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普通の幅を広げていく、社会福祉士のお気楽ラジオ。
この放送は、現役の社会福祉士で、障がい自己育て奮闘中のTadaが、
人と環境の交互さえに着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、
誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さん、おはようございます。社会福祉士のTadaです。
1月29日水曜日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
寒いですね。今週めちゃくちゃ寒いよね。
いやー、うちね、久しぶりにまたね、雪が降りましたよ。
まあね、積もるほどの気温じゃないけど、雪はね、ちゃんと降る。空が寒いのかね。
ね、大地も寒いですよ。でもなんかね、気温自体は5度ぐらいあるみたいなんだけど、
風がね、やっぱり強くて、体感はね、ほんとにめちゃくちゃ寒い感じ。
皆さんのお住まいの地域はどうですか?
まあね、そんな寒い中ですよ。帰り道ね、うちの妻と息子が近くの駅まで車で迎えに来てくれるわけですよ。
ありがたいことにね、ほんとに。駅からさ、家までの帰り道、
まあ実際、実質歩いて7、8分でどころかな。
それでもね、めちゃくちゃ寒いから夜はね、ほんとにね、車でね、駅まで迎えに来てくれるのは、
ありがたい感謝としか言いようがないですね。
しかしね、そんな帰り道に事件は起こりました。
妻と息子はね、僕の、まあ、降りる駅の近くにあるコンビニに車を停めて待ってくれてるんですけども、
僕がね、後部座席に乗り込んで、妻の運転で、いざ、自宅まで、みたいななったところに、
駐車場のね、隣に、高齢の男性ドライバーがね、乗ってる車があったんです。
いわゆるおじいちゃんドライバーですよね。
で、すでにエンジンがかかってる。
うちの車もかけたけど、明らかに隣のおじいちゃんの車の方がエンジン先にかかってたからね、
おじいちゃんに先に出てもらおうよ、ということにね、妻と話しまして。
これ、いいなと思いました。
譲り合いの精神と、そして、おじいちゃんの運転の不足に自体によるリスクですよね。
ぶつかったり、ぶつかられたりとかね。
やっぱりこっちも動いてると、こっちもね、過失割合出てくるんで、
なんかあっても大丈夫なようにピタリと止まっておこうということでね、
譲り合いの精神とリスク回避の両方を兼ねている、いい判断だなというふうに思ったんですけど、
隣のおじいちゃんね、なかなか出発しないわけ。
何してるのかなというふうに思って、
僕、後部座席にいるから、ゆっくりおじいちゃんの挙動が見えるからね、
見てみたわけですよ。
なんかね、ぼーっとしてるというか、
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しばらく見てると、右腕をね、左側に伸ばして、
その伸ばした腕をね、左腕で交差するように抱え込むわけ。
そして今度は、逆、左腕を右側に伸ばして、
その腕を右腕で交差するように抱え込む。
ん?
これは、ストレッチだ。
運転するのにストレッチがいるの?というふうに思いましたけどね。
さらに、そこからですよ。
ストレッチはまあいいでしょう。
寒いし、さあ、体を動かして、車も温め、体も温め、さあ、行こうってなったのかもしれない。
その後、なんとおじいさん、
右腕でね、胸元をスーッと下に撫で下ろす仕草をしてたんですよね。
いやいや、ちょっと待って、心臓に何ありかよ、あなたみたいな感じでね、
もうね、いろんなね、リスクを想像してしまいましたよね。
僕はもうね、行っても立ってもいられなくて、
もう妻に、もう行こう、先に行こう、みたいな感じで言ったんですけど、
妻はね、少し待ったんです。
でもね、その判断が正解でした。
僕が行こうと言って、妻がもう少し待とうと言ったそのタイミング、
なんとおじいさんがグイーンと動き出しましたからね、
危なーって思ってね、
本当にもうね、予測不可能すぎて怖ーって思いました。
これね、運転をしているおじいちゃんが悪いわけではないんですよ。
もしかしたらストレッチもいるかもしれない。
もしかしたら心臓に何か抱えているものがあるのかもしれない。
でもね、それでも運転したい。
世の中、高齢のドライバーに対するバッシングはひどいと思いますけども、
すごいと思いますけど、
それはね、一理あるかもしれないけども、
やっぱり大切なのはこの高齢化社会においてね、
車を使わずして社会生活が送れるようになる仕組み作りっていうのが
すごく大事なんじゃないかなっていうのを
改めて思わされた機会になりましたね。
まあ、おじいさん、ご安全にという気持ちです。
それでは本題に入りたいと思います。
今日は、窮地に立たされた時、割を食うのは弱者からという現実
というタイトルでね、お話をさせていただきたいと思います。
先週、人とSNSっていうタイトルでね、
4本ほど放送させてもらったんですけども、
これもね、もともとはトランプ大統領が就任した時に感じた、
そこから思ったこと、感じたこと、考えたことをね、
まとめて話した感じだったんですけど、
今回の窮地に立たされた時、割を食うのは弱者からという現実というのも
同じようにね、先週トランプ大統領の就任時に感じたことになったんですよね。
そう。
まあ、もうね、ニュースとかでたくさんやってると思いますけど、
トランプ大統領、初めに大統領になったその日に
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バンバン、いろんなね、宣言を出していきましたよね。
強いアメリカを取り戻す。
アメリカ人市場主義。アメリカンファースト。
まあ、という名のアメリカ市場主義というより、
白人市場主義的な感じだと思うんですけど、
性別は男と女の2種類だ。
多様性を廃止する、みたいなね、ことを言ってましたけども、
これ、皆さんどう思いました?
イカれてるよね。
イカれてるようにも全然見えると思うし、
僕もね、イカれてんなっていうふうに思ったんです。
だけどね、その反面、
経済状況が悪化したアメリカが回復するために
大きく舵取りをせざるを得ないと考えての
行動ともね、捉えられるんじゃないかなっていうふうに
思ったんですよね。
トランプ大統領、大統領就任時の
アメリカというお財布があるとすると、
その現時点でのお財布に入っているお金は
限られているわけじゃないですか。
で、これをやっぱり増やしていくっていうのが
資本主義におけるリーダーの仕事の一つだと思うんですけど、
トランプ大統領っていうのは、やっぱそこに関して
めちゃくちゃ長けてる人だっていうふうに
僕は認識してるんですけど、
お金を増やすにはどうすればいいかを考えると、
どうしてもこと細かに、隅々まで
全部に出費することは難しくって、
何かを削らなければいけないっていうふうに
考えてるんじゃないかなっていうふうに思います。
きっとこれは僕らもそうなんじゃないかな
っていうふうに思うんですけど、
規模がアメリカっていうふうにでかいから、
削るものもでかくなっていくっていう感じだと思うんですけど、
そういう時に、言い方はよくないのかもしれないけども、
削られるのは必要性が小さいもの。
僕らもそうですよね。
収入と貯金があって、
お金の使い方を考えた時に、
何かを削らなければいけないっていうふうに考えると、
必要性が小さいものを削っていくわけじゃないですか。
これは今アメリカで言うところの
少数派っていうことになるのかなっていうふうに思います。
人の家計と国を一緒に考えんなっていう話になるかもしれないけど、
僕は結構ここに関しては、
実際は同じような感覚で進めていくしかないのかな
っていうふうに思う局面もあったりします。
福祉に勤めている人間がこんな話をするのもどうかなと思うんですけど、
ちゃんとその後に僕の考えがありますので聞いてもらえればと思います。
人の命はどれも等しい。
そんなことはわかってるんですよ。
でも綺麗事では全てが転んでしまうっていうふうになった場合に、
公理主義ですよね。
いわゆる最大多数の最大幸福が働くことは回避できないと思う。
これ何がわかるかっていうと、
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やっぱり心身ともに、そして懐にも余裕がないと、
全員の幸福、全ての幸福は狙えないっていうことだと思うんですよね。
じゃあアメリカの話にしましたけど、
この国、日本ではどうっていう話ですよね。
この放送を聞いているあなた、
障害もなくて元気に働いている方も多いと思います。
そういう方はこの国において強者と思っていますか?
身体的、精神的には確かにこの国では強者かもしれない。
心身ともに健康で労働力をいかんなく発揮しているということであれば、
心身的には強者かもしれない。
でも実は社会的には弱者なんじゃないかなというふうに思います。
僕はこの国の最大の強者は高齢者だというふうに思っています。
それはなぜかというと、やっぱり国のトップ、いわゆる政治家ですよね。
この人たちはどうやって決まるかというと、投票によって決まります。
なので政治イコール票なので、人口分布の多いところですよ。
そこに利益をもたらすことで政治家は票が獲得できる構図になっているから、
どうしても強者は高齢者というふうになるんじゃないかなと。
子ども家庭長ができましたと。
僕は未だに子ども長でいいと思っているんですけど、子ども家庭長ができましたと。
少子化対策であったり、教育改革であったり、
いろんな子育てに向けた制度が充実していっているように見えますけども、
それでも結局一番利益がある制度は高齢者に偏っているような感じがしますよね。
でもね、これで高齢者に自分たちが割を食うようにちゃんと動けよというのも違うと思うんですよ。
だってさ、自分だったらどうですか。
僕はね、誰もが自分の身を削ってでも、見ず知らずの人の幸せを願えるほど、
僕らは人ができていないというふうに思っています。
もちろんそういう人もいるかもしれないけどね。
少なくとも心の底で僕はそれができているかというと、多分できていない。
じゃあ何ができるか。
そこで僕が考えるのは豊かになることです。
常々考えているんですけども、僕は社会福祉士として福祉の発展を心から願っています。
しかし福祉を充実させるには、まずはね、経済的にやっぱり豊かにならないといけないと思うんですよ。
なんでかっていうと、やっぱりまだまだ世界は資本主義だからですよね。
だからね、僕は本業の地方自治体の職員としても福祉の仕事をしつつ、積極的に機会があればね、町づくりとかにも顔を突っ込むんですよね。
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やっぱりね、儲かっている自治体の福祉は充実してますから。
はい、それはね、現実的な話です。
あとはね、これとは別に一人一人がその持てる力を最大限発揮できるようにするっていうのもいいなというふうに思っています。
これもね、経済的に豊かになる方法の一つだと思うんですよね。
言い方は汚いかもしれないけども、僕は汚いと思わないんですけども、もっと稼ごうっていうふうに思えるかどうか。
つまり、もっと稼ごうっていうことは、もっと役に立とうって思えるっていうことだから、いいことだと思ってるんですけども、そうすることによって経済が活性化されますよね。
そしてね、持てる力を最大限発揮できるっていうのは、僕はね、心身ともに充実させる手段の一つだと思うんです。
これもちろんね、程度の差はありますよ。
みんながみんなめちゃくちゃ稼ぐ、何百万とか何千万とかガチャガチャ稼いでいこうぜっていう話ではないんです。
その人々の持てる力を最大限発揮するっていうことが大事なわけで、そこはそれぞれのキャパの中でやっていく感じ。
それが心身の充実につながると思うんです。
要はオーバーキャパシティでやってしまう、やりすぎは心身ともに充実するっていうのはつながらないと思ってるから。
やっぱり最大限、その人自身の最大限の発揮っていうのがすごく大切だと思う。
なので、この音声配信もそうですけども、たくさんの人がね、前向きに自分の力を使おうというふうに思ってもらえるような何かね、発信ができたらいいなというふうに思ったりもします。
きっとね、僕らにはまだまだやれることがあると思うんですよ。
それをやらずして、いざ窮地に立たされた時に弱者だった、割を食っているっていうことで反発するのはね、嫌だなっていうふうに僕自身は思うんです。
そんなわけでね、現実を見つめつつやれることをね、一つずつ着実にやっていこうというふうに思ってます。
皆さんもよかったらご一緒に。
それでは今日はこの辺で放送終わりたいと思います。最後まで聞いてくださりありがとうございました。
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それでは今日も素敵な一日に。社会福祉士のタダでした。またおいで。