1. 社会福祉士Tadaのお気楽ラジオ
  2. #434 障害年金の不支給倍増か..
2025-05-01 18:32

#434 障害年金の不支給倍増から考える障害者の未来

【本日のお品書き】
●色んな部位を鍛える
●障害年金の不支給倍増
●障害年金に頼り切らない暮らし

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この放送は、RKB毎日放送と「日本一のポッドキャスター」コテンラジオの樋口聖典によるプロジェクト「Podcast lab.Fukuoka」に参加し「音声コンテンツをもっと身近な存在に」をコンセプトに、ポッドキャスト番組の企画・制作・配信に関する支援を受けています

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#社会福祉士 #ダウン症 #子育て #子育てパパ
#PodcastLabFukuoka #Podcast #Spotify
#障害 #障害年金 #おきラジ #ポキャラボ
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普通の幅を広げていく、社会福祉士のお気楽ラジオ。
この放送は、現役の社会福祉士で、障害児子育て奮闘中のTadaが、
人と環境の交互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、
誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。
5月1日、木曜日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いします。
いや、始まりましたね。5月です。新年度が始まり、早1ヶ月が明けようとしております。
いや、しておりますではなくて、明けたね。どんな感じですか?
ゴールデンウィークも始まるので、1ヶ月、頑張った疲れを癒しつつ、また影響を癒しないゴールデンウィーク明けから、
本腰揺れて頑張れたらいいのかなというふうに思ったりしますけれども、
働き方、過ごし方、暮らし方によってみんなそれぞれ違うでしょうから、
それぞれのペース、やり方、自分には何が向いているのかとか、
自分はどういうペースでやったほうがいいのか、何が得意、何が不得意、
どういうふうな関わりがいいのか、関わってもらい方がいいのか、
そういったところ、自己分析から始めて、周りの人への協力を取り付けていく。
そして自分も関わるときに気をつけていく、みたいなね、
そのふうに相互間の対話のもとを生まれていくコミュニケーションというのが、
本当に長く続く関係をつなげていく秘訣なのかなというふうに思ったりもします。
話は変わって、昨日、久しぶりにブログ書きました。
noteというプラットフォームで書いてるんですけども、
一時期は本当に毎日ずっと何ヶ月も書いていました。
今年に入ってからちょっと書き方を変えて、
1ヶ月に1本ぐらい書けたらいいかなぐらいの今は感覚でいます。
なんかね、やめようとは思わないんですよ。
なんでかっていうと、話すときに使うnote、書くときに使うnoteはね、
僕違う感じがするんですよね。
一応、科学的にも移民を解析であったりとか、文法の処理みたいなところは、
同じ言語ネットワークが使われてますよとか、
ただ、引き出しは一緒だけどアウトプットが違うみたいな言われ方をされてて、
話す場合は音声生成に特化したというか、耳聴覚とかを使う。
書くに関しては視覚から情報を入れ、そして指などを使っていくみたいな感じ。
アウトプットの仕方が違うという風に言われてますけども、
なんかね、僕の感覚的には、インプットとか言葉の引き出し方とかも、
話すと書くでは違う感じがするんですよね。
そんなにね、脳機能に詳しいわけではないんですけども、
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本当にね、なんか僕の体感ではそんな感じがして、
ある種ね、脳トレみたいな感じ。
僕、まんべんなく鍛えていくっていうのがね、割と好きなタイプなんですよ。
筋トレも最近してるんですけども、やっぱりね、全体のバランスを意識してます。
とはいえ、ここを集中的に強くしたいっていう部位はあったりして、
今だったら胸とか腕とかなんですけど、
そこを中心にはするけど、その結果影響が出てきそうなやっぱり体感、
お腹であったり背中であったり、そして体重を上げていくために筋肉の大きい足であったりとか、
いろんな部位をバランスよく鍛えていくことで、
トータル的にバランスを整えていきたいというふうに思ってて、
同じように脳、頭の使い方とかも、本当にこう話すということと書くということは、
僕の中ではちょっと別のもの、別の機能を使っている感じなので、
まんべんなくね、脳が活性化されている感じがして、
これはこれでね、また気持ちが良かったりするんですよね。
これは本当人それぞれですよね。
皆さんどんな感じですか?
何かをやる時に一点集中突破型か、まんべんなくバランスを取るタイプか、
どちらもどちらの良さがあると思うし、
その良さをしっかり自分の中で獲得しながら、
それをうまく活かしていくということが大切なのかなというふうに思ったりします。
もしよかったら皆さんのタイプを教えてもらえたら嬉しいです。
それでは今日の本題に入りたいと思います。
今日は障害年金の不支給倍増から考える障害者の未来、
みたいなタイトルでお話をしていきたいと思います。
少し前のニュースですけども、
もう見られた方もいるかもしれないですね。
障害年金の不支給倍増みたいなニュースがありました。
どんな感じかというと、
ネットの記事はちょっとはしょって読みますけど、
障害年金を申請して2024年度に不支給と判定された人が、
2023年度の2倍以上に急増して約3万人に上ることが28日、
共同通信が入手した日本年金機構の内部資料で分かったと。
これはこの日本年金機構が統計を取り始めた19年度以降で最多、
審査された6人に1人程度が不支給になった計算で、
割合も前年度の2倍に増え過去最大となる見通しということなんですよね。
ここの問題点はね、判断基準の変更がないってこと。
記事にも書いてますけども、判断基準の変更がなく、
急増の要因については年金機構の複数の関係者は、
担当部署のトップが厳しい考え方の人間に変わったことを指摘。
要は俗人的な要素で判断が左右される余地が制度にあって、
信頼性が揺らぎそうだという風な記事がありました。
やっぱり今の現代のこの国において、
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障害のある方が生活するには、
障害年金の必要性というのはかなり大きいと思います。
障害基礎年金2級で約6万5000円、
そして今は年金生活者支援給付金というのが上乗せされるので、
だいたい7万円、1級だと9万円ぐらい、
そんな感じになると思うんですけども、
高生年金とかだったらまたね、もうちょっと上乗せされる感じですけども、
障害基礎年金というところで考えていっても、
それぐらいの金額もらえると。
7万円あるかないか、全然人生違ってきますよね。
ましてやうちの子とかはダウン症です。
もう生まれてから知的障害がすぐあって、
これはもう先天性のものですから、
治りようがないわけですよ。
劇的に頭が良くなりましたとか、そんなことはきっとないはず。
そんな状況ですから、子供の頃から
なるべく早期療育に関わらせて、
関わらせてという言い方も良くないかもしれないですけどね、
一緒に関わっていき、
そして少しでも自立した活動ができるように
サポートしていっているような感じ。
それでもやっぱり、何て言いますか、
AKA発達と言われる人たちと比べると、
最終的な伸び具合とかは違ってくるわけですよ。
そうなってくると、
やっぱり経済活動に支障が来たすということで、
障害年金があったほうが生活がしやすいよね、
という話になるわけですよね。
ただ、この障害年金は結局、
人の判断によって、なんて言いますか、
公平な判断基準に基づかずに不支給が
決定されてしまうような事態があったりすると。
僕自身も生活保護のケースワーカーを
13年ほどやっていましたけども、
その中で、障害年金の不支給決定があった方とか、
今までもらっていたのにもらえなくなった方とか、
たくさんの方がいらっしゃいました。
もちろん、もらえなくなる理由がある場合もあります。
働けるようになって、
結構稼げるようになったとかね。
そういった場合は、やっぱりそこも見られるわけですから、
障害年金いらなくても大丈夫ってなるかもしれないし。
でも、そうじゃなくて、
その人の状態自体はそんなに変わっていないと、
白止めで見えるのに、
障害年金がもらえなくなったとか、
障害年金、そもそも通らなかったとか、
そんな人がいらっしゃったりして、
再審査を一緒にやったりとか、
体感としては、どうだろうな、
不支給増えてきているかな、
と思っていたところだったんですけども、
23年と24年を比べると、
倍ということで、これはちょっと異常かなと感じました。
しかも、
それが判断基準の変更ではなく、
人間の俗人的な判断によって、
それはあまりよろしくないんじゃないかな、
と思っちゃったりしますよね。
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まあ、とはいえですよ。
障害年金というのは、さっき話したように、
大切ですよ。
でも、障害年金に頼りきらない暮らしの仕組みづくり、
これも考えておく必要があるんじゃないかな、
というふうに思います。
もちろん、障害年金は働くことが難しい、
障害のある方の最後の砦だと思います。
働きながらもらっている人も当然いますけどね。
でも、生活の基盤としての最後の砦かな、
というふうに思うんですよね。
でも、この制度だけに依存するんじゃなくて、
日頃から暮らしを支えるようなたくさんの仕組み、
こういったものを整えていく、
整備していって準備していくということも
大事なのかな、というふうに思うんですよね。
だってさ、障害年金ありきで生活してたら、
障害年金もらえなくなりましたって国が言い出したら、
障害年金って制度終わりとか言われたら、
もう終わりですからね。
他の代替案を出してくれるとは思いますけど、
実際もしそういうふうになったらね。
しかしながら、やっぱりどういうふうに
国の制度が変わっていくかっていうのは分からないので、
障害年金一つの柱だけに頼らないように、
当事者もですし、当事者の周りの人たちも考えていく、
ということは大事なのかな、というふうに思います。
今日は、そんないわゆる年金だけに頼らない、
暮らしを支えるような、多層的なと言いますかね、
そういうセーフティーネットのアイデアみたいなね、
今も実際に取り組まれているようなアイデア、
例をいくつかご紹介したいなというふうに思います。
まずは地域とつながることですよね。
こういうコミュニティサポート的なものを、
よく言うと、
地域食堂、子供食堂みたいなのを聞くかもしれませんけども、
それの拡大版ですよ。
高齢者とか障害者とか、
いろんな人たちが気軽に集える居場所づくりというのを、
国もサポートしてやってくれたりしてますので、
こういうものをどんどん増やしていく。
そして、コミュニケーションを図り、
地域の中で暮らしやすくなっていく、
という仕組みになっています。
地域の中で暮らしやすくなっていく、
という仕組みづくりをしていくことも大事かもしれない。
そうする中で、例えば買い物代行とか、
見守りとか、家事のサポート、
みたいなことがやりあえるようになるかもしれないですよね。
これはもしかしたら、
公費、公的なお金や制度が負担してくれたりとか、
サポートがあったりもするかもしれませんけども、
あろうとなかろうと地域を作っていく、
そういう仕組みづくりはいいかなと思ったりします。
あとは、
働く場であったり、スキルアップ、
そういったものも大切かなと思うんですよね。
今は障害者の就労であったら、
就労継続支援、B型とかA型とか、
そういったものを中心にいろいろありますけれども、
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これも公費、公のお金が入っている事業ですよね。
しかしながら、
例えば、ヘラルボニーさんみたいなところとか、
障害のある方々の才能に障害という付加価値をつけて、
それを広めていくような、
それをビジネスモデルとしていく、
みたいな感じのやり方というのも素晴らしいかなと思いますけれども、
インクルーシブな就労ですよね。
障害のある人でもたくさんの働き方ができるんだよ、
ある程度稼げる手段もあるんだよ、
障害年金に頼らずとも生活できるほどの収益が得られるような構造作りもあっていいのかなと思ったりしますし、
現にチャレンジしている人たちでもたくさんいるんじゃないかなと思います。
あとはやっぱり、今はテクノロジー系ですよね。
AI、めちゃくちゃ成長してますよね。
ようやく、何と言いますか、
いわゆるしもじものものにも使いやすくなってきた感があったりするんじゃないかなと思います。
これからもっともっと使いやすくなってきて、
無料でもある程度のレベルの、
いろんなことがAIで活用できるようになってきたりもするんじゃないかなという感覚さえありますけれども、
こういったものを使うことによって、
例えば障害特性に合わせた働き方を実現するための案件とかをマッチングしてくれるみたいな、
そういったサービスがあったりというのもいいかもしれないですよね。
そういったものは、マッチングというのは今あるその能力を、
需要と供給のバランスをマッチングしてくれるという仕組みですけれども、
それとはまた別のテクノロジーのアプローチ方法の一つとしては、
自分の能力拡張ですよね。
例えば車椅子生活の方が、
テクノロジーの力を使い、歩行できるまでになるとかさ、
治るではなくてその器具を使うことによって動きやすくなるとか、
そういった作業的な機能拡張が行えるようなテクノロジーというのも期待できるかなというふうに思ったりします。
ここに関してはちょっと僕あんまり強くないんですけども、
実際介護業界とか結構ロボット系は使われているような印象がありますね。
去年、息子の学校の関係で施設の見学に行かせてもらったんですよね。
そこはグループホーム、一体型のグループホームだったんですけども、
やっぱり死体不自由、身体に障害のある方の入浴のためのマシーンみたいなものもあったりとか、
そういうものがあれば介護士さんたち、
介護職の方々の肉体的疲労や負担を軽減しつつ、その障害のある方が入浴できるみたいなこともできたりする。
こんなものがたくさん増えていくっていうのも過ごしやすさ、暮らしやすさにもつながるし、
それがさらに機能拡張につながっていくと就労というところにもつながっていくのかなというふうに思ったりもしますよね。
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そんな感じでちょっと駆け足な感じはあったかもしれないけども、
障害年金の不支給倍増のニュース、そしてそこから障害年金に頼り切らない暮らしのアイデア、
一日祭に今行われていることも含め、少しお話をさせていただきました。
やっぱり障害年金はなくてはならない制度なのは間違いないと思う。
でも一方で年金だけに頼らない暮らしを目指すことで、不足の事態にも強いコミュニティと個人の力を育てていくこと、
そういうことが大事かなというふうに思いますよね。
やっぱり僕、福祉の仕事を地方自治体で行っているものとしては、
地方自治体ごとに地域福祉計画という計画を何年かごとに作るんですよ。
やっぱりそういう、今国が求めている地域福祉の在り方を自治体がそれに沿って、
地域福祉の在り方をさらにその中の自治体に住む方々とお話をし合いながら、
その自治体のカラーを出しつつ、どういうふうに地域福祉を進めていくかというのを計画していくものなんですけども、
やっぱりまずは自助、自分のことは自分で、そして共助、共に助け合う、
お互いに助け合う、そしてそこでも足りなくなったところを公助、公の力で助けていく。
こういうふうに地域が形成されていくことは理想的なことではあるかなと。
もちろん、自助、公助、共助が先だから公助は全然しませんよということではないです。
これバランスの問題ですよね。
公助に頼り切ることなく自分たちの可能性や自分たちの身の回りの人たちの可能性を知っていくこと、
そして過ごしやすい、住みやすい社会を作っていくこと、
持つ、もたれつの支え合いですよね。
そういったものを育む仕組みづくり、こういったものを意識してもらえるといいのかなというふうに思ったりもします。
今日お話ししたアイディアのヒントは本当に僕が考えたちょっとした一つのことなので、
別に正解とかではないです。
これが誰かの一歩になれば嬉しいなというふうに思ったりします。
それでは今日もエンディングの時間です。
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それでは、今日も素敵な一日に。
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またおいで
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