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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。この放送は現役の社会福祉士で、障害児子育て奮闘中のTadaが、人と環境の相互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。2月11日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
昨日はね、我が家は3連休の初日でした。少しね、お出かけをしながら、早めに家に帰ってね、早めに全ての家事を終わらせてっていう感じの流れでしたけど、
だいたいね、平日よりも全体の流れを1、2時間?1、2時間早くしてる感じ。これがすごく良くて、何でかっていうとね、大人の自由時間が増えるんです。
まあね、息子の寝る時間は基本的にもう365日ほぼほぼ固定で、気象時間も睡眠中心時間も固定されてるんですよ。
本当、うちの子のね、唯一の自慢はめちゃくちゃ生活サイクルが一定で整っているっていうことなんですけど、すごいでしょ。
まあ、それ自慢なんですけどね。ただ寝る時間も一定なんで、ある程度早い時間に寝てますけど、寝ますと。
平日だったら寝かしつけ終わった後に残った家事を僕と妻で分担してやるんですよ。
大きく分けて2つの部門があるんですけど、洗濯物干し部門と食器洗いと、なければ翌日の米を炊く部門。
僕が残業とかで遅いときはね、妻がね、申し訳ないけど全部やってくれてるんですよ。
まあだけど、基本はね、僕も残業なくて早く帰ってくる働き方してるんで、寝かしつけの後はね、夫婦2人で話し合って。
話し合ってって言ってもその日の気分とかそこら辺なんですけど、どちらか1つをやるっていう感じ。
必然的に大人の自由時間はそこから先になってくるんですよね。
寝かしつけが遅くなったらその後の家事分担の作業が遅くなる。
そうすると大人の自由時間が短くなるっていう感じ。
僕もね、7時間睡眠取らないと結構翌日がきつい体質なのかなと思ってるんです。
なんで、もうね、就寝時間のお尻はだいたい決まってるんですよ。
だからいかにね、その自由時間の入りを早くするかなんですけど、
休みの日はね、そこら辺、食事とか洗濯干しとかを早めに持っていけるんで、
寝かしつけが終わったらそのままフリータイムに突入するわけですよ。
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僕はね、基本大人のフリータイムに突入した瞬間にこの音声配信の録音を始めるので、
これが終わったら結構自由時間っていう感じになってるんですよね。
はい、なんで今日はね、ちょっと早めに録音ができていて嬉しいかなって思ってます。
終わったらね、妻と2人でとりだめてるドラマを見ようと思います。
さて、本題です。
障害は時代によって種類も基準も違うっていう話をね、してみたいと思います。
そもそも障害って何ですかね。
前の放送でもね、一度話したことがあるんですけど、
一応障害者の定義っていうのが日本にも障害者基本法っていうのがあって、それで定められています。
それには身体障害、知的障害、精神障害、発達障害を含むその他の心身機能の障害があるものであって、
障害及び社会的障壁により継続的に日常生活または社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものを言う。
とだけ書かれてるんですよ。
僕から言うととだけって思うんです。
なんでかっていうと、結構基準が不明確な気がしません?
日常生活や社会生活での相当な制限。
これ結構時代によって違ってくると思うんですよね。
例えばね、昔で言うとメガネ。
メガネは確かあれですよ、ザビエルが日本に持ってきたんだと思うんですけど、
結局その前まではメガネって存在しなかったんですよね、と思うんですけど、
その時に目が悪い人ってどうしてたんですかね。
今だからこそメガネがあるコンタクトを使うからいろんな日常生活を支障なくできるけど、
それがなかった時代で日常生活を送るのって結構厳しかったんじゃないかなって思うんですよ。
あと最近で言うと知的障害の判定ですよね。
知的障害の判定にはちょっとバラつきがあるんですけど、
一応厚生労働省のホームページ上ではですね、
知能指数、IQがおおむね70までのもの、そして日常生活能力が一定水準以下っていうところで、
IQと日常生活能力を掛け合わせて判定していくものなんですけど、
このIQ70っていうやつ、これね実は始まったの1975年からなんです。
それ以前はどうだったのっていうと、
実はIQ85より低い人では知的障害って言われてたんですよ。
今はねIQ70から85の人はボーダー、境界知能っていう風に言われてるんですけど、
なぜ変わったかっていうと、端的に言うとですね、
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ICDっていう国際疾病分類っていうのがあって、
世界中で病気の基準を決めてるものがあるんですよね。
それがねICD8、第8版からICD9に変わった時に、
合わせて日本の知的障害の基準も変えたっていう話なんですよね。
ちなみになんですけど、今の知的障害、IQ70より低い人たちですよね、
は約2%って言われてます。
それに対してボーダーの人たちはどれくらいいるかというと、
これ14%いるって言われてるんですよ。
全てをIQで測れるわけではないんですけども、
やっぱり一つの水準、基準にはなると思うんで、
結局、かつて知的障害って言われてた水準の人たちっていうのを含めると、
16%ぐらいの方が何らかの知的ハンディキャップみたいなのを背負っているっていう風に考えられますよね。
今回はね、この制度についていいとか悪いとかっていう議論する話ではなくて、
やっぱり時代によって障害は種類も基準も違ってくるんだよっていうのを知ってほしかったんです。
これから先どうなっていくんでしょうね。
前もね、ちょっとお話ししたことあると思うんですけど、
やっぱりAIの発達によって結構人間いらなくなってくるんじゃないかなと、
労力としてね、いらなくなってくるんじゃないかなっていう風に僕は思ってるんです。
とするとね、今のこの資本主義社会の経済の仕組みであれば、仕事がなくなったら経済的に困るわけじゃないですか。
そういう人が増えていくかもしれませんよね。
例えばIQベースで言うと、IQ110以上の人、平均が100なんで、
その110、平均以上のIQじゃないと仕事に就くことは難しいよっていう時代がやってきた時に、
これ、知的障害の幅が広がると思いませんか。
だって働けないんだから社会生活に相当な制限を受けるわけですよね。
ってことは、社会保障とかの支援を受けていかなくちゃいけないっていうことですよ。
それまでにね、人類の働き方が変化したりとか、社会保障制度の在り方が変わる、
例えばね、ベーシックインカムが始まるとかね、
人間は働かなくていいよっていう時代が来たりとかする可能性もあるんで、
これはね、全然先の見えてない未来の可能性の一つなんですけどね。
あとは身体障害ですよね。義手や義足の人たちが、
未来において義手や義足の方が人間のノーマルよりも優れた力を発揮する、
もうちょっと一部あったりしてますよね。
そういったことによって、義手や義足の人たちの方が重宝される時代がやってくるとか、
いうことも考えられなくもないじゃないですか。
逆にお金を払って、義手や義足に手術をする時代がやってくるかもしれない。
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お金がない人はノーマルな身体なので仕事がなくて、
これまた社会的に相当な制限を受けるかもしれない。
とかね、いろんなことが考えられるわけですよ。
今日の話で言いたかったのは、もうタイトルそのままで、
障害は時代によって種類も基準も違うんだよと。
まずこれを知ってほしいっていうのが一つ。
あとはそこからさらに想像を膨らませて、
事故とかで障害になるっていうだけではなくて、
もう社会的な流れで障害に誰しもがなり得ることだってあるんだよっていう意識。
そういったものをイメージしてもらえたらなと思ってお話しさせていただきました。
はい、それでは最後にお知らせです。
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それでは今日も素敵な一日に。
社会福祉士のタダでした。
またおいで。