」の背後にあるストーリーを語り、キャリアにおける影響や女性の生き方に焦点をあてた構成が特に印象的です。

共に奏でるラジオの目的
皆さんこんにちは、Jam Sessionzの河村です。
井上です。
ともに奏でるラジオ。この番組は、株式会社Jam Sessionzが、即興演奏から生まれる協奏をテーマに、チームメンバーや様々なゲストとともに、会話を繰り広げる、そんな番組です。
ということで、まずは皆さんにお詫びと言いますか、毎週金曜日にアップするというふうにお伝えしていた、このともに奏でるラジオなんですけれども、先週一週飛ばしてしまいまして、そのお詫びから入ろうと思います。
そうですね、ちょっと途切れちゃいまして。
ちょっとね、コロナも流行っていたりとか、すごい言い訳じゃないですけど、我々Jam Sessionzのメンバー、それぞれ本業というか、それぞれ仕事を持っておりまして、なかなかタイミングが合わず収録できなかったみたいなこととか。
何回か挑戦したんですけど、という感じで、ちょっと一週間空いてしまいましたが。
ちょっと楽しみに、もししていただいているリスナーの方がいらっしゃいましたら、たまにこういうこともあるということで、ご了承いただければなというふうに思いますけれども。
ということで、今回はスタートしてから4回目かな。
4回目の収録になりまして。
ここまで、Jam Sessionzの設立に関わっているメンバーをゲストというかフューチャーしてですね、いろいろと話を伺ってきているんですけれども。
今日フューチャーするゲストはですね、ここにいらっしゃいます、井上良子さんになります。
はい、どうもです。
今日はゲスト側ということで。
いつもゲストに根掘り葉掘り聞いている井上良子さんですけれども。
今日はちょっと私の方から、ちょっといろいろと聞いていこうかなというふうに思います。
よろしくお願いします。
改めまして、井上良子さんの簡単な自己紹介と言いますかですね、どんな仕事をしているとかですね。
そこら辺から、ご存知の方も多いかと思うんですけれども。
いやいやいや。
まだ初めてね、井上さんのことを知る。
知っていただく方もいらっしゃる。
はい、ですので簡単に自己紹介も兼ねてお話いただけるんでしょうか。
はい、ありがとうございます。改めて井上良子と申します。
そうですね、私は京都に実は住み始めてから5年目といったところでして、2020年から実は移住をしてきております。
きっかけはですね、今も続けている仕事の一つなんですけど、京都市のソーシャルイノベーション研究所というですね、略してSILKと呼ばれている産業支援機関があるんですけれども。
それのコーディネーターに応募をしまして、それが一つ仕事が決まったというのをきっかけに、実は前々から住んでみたかった京都に思い切って移ってきまして。
で、SILKはですね、実は週1回の仕事なので、それ以外には今は週3回は研究職をしていまして。
で、それがですね、ビジネスと人権というちょっと一見固いテーマの研究職なんですけど。
でも、いらたく言うと、なんでしょうね、環境だったりとか人権とかに積極的に取り組みながらビジネスをしていく、そういう企業さんをどうやったら増やせるかだったりとか。
あるいは国際的な少しルールが進んでいる分野でもあるんですけど、そういった国際的な行動を、他の大学の先生方と共同研究をしながらですね、専任研究員という形で実は週3は研究職をしてたりします。
あとはですね、いくつかまたパラレルにお仕事をしてて、自己紹介を一言と言われると最近本当に悩んでしまうんですけれども、でも私が大事にしているのはですね、研究職だけというよりですね、
実践を、そういったソーシャルイノベーションですとか、社会に良いインパクトを与える会社だったり、組織のあり方ってどんなんだろうっていうのを、なんでしょう、具体的なプロジェクトに入らせてもらったりとかですね、
実践と研究とを両方行き来しながら、社会に還元できるようなリサーチャーになりたいなと、そんな思いで、最近は協奏実践研究家なんていう言い方でですね、いくつかのお仕事を一つにまとめて読んでみたりし始めております。
ありがとうございます。
きっと何のこっちゃって感じでしょうね、あんまり。
ジャムセッションズに関わっている人たちは、何やってるかよくわからないという職業の人が多いんですけれども、先ほどおっしゃっていただいた協奏実践研究家。
はい、そうなんです。ジャムセッションズなど協奏を共に奏でるのを使わせていただいてます。
ありがとうございます。
複数のお仕事もされていて、でも今のお話を聞いていると、最後に研究家ってついたりとか、研究者みたいなところは結構ベースにあるのかなというか、あえて一言で言ってくださいって言ったら、研究者とか研究家になるっていうイメージなんですかね。
そうですね、確かに私がアカデミックなことがすごく楽しいなって思う瞬間は、私自身すごくいろんなことに関心を持ってしまうので、結構一つの専門性に決めきらないっていうのは結構長年の悩みではあるんですけど、
その好奇心の強さみたいなのを、逆にアカデミックなことに生かすとしたら、一見、例えば経営学と、例えば哲学みたいに、一見関係ないような学問ってあるじゃないですか。
最近では、そういう経営学の先生が、哲学の造形学科の先生も出てきていらっしゃるように、どんどん社会って、もともとは分けられない、関連し合っている世の中の成り立ちとか、分けられないところを専門性ってことで学問は分けてきたんですけど、
でも、ちょっと異なりそうな分野でも、同じような問題意識で研究できたりとか、共通点を違う分野に見出したりとか、社会にとって大事なテーマっていうのを横断することで、背景的にちょっと浮かび上がらせたりみたいな作業が、
なんか好きなんだなっていうのがありまして、なので構造化したりとか、ちょっと整理したりするのが好きなのも、どちらかというと、なので私はやっぱりアカデミックの方がベースにあるのかなっていうのは、思ったり言われてみると、はい、します。
「アワイ」の探求
ありがとうございます。今、お話聞いてた中で、この共に奏でるラジオは、協奏、共に奏でるっていうことを深掘りしていったりとかすることを一つの目的にしているんですけど、もう一つ、Jam Sessionzとして大切にしたい言葉として、「あわい」っていう言葉があって。
それがさっきりょうこさんが言っていた、本来は境界線が曖昧なものをわかりやすくするとか効率的にするために、切るというか、どこかで切り離してカテゴライズしてしまっていると。
だけどそこら辺はグラデーションであって、そこを「あわい」の領域っていうふうに私たちは言っているんですけど、そこって結構大事なんじゃない、もっと大切にしなきゃいけないんじゃないっていうのが、Jam Sessionzの想いとして一つあって。
だからそこは特にりょうこさんはね、あわいの部分を追求したいみたいなことを前からおっしゃったりしたよね。
まさに「あわい」ということを探求テーマに、私一人だけじゃなくて、あわいという領域に関心のあるメンバーとも一緒に、
あわいの領域で活躍している人たちが、これからのイノベーションとかには大事なんじゃないかなっていう仮説のもとを、「あわいすと」っていうふうに名付けてますね。
あわいすと。
あわいすと、はい。ちょっとこれも協奏と同じく広めたいなと思ってるんですけど、あわいすとインタビューとか、あわいすとの人たちのトークセッションとか、なんかやりたいねっていうので、今、実は企画をしているところでもあったりします。
なるほど。「あわい」の研究家でもあるりょうこさんですね。
ありがとうございます。またあわいの研究家って言っていただけると、ちょっとくすぐったい気持ちだけど、はい。
なるほど。
公共的な知財化をしたいっていうのを、あわいの研究を一緒にやろうとしているパートナーの人でも言っていて、
発見した知恵をみんなのものとして活用していくみたいなことがやっていきたいんだなっていうのを最近思ってます。知財、公共的な知財。
なるほど。どっちかっていうと、ビジネスの世界だと、特許取って、他の人に使うときに、
発見したものは独占しちゃって。
独占するっていう傾向にありますけど、その真逆ということですよね。
そうですそうです。みんなで使えた方がいいんじゃないかなって。
なるほど。もちろん知識だったりとかその発見もそうですし、
人材自体も人自体を、みんなで共有するというか、一つの組織の中だけで人材を活用しないみたいなところとかもね。
確かに確かに。
知財という意味じゃなくて、人材の公共化みたいなところとかも、京都だとね、そんなことをしようとしている動きもチラッと見えたりとかするみたいな。
おっしゃる通りで、私が京都に住み始めてからですね、やっぱり地元の福岡で働いてたときと、
あと東京に来る前に3年ぐらい働いてた東京での働き方、生き方と比べてみると、
なんか結構違ってきてるなーっていうのは思っていて、今翔さんおっしゃったような、
一人の人の中にある多様性みたいなものを、
みんな誰しもね、いろんな顔があったりとかいろんな得意があったりとかするわけですけど、
今まではどちらかというと、1個に決めて、何かの組織に属して働くってことがメインだったわけですけど、
最近はね、本当にいろんな働き方も増えてきてたり、
特に京都に来てからは、そういう私の中のいろんな部分の引き出しを、
私がというよりは、結構周りの方が引き出してくださるような、
そんな出会いが多いなーっていうのは、ここ数年特に思ってたところでした。
引き出してくれるってなんだろう、
ジャムセッションズの会社名の由来になった即興演奏とかってそうだと思うんですけど、
セッションすることによって、自分がこれって得意だと思ってなかったことが、
実は意外と人の役に立てるとか、新たな発見、生まれることってよくあるじゃないですか。
そうですよね、そうなんですよ。
創発っていうかな、創発的な。
そういう感じですよね。
自分でも気づいてなかった得意とか、
頼まれてどうかなと思いながらやってみたら、
私こういうことも結構好きだったんだって気づいたりとか、
創発、そうですね、やっぱり出会いによって、
引き出してもらうということが多い気がします。
面白いですね。
本当にセッションすることによって、自分の知らない自分を発見できるとか、
あとはね、今その対話、ダイアログとかも結構重要だって言われてますけど、
対話することで自分の知らない自分をね、
吹き出てくるみたいなことってやっぱりあるんで、
なんかそういう場を作るときには、
一つの組織で同じメンバーとだけ仕事をしていると、
どうしても自分が知らない自分っていうのが出てきづらいっていうところはあるのかなと思って。
そうですよね、結構やっぱりだから、
イノベーションはね、
未知と未知の掛け合わせだっていうふうに言われますけど、
いかにその未知の部分と出会いに行くかっていうのが結構大事なんじゃないかなと思ったときに、
そうなんですよね、どちらかというと同じところにずっといるよりかは、
少しずらしてだったり、
仕事とは関係ないところで何かのヒントになったりすることもあるんじゃないかなっていうのはすごく、
いろんな範囲、事例とかプロジェクトを見てて、はい思います。
なるほど。
いろんな顔を持っているりょうこさんってまだまだ引き出せる、
いろんな新しいというかそのやってる仕事の話はいくらでも聞けると思うんですけど、
それやってるとたぶん1時間かかっちゃうと思うんで、
そんなりょうこさんがこのJam Sessionzを設立するっていうふうになったときに、
Jam Sessionzにジョインしてもいいかなっていうふうに、
なんか思ったきっかけというか思ったポイントみたいなところだったりとか、
そもそものきっかけだったりとか、
ちょっとそこらへんの話をね、ちょっとこの次にしようかなと思ってるんですけど。
そうですね、はい。
今ちょっと振り返ってみると、
その当時にお誘いいただいたときに思ったことが1つ、
そのときもあったんですけど、
振り返って、こういう理由もあったかなって実は2つありまして、
2つ。
1個目はですね、まさに翔さんの声掛けしてくださって、
そうなんです。
はい、こういうちょっと実験的な組織作りというか、
やってみようと思っていてっていう話を聞いたときはですね、
確かそのときのプロジェクトのタイトルみたいなものが、
Beingから始まる組織作りかなっていう名前じゃなかったでしたっけ?
Beingから立ち上げるでしたっけ?
そう、なんかね、ちょっと正式なのも覚えてないんですけど。
そうですね、私も忘れちゃいました。
つまり、事業とかってこういうビジネスやろうとか、
Beingからの会社作り
こういう事業やろうっていう、
Doingから始まることがほとんどなんだけれども、
Doingなんか決まってないんだけど、
こうありたいよねとかですね、
こういう組織を作りたいよねとか、
こういう人と働きたいよねっていう、
Beingから会社作ったらどうなるんだろうねっていうようなところから、
何をやるとか、何ができる人材を集めようとか仲間を集めようじゃなくて、
一緒に働きたい人とか、
同じようなBeingを追求してくれそうな人とか、
そういう人からちょっと声かけていこうみたいなところがあって、
本当に今まで出てくださったあつしさんもそうだし、
りょうこさん、それからこれから出てくれるまっつーさんとかを
お声掛けしていったみたいなところがあるんで、
Beingっていうのはキーワードでありましたね。
そうですよね。
実はそのBeingから立ち上がるっていう、
そのキーワードに実は最初もう直感的に、
面白そうというか、
まさに私の当時の関心ど真ん中だったんですよ。
その頃は私ちょうど、
まさにそのBeing教育というですね、
例えば会社の起業研修とかっていうのは、
これまではやはりスキルアップだとか、
何かリーダーとして、
会社が求めるリーダー層みたいなのが先にあってですね、
それに足りない部分を
Doingで身につけていくという研修が主流だと思うんですけど、
ちょうど私その時お手伝いで入らせてもらってた起業研修が、
Doingは一旦置いといて、
社員の方の一人一人の働く喜びだとか、
そもそもどんなことを大事にして自分は生きてて、
どうしてこの会社に
ジョインすることにしたかという、
Beingの部分をですね、
まさに深掘りするような研修っていうのを、
実はお手伝いをしててですね、
そのことによる、
結果的にチームビルディングにつながったりとか、
結果的に何かパフォーマンスが上がったりする、
その相関関係を実は実証研究するっていう、
共同研究のプロジェクトをやってました。
多様な働き方の探求
それで、
そういった現場に立ち会ってたこともあり、
やっぱり人がパワフルなのって、
外側から何かモチベートされることよりも、
自分の内側からやっぱりドライブがかかる、
自分はやっぱりこれがやるときがワクワクする、
っていうようなパワーの時の方が、
その人の本来的な力をはっきり切るっていうですね、
そういう組織開発だとか、
人材研修、
それこそ実験的に私たちもやってたところだったので、
そのまさにビンゴなテーマで、
やってみようと思ってるっていうので、
ぜひ参加させてくださいっていう感じで、
どういう関わり方をするかとか、
その時はまだ決めきれてなかったんですけど、
それでも良ければって言って、
入らせてもらったと思ってます。
なるほど。まさに内発的動機付けとかね、
そうなんです。
まさに一人一人がどうあるかというところが、
組織の中の人材にも求められているというところですよね。
そんなタイミングよく。
びっくりしました、私も。
そういうのって本当に、
引き寄せるものとかあるじゃないですか。
本当に面白いですね。
ありがとうございます。それが一つ目ってことですよね。
それが一つ目です。
二つ目はですね、今振り返るとなんですけど、
冒頭で簡単に自己紹介したときにも、
ちらっとお伝えしたんですが、
京都に来てから本当にいろんな働き方を自分が、
結構思いがけるするような形になっていて、
イノベーションコーディネーターをやっている自分もいれば、
研究職だったり、
あとは京都市地域企業の皆さんとのプロジェクトしたり、
いろいろ引き出しが増えていく反面で、
自分の中ではつながっているつもりなんですよね。
でもどうしても周りの方が見たときには、
複数、マルチにいろいろやられて、
すごいですねっておっしゃってくださる方もいれば、
でも結局何の人なんだろうっていうね、
少し分かりにくくなって、
いろいろなことがあって、
いろいろなことがあって、
何の人なんだろうっていうね、
少し分からなさも感じ始めていた頃だったんですよね。
自分の中では一個なのに、
でもそれをうまく説明できない、
何かその、
統合できる肩書みたいなものが、
そろそろ何かあったらいいななんていうのも、
実は考えていたタイミングだったことで、
今思うと、
それを見つけられるような、
チャンスになりそうな、
お誘いだなって思ったんだろうなっていうのを、
最近思い返していて、
気づきました。
実際しかも生み出せたので、
さっきの協奏実践研究家っていうのが、
そうですね、肩書をね、
りょうこさんを表す肩書というか、
表現する肩書ですね。
そうですね、だからそれを探してたんだな、
私はきっとっていうのを思っていました。
ありがとうございます。
今ので思い出しましたけど、
りょうこさんとは、
Jam Sessionz作る前から、
個人としてのお仕事とかでいろいろとお話をさせていただいて、
働き方も似てるし、考えている価値観だったりとか、
こともすごい近くて、
その時に仰ってた時に、
いろいろ本当に手広く、いろんな分野で
お仕事をしていて、
でも、誰かのお手伝いみたいなことが
することが多くて、
自分が主でやる事業だったりとか、
そういったものを、
何かないかなって思ってるっていう話を、
別の機会で聞いてて、
まさにJam Sessionzは、
ドゥイングを決めてないんで、
このJam Sessionzっていう箱、
本当にただの箱だと思ってるんですけど、
この箱の中で、
自分でやりたいことを表現して欲しいなと思って、
というところがあって、
りょうこさんにジョインしてもらうことで、
りょうこさんもこのJam Sessionzっていう箱の中で、
りょうこさんがやりたいこととか、主体でやりたいことが、
やってもらえるんじゃないかとか、
見つけてもらえるんじゃないかなって思って、
お誘いしたような記憶が今、
よみがえりましたね。
めちゃくちゃありがたいですね。
そこまでの声かけだったんだなっていうのは、
本当その通りだったんですよ。
ショウさんが言ってくれて、私も思い出しましたけど、
いわゆる中間支援の仕事っていうのが、
結構10年以上長かったので、
何か社会を良くしたいっていう、
いわゆる社会企業家を応援したりとか、
企業さんとアジアの企業家をつないだり、
そんな形で私も間接的に、
世の中を良くするっていう仕事に、
それはそれですごくやりがいもあったんですけど、
企業家さんを応援すればするほど、
自分に跳ね返ってくる部分もあって、
じゃあ私自身はそうなんですよ、
何を生み出したいんだっけとか、
どういう時に一番自分が発揮できるんだっけっていうのを、
つい10年くらい人の応援が多くなっていると、
ちょっと置き去りにしちゃってたなっていう気づきも、
ありがたいですね。
発行があることで、
自分だったら何を応援したいかなというふうに、
まだまだね、まだまだ模索してるんですけど、
でも前よりかは少し、
自分起点で考えたり、
ということにつながってて、
本当にありがとうございます。
ジャムセッションズの実験的アプローチ
ありがとうございます。
ありがとうございます。
はい、ありがとうございました。
そうですね、
まさにジャムセッションズの実験の場だと思うんですよね。
Bingから始まるというキーワードだったりとか、
自立分散型の組織を運営したりとか、
非営利型の株式会社という形で
運営したいということをやろうとしているんですけど、
自分が開発したいことが何か、
例えば自分が、
で運営したいみたいなことをやろう としてるんですけど りょうこさん
の研究者としての視点で このJam Sessionzで生まれてくる実践
の例みたいなものとかを りょうこ さんの研究に生かすとか 研究として
まとめるとか そういうことをしたいん ですよねっていうようなことを
どっかでおっしゃってましたよね そうです そうです だからどちらか
というと 私は半分観察者のような 気持ちで いい意味でですよ 協奏
パートナーという形で関わらせて もらうことにしたものを 実はJam
Sessionsという新しい社会実験の 器がどういうふうに使われていく
のかとか 私も含めですけど 関わる みんなが この器を使ってどんな
イノベーションを生み出していく かっていうところを 研究対象として
も見ていきたいっていう思いがあり まして どっかの段階でそれを世の中
に発表というかしたいななんていう のも思ってましたね 今日はいろいろ
思い出させてもらって そんな話してて もう30分経ってるっていう
今 アラートが出たんですけど アラートがですね これ毎回人に聞いてる
ときはそれほど感じないんですけど 聞かれる側はもっとあっという
ところですね これは
そうですよね そうですよね 次の 最後のいつもの恒例のコーナー
に行く前に 今 研究対象として Jam Sessionzを見てるっていうような
話が今あったと思うんですけど 2月の末に設立をして 3 4 5 6 7 半
年ぐらい 今 経っていて 時には実際 実践する役として 時にはちょっと
観察する立場として この半年間 ぐらい Jam Sessionzの活動とか ちょっと
やってることみたいなのを りょうこ さんなりに見て 研究者として思う
ことというか 視点として感じる ことなどがあったりとかします
そうですね 面白いなと思うのは やっぱり何かちっちゃなイベント
にしても 一応 何かやるときの 意図だったり目的っていうのは
何も決めない Jam Sessionzとはいえ 一応 何のためにやる場なのかっていう
のは 話し合って 一応 準備したり 実施したりしますよね なんですけど
どのイベントも 結局 私たちがあらかじめ 一応想定してた目的からは
いい意味ではずれて 何ていうか 違う 何ていうかな 全然 もう思っても
なかった人たちが勝手に一気投合 して 私たちとはもちろん 関係ない
く勝手に盛り上がって 一緒に企画 が始まっちゃったりとか あとは
例えばアーバンファームとか みんなでの畑作りっていうのも始めて
ますけど フラッと立ち寄ってくれた 学生さんと 思いがけない
会話の中で 私も実際に会ったんですけど それこそ 私のもう一つの活動の
SILKのほうのイベントのほうにも 何ていうかな 声をつなげることが
できたりとか その学生にとっては 何かもう本当に 思いがけない出会いで
本当にありがたいです なんて言ってもらえて 何ていうか そういう思いがけない
連鎖反応みたいなのが やっぱり すごい起きやすいなっていうのは
思っていて ここがやっぱり面白いですね
なんかそれ 多分 突き詰めていく と どういう状態の環境だったり
とかだと そういう偶然の出会い とか繋がりが起きやすいかみたいな
思って もうちょっと観察していくと 研究として まとまりそうな気がしますね
研究的には そう なんかちょっと 1本ぐらい論文書けるんじゃないか
ぐらいのですね ことが起こってるなっていうふうには思って
そっか でも 確かにその視点は面白いですね
まさに我々もイベントやるごとに 想定外のことが起きて
それはそれで楽しんでいるっていう ところがあるんですけど
何らかの法則だったりとか こうやれば そういう偶然の出会いが生まれやすいとかですね
そういうものもちょっと蓄積していって それをりょうこさんがまとめていただいて
本と女性の生き方
いうことができると Jam Sessionzが 世に存在する価値があるというかね
新しいタイプの組織の使い方というか 本当にこう
私の中で結構 公共性ってキーワードなんですけど
公共のための会社みたいな感じもしていて
その辺はぜひですね 引き続き観察して 何かこう
発表できるような段階になったらですね ぜひみなさんと議論したいななんて思いました
ありがとうございます 引き続き研究対象として Jam Sessionzをいろいろと俯瞰して
言葉はあんまり良くないですけどね 研究対象として見てるなんていうのは
いやいや ありがたいですね
入らせてもらってるので 当事者研究みたいな感じ
そうそうそうね 社会学とかもね 実際そのコミュニティに入ってみるという研究のやり方もありますし
いろいろ引き続きお伝えしたいと思います ということで
やっと今です
やっと今ですよね 最後のコーナーといいますか いつも恒例に勝手にしている
ゲストの方におすすめの一冊もしくは一曲をお聞きしているコーナーなんですけども
りょうこさんはどんな一冊一曲を紹介していただけるんでしょうか
はい 私は本にしまして
ちょっとベタな感じはするんですけど でも実はその裏側のストーリーをシェアしたいので
持ってきた一冊がこの チェンジメーカーという渡邊奈々さんというですね
写真家の方ですね 女性の方で これ初版
第1冊が2005年に出てきてるんですけど 実はこのチェンジメーカーっていうこの本の名前になる前に
雑誌の連載がこれ始まりだったんですよ この本って
実はフィガロジャポンというですね 私もよく読んでる雑誌の連載で 実は全く違うタイトルで連載されてたんですね
その頃からの一愛読者だったんです 私
実はその頃の切り抜きも実はこの手元に私取ってました
2002年でした だからもう今からもう20年ぐらい前に
私大学生の頃だったんですけど その時のタイトルは
社会起業家とか何もチェンジメーカーとかついてなくて 美しき女たちの選択というですね
毎月連載されてる 渡邊奈々さんが出会った
いろんな生き方の女性を取り上げた連載記事だったんですよね それが後々書籍化されて
世の中的にも社会起業家というのが結構言われ始めてから 後からこのタイトルになってるっていう
私としてはだからまさか自分が社会起業家を応援したりする仕事に
つくなんて想像もしてなかった2002年ぐらいに この記事を本当に毎月楽しみにしてスクラップしてたっていうのは
すごくなんか自分でも
ちょっと運命的というか考え深いものがあって
ちょっと迷わずこの本というか本の元となる この雑誌を紹介したいなと思いました
ありがとうございます ちょっと私その本を読んだことがなくて
コミュニティとのつながり
これ面白いなと思って 要はその美しきっていうタイトルだったりとかしてたってことは
基本的に出てくる対象の方は女性だってことなんですか? そうなんです このフィガロ・ジャポンが女性誌だっていうのもあったので
このチェンジメーカーの本になった時は男性も出てきてるんですけど そうなんです 雑誌の連載の時はいろんな女性たちの人生の選択
それで結果として生き方として 社会的な仕事をしている女性たちが結果として紹介されてるんですけど
なんというか私たちは一人一人の人生のドキュメンタリーのようなこの 連載がすごく好きで
思うと結構なんか知らず知らず何かどこかで影響を受けてたんだろうななんていうのを今でも思う
意地なんですよ 本当になんか知らないうちに影響を受けて
りょこさんの道がそっちの方に 開かれていったんだろうなとそれのきっかけになる
一冊ですよね
ちょっとこの本もまた 見てみてください
リンクを貼っておきます
はいということであのズームをですね無料のものを使っていただくために40分過ぎてですね
いいところで最後の最後で切れてしまったので ちょっと最後だけ撮り直している
この慌ただしい感じなんですけど エンディングに向かおうかなというふうに思っておりまして
はいさっきのチェンジメーカーですね うん
りょこさんの人生を知らないうちに変えてたかもしれない 一冊ぜひ私も読んでみたいなというふうに思いますので
皆さんもリンク貼っておきますのでぜひ読んでみてください
はいということでですね いや多分40分超えたのは初めてかもしれないんですけど
徐々に長くなっている収録時間なんですけれども
自分だと油断しちゃいましたね
いやそうですよねなんかあれなんですよ いつもはタイムマネジメントというか
だいたい20分経ったらちょっとこう そろそろ終わりにみたいな感じで
してたんですけど 今回は30分経ったらでいいかと思って
30分経ったら無料のズームが あと10分ですって言ってくれるんで
それからそこからでいいかなと思ったら その10分じゃ足りなかったっていう
いや私もあと10分だと思ったんですけど ただ10分あると思ったらあっという間に切れちゃいましたね
いやいやそれだけいろんな話が範囲で来たなと思いますし
はいありがとうございます まだまだねちょっとりょうこさんのお仕事の話とか魅力もまだまだ伝えきれてなかったんで
ですけど一旦はお見せできたかなと思いますので
ぜひぜひご興味持っていただいた方ぜひ Jam Sessionzの
イベントとかに来ていただいたらりょうこさんに会えますので
これを機に興味持ってくださった方がいたらお話したいです
なんか今思い出しましたけど誰かがりょうこさんみたいな生き方すごい憧れますって言ってる人いましたよね
誰だったっけって思ったんですけど
啓太さんと友人の方ですけど
ラブコールをいただいちゃって今度飲みに行くんですよ
これもねそうセッションによって生まれた
本当に本当にそんな感じです
そんな素敵な出会いも生まれる Jam Sessionzのイベントだったりとか取り組みなので
ぜひ皆さんご参加いただければなという宣伝で終わりたいなという風に思いますけれども
今日はこの辺で終わりたいと思います
次回はまた最後ですかねメンバーの深掘りの回としては最後の
まっつーさんがゲストで来てくれますので
また楽しみに
この2人でいろいろと深掘りしていきたいなと思いますので
皆さん楽しみになさってください
では今日のともに奏でるラジオはこれで終わりにしたいと思います
りょうこさんありがとうございました
ありがとうございましたまたぜひ皆さん聴いてください
ではさようなら
42:56

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