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思い出し笑い、みたいな感じで、思い出し悩み、みたいなやつないですか。急に悩み事を思い出す、みたいな。
悩み事というか、悩み事ってほどでもないんですけど、人生における問い、みたいなものを急に思い出して、
それについてあれこれ考えてしまう、みたいなやつないですか。
あの僕、昨日、久々に来た、久々でもないかな。昨日来たんですけど、思い出し悩み。何についての悩みかというと、
好きっていう感情、好きっていうものには理由があるのか、っていう問いなんですけど、
なんか因果律というか、結果には必ず原因があるって言われてるじゃないですか。
だから、好きなものとか好きなことに関しても好きな理由があるんじゃないかなっていう気もするんですよね。
例えば、運動が好きとか、絵を描くのが好きとか、ピアノを演奏するのが好きとか、歌を歌うのが好き、みたいな。
何々が好き、みたいなやつって、それなりにきっかけがあって、とか、運動神経がたまたま良くて、運動をすることが楽しいから運動が好き、たまたま絵を描くのが上手くて、絵を描くのが好き、みたいな。
たまたまそういう資質があったり能力があったから好きになった、みたいなのはなんとなくわかるんですよ。理由として。
ただ、例えば、異性のこういうところにキュンとくるとか、こういうのが好きみたいな、好きって、例えば僕は好きなタイプは背が高い人っていうのと、唇の厚い人が見た目で好きなタイプのポイントなんですけど、
背が高い人がなぜ好きかっていうと、僕足フェチなんですよね。おそらく足フェチなんで、背が高ければその分足の体積というか面積が大きくなるので、背が高い人が好きなのかなっていうのが気がしてるんですが、
じゃあなんで足フェチなのかっていう、フェチに関するところの理由がわからないんですよね。何かきっかけがあったのかどうかも全く覚えてないし、とにかくフェチ、なぜ足フェチなのかの理由がわからない。
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果たしてそれに理由はあるのか、とか、唇の厚い人が好きらしいんですよ。これも理由がわからないんですよね。
大学生の時よくつるんでたカンキ君っていう友達がいて、彼はすごく記憶力がいいんですけど、その彼とマクドナルドで何か買って店を出て、その時僕がカンキ君に言ったんですよね。
さっきの店員さんすごくかわいくなかった?って。そしたらカンキ君が、君さ、唇の厚い女の子好きだよね?って言ってきて、ああ、そうかもみたいな。
そっか、僕、唇が厚い女の子のことかわいいって思うんだ。たぶんそうだわ。ってその時気づいたんですけど、でもその唇が厚い女性のことを好きな理由がわからないんですよね。
理由はあるのかどうかもわからない。っていうようなことを思い出して、これは一体どういうことなんだろうって悩んでるっていう、そういう話なんですけど、皆さんこの問いについて何か答えを持ってたら教えてほしいです。
あと思い出し悩み、もしする人いたらどんな思い出し悩みをするかも教えてください。
メイクフレンド実験レイディオスペースボルケーの。
はい、始まりました。メイクフレンド実験レイディオスペースボルケーの僕が鳥取生まれギターポップ育ちのケージです。大阪市在住です。この番組は音声メディアを通じてリスナーとMCが友達になることができるのかを実験していくポッドキャスト番組です。
というわけでですね、今9月15日金曜日の朝方、もうすぐ朝の4時になろうとしているところなんですけど、普段は日曜日にこれ収録して月曜日の午前0時に公開するっていうことでやってるんですけど、
今週末は九州に行くことになってまして、もう今日ですね金曜日の夕方からフェリーに乗って九州宮崎に向かうので、月曜日の夜ぐらいに大阪に戻ってくるんで多分いつものスケジュールだとポッドキャストが撮れないなと思って、
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今日この木曜の深夜というか金曜の早朝に普段よりちょっと小さめの声で録音しています。前回はギチカンオフ会の感想をたっぷり収録したんで、やっぱりギチカンの人間の人たちにいっぱい聞いてもらったみたいで、いろいろ感想とかコメントとかもらいました。
特に宇宙的大噴火のハッシュタグでつぶやいてくれてる人の紹介しようと思うんですけど、まずシュウさん。まだ聞いてる途中だけど、ひぐち清高さんって笑いの絵文字入れてくれてるんですけど、そうなんです。
僕はギチの完全人間ランドのパーソナリティーのひぐちさんのこと、ひぐち清則さんなんですけど、なぜかひぐち清高さんって前回言ってて相当ショックでした。そのことをいろんな人がつぶやいてました。すみませんでした。
ひぐちさん、その日の夜に、月曜の深夜に修正版をこっそりアップしたんで、今聞いたやつはたぶん直ってると思うんですけど、ひぐち清高さんって間違えて言ってました。清則さんです。すみません。本当にすみませんでした。
あともう一人、宇宙的大噴火でつぶやいてくれてるのがまいこさんですね。体感2時間を受けた。わかるけど。これも笑ってる絵文字使ってくれてますね。ありがとうございます。まいこさんもいろいろポッドキャストやられてるみたいで、僕全部まだ聞けてないんですけど、お気に入りには登録しました。
そんな感じでですね、人間の人たちといろんな交流ができてすごい楽しかったです。また、議地間のオフ会なり定例会なり、いろいろ参加したいなと思っております。はい、というわけで、今日も始めていきます。
はい、というわけで、今日は何の話をするかというと、僕、鳥取生まれギターポップ育ちのケージですっていつも始めるじゃないですか。このポッドキャストを始めるときに、そのポッドキャスト名というか、自分の名前ですね、に、ただのケージじゃなくて、鳥取生まれギターポップ育ちっていうのをつけたんですね。
で、鳥取に関してはいっぱいいろいろ話をしてきたじゃないですか。でもよく考えたらギターポップの話、このポッドキャストで全然してないなーって思ったんですよ。
っていうのは、その議地間のオフ会に行ったときに、いろいろ喋ってる中で、皆さんあまりギターポップっていうものを知らないというか、ギターポップってよく考えたら、すごい知名度の低い言葉なんですよね。
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僕普段はライブハウス界隈とかバンド界隈の人たちと接することが多いから、ギターポップっていう言葉が普通に通じるコミュニティーで長いこと過ごしてきたので、気づいてなかったんですけど、よく考えたらギターポップっていう言葉、普通の人あんま聞かないですよね。
その議地の完全人間ランドのオフ会に集まっている人たちと話をしているときに、だいたいみんなやっぱりギターポップって知らない言葉だったんですよね。もしかしたら初めて聞くみたいな人もいて、話した中で2人くらいかな、ギターポップってわかる人がいたんですけど、やっぱり元々バンドやってた人でしたね。
なんで今日は、ギターポップの話をしようかなと思って、この第37回にして、鳥取生まれギターポップ育ちって言い続けてきたこの僕が初めて、ギターポップでどう育ってきたかっていう話をしようかなと思うんですけど。
まずギターポップの話をするときにスタートになるのは何かというと、フリッパーズギターっていうバンドになるんですよね。
僕は1991年、高校1年生のときにフリッパーズギターに出会うんですけど、フリッパーズギターは89年にデビューしてまして、今コーネリアスをやっている小山田圭吾さんと小澤健二さんの2人のユニットがフリッパーズギターなんですけど、
僕は89年にデビューして、89年にファーストアルバムを出して、90年にセカンドアルバムを出して、僕が91年にフリッパーズギターを知ったときはたぶん友達にセカンドアルバム、カメラトークっていうセカンドアルバムの多分カセットを貸してもらって、これいいぞ聞いてみろよって高校の友達に。
で、めちゃくちゃハマって、もうすぐにCD屋さんに行って、フリッパーズギターのセカンドアルバムとファーストアルバムを両方買ったんですよね。
で、とにかく今まで聞いてた日本の音楽と、フリッパーズギターも日本のバンドなんですけど、今まで聞いてたいわゆるJ-POPというか歌謡曲と全然違う感じがして、すごい衝撃を受けたんです。
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まずなんかオシャレ、あとなんか洋楽っぽいというか、ファーストアルバムは特に全部英語詞だったんで、なんだこれはみたいな、こんなの聞いたことないぞみたいな感じではあったんですよね。
で、なんかそれまで、例えばさっき91年のヒットチャートみたいなパッと見たんですけど、その当時流行ってた音楽って、例えばコメコメクラブとかプリンセスプリンセスとかチャゲアス。
91年、牧原のりゆきどんな時もとか、ビーズとかトリカムとか、そういうアーティストがオリコンチャート上位にいたっていう、そういう感じですね。
あと洋楽だと流行ってたのが、ちょっと前、僕が中学生ぐらいの時にマドンナとか、マイケルジャクソンとか、そういう感じ。だから80年代の、そういういわゆる80年代ポップスとかの流れだったんですよね。
で、やっぱりその耳でフリッパーズギターがやってることがすごく新鮮で、当時多分ネオアコって言われてた、ネオアコースティックって言われてたジャンルだった気がするんですけど、その時流行ってた他の日本の曲とかよりも全然好きだ、みたいな感じでドハマりして。
で、その高校1年生の夏の終わりぐらいに万和寺市で3rdアルバムが出たんですよ、フリッパーズギターのヘッド博士の世界と、これがまたファーストセカンドのそのネオアコな感じとちょっと違って、なんかもっと曲の作りがディープになって、
ヒップホップとかの影響もあったらしいんですけど、曲がもっと難解になったというか、すごい進化してんな、みたいな。またそれにも衝撃を受けて。
あとね、雑誌への露出も結構好きな感じだったんですよ。なんかインタビューが面白いっていうか、ひねくれてるっていうか、なんかインタビュアーの人ちょっと小馬鹿にしたような感じもあったりとか、でもすごい真面目な内容を喋ってたりとか、とにかく頭良さそうだったんですよね。
特に小沢賢治さんが東大生っていうこともあって、やっぱり高一の僕はそういう勉強できる感じにも憧れがあったのかな。のとか、あとすごい覚えてるのがパチパチっていうね、当時雑誌があったんですよ。
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ちょうどその頃バンドブーム、第何時かわからないんですけど、バンドブーム、特にビジュアル系のバンドがすごい流行ってるような時でパチパチっていう、まあ音楽雑誌なんですけど、どっちかというとそういうビジュアル系のバンドのグラビアが結構あるみたいな、インタビューとグラビア写真が、関東グラビアみたいなのがあるみたいな、ちょっと見派な雑誌があって、
そこにかっこいいバンドの人たちのグラビアに混ざって、どっかの牧場で牛の着ぐるみを着てるフリッパーズギターの二人の写真を見て、めちゃくちゃかっこいいと思ったんですよね。
だって他のバンドはものすごく真剣にオシャレしてかっこいいアーシャ撮ってかっこいいポーズ撮って、そういういわゆるかっこいい91年当時、かっこいい女の子がキャーキャー言うような、男も憧れるようなかっこいい感じのビジュアルをしてる中で、フリッパーズギターだけ、
牧場で牛の着ぐるみを着てみたいなふざけた感じの、パチパチっていう雑誌に載ってるかっこつけてるバンドを小バカにしたような態度で写真撮ったりインタビューに答えてるみたいな姿がまたかっこいいみたいな。
すごいみたいな感じでも憧れてしまう。そんな存在だったんですよね。
で、ただそんなフリッパーズギター、鳥取の片隅で必死に憧れてたフリッパーズギターが、91年の夏にサードアルバムを出して、秋には急に解散したんですよ。
ツアーとかも決まってたのに、あれ途中だったのかな?急に解散したんです。結構ショッキングな出来事でした。
なんか朝日新聞だったかな?コラムみたいなやつで、無責任な若者の代表みたいな感じで、ちょっと叩かれたような記事も載ってた。
なんとなくすら覚えてるんですけど。そんな感じで急に解散しちゃって、年末にベストアルバムが出たんですよね。3枚しか普通にアルバム出してないのに。
ベストアルバムが出るんだと思ったら、その中にベストアルバムカラーミーポップっていうね、カラーミーショップっていうサービスの名前の元になったと思うんですけど、カラーミーポップっていうタイトルのベストアルバムが出て、その中にカメラカメラカメラっていう曲が入ってたんです。
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これってセカンドアルバムカメラトークに収録されている曲なんですけど、そのセカンドアルバムに収録されている曲とは違うアレンジのカメラカメラカメラギターポップバージョンっていうアレンジの曲が入ってたんですよ。
僕その時初めてギターポップっていう言葉を知ったんですね。カメラカメラカメラのギターポップバージョン。もともとのセカンドアルバムに入ってたカメラカメラカメラってちょっとドラムの音が打ち込みで、どっちかっていうとその打ち込みサウンド、バンドサウンドっていうか打ち込み的な感じのアレンジだったんですけど、
ギターポップバージョンは、いわゆるギターの軽快な美しいリフから始まるバンドサウンドの曲で、そのイントロから僕はもうなんか打ちのめされたというか、うわーめっちゃ好きって思って。
ギターポップバージョンって書いてあるから、ああこういうのをギターポップって言うんだ。ギターポップ好きって思ったんですよね。
だから、それが僕のギターポップとの出会い。で、ますますそこから解散してしまったんですけど、フリッパーズギターその後、あと2枚ぐらい出たかな、ベストアルバムが。
だから、ファースト、セカンド、サードって普通に通常のアルバムを出して、その後にベスト版がまた3枚出るみたいによくわかんない感じだったんですけど。
で、フリッパーズギターが解散した後にベスト版とかも出て、それをとにかく繰り返し繰り返し聴くみたいな感じの高校1年生、2年生でしたね。
で、高校3年生の時にコーネリアスがデビュー、CD出したんですよ。高2の冬かな。コーネリアスがCDデビュー、なんだっけな、ファーストクエスチョンアワードっていうタイトルだったかな。
で、そのコーネリアスのファーストアルバムは、ちょっとフリッパーズギターっぽい感じがあって、いわゆるギターポップ的な感触のあるアルバムで、すごく嬉しかったんですよね。
ちょっとフリッパーズギターじゃないっていう寂しさはあったんですけど、片割れの小山田圭吾さんがコーネリアス、ちょっとギターポップっぽいこともやってくれて。
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で、その年、少し遅れてその年の秋、9月に小沢賢治さんがデビューするんです。ソロデビュー。犬は吠えるがキャラバンは進むっていうアルバム。
これ僕たぶん生涯で一番聴いたかもしれないぐらいの大好きなアルバムなんですけど、でもこのアルバムの曲はもう全然ギターポップな感じではなくて、なんかもうロックって感じでしたね。でもめっちゃかっこいい。
で、その次の年かな、94年の3月に小沢賢治さん、小沢賢治と下田ラパーが今夜はブギーバックっていう超絶有名曲をリリースして、なんか小沢賢治っていう人が世の中に知れ渡ってしまうんですよね。
で、その次の94年、僕浪人してたんですけど、小沢賢治がLifeっていうアルバムを出して。で、僕95年に大学生になって初めて小沢賢治のライブ、それまで鳥取いたんですけど、95年に神戸に出てきて、大阪で小沢賢治のライブ初めて見るみたいな感じなんですけど。
だからギターポップ自体は、やっぱりフリッパーズギターが解散したって、ちょっと僕の中でギターポップ熱はちょい下がり気味ではあったんですけど、96年にスウェーディッシュブームっていうのが局所的に起こるんですよ。
スウェーディッシュブームってスウェーデンのバンドがやたらチヤホヤされる時期があって、で、僕もそれドンピシャにはまってて、前の年カーディガンズっていうね、スウェーデンのバンド、これが95年にちょっと日本でプチブレイクして、そのあたりが入り口だったんですけど、
96年にもう僕の中でも完全にスウェーディッシュブームが来て、もうスウェーデンのバンドしか聴いてないみたいな年がありましたね。で、その中でクラウドベリージャムとか、あと一番聞いたのがパインホレストクランチっていう、パインホレストクランチはもうめちゃくちゃ僕の中でドストライクギターポップバンドでした。
ギターポップって言葉で表すと、明るさ、爽やかさ、疾走感、切なさ、可愛らしさ、この5つがなんとなく僕の中でこのギターポップでどんな音楽っていうのを言葉で言うと、明るさ、爽やかさ、疾走感、切なさ、可愛らしさっていうのがあるんですけど、
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全部持ってるのはパインホレストクランチでしたね。もちろんフリッパーズギターにもあったんですけど、さらにその中でもっとその先を行く音楽的な部分ですごくくらいました。
なぜかスウェーデンに僕がすごい好きなバンドがいっぱいいるなーみたいな感じで。で、そのスウェーデンの音楽、特にカーディガンズとかクラウドベリージャムってトーレ・ヨハンソンっていう人がプロデュースしてたんですけど、その流れで次の年97年にカジュ・ヒデキさんがデビューするんですよ。ミスターギターポップですよ。
僕、ギチカンのオフ会の時にギターポップの説明の時に、ギターポップってじゃあ誰が有名なんですか?どんな音楽なんですか?って聞かれて、カジュ・ヒデキってこの人がギターポップですって言ったんですけど、でも今の若い人もしかしたらカジュ・ヒデキってあんまり音楽をやってる人だったら知ってるかもしれないですけど、普通の人はあまりピンとこないかもしれないですけど、
カジュ・ヒデキさんも大好きな、もうフリッパーズ・ギター無き後の日本で唯一ギターポップを牽引していってくれてた人じゃないかなってその当時思ってました。カジュ・ヒデキさんデビューしてすごい嬉しかったんですけど、最高っつってライブにもめっちゃ行きました。
で、その次の年、1998年の4月にスーパーカーっていうバンドがファーストアルバムを出すんですよ。デビューはその前の年、97年の秋、10月か11月くらいにクリームソーダっていうシングルでデビューして、その時から実は聴いてたんですけど、その次の年に98年にスーパーカーがスリーアウトチェンジっていうアルバムを出したんですよ。
これも超名盤で、知らない人もいるかもしれないですけど、スーパーカーってほんとに90年代、そのデビューアルバム出してすぐにもうめちゃんこ人気になって、もうその世代の、その時の音楽好きはもうみんなスーパーカーが好きみたいな、そんな素晴らしいバンドだったんですけど、
ギターボーカル中子とギターの石渡隼二くんと、ドラムの高台と、こういったベースのミキちゃんのシンプルな構成のバンドだったんですけど、これがめちゃくちゃいいバンドだったんですが、これね、デビューした時、デビューじゃないか、ファーストアルバムが出た時、タワーレコードのポップに新世代ギターポップバンド、新世代ギターポップバンドっていうような感じの、
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パッチコピー?みたいなのがついてたんですよ。
で、普通に音楽だけ聞くとロックバンドなんですけど、ギターロックバンドでちょっとポップな感じ?だからギターポップって書いてあったのかもしれないんですけど、
その時ね、僕の中で、このギターポップ、第一次ギターポップブームがシュンって終わっちゃったんですよね。
第一次ギターポップブームっていうかなんだろう。
高校1年生の時にフリッパーズギターに激ハマりして、そこからすごいあったギターポップ熱がある種、一瞬冷めちゃったんですよね。
もう何でもいいんだって思って。
スーパーカーがギターポップだったら、何でもギターポップだなって思っちゃったんですよ。
僕のギターポップだと思ってた、ギターポップが終わったというか。
ギターポップっていう言葉は、僕が思ってたギターポップと違うものになったんだなって。
そのスーパーカーのタワーレコードのコメント文を見て思ったっていうのをめちゃくちゃ覚えてます。
だからそこでありてに言うと、僕のギターポップ第一章終了みたいな感じだったんですけど、
第二章はその次の月、98年の5月に始まっちゃうんですけど、
それ何かというと、僕が自分でスパゲッティバービューンっていうギターポップバンドを結成したんですよね。
そこから僕のギターポップ第二章が始まったっていう、そういうお話でした。
はい、というわけで、なんか思ったより長くなってしまいましたけど、僕のギターポップとの出会い、ギターポップ第一章のお話。
ご静聴ありがとうございました。
そんでですね、さっきいっぱいいろいろギターポップについてしゃべったじゃないですか。
これポッドキャストでスポティファイで配信してるし、せっかくなんでプレイリスト作りました。スポティファイで。
なので、このさっきの僕のギターポップ第一章の話を聞いて、気になった人はぜひそのプレイリストを聞いてほしいので、
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そのプレイリストの10曲を選んで入れたんですけど、ギターポップ初級編みたいな形で。
それについてちょっと10曲軽く解説させてもらおうかなと思います。
プレイリストは概要欄にリンク貼っておくんで、本当にギターポップ気になったなーっていう人は聞いてもらいたいんですけど、
プレイリストのタイトルは、このギターポップで育ちました。うまく言えなかった。
このギターポップで育ちました。言いにくいですね。
っていうタイトルにしてます。
1曲目が僕のギターポップの原点、フリッパーズギターのカメラカメラカメラギターポップバージョン。
これが1曲目に入ってるんで、これぜひ聴いてほしいですね。
僕のギターポップはこの曲から始まったっていう1曲目。
フリッパーズギターのカメラカメラカメラギターポップバージョン。
2曲目がですね、コーネリアスのファーストアルバムに入ってるパーフェクトレインボーっていう曲なんですけど、
これもね、もう活かすギターのカッティング。あれ12弦ギターなのかな?
活かすギターのカッティングから始まるんで、もうギターポップですね。聴いてほしい。
これが2曲目。コーネリアスのパーフェクトレインボー。
3曲目がカジヒデキさんのアイビーアイボリーアイビーっていう。
これもですね、印象的なギターのフレーズで始まります。これぞギターポップっていう。
さすがミスターギターポップ、ミスタースウェーデンのカジヒデキさんっていうね。
もうカジヒデキでギターポップで言えば僕はこの曲だと思ってる。
他にもいっぱいいい曲あるんですけど、アイビーアイボリーアイビー。これもほんと聴いてほしい。
4曲目。4曲目がですね、アドバンテージルーシーのグッバイっていう曲入ってるんですけど。
アドバンテージルーシーはですね、これもしかしたら今まで言ってきたアーティストの中で一番知名度がもしかしたら低いかもしれないですけど、
いまだに現役で90年代からいまだに活動している最高の日本のバンドです。
元々インディーズの頃はルーシーヴァンペルトっていう名前で活動してたんですけど、
メジャーデビューしたときにアドバンテージルーシーっていう名前に変わって、
もうね、もうルーシーヴァンペルト。90年代後半初めて聴いたときはもうおののきましたね。
もうこれぞギターポップ。僕の理想とするギターポップ。
さっきギターポップのキーワード、僕の中で5つ。明るさ、爽やかさ、疾走感、切なさ、可愛らしさって言ったんですけど、
アドバンテージルーシーはその切なさとか疾走感、爽やかさがすごく凝縮されている、いまだに最高のバンドです。
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その中のグッバイっていう曲。もうこれ切ない。これも聴いてほしい。ぜひ。
5曲目がシンバルズのハイウェスタースピードスターっていう。これも90年代後半のギターポップ曲かな。
もうこれは疾走感が半端ないですね。本当に大好き。
これはいまだにだから今の20代のギターロックバンドやってる人、ギターポップテイストのバンドやってる人はもうみんな抑えてるんじゃないかなって思う名曲です。
ここまでがこの最初の5曲が日本のバンド感。後半はですね、後半5曲は海外のバンドを選んでるんですけど、
6番目に入れたのはね、このバンドが一番知名度低いのがハッピーデッドマンっていうスウェーデンのバンドのサインスフィクションっていう。
これも印象的なギターのイントロで始まる。やっぱ印象的なギターのイントロで始まる曲がやっぱギターポップの曲多いんですけど、
これスウェーデンのバンドで、このバンドを僕どうやって知ったかというと、ギタリストのチャーさんっているじゃないですか。チャーさんが80年代後半かな、90年代入ってからかな、
エドヤレコードっていうレーベルを立ち上げたんですよ。今もあると思います。そのレーベルがなぜかエドヤレコードですよ。
エドヤレコードっていう名前のレーベルなのになぜか95年か96年にスウェディッシュスイーツっていうスウェーデンの全然無名なバンドばっかり入ったコンピレーションを出すんですけど、
それに入っているバンドが全部良くて、全部超ギターポップで、その中でも特にすごい好きだったのが、カッピーデッドマンのサイエンスフィクションという曲なんですよね。
これもね、聴いてもらいたい。
で、7曲目がパインホレストクランチのカップヌードルソング。
いやもうこれがですね、パインホレストクランチは世界一好きなギターポップバンドかもしれないです。もしかすると。
本人たちはギターポップバンドって思ってやってないかもしれないですけど、
ファーストアルバムがね、メイクビリーブってファーストアルバムがとにかくめちゃくちゃ良くて、大好きで、それの1曲目に入っている曲なんですよね。
で、冒頭がオルゴールをいっぱい重ねて作ってるSE的なやつで始まるんですけど、
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これね、耳を澄ませて、なんていう曲のオルゴールなのかなっていうのを聞き取るのもちょっと面白いかもしれないですね。
とにかくそのオルゴールが何重にも重なっているSEから始まるこの曲がめちゃくちゃ大好きで、大好きです。
パインホレストクランチのファーストアルバムメイクビリーブの1曲目がこの曲っていう感じです。
で、次、8曲目がね、アイビーっていうバンドのルーシーダーズントラブユーっていう曲なんですけど、
この辺りからですね、ギター、サウンド的にはギターポップ?これ?みたいな感じ。
ただのロックバンドというかポップバンドなんじゃないの?って思う人もいるかもしれないですけど、
僕の中ではなんとかギターポップなんですよね、このバンド、特にこの曲が。
で、アイビーっていうのは、ファンテインズ・オブ・ウェインのアダムさんと、
後にタイチ・エイティーのプロデューサーでめっちゃ有名なアンディーさんっていう人と、
あと、フランス人の女性、ドミニクさんの3人でニューヨークで形成されたバンドなんですけど、
めちゃくちゃ最高のバンドなんですね、このアイビーも。
で、セカンドアルバムだったかな?ロングディスタンスっていうアルバムに収録されてるルーシーダーズントラブユー。
これもね、いいんですよ。
このギターのカッティングのなんかこう、なんていうんすかね、稲鯛?稲鯛とはちょっと違う。
独特のグルーヴ感がめっちゃ好きです。
あとこのちょっと抜けた感じのボーカル、女性ボーカルの感じと、
サビでこのルーシーダーズントラブユーっていう繰り返す意地悪な感じがすごくギターポップな気がするんですよね。
で、次、9曲目がホリデイ・ビズ・マギーのスカイラインドライブ。
これもですね、ホリデイ・ビズ・マギーってこれもスウェーデンのバンドなんですけど、
これ、ホリデイ・ビズ・マギーはギターポップじゃないって思う人も、もしかしたらいるかもしれない、パワーポップだろって思う人もいるかもしれないですけど、
これもなんか僕の中ですごくね、ギターポップなんですよね。
で、ホリデイ・ビズ・マギーは日本版、シフトレコードっていうところが日本版も出てて、それがめちゃくちゃ好きなんですけど、
それはサブスクになさそうだったんで、スカイラインドライブ、この曲もすごい好きで、
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しかもこれはどっちかというとギターポップ寄りな曲だと思うんで、ぜひ聴いてもらいたいと思って入れました。
ホリデイ・ビズ・マギーもね、ほんとパインホルスクランチに並ぶぐらいすごく好きなバンドですね。
で、最後10曲目がBecauseっていう、
The Wanadeesって言った方がいいかもしれないですけど、これもスウェーデンのバンドなんですね。
WanadeesのBecauseっていう曲です。
これこそロックだろこれ、どこがギターポップだよって思う人いると思うんです。
でもね、WanadeesのこのBugsy Meっていうアルバムジャケット、
アルバムジャケットのこのビジュアル感がめちゃくちゃギターポップです。
あと、Because、めっちゃロックですごく変わった、いい曲っていうか素敵な曲なんですけど、
一番グッとくるのがね、最後の方の間奏、聴いてほしいんですけど、
これね、リコーダーソロなんですよ。リコーダーソロっていうかソロ、まぁギター、
リコーダー2本重なってる気がするんで合奏なんですけど、
ロックの曲の最後のソロにリコーダー入れてきます?普通。ないですよそんな曲。
その、なんか、そんなところがね、Wanadeesすごい好きなんですよね。
リコーダーで合奏してるっていうところがもうギターポップのアディティーとめっちゃ感じますよね。
なんか感じますよねっていうか、僕の中でね、めっちゃ感じるんですよね。
このBugsy Meっていうアルバムも超最高ですね。
はい、という10曲入ってるんで、僕が、僕を育ててくれたギターポップの名曲10曲厳選して入れたので、
ギターポップに興味を持った方はぜひこのプレイリスト聴いてみてください。
そしてギターポップを好きになってもらえたら最高に嬉しいです。
はい、というわけでエンディングです。
今回もちょっと長めになっちゃいましたけども、どうでしょうか?ギターポップ、興味湧いてきましたか?
今回ジングルで入れてるバビューンの曲、CPっていうね、
ジングルで用意してる中では一番ギターポップっぽいかなと思ってCP選んだんですけど、
スパゲッティバビューンももし興味が出たら、サブスクには1曲しかないんですけど、
何らかの方向で、サウンドクラウドとか割と曲がってるんで、興味があれば聴いてもらえると嬉しいです。
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最近エンディングでずっと、緊急報告としてスターウォーズの話をしてますけども、
クローンウォーズシーズン5見終わったんですけど、めちゃくちゃ面白いですね。
クローンウォーズ、特にシーズン5から。やばいですね。
僕、なめてたっていうか、シーズン1からずっと見てて、面白いなと思って見てて、
でも反乱者たちの方が面白いなって思ってたんですけど、
僕その一番面白いところまだ見てなかったんですね。
あとシーズン6と7残ってるんですけど、
僕は何のために今クローンウォーズを見てるかっていうと、
アソーカーっていうドラマを見るためなんですけど、
毎週水曜日配信されてても、アソーカーが第5話ぐらいまで?
だから7話までなのかな?
アソーカーの最終回が配信されるまでにはクローンウォーズ全部見終わって、
アソーカーも最初から見て、最終回は配信と同時に見るぐらいやりたいなって思ってるんですけど、
時間的にどうかよくわかんないですね。
今日ね、今金曜日の午前4時40分ぐらいなんですけど、
今日この夕方にはフェリーに乗って宮崎に向かうんですけど、
フェリーの中でやることないんで、
iPadにクローンウォーズ全部ダウンロードして持ってこうかなって思ってます。
Wi-Fiとかも通じないんで、本当にやることないんですよ。
ゼルダ、スイッチを持ってってゼルダをやるか、
クローンウォーズを見るかしか。
あと本読むぐらいしかないんで、
多分クローンウォーズをずっと見ようかなって思ってます。
ナードマグネットの九州ツアーについていくんで、
それもすごい楽しみですね。
土曜日は宮崎でライブして、
日曜日は福岡でライブで、
日曜日の方はサブウェイデイドリームっていう最高のね、
僕の中で最高の今の現役ギターポップバンドのライブが久々に見えるんで、
めちゃくちゃ楽しみです。
本当、サブウェイデイドリームと長雲、
この2バンドはギターポップ好きな人には絶対聴いてもらいたいバンドですね。
というわけで、バイバイ!