1. 社会福祉士Tadaのお気楽ラジオ
  2. #562 新制度“就労選択支援”〜..
2025-10-14 18:20

#562 新制度“就労選択支援”〜子どもたちの未来のために〜

【本日のお品書き】
●スポーツの日!スポーツした?
●10月スタート!就労選択支援!
#おきラジ #ポキャラボ

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この放送は、RKB毎日放送と「日本一のポッドキャスター」コテンラジオの樋口聖典によるプロジェクト「Podcast lab.Fukuoka」に参加し「音声コンテンツをもっと身近な存在に」をコンセプトに、ポッドキャスト番組の企画・制作・配信に関する支援を受けています

https://rkb.jp/podlab_fukuoka/#about

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#社会福祉士 #ダウン症 #子育て #子育てパパ
#PodcastLabFukuoka #Podcast #Spotify
#スポーツの日 #ボーリング #就労選択支援
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普通の幅を広げていく社会福祉士のお気楽ラジオ。この放送は現役の社会福祉士で、障がい自己育て奮闘中のTadaが、人と環境の交互作用に着目した発信を通じ、皆さんの中にある普通の幅を広げ、誰もがお気楽に過ごせる社会になるためのヒントを共有するラジオです。
皆さんおはようございます。社会福祉士のTadaです。10月14日火曜日、今日の放送を始めていきます。よろしくお願いしまーす。
宿日も終わりましたけども、昨日の宿日はね、スポーツの日でしたよね。体育の日からさ、呼び名が変わってさ、いつ変わったっけって思って調べたんですよ。
もうね、5年も経つんですね。2020年に名前変わったみたいなんで、いやー、時が経つのは本当に早いなっていう風に思いますけども、そんなスポーツの日、皆さんどうですか?何かスポーツされました?
普段からされてる方だったらね、別にスポーツの日関係ねーよって感じかもしれないけども、普段されない方からすると、この機会にみたいな風に思えるっていうのも一つのね、いい機会なのかなという風に思ったりしますが、我が家でもね、ちょっとしたスポーツをしました。
ボーリングです。なんとね、息子にとっては人生初のボーリング。そしてね、僕と妻も記憶にないくらい久しぶりっていう話をしてたんで、下手したらこれは息子の生まれる前の話になってくるので、10年ぶりぐらいかなっていう話になりましたよね。
そんなこんなで、息子も初めてですし、我々も久しぶりですしということで、ワンレーン使ってね、ガーターフレーム付きのレーンでね、プレイしました。
まあ、我々も久しぶりでしたので、当然のごとく大した成績は出なかったよ。
これはね、久しぶりっていう理由で、言い訳でOKじゃないですか。
でもね、息子が楽しそうにボーリングする姿を見てね、思わず嬉しくなりました。
事前にね、テレビ番組とかね、ボーリングをするね、バラエティ番組とかのね、録画とかを見ながらボーリングのイメトレをしていたので、なんとなく息子もね、ルールというか、そのもの自体、空気感自体は理解していたかなという風に思ったんですけども、
まあね、結局ね、現場に行ってみるとやっぱり予想だにしない事件は起こるわけで、
息子の投げたボールがね、遅すぎて、途中でさ、ピンの前にシャッター降りてくるじゃないですか。
シャッターがね、グワーンってボーリングのピンを倒せなかったピンを回収していくみたいな感じで、シャッターというか分からないですけども、
あれが、もうね、息子のボールがね、ピンに到達する前にシャッター降りちゃうんですよ。
だからシャッターにビキーンって跳ね返されて、何度も何度もね、スタッフの方に走らせてボールを取りに行ってもらってたので、
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これはいかんなと思って、途中からね、なんかね、滑り台状の補助機みたいなのがあってさ、カタパルトみたいな感じの、
それでね、ボールをね、発射してね、遊んでましたね。
まあ、それでもね、ボーリング終わった後に、楽しかったねって言って、息子に、僕がさ、ボーリングどんな感じだった?ちょっとやってみてって言うと、
もう彼はね、その発射器のことはもう全然忘れて、めちゃくちゃかっこよくね、腕をね、ブンってスイングしてくれてるんですよ。
まあね、いつかね、もっとこう、かっこよく投げられるように、これからもね、時々ですけども、ボーリングにね、行こうかな、行こうかなっていう風に思った日でした。
そしてね、こうやって、彼に新しい経験をさせることができた。
少しずつかもしれないけれども、いろんな経験をね、一緒にね、したいな、させてあげたいな、共有したいなっていう風に思ってます。
そんな中でね、そうやっていく中で、彼がね、自分のやりたいことを見つけてくれると、やっぱり嬉しいですよね。
まあ、親心としてはそんなところかなっていう風に思います。
さて、そんな新しい経験を少しずつ重ねていくという話から、今日の本題にね、入りたいと思います。
今回取り上げたいのは、2025年10月ね、まさに今月です。
からね、新しく始まった就労選択支援という制度ですね。
障害福祉サービスの制度の一環になります。
これね、僕ね、生活困窮者の福祉畑に今ずっといるんですけども、その前は生活保護なんで、2回やった畑にいてね、障害福祉に関しては実はエキスパートではないんです。
ただ、たくさんの期間を横断的に、障害福祉、子育て、高齢福祉みたいな分野をたくさんの人たちと関わって調整していくという仕事をね、生活困窮者の福祉以外の分野でもね、僕担当としてやっているので、どうしてもね、様々な分野の方々とお話しする機会もあり、
そんな中でね、この就労選択支援のお話もちらほらと小耳に挟んではいたんです。
それでもね、まだまだ知られていない方が多い制度かなというふうに思うんです。
で、僕自身はその福祉屋っていうところと障害児の親としてもね、そんな感じで知っておかないとなと思ってね、僕なりに調べてみました。
まだまだね、ちょっと自分の中でしっかり落とし込みではないかもしれないけども、自分の振り返りも兼ねてのお話です。
それでは、いってみましょう。
そもそも、就労選択支援って何?っていう話ですけども、
これまで、障害福祉サービスと言われるものの中にはね、就労移行支援とか就労継続支援、A型、B型みたいな、
働くことを目的にしたサービスっていうのがありました。今もありますよ。
でも、その前段階、そもそも働きたいけど自分にどんな働き方が合うかわかんないよ、みたいな人とか、
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いきなり就労移行、仕事に向けてのいろんな訓練をね、特訓をしていくっていうのは、これハードルが高いな、みたいな。
まずは、仕事や職場をちょっと体験してみたいな、みたいな。
そんな人たちを支えるサービスが、これまでね、実は制度上はっきりなかったんですよ。
なので、実際現場では相談支援専門員さんであったり、特別支援学校の先生であったり、ハローワークの担当者さんとかが、個別に時間をかけてこういったシーンをしていたっていうのが、実際のカラクリなんですよね。
これ、いわば制度の隙間で支えられてきたものなんですよ。
で、なぜ今新しくできたのか、ですよね。
ずっとやってたの。じゃあそのままやれるんだったらやったらいいじゃん。
でもね、実はうまくいってないこともある。結局それって制度の隙間をやっていただくっていうことになるので、本当にその人その人の思いであったり、時間的な制約であったりっていうところを使っているわけじゃないですか。
だからどうしてもムラができちゃいますよね。
で、結局何が生まれたかというと、就労支援の入り口が分かりづらいっていう大きな課題に立ち戻るわけですよ。
そういうムラをなくしていかなくちゃいけないわけですからね。
障害者雇用が進んできたってね、最近よく言われますよ。障害者雇用率も上がってきてますし。
でも自分は一般就労を目指せるのか、B型の方がいいのか、そもそも働く準備ができているのか。
こんな風な最初の見極めっていうのが、実は難しいですよね。
で、ここをミスっちゃうと、本人が無理をして体調を崩したり、これ実際に障害者雇用の問題の一つとして離職っていうね、離職率っていうのがあったりしますけども、
無理をして体調を崩したり、せっかく通い始めて事業所を早々と辞めてしまうというケースが増えてくるわけですよ。
で、この就労選択支援という制度では、こうしたいわゆるミスマッチっていうものを防ぐために設けられた新しいステップ。
つまり、どんな働き方が自分に合うのかを整理するための準備みたいな、そんな支援の制度化なんですよね。
じゃあこれ、どんな風に利用できるのか。
まずは本人ですよね、本人やご家族が、さまざまなこれまで言っていた窓口です。
市役所の障害福祉担当しているところであったり、障害の相談支援専門員さんであったり、特別支援学校の就職担当の先生であったり、病院の相談員さんとか、
あとハローワークの担当者さんみたいなね、そんなところに相談していくこともあるでしょう。
そこから就労選択支援というところにつながっていくような感じかなと。
働くことに関心はあるけど、まだ方向が定まってないよとか、就労移行支援に行くか迷っている、そんな段階の方が対象かなという感じ。
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最終的に市町村、自治体が支給決定を行って利用がスタートすると。
ここら辺は他の障害福祉サービスと同じような流れですよね。
支援の流れですよ。利用が始まると最初にアセスメントを行います。
ここではどんなことをするかというと、本人の得意不得意、生活リズム、健康状態、
それに働く上で配慮が必要なことなどを整理していく感じ。
次に仕事理解や職場体験のステップ。見学や短期の体験を通して、どんな仕事が自分に合いそうかを探っていく感じ。
そして最後に振り返りと次のステップの整理。
例えば就労移行支援を利用して就職を目指そうとか、
まずは就労継続支援B型で生活リズムを整えよう。
あとはもう少し福祉サービス外で準備していきたいなみたいな、
そんなこれからの方向性を一緒に考えていくような感じ。
つまり就労選択支援という名前だと結局どんな仕事をするのか選ぼうぜっていう感じになっちゃうんで、
イメージ的にゴールは働くことみたいな感じになっちゃうかもしれませんけども、
働くことそのものがゴールなんではなくて、
僕はこの次の選択を明確にすることというのがこのサービスのゴールかなという風に感じています。
このサービスですけども、支援期間がやっぱり制度なのでありますよ。
どれくらいあると思います?
半年、2年、就労移行支援とか2年ですよね。
3年?もっともっと。
ノンノンです。
一応今回のお話って基本的に全部厚生労働省のホームページ、通知とかね、
そこら辺を参考に僕がばーっと読んで整理してお話ししてるんですけども、
厚労省の通知によると原則1ヶ月程度の利用を想定していて、
必要に応じて延長も可能という風に書いてたんですけどね。
なのでこれは長く通うよりも短期間で集中して方向性を整理する、
そんな目的のサービスなのかなという風に思いました。
支援を行ってくれる人たちはどんな人なのかというと、
就労支援の専門の方々、
職業指導員、生活支援、相談支援専門員などがチームで支援していくような図式を書かれて、
イメージ図を書かれてましたね。
あとは体験先の事業所、学校、ハローワーク、病院、そんなところとも連携して、
本人の希望と実際の働く環境を擦り合わせていくという風なことを書いてました。
僕が考えたこの制度のメリットとデメリットなんですけど、
まだまだしっかり見えてないところもあります。
今時点で思ったのは、この制度の一番のメリットは、
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働くかどうかを焦らずに考えられることですよね。
一般就労を目指すというのと、就労継続支援B型を利用する。
この間にはね、言葉ではAかBかみたいな感じ?
A型、B型があるんでちょっと分かりづらいな。
一般就労を何?
例えば一番人員が高いことを考えるとSみたいな感じです。
SかAかBかみたいな感じでイメージすると、
このS、E、Bの中にも実は大きなグラデーションがあるんですよ。
だからそこを本人のペースで整理していくというのがとっても重要ですし、
この制度はそういったところを整理するものかなというふうに思います。
事業者側にとっても、本人の状態であったり希望を整理していった上で、
次の支援につなげられるということで、
支援、関わりの制度が上がるという利点があるのかなというふうに思いますね。
ただ、どうかな?
1ヶ月という期間でどこまでのアセスメントができるのか、
どこまでの関わりが持てるのか、見立てができるのかというのは、
ちょっと僕は疑問が残っていますけれども、
これをやってみないと分からないかなと。
先進地事例もありましたけれども、
ちょっとまだそこらへんは僕イメージが湧かなかったので、
もう少し自分の自治体の動きとかも注視していきながら、
またフィードバックできればなというふうに思います。
そして、またこういう感じで始まったばかりの制度ですから、
全国どこにでもすぐに利用できるわけではないのかなというふうに思います。
市町村によっては多分自治事業所がまだ少ないみたいな課題もあるんじゃないかなと。
そして、やっぱり支援者の力量や連携の質ですよ。
ここらへんはやっぱり制度が生まれたといっても問われることになりますので、
制度が始まったからみんながみんないい制度が利用できるというわけにはならない。
これは支援者として僕も胸が痛いところですけども、あえて言っておこうかと思います。
やっぱり支援者の力量、質の担保というのはすごく大事だなと思うので、
僕自身しっかり事故研鑽を続けていきたいなというふうに思います。
この分野で関わってはないんですけど、どの分野でも一緒ですからね。
これまでの違い、ここらへん。
これまでこういった支援というのは初めにも言ったように、
相談支援専門員さんとか学校の先生とかハローワークの担当職員さんが、
それぞれの立場でめちゃくちゃ一生懸命サポートしてきたんですよ。
だからそういったことをすでに熱心にやられている方からしたら、
今までもやってたじゃんというふうに思われるかもしれないけれども、
これは制度上の位置づけがなかった。
なので今回の制度新設でその部分が正式な支援として評価されるようになったというところが、
大きな進歩かなというふうに思います。
ですので今までやってきた方も、しっかりと評価される項目が一つ増えたということで、
そういうふうに受け取ってもらえればなというふうに思いますね。
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最後にこれからの展望とまとめですけども、
この就労選択支援というのは10月まだまだ始まったばかりです。
今後正直どんな形で定着していくのか、定着しないのかも含めて、
これは現場の工夫次第だというふうに思います。
本当に工夫次第ではいろんな可能性があるかなというふうに思います。
厚労省の資料を見る限りでは特別支援学校の関わり方みたいなのも書いてたりしているので、
1年生の時から関わるよみたいなマップもあったりしたので、
もしよかったら見てもらえればと思いますし、
あとは医療機関のリワークとかそういったところの連携とか、
そんな感じの可能性も広がっているのかなと。
個人的には就労選択という言葉に、
働くことを選ばないという選択も含まれていることを大事にしたいなというふうに思います。
例えば、生涯を持っている高年持つ親御さんだったらすごく感じることかなというふうに思うんですけども、
高校卒業すると多くの日本の方は大学に進学されるわけですよ。
僕は進学してないんですけど、される方が多いわけですよね。
専門学校とかさ。
でも障害のある子って結局、特別総合支援学校高等部を卒業すると、
何かしらの仕事に就いちゃうというのが一般的な流れになっちゃうんですよね。
でもそうじゃないよ、他の選択肢もあるんだよ、
そういったところも意識できるような制度になっていけばいいなと。
働くだけがゴールじゃなくて、自分らしい暮らし方をどう選ぶか、
そういう支援につながっていってほしいなというふうに思いますよね。
そんなわけで、今日は新しく始まった就労選択支援について、
制度の流れであったりとか背景をざっくりとご紹介させていただきました。
僕自身も障害を持つこの親として、そして福祉の現場に関わる人間として、
この制度がどう育っていくかをしっかり見ていきたいなと思います。
現場で関わっている方の実際の声なんかも聞いて、
今後改めてご紹介できたらいいなというふうに思ったりもします。
ということで、本日もそろそろエンディングのお時間です。
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それでは、今日も素敵な一日に。
お相手は社会福祉士のタダでした。
またおいで。
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