00:06
普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ、この放送は現役の社会福祉士で、障害児子育て奮闘中のTadaが人と環境の相互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。
2月15日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
ちょっと聞いてくださいよ。この前ね、とある事件があったんです。
っていうのはね、スーパーでの買い物なんですけど、食料品とかのね。
まあね、うちは冬場は特にね、スーパーの買い物は、妻にお任せしてるんですよ。
まあね、これは息子のインフルコロナ対策みたいなところもあって、もともとインフル対策でね、もう小さい頃から、スーパーまでは家族みんなで車でブギーって行くんだけど、スーパーに着いたら妻だけスーパーに買い物に行ってもらって、僕と息子は車の中で待ってるみたいな感じのね、生活をしています。
なんでね、これはね、妻が、妻の身に起こった事件なんですよね。それを僕が聞いたっていう話なんですけど、どんな事件かっていうとね、
とあるスーパーで、日付限定の割引チケットみたいのが発行されたんですって。
で、その割引チケットはお米、100円引きのチケットだったんですよ。
で、うちの妻は、僕の家の周りは結構ね、スーパーがいくつかあるんで、そのいくつかのスーパーをね、はしごして、同じものだったらどこのスーパーが安いっていうのをね、チェックしてくれてるんですよね。
その同じものっていうのは、こう、生鮮とかだと、やっぱりスーパーによってこう、得意・非得意があるじゃないですか。
なんで、同じもの、お米とか、ふりかけとか、寒物とか、そこら辺をチェックしてくれてるんですよ。
まぁでね、普段お米を買ってるスーパーがありますと、で、今回その日付限定の割引チケットを出してるスーパーは別のスーパーなんですよね。
普段はお米買わないスーパー。うん。だけど、まぁその100円引き使ったら、もしかしたら安くなるかもって思って、そのチケットのあるスーパーに行ってみたんですよね。
で、スーパーの駐車場に停めて、まぁ車の中で僕と息子は待機。で、妻はスーパーに行って、お米のチェックっていう感じで。
で、数分経ちました。妻帰ってきました。そして妻の第一声がこうです。
人間の汚い部分を見てしまった。
ん?どういうこと?
いやほんと、はじめね、声がこんな感じで裏返るぐらいに意味がわかんなかったの。でもね、聞いてみてわかりました。
実はね、まぁ結果、いつも買ってる、お米を買ってるスーパーのお米が一番安かったんですよ。
まぁそうじゃなくてね、そこが問題だったわけじゃなくて、そのスーパーの値札の問題があってね。
03:07
なんかね、いつもちゃんとチェックしてるから、そこで気づいたみたいなんです。
あれ?いつもよりお米の値段高くない?って。
そう、いつもよりお米の値段高くしてたみたいなんですよ。
それがわかったのがね、その値札の裏にね、ピロって、いつもの値段が書いてたんですって。
だからね、結局100円引きの券を使ったら、いつもより高い値段で買うことになってたの。
どういうことかわかりますかね?
数字で話すと簡単なんだけど、普段2300円か400円で5キロのお米を売ってるところを、その日は2700円ぐらいで売ってる。
ただ、日付限定の100円割引チケット使っても2600円でしょ。
だから、結局スーパー儲かるんですよ、これって。
いつも売ってる値段から100円引きだったら企業努力を感じるんですけど、なんなら割引チケットというものを使ってちょっと高く売ってやろうという、この人間の醜さですよね。
これはね、ちょっと許すまじっていう感じでしょ?
まあね、こんな風に何かいろいろチェックしてないと、調べてないと、騙されるって言ったら、いやでも騙されるですよね、これね。
そういったこと、損するようなことっていうのはね、いっぱいあると思うんですよね。
で、今世の中、家計を良くしていくとか、将来の安全設計みたいな感じの話って、どうしても投資の話がよく出てきてると思うんですよね。
新ニーサであったり、イデコであったりとか、国もね、そこら辺を主導で動かしていこうとしている。
なので、この手の良い情報っていうのは死ぬほどあると思うんですよ。
逆に僕全然専門じゃないんで、喋ることできないし、むしろ勉強させてもらっているような感じだから。
でもね、僕がお届けできるのは多分もっと手前の話なんだろうなって思ってるんです。
っていうのもね、投資すごい良いし大事だと思うけど、実際どれぐらいの人がね、できてるんでしょうねって思っちゃうんです。
だってさ、まだまだ景気悪いじゃないですか。物価高なのに給料の上げはそこまで追いついてないっていう人が多くて、
平均年収もね、そんなに高くないような状況で、その投資に1万円とかね、月々使える人ってどれぐらいいるのかなっていうふうに思っちゃうんですよ。
特に僕はどちらかというと、福祉関係の仕事をしているので、経済的にはね、豊かじゃない人、特に僕は生活困窮者の支援をしているから、
その中でも特に豊かじゃない人たちと触れ合う機会が多いからね、そういうふうに見えているのかもしれないけど。
でも一説によると、全然投資を行っていない日本人って6割ぐらいいるっていうデータもあるって聞いたことはあるんですよね。
06:08
いやまあ妥当かなって僕は思っちゃうんですよ。でもね、良いことだとは思うんです。
投資とかね、自分のお金を増やしていく作業ができる余力がある人は当然それをね、やっていくべきだと思うし、
ただ僕が届ける情報は、そういうことができない人たちも少しでも楽に過ごしていけるような情報、特に福祉に関わるような情報を提供できればなというふうに思っています。
さっき話した妻から教えてもらったスーパーの下りもそんな中の一つなんですけど、
福祉的な視点で言うとね、僕がね、よくこれって意外とやってないなって思うことが一つあって、
あんまりたくさんの方にはね、該当しないのかもしれないです。
精神障害者保険福祉手帳、いわゆる精神手帳ですね。これを持っている人の有効テクニックみたいな話なんですけど、
精神手帳を持っている人って、その多くがおそらく精神科病院への定期通院をしていると思うんですよ。
精神科病院の定期通院している方はご存知だと思うんですけど、自立支援医療っていうのが使えるんですよね。
これはね、精神通院にかかる医療費を所得に応じて上限設定してくれるっていう非常にありがたい制度なんですよ。
ただね、精神手帳も自立支援医療の持久者証って言うんですけど、これも更新が必要なんですよね。
更新には診断書が必要なんです。精神手帳は有効期間が来るたんびに診断書が必要で、
自立支援医療は1年ごとに更新が必要なんですけど、それは2年に1回診断書が必要なんです。
そんなわけで、精神手帳を申請や更新するたんびに診断書料を払う必要がある。
そして、自立支援医療を申請や更新するために診断書料を払う必要がある。
なんですけど、これ実は手帳の更新、申請更新と自立支援の申請更新って合わせ技で1枚の診断書でいけちゃうんですよ。
あくまでも更新のタイミングが同じであるということを前提にしてるんですけど。
更新のタイミングが違う場合は、自立支援医療の有効期間を短縮して手帳の有効期間終了日に合わせることができるんで、
それ以降はずっと1枚の診断書で更新ができるという形になります。
人によりますけど、精神科の定期通院って結構長くなることがあると思います。
手帳持ってるとかいう人だったらなおのこと。
その長くかかるときに、たんびたんび診断書料を2回払うのか、
1本にまとめてしまうのかって、自立もですけど1回何千円という話の世界なんで、
09:03
何年何十年って見るとだいぶ違ってくるんじゃないかなというふうに思うんです。
病院とか保健所とか丁寧な職員さんにあたればこういうことを教えてくれる人もいるんですけど、
全然教えてくれない人もいるんで、こういった配信で情報提供できればなというふうに思いました。
これからもこんな感じで福祉の制度が中心になると思いますけど、
少しお得に人生が過ごせるようなお話ができればなというふうに思っておりますので、またよかったら聞いてください。
それでは最後にお知らせです。
この放送以外にも各種SNSで発信活動を行っています。
インスタグラム、スレッズ、TikTokでは親ばか投稿、
ノートでは子育てや学びの中で日々感じたこと、
Xでは言葉遊びや小言を中心に発信しています。
プロフィール欄にリンクを貼っていますので、よかったら覗いてみて、
いいね、コメント、フォローなど応援よろしくお願いします。
それでは今日も素敵な一日に。社会福祉士のタタでした。
またおいで。
